ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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休みがあるとこうしてかけるからいいですね

休みがながけりゃいいのにな・・・

ではどうぞ!


part35 新たな世界~アルヴヘイム・オンラインへ~

哲也「・・・・・・・・・リンクスタート!!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺がその言葉を叫ぶと 俺は仮装世界へと誘われた

 

久しい感じだ SAOに初めてログインした時にワクワク感って言うのかはわかんないけども とても懐かしい

 

次第に 俺の周りはちょっとした空間に包まれた

 

そして 俺の目の前に現れたのは《Welcome to ALfheim Online!》の文字だった

 

哲也「はぁ~ここまではSAOそっくりだな~ 流石はSAOの後継ゲームってとこか」

 

俺が感心していると アナウンスが流れた

 

『アルヴヘイム・オンラインの世界へようこそ』

 

『まずは プレイヤーネームを入力してください』

 

そう言うと 俺の目の前にはキーボードが現れた

 

哲也「名前・・・んなもん決まってんだろうが・・・」

 

俺は何の躊躇いもなくテツヤと入力した すると次に現れたのは数人の人達だった

 

『続いては 種族の選択です この世界では9つの種族の妖精が存在しています 自分に合うと思った種族を選択してください ただし 選択できるのは1度のみです よく考えて選択してください』

 

哲也「ふ~ん・・・迷っちゃうんだよな~こうゆうの・・・」

 

ひとまず全部の種族を見ていこう

 

 

風妖精族 シルフ

火妖精族 サラマンダー

影妖精族 スプリガン

猫妖精族 ケットシー

水妖精族 ウンディーネ

土妖精族 ノーム

工匠妖精族 レプラコーン

闇妖精族 インプ

音楽妖精族 プーカ

 

これら9つの種族だ

 

 

哲也「んー・・・どうすっかな・・・」

 

各種族の説明を見て 簡単に説明すると サラマンダーはイメージカラー赤のパワーごり押し型

 

シルフはイメージカラー緑のバランス型

 

スプリガンはイメージカラー黒のサポート型

 

ケットシーはイメージカラー黄色の遠距離攻撃型

 

ウンディーネはイメージカラー水色の回復サポート型

 

ノームは大型妖精でイメージカラー茶色のパワー型

 

レプラコーンはイメージカラー灰色系で戦闘って言うか鍛治関連に特化

 

インプは小型妖精でイメージカラー紫色で闇魔法特化

 

プーカはイメージカラー黄のサポート型 プーカは歌ってサポートすると言う大変珍しい型だな

 

哲也「んー・・・サラマンダー・・・は俺には合わねぇしな~・・・仮にも俺は死神としてあの世界で買われてたからな・・・だったらイメージカラー黒のスプリガンで・・・・・・」

 

哲也「っ!!待てよ・・・黒っていやぁあいつ(和人)もなかなか黒が好きなやつだったな・・・って事はスプリガンを選ぶ可能性が非常に高くなる・・・・・・あいつと被るのはなんかやだなぁ・・・何か他にいい種族は・・・・・・」

 

そう思い画面をスクロールすると 良さげな種族が俺の前に止まった

 

哲也「お インプ・・・か・・・良いな・・・黒魔法って言う点で黒が入ってるしな・・・・・・っし!! 決まり!!俺の種族はインプだ!!!!」

 

『インプ でよろしいですね?』

 

哲也「おう!!」俺は決定ボタンを押し 種族をインプに決めた

 

『わかりました これから先 あなたのアルヴヘイム・オンラインでの世界が待っています ここからはあなた1人の力で解決するしなければならないことや 仲間と力を合わせて行う事が多々あるでしょう でも きっとあなたなら乗り越えられますよ それでは只今より インプのホームタウンへとあなたを転送いたします 幸運を祈ります』

 

いよいよか・・・俺のALOでの戦いが始まる・・・勿論今までのデータなんぞないから無からのスタートだ・・・

 

でも、俺には頼れる仲間がいる そいつとなら何でもできそうな気がするんだ

 

恐れるものなんか無い・・・・・・待ってろよユウキ!!!!!!!今すぐそっち行って助けてやるからな!!!!!!!

 

 

しばらくすると 俺は瞬く光に包まれ どこかへと転送された

 

しばらくすると 俺は光から離され 転送が終わった どうやらホームタウンとやらに到着したみたいだな

 

テツヤ「よぉし・・・とうちゃ・・・・・・・・・っな!?なにぃ!?」

 

確かに到着はしたさ うん 到着したね

 

でもよぉ・・・どうゆうことだ・・・?・・・・・・何で俺は空中で転移が完了してんだよ!?

 

テツヤ「っは!!まさか飛べってことか!?」

 

俺はそう思い急いで平泳ぎを空中でした けれど 結局俺は飛べずにそのまま落下していった

 

テツヤ「開始早々どうなってんだよぉぉぉぉぉ!?」

 

アカン このままじゃ落下してしょっぱなから大ダメージを背負うことに・・・

 

回復方法も確定してない状況でそれはまずいって!!!

 

だけど 俺がそう思っていると 俺はまたもや瞬く光に包まれた

 

テツヤ「また!?だぁもうどこでもいいから連れてけぇ!!」

 

俺は光の行き先に任せ 目をつぶった

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

俺の転移が終わると さっきとは違いほんの少しだけ空中に浮いた状況で到着した

 

テツヤ「ごぶっ!?」

 

俺は顔面から地面に突っ込んでしまい 少々格好の悪い着地の仕方になってしまった

 

テツヤ「ってて・・・・・・ったくどうなってんだよこんちきしょお!!なんで開始早々にこんな目にあってんだよ俺は!!!」

 

なーんて1人で嘆いていても仕方ねぇか・・・・・・とりあえずアイテム画面でも開くか・・・・・・

 

テツヤ「げっ!?文字化けばっかし!!無月ん時の比じゃねぇぞ!?」

 

アイテム欄の物は大量にあったがその殆どが文字化けによって何も見えない状態になっていた 俺はどんだけ不幸なんだよ・・・序盤のアイテムすら使えないって相当キツイぞ・・・

 

テツヤ「はぁ・・・他にアイテムはねぇのか・・・?」

 

俺がそう思い アイテム欄を更に探ると よく良く見ると アイテム欄が2つあるのがわかった

 

テツヤ「?なんだこりゃ?」

 

そのアイテム欄の名前を良く見てみると そこには《Yuuki》と書かれていた

 

テツヤ「っ!?ユウキ!?って事はこのアイテム欄って・・・・・・」

 

俺は恐る恐る ある1つのアイテムを探した きっとあるはずだ これがユウキとの共有アイテム欄なら

 

俺がしばらく探していると そのアイテムはボックスの奥深くに眠っていたが見つけることが出来た

 

テツヤ「あった・・・・・・゛ユキの心゛・・・・・・」

 

そう 探したのはユキの心だった

 

ユウキがいないならせめて ユキの心だけでも身につけていたかった

 

テツヤ「ユキ・・・・・・この世界でも頼むな・・・・・・」

 

俺はユキの心を握りしめた すると手の中のユキの心が光り始めた

 

テツヤ「な!?なんだ!?」

 

俺が掴んでたユキの心は 俺の手から離れ 浮き始めた

 

そして ユキの心は大きな光を放ち始めた その光はとても直視できるものではなかった

 

一体何が? 光が収まり始めたから俺は改めてユキの心を見た

 

テツヤ「な・・・!?ユ・・・・・・キ・・・・・・!?」

 

そう ユキの心があったと思ったら そこにはユキの心なのではなく 本物のユキがいた

 

ユキ「・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「お・・・おい!ユキ!!ユキなんだよな!?」

 

ユキ「・・・・・・お・・・・・・父さん・・・・・・?」

 

何が起きて 何でこうなったのかはわからない それでも 今こうして 俺の目の前にはユキがいる

 

テツヤ「ユキ!!!!!!!」俺はユキを抱きしめた

 

ユキ「お父さん!!!!!!!」ユキも抱きついてきた

 

テツヤ「ユキ・・・久しぶりだな・・・!!!!」

 

ユキ「ただいま・・・!!お父さん・・・!!!!」

 

まさかこうした形でまたユキに会えるとは思えなかった でもなんでユキがこうして復活してるんだろうか・・・・・・

 

~数分後~

 

ユキ「さて・・・何から説明した方がいいのかな・・・」

 

テツヤ「じゃあまずなんでお前は今こうしていられるんだ? あんときシステムがって言ってお前らは消滅したはずじゃ・・・・・・」

 

ユキ「それについてはね お父さん達のおかげなんだ」

 

テツヤ「俺達の?」

 

ユキ「お父さん達がSAOの世界を終わらせてくれたおかげで カーディナルシステムもそれと同時に消滅したの まぁ本来なら私はカーディナルシステムと共に本当に消滅していたの」

 

テツヤ「・・・・・・じゃあなんでお前は・・・・・・」

 

ユキ「それはお父さんとキリトさんが私達 カウンセリングシステムのパーツの1つを残しておいてくれたからなの 現に私はお母さんの・・・・・・・・・・・・あれ?お母さん・・・・・・・・・は・・・・・・・・・?」

 

テツヤ「・・・・・・ユウキは今 この世界の一番上で捕らえられてるんだ」

 

ユキ「っ!?そんな!?」

 

テツヤ「でも大丈夫!!俺が絶対に助けてやっからよ!!!また家族皆でお出かけに行こうぜ!!」

 

ユキ「お父さん・・・・・・うん!!!!!!!約束だよ!!!!助けられなかったら私家出しちゃうからね!!!!」

 

テツヤ「んなことさせっかよ 俺を一体誰だと思ってんだ?」俺はユキの頭に手を置いた

 

テツヤ「俺はSAO世界最強と謳われた死神 テツヤだぞ?」

 

ユキ「ふふふ それもそうだね!!お父さんの手にかかれば不可能なんて無いもんね!!!!」

 

テツヤ「当然よ!!!!」

 

ユキ「期待してるからね!! それじゃあ話を戻すよ 私はお母さんの首飾りとして2人の近くにずっといたの 結果 それは私を生かす道となったの そして SAOの世界は終焉を迎えた」

 

テツヤ「ふむ・・・」

 

ユキ「そして 今 ALOの世界へとお父さんはログインした そして お父さんはお母さんと所有しているアイテムボックスから私の心を取り出した そこで 私を取り囲んでたカーディナルシステムの存在が無いことが分かったの だから 私は今はこうしていられるの」

 

テツヤ「成程・・・・・・とにもかくにもユキがこうしていられるだけで充分だよ」

 

ユキ「・・・っ!お父さん!!空から何かが降ってくるよ!!!!」

 

テツヤ「何!?敵か!?」

 

俺は急いで空の方へ向いた すると確かに何かが落ちてきている

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」

 

ん?聞いたことあんなこの声・・・・・・ってこれってまさか!?

 

テツヤ「キリト!?」

 

そう 落下物の招待はキリトだった

 

キリト「ごぶっ!?」キリトは俺らの近くに顔から地面に落下した

 

テツヤ「あちゃ~・・・」

 

キリト「ってて・・・・・・ってテツヤ!!どうしてここに!?」

 

テツヤ「そりゃこっちの台詞だアホ なんでお前まで落下し出来てんだよ」

 

キリト「って事はお前も!?」

 

テツヤ「そうだよ ホームタウンに転送とか抜かしやがってどこだよここは・・・・・」

 

ユキ「うーんシステムのバグなのかな~?」

 

キリト「っ!?ユキちゃん!?」

 

ユキ「お久しぶりです!!キリトさん!!」

 

キリト「どうゆうことだ!?なんでユキちゃんが!?」

 

テツヤ「百聞は一見にしかずだ お前もアスナのアイテムストレージからユイちゃんの心取り出してみろ」

 

キリト「え?わ、わかった・・・・・・」

 

キリトはアイテムストレージを開き 恐らくアスナのアイテムボックスからユイちゃんの心を取り出した

 

すると俺の時と同じようにユイちゃんの心は光り始めた

 

そしてその光が収まると そこにはユイちゃんが立っていた

 

キリト「!?ユイ・・・・・・!?」

 

ユイ「パパ・・・・・・?」

 

テツヤ「良かったな 運命の再開だ 2人とも」

 

キリト「・・・・・・ユイ!!!!」

 

ユイ「パパ!!!!」

 

2人は目を合わせると 抱き合った

 

テツヤ「良かったな ユキ 皆が揃ったな」

 

ユキ「だね!!・・・・・・お母さん達は除いちゃうけどね・・・・・・」

 

ユイ「へ?ママはどうしたんですか・・・?」

 

キリト「・・・・・・ママは今捕まっちゃってるんだ」

 

ユイ「へ!?そんな・・・・・・!!」

 

テツヤ「でも大丈夫 俺達がこの世界に来た理由は そのママ達を助けるためだからさ!!」

 

ユイ「ホントですか!?」

 

テツヤ「あぁ!! な?キリト」

 

キリト「勿論だ 皆でママ達を助けに行くぞ ユイ」

 

ユイ「・・・・・・はい!!」

 

そして その後少し経って 今現在の状況確認

 

テツヤ「にしてもお前の姿なんかどことなくSAOの世界と似てるな キリト」

 

キリト「そっちだってそうだよ その頬の傷なんかあの時のまんまだぞ?」

 

ユキ「うーんお父さん ちょっと失礼するね」そう言うとユキは俺の額にユキの額を当ててきた

 

ユキ「・・・・・・やっぱりだ・・・・・・このお父さんのキャラクターはSAOの世界のステータスをそのまま引き継いでるよ!」

 

テツヤ「え?SAOの?」

 

ユキ「うん! 多分だけどね?SAOとALOって言うのは似たようなエンジンで動いているの お父さん ログインする時はナーヴギアを使った?」

 

テツヤ「そうだけどそれが何か関係するのか?」

 

ユキ「ちょっとね 多分SAOのステータスをナーヴギアがそのまんま取り込んじゃって それがいい形になってALOに移し変えられたみたいだね だから お父さんも キリトさんも SAOの世界の外見とちょっと似てるんだね」

 

テツヤ「なるほどね・・・・・・」

 

SAOの世界とって事は・・・・・・あれもあるのかな・・・

 

俺はアイテムストレージを開き 装備欄のとこを開いた

 

でも そこには俺の求めてる物は見つからなかった

 

テツヤ「・・・斬月は無しか・・・・・・」

 

ユキ「・・・・・・残念だけどお父さんの斬月は元々イレギュラー敵存在だったの だから 多分斬月の存在はSAOの世界事消滅しちゃったと思うの・・・・・・」

 

テツヤ「・・・・・・そうか・・・・・・それならしょうがないよ ありがとなユキ 説明してくれて」

 

ユキ「どういたしまして!斬月が無くってもお父さんは最強だから大丈夫だよ!!」

 

ユイ「む!聞き捨てならないよ!!最強はパパです!!」

 

ユキ「え?何言ってるの!最強はお父さん!!」

 

ユイ「パパ!!」

 

ユキ「お父さん!!」

 

テツヤ「はいはい喧嘩しないの」俺は2人の頭に手をぽんと置いた

 

ユキ「しかたないな・・・あ、斬月で思い出した お父さん 多分アイテム欄がバグってると思うけどそのバグってるアイテムは全部捨ててね もしかしたら悪影響を及ぼしちゃうかもしれないから」

 

テツヤ「そうなん?OK」俺はユキの言うとおり アイテム欄でバグってるもの全部を消去した

 

キリト「・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「?どした?キリト」

 

キリト「アイテムを捨てるなんて・・・くそ・・・俺にはとても出来ない・・・!!!!」キリトは消去画面の前で戸惑ってるみたいだ

 

テツヤ「迷わず押せよ」俺はキリトの指で消すを選択して キリトのアイテムを全部消去した

 

キリト「うぉぉ!?そんなぁ!?」

 

テツヤ「まぁまぁ バグるよかましだろ?」

 

キリト「はぁ・・・仕方ないか・・・・・・さて、そろそろ行くか 皆」

 

テツヤ「だな 早速飛んでみっ・・・・・・あ 2人がいたんだったな なら歩いていくか」

 

ユキ「ちっちっちっ・・・・・・甘く見てるねぇ?ダンナ!」

 

テツヤ「え?」

 

ユキ「ユイ!」

 

ユイ「うん!」

 

2人がそう言うと ユキとユイちゃんは 光に包まれた

 

テツヤ「な!?なんだ!?」

 

少し経つと 2人は小さな姿に 羽が生えた状態で現れた

 

キリト「え!?」

 

ユキ「なんと!!私達は妖精になれるんです!!」

 

ユイ「はい!!驚きましたか?パパ テツヤさん!」

 

テツヤ「えぇぇぇぇ!?マジで!?」

 

ユキ「えへへ~可愛いでしょ~♪」

 

ユイ「私達はこの世界では《ナビゲーションピクシー》としての活動が可能なのです!!」

 

テツヤ「すげぇ・・・ユキが手の平サイズだ・・・戻る事はできんのか?」

 

ユキ「もっちろん!」

 

キリト「凄いな最近のシステムは・・・・・・」

 

テツヤ「ま、まぁともかくこれで飛びながら移動できるんじゃん!!こりゃあ効率が良いぞ!!」

 

キリト「そうだな!! ユイ 羽の出し方って分かるか?」

 

ユイ「はい! 飛びたいって思った時に 背中に意識を少し集中させればあら不思議!!羽の出来上がりです!!」

 

ユキ「ただし 飛べるようになるには時間がかかるから気をつけるんだよ?」

 

テツヤ「へー・・・背中に意識・・・・・・・・・・・・おぉ!!!生えた!!すんげぇ!!」

 

キリト「飛べるのか・・・楽しみだな テツヤ」

 

テツヤ「だな!! よし!!そんじゃあ今から開始だ!!!! 絶対にユウキ達を取り戻すぞ!!!!!!!!!」

 

一同「おぉー!!!」

 

待ってろよユウキ・・・皆ですぐそっち行くからな・・・!!!!

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

???side

 

「はぁ・・・!!はぁ・・・!!」

 

「どうしてこうも敵さんは私達に因縁つけては攻撃してくるのかしらね・・・」

 

私達エルフ属にとってはサラマンダー領の人達は敵だ

 

元々私達は犬猿の仲であって こうしていちゃもんつけては攻撃をしてくる

 

「あれ?レコンは?」

 

「え!?いないの!?って事はまさか!?」

 

急いで隠れてた木から出る すると 空では私達と同じエルフ属のレコン君が戦っていた

 

「やっちまえ!!てめぇら!!」

 

「ひぇぇ!!!!」

 

「全くどんくさいんだから・・・!!!!」

 

私は攻撃されかけてるレコン君の前に行き 振り下ろされた剣を剣でなぎ払った

 

「早く隠れなさい!!死にたいの!?」

 

「あ、ありがとう!!」

 

でも、レコン君はこうは言ってはいけないけど 飛べないプレイヤーで まだコントローラーを使わなければ飛行はままならない

 

レコン君は敵の巧みな行動によって倒されてしまう

 

「レコン君!!!」

 

「さて、後2人だ おい もう1人も出てきたらどうなんだ?小娘よぉ」

 

「出てこなくていいからね!!このくらい私1人で!!!!」

 

「ほぉ 粋がいいじゃねぇか 女1人が 男10人にどう立ち向かうよ?」

 

確かにこの状況 圧倒的不利だ・・・でも 私ならやれる・・・!

 

「今日の私はいらだってんのよ!!!!!!!!あんたら全員息の根を止めてやる!!!!!!!」

 

 

私がこの不利な戦いを始めようとした時 私と敵の目の前を何かが通って行った

 

「のぉぉぉぉぉ!?」

 

どうやら降りてきたのは1人の男の子だったらしい 黒っぽい服だからスプリガンの人なのかな?

 

「何があったの!?」

 

「へ!?なんで出てきちゃったの!?」

 

「いや、叫び声が聞こえてきて気になっちゃって・・・」

 

「まぁ いい こりゃ好都合だ もう1匹の鼠も出てきた やっちまu「ごぶっ!?」」

 

話してた男の上に また1人男の子が降ってきた

 

今度は紫っぽい服だからインプかな?それにしても何でこんな立て続けに・・・

 

「おぉいてぇ~・・・やっぱしまだ慣れが必要だな飛行は・・・・・・ってん?なんだこの状況?」

 

男の子はきょとんとしたような顔で 周りを見渡した 馬鹿だなこの人も わざわざ私達の喧嘩の間に入るなんて・・・・・・

 

「てめぇ何もんだ!!!」

 

「あん?俺か?俺は・・・・・・んーそうさな・・・・・・ま ニューカマーってやつ? 新人だよ どうぞよろしく」

 

そう話す男の子 まるで馬鹿丸出し

 

でも 私は彼を不思議と赤の他人とは思えなかった なんだかあの馬鹿に似てる気がしたから・・・・・・

 

???sideout

 

~~~~~~~~~~~

 

テツヤside

 

空を飛んでる時 また俺は落下した

 

まぁキリトが先に落下したんだけどね

 

そして 俺は何故かいがみ合ってる男と女の子達の間に立っていた

 

ちょっとめんどくさい状況にあっちゃったみたいだな

 

テツヤ「・・・・・・それじゃあ俺はここいらで・・・・・・」

 

「待てゴラァ!!」1人の男が俺に向け剣を向けてきた

 

「てめぇ俺達の邪魔しといてそれで住むと思ってんのか!?」

 

テツヤ「はぁ・・・やっぱしやらなきゃ駄目?」

 

「たりめぇだ!!まずお前をぶっ飛ばしてやる!!!!!!!!!女共はその次だ!!!!」

 

良く見てみると 男達は10人程度で女の子2人を囲んでるみたいだ ったく大人気ねぇなぁ・・・

 

テツヤ「はぁ・・・まぁ女の子がこんな野郎たちに囲まれてるの黙って見過ごすほど俺もクズじゃねぇからな・・・しゃあねぇ やってやるよ」

 

「はぁ!?あんた何いってんの!?初心者のくせにでしゃばってんじゃないわよ!!!!!!!」

 

テツヤ「キリトーちょっと待ってろー 準備運動がてらこいつらぶっ飛ばすから」

 

キリト「厳しかったら変わってやってもいいぞ?」

 

テツヤ「抜かせ こんな雑魚共に負けると思うか?」

 

「雑魚・・・だと!?」

 

「俺ら天下のサラマンダー部隊を侮辱するとは覚悟出来てんだろうなぁ・・・?」

 

テツヤ「女を複数人で囲むのが天下の部隊とは思えねぇがな 女を複数で囲むのは雑魚の典型的だ 恥ずかしと思わねぇのか? ねぇ君」俺は後ろにいた女の子の方へ向いた

 

その女の子は緑色のショートカットの女の子で 頭には小さな髪飾りがついていた

 

「え?そ、そうよ!!みっともないわよ!!!!!!!」

 

テツヤ「だとよ まぁ俺は止めねぇぞ?あんたらが俺を殺るってんならな」

 

「上等だ!!!!今すぐ吠え面かかせてやる!!!!!!!」

 

テツヤ「さぁてと 10人か まぁこいつでも十二分にやれるかな」俺は最初から支給されてた剣 ファーストソードを装備した

 

まぁ名の通り初めに手に入れる武器でとてつもなく弱い

 

斬月何かとは天と地ほどの差がある

 

それでも俺はこれからの戦い斬月抜きなんだ だからこれで戦えることを証明しなくちゃな

 

テツヤ「さぁて・・・」俺は首をパキパキと鳴らした

 

テツヤ「来いよ 全員まとめて相手になってやる」

 

「抜かせこの野郎!!!!」そう言って1人のプレイヤーが俺に斬りかかってきた

 

テツヤ「甘い!!!!」俺はそのプレイヤーの開いてる脇腹に一太刀入れた

 

すると 相手のHPは尽きたみたいで 相手はなにやら魂の様な炎に包まれた

 

テツヤ「?どうなったの?」俺は後ろにいる女の子に聞いた

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「?おーい?聞いてるー?」

 

「はっ!あ、あんたは今倒したのよ!プレイヤーを!!この世界では相手を倒すとリメインライト化って言う状態になって しばらく助けてもらえないとそれは消え去って自分の領土で復活するのよ!!」

 

テツヤ「へー 良く出来てるんだなこのゲーム サンキュー」

 

「おい!!お前らやるぞ!!!!」

 

話が終わると 4人くらいの男がまとめて来た

 

そうそう こうじゃなきゃウォーミングアップにはならない

 

「オラぁ!!」1人のプレイヤーは槍で攻撃してきた

 

長いリーチだが短調な動きだ 俺はすぐ見極めて 避けた

 

敵が背中を見せた所で背中を斬った するとそのプレイヤーはリメインライト化した

 

テツヤ「次はこっちから行くぞ!!!!」

 

俺は素早く移動して まず1人のプレイヤーの股から頭までを斬り その次のプレイヤーには斬ると見せかけて柄で腹を殴り 怯んだ所で再び斬った

 

テツヤ「残り5人・・・・・・」

 

残り5人もちゃっちゃっと殺ろう そう思ったが 俺は飛んでた状況下だったのでまたバランスが取れなくなってしまった

 

テツヤ「え!?ちょ・・・今はやめてぇ!!!!」

 

俺は結局落下してしまい 地面に尻から落ちた

 

テツヤ「いってぇぇぇ!!!」

 

「おい!!今だ!あの初心者にさっきまでのはまぐれだって教えてやれ!!!!」

 

そう言うと5人は一斉に俺に向かってきた

 

テツヤ「え!?ちょ・・・やめてぇ!?」

 

「言わんこっちゃない・・・!!!!」

 

「死ねギザ野郎!!!!」

 

男は俺の目の前来て槍を俺に突き刺そうとしてきた

 

テツヤ「へっ! 引っかかったな!!!!」

 

俺は目の前の敵の顔面に向け 座った状態から勢いよく立ち上がり その勢いで蹴った

 

「へ!?」近づいてた女の子はなにやらびっくりしたような表情でいていた

 

テツヤ「よっし 体術も大丈夫みてぇだな」

 

「抜かせこの野郎!!!!」

 

テツヤ「よっと」俺は振り下ろされた剣を 指で白羽取りした

 

「な・・・くそ・・・!!抜けない・・・!!!!」

 

テツヤ「そらよ!!!」俺はがら空きの腹を蹴って さっき顔を蹴られ寝転がってる男の上に乗せた

 

テツヤ「後3人・・・やるか?あんたらも?」

 

「いや やめておこう 君は舐めてかかってはいけない相手みたいだな」

 

「それに、俺はもうそろそろ熟練度がMAXになるんだ デスペナルティーが惜しい」

 

テツヤ「デスペナルティー?んだそりゃ」

 

「簡単にいえば リメインライト化した状態で 領土に戻ったら ステータスが少し下がってるのよ」

 

テツヤ「へ~色々とありがとね」

 

「おい そこのやつらを連れてけよ それではまた会おう できれば今度は敵ではなく味方として会いたいがね」

 

そう言うとサラマンダーの残党部隊はどこかへと去っていった

 

テツヤ「ふぅ・・・まぁこんなもんか・・・」

 

「・・・・・・所で・・・・・・私はあんたをどうすれば良いのかな?・・・・・・やりあうってゆうの?」そう言うと女の子は武器を構え始めた

 

テツヤ「え?いやぁまぁ君がやるってんなら止めないけど・・・・・・悪いけどやめといた方がいいよ?君じゃあ俺には勝てない」

 

「・・・・・・わかったわ おとなしく引いとくわ 悪そうなやつじゃ無さそうだしね」

 

テツヤ「引いてもらえて助かったよ 俺も君みたいな可愛い女の子とはやり合いたくない」

 

「はぁ!?何言ってんの!?」

 

テツヤ「いや、褒めたとこ褒めたとこ」

 

「ったく・・・・・・」

 

テツヤ「キリト そろそろ行こうぜ」

 

キリト「了解だ 行こうか」

 

テツヤ「んじゃあありがとね 俺らは行くね」

 

「待ちなさいよ!!私は恩を返さない人間じゃないわよ!!」

 

テツヤ「・・・・・・って言うと?」

 

「恩返しさせなさい!!!!あの子もついでに連れてっていいから!!」そう言ってもう1人の女の子を指さした

 

「私も?まぁいいけど・・・」

 

テツヤ「そんじゃあ世界樹って場所を教えて欲しいな」

 

「世界樹?どうして?」

 

テツヤ「ちょっと用事があってね 頼めるかな?」

 

「まぁいいけど・・・」

 

テツヤ「交渉決定 俺の名前はテツヤ よろしくね」

 

「っ!?テツヤ!?」

 

テツヤ「?どした?」

 

「い、いや、何でもないわ テツヤ君ね 私の名前はリナ そっちのキリト君だっけ? そっちもよろしくね」

 

キリト「うん よろしく」

 

リナ「それで こっちはリーファって言うの 仲良くしてあげて」

 

リーファ「初めまして よろしくね2人とも」

 

テツヤ「よろしく リーファちゃん」

 

キリト「よろしくね」

 

ユキ「よろしくです!!」

 

ユキはそう言って俺の装備のポケットから出てきた

 

リナ「へっ!?なにこれ!?」

 

リーファ「可愛い~!」

 

テツヤ「こら!!出てくるなって言ったろうが!!」

 

ユキ「だって~・・・」

 

リナ「これは一体?」

 

テツヤ「はぁ・・・この子はユキ 俺のナビゲーションピクシーだ」

 

リナ「え!?ナビゲーションピクシー!?噂には聞いてたけどほんとにいたんだね・・・」

 

ユキ「よろしくね~!」

 

リナ「うん!よろしく!」

 

キリト「それじゃあこっちも紹介しちゃうか ユイ 出ておいで」

 

ユイ「はーい!!」ユイちゃんもキリトのポケットから出てきた

 

リナ「えぇ!?2人目!?」

 

リーファ「凄いね2人とも!!!!レクト社の関係者とか?」

 

テツヤ「やめてくれ その名前聞いただけで反吐がでる」

 

キリト「この子はユイって言うんだ 皆仲良くしてあげてくれ」

 

ユイ「宜しくです!!」

 

リナ「はぁ~なんだか凄い体験しちゃった・・・テツヤ君には助けてもらえたし ナビゲーションピクシーも見れたし・・・」

 

テツヤ「俺は君なんかつけないでテツヤでいいよ」

 

リナ「そう?それじゃあそうさせてもらうね テツヤ」

 

テツヤ「それでいいよ リナ」

 

キリト「それじゃあ世界樹までの道のりを簡単に説明してくれ無いかな?」

 

リナ「OK!!ついてきて2人とも!!!!行くよリーファ!!!!!!!」

 

テツヤ「あ、まだ飛べないからできればゆっくりお願いします・・・」

 

リナ「わかってるわよ それじゃあ改めてしゅぱーつ!」




テツヤ達に新たに加わったユキやユイ そしてリナとリーファ

この皆でテツヤ達はユウキを助け出す事はできるのか

次回もお楽しみに!



※今回から後書きと前書きで!マークなどを使うことを復活させます
物語が胸糞ムードから一転したので私も変えていきたいと思います

それと、新たに登場した渚 一輝 美咲 リーファ達のキャラ設定は次回話を投稿してから書き込もうと思います なのでもう少しお待ちください

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