ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

24 / 154
本日3月11日の五年前 忘れられない東日本大震災でしたね

何人もの人が死んでしまい地震の事を詳しく聞いた時は驚きました

私達に大きな事が出来るかと言ったら難しくなりますが小さい事を少しづつでも皆でやっていけば きっとそれは大きな事になると思います

とにかく御冥福をお祈りしています

一日も早く行方不明者が見つかりますように・・・・・・・・・

雰囲気は変わりますが本編です ではどうぞ!


part19 sideB 過去の恐怖との別れ~信頼できる友達~

前回の簡単なあらすじ!

 

テツヤ ユウキといちゃつく→リズに無理やり使わされて55層に→落下→ゲストのフィリアと出会い頭に胸を揉む→なんとか誤解を解きダンジョン進める→フィリアに異変が起こる→また探索開始→フィリア 寝る その間にテツヤは抱きつかれる→フィリアが起きた時吹っ飛ばされたが許してもらいその後テツヤも睡眠 そこでフィリアは寝てるテツヤにいじめられたくないと言う←今ここ!

 

 

簡単なあらすじ終わり!!

 

 

 

 

フィリア「でも・・・・・・君なら・・・・・・私の事も救ってくれるかな?」

 

 

 

 

 

~3時間後~

 

テツヤ「ふぁ~・・・寝た寝た・・・・・・おはよフィリア」

 

フィリア「おはよ テツヤ 良く眠れた?」

 

テツヤ「ばっちし この布団良く眠れた気がするよ てゆうのも久しぶりに全身がフリーになれたからってのもあるだろうけどさ」

 

フィリア「全身フリー?どう言うこと?」

 

テツヤ「ユウキってすんげぇ甘えん坊でさ 8割型で俺にくっついて寝てくるんだよ 腕だとか胸の中とかにね だから俺はいつも寝付くのが遅いんだよ まぁ夫婦だし嫌な訳ではなくむしろ嬉しいけどね」

 

フィリア「へぇ~ テツヤも苦労してるんだね」

 

テツヤ「んな苦労無さそう見てぇに言うなよ 俺だって毎日苦労の連続だよ」

 

フィリア「どんな事があるの?」

 

テツヤ「ん? 例えば鍛冶屋の女にコキ使われたり どっかの店の店員は俺に無茶言ってくるし どっかの副団長と元ソロコンビが突然家に押し掛けたり あるギルドのリーダーは女に手ぇ出しまくるし」

 

リ・シ・ア・キ・ク「「「「「へくしょん!!!」」」」」

 

フィリア「へぇ~ でも楽しそうだね 実際楽しいでしょ?」

 

テツヤ「まぁね こんな過ごし方も悪くねぇかなってのもあるさ 大変なのは確かだけどね」

 

フィリア「テツヤが羨ましいな 私は」

 

テツヤ「・・・なぁ お前昔何かあったのか?昨日友達がどうたらって言ってたけど・・・いや、無理なら良いんだ 言わなくても ただ気になるからさ・・・・・・」

 

フィリア「・・・・・・良いよ 今度教えてあげる」

 

テツヤ「え?良いの?」

 

フィリア「特別だよ? テツヤも斬月の秘密教えてくれたでしょ?」

 

テツヤ「まぁ・・・」

 

フィリア「それと交換 私だけ秘密握るのも悪いしね」

 

テツヤ「それなら今度遠慮なく聞かしてもらうぞ それより今はこっから脱出しなきゃな 行こうぜ!フィリア!」

 

フィリア「うん!!行こ!!」

 

 

その後 俺とフィリアは次々とダンジョン内を進み どんどん先へと進んでいった

 

そして今 俺とフィリアは恐らくダンジョンの最深部であろう場所に来ていた

 

 

テツヤ「んー・・・・・・行き止まりかぁ・・・・・・」

 

フィリア「何かあるのかな?探してみよ?」

 

テツヤ「そうすっか」

 

~数分後~

 

テツヤ「ん?何だこの台座・・・・・・小さな穴があいてるが・・・・・・とにかく進展がありそうだな おーい!!!フィリアーー!!!! 」

 

フィリア「なになに?何か見つけた?」

 

テツヤ「おう この台座 怪しいと思わねぇか?」

 

フィリア「へ?あ、本当だ 見るからに怪しいね・・・・・・文字も書いてあるよ 読んでみるね」

 

テツヤ「頼む」

 

フィリア「『この先 己を待つのは試練 これを乗り越えなければお前らに生きて帰る術は無い そしてこの先に行きたければ゛紅の証゛をこの台座にはめよ さすれば道は開かれ 試練が待っている お主らの健闘を祈る』だって!」

 

テツヤ「試練ねぇ・・・どうやらその試練とやらをクリアしなきゃあ生きて帰れねぇってこったな」

 

フィリア「そうみたいだね・・・・・・それよりもこの紅の証って何かな?私そんな物持ってないよ?」

 

テツヤ「うーん・・・・・・お生憎様俺も・・・・・・」

 

テツヤ・フィリア「「うーん・・・・・・・・・」」

 

テツヤ「あ!!俺が昨日お前にあげた宝石じゃねぇか!?あれも紅だったよな!」

 

フィリア「あ!確かに!!えぇっと・・・・・・あった!!これこれ!!!」フィリアはストレージからアイテムを取り出した

 

テツヤ「んじゃあはめてみようぜ」

 

フィリア「うん!!」

 

フィリアは宝石を台座にはめた すると足場が少し揺れ、目の前の壁が開いた

 

テツヤ「良し あってたみたいだな」

 

フィリア「だね あの時のクエストはこの為のフラグだったみたいだね」

 

テツヤ「だな どっちにしろ受けなきゃ行けない訳だったしね」

 

フィリア「でも・・・試練か・・・・・・頑張んなきゃね!!」

 

テツヤ「だな すぅー・・・・・・・・・ うっし!!!!はりきろうぜ!!!フィリア!!!生きて帰るぞ!!!」

 

フィリア「うん!!!!」俺とフィリアはハイタッチを交わし互いに気合を入れた

 

テツヤ「んじゃあ行くぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

テツヤ「内部はなかなか広いな・・・・・・」

 

フィリア「そうだね それより試練ってなんだろうね・・・・・・」

 

《これより 試練を開始します 繰り返す これより 試練を開始します》

 

テツヤ「どうやら始まるみてぇだな」

 

フィリア「っ!テツヤ!!前!!」

 

テツヤ「っ!」

 

前を向くと俺とフィリアの前に大きな暗い霧が現れた 現れて少し待って現れたのは 俺と瓜二つの分身だった

 

テツヤ「あん?俺?」

 

フィリア「テツヤ!テツヤ!私の前にも私が!!」

 

フィリアの方向の前を見ると確かにフィリアもいた しかし、その分身はまるで生気が感じられなかった 目は虚ろになり まるで空っぽの様な感じだ

 

テツヤ「どうやら試練とやらは自分自身と闘うって事なんだな・・・・・・フィリア やれるな?」

 

フィリア「うん!もう1人の私なんかに負けないよ!!」

 

テツヤ「よし じゃあ・・・」俺はフィリアの方を向き 拳を出した

 

フィリア「?」

 

テツヤ「くどいが生きて帰んぞ フィリア」

 

フィリア「・・・・・・勿論!!」フィリアと俺は拳を合わせた

 

テツヤ「よし!行くぞ!!」

 

フィリア「覚悟なさい!!分身の私!!」

 

テツヤ「お前の力見してもらうぞ!!もう1人の俺!!」俺は地面を軽やかに踏み はなっからスピードを上げ 分身の俺に切りかかった その攻撃は難なくではないが少しのダメージを与えながらも防がれた

 

テツヤ「やるじゃねぇか まぁ当然か 俺なんだからな でも俺は1度俺と殺りあってるからな 悪いがオメェの勝ちはねぇよ とっとと消え失せな」

 

「・・・・・・アスカ・・・・・・」

 

テツヤ「っ!?」

 

「俺が助けられなかったから・・・・・・アスカは死んだ・・・・・・即ち・・・・・・お前のせいでもある・・・・・・アスカは・・・・・・お前が殺した!!!!!!」

 

テツヤ「っ!!!・・・・・・や・・・・・・やめろ・・・・・・その事を言うのは・・・・・・やめろ・・・!!!!」

 

「殺した!!!!!!お前の弱さが!!!アスカを!!!!!」

 

テツヤ「ぐっ・・・・・・この野郎・・・・・・トラウマ突いてきやがるじゃねぇか・・・・・・己の試練ってのはこのトラウマ乗り越えろってことか・・・?」

 

「はははははは!!!もがけ!!!苦しめ!!!!そして俺にやられろ!!!!!」

 

テツヤ「クズが・・・・・・でもよぉ・・・・・・もしもそのトラウマ・・・・・・克服してるとしたらどうよ?」

 

「っ!?」

 

テツヤ「この傷を見ろ!!!この顔の傷はよぉ!!もう二度と仲間は殺させないって誓いなんだよ!!!それはアスカにも伝わってるはずだ!!!!もう俺はへこたれない!!!そして負けない!!!誰一人として涙は流させない!!!!」親指で頬の傷を指し 分身に問いかける こんなものが試練だなんて笑わせるな とっくのとうにもっと厳しい試練を乗り越えてるんだ俺は

 

テツヤ「ここまでイライラしたのは久しぶりだ・・・!!!てめぇは完膚無きまでに叩き潰してやる!!!卍!!!解!!!!!!」

 

「ぐっ・・・!なんだ・・・貴様から溢れ出るそのパワーは・・・!!」

 

テツヤ「決まってんだろうが・・・!!!俺の中にある《人を守りたいって言う気持ち》だ!!!!!!お前にそれがあるか!?他人を命はってでも守るっつう気持ちは!!!!」

 

「分からない・・・!!!貴様のパワーの根源が・・・理解出来ない・・・・・・!!!!!!」

 

テツヤ「じゃぁてめぇに分かるように教えてやろう・・・・・・戦いに必要なのは・・・・・そういった気持ちだけじゃ駄目だ・・・・・・・・・もう一つ必要なものがあんだ・・・・・・」

 

「それはなんだと言うんだ!!」

 

テツヤ「それはなぁ・・・・・・敵には優しさを見せんなってことだ・・・」

 

「どうゆう事だ!!まわりくどい事をゆうな!!」

 

テツヤ「じゃあ言ってやるよ・・・優しさ見せんなってのは・・・・・・容赦なく殺れって事だ!!!!!!」

 

「っ!!」

 

俺は会話をやめ 再び攻撃を入れ始める まず腹に蹴りを入れる すると腹を抑えるから必然的に敵の動きは止まる その後すぐさま敵の顎目掛け下から上へと斬り上げ 少し中に浮かす その後はもう至って簡単だ 月牙天衝を数発叩き込みラストとして飛んで空中から地面に叩きつけるようにに斬りつけると 俺の分身はHPが尽き 消え去った

 

テツヤ「良いか 俺を殺したかったら俺以上の剣技引っ下げるか俺以上の想いを持ってきな それと 俺を殺す気でかかるるんだな ま てめぇには2度と縁のねぇ話だがな」

 

テツヤ「さて、フィリアはどうなって・・・・・・っ!?」

 

俺はフィリアの方へ向いた するとフィリアは敵にやられたい放題になっていた

 

フィリア「嫌・・・・・・嫌・・・・・・!!もう言わないで・・・!!!!!」

 

「死ね 消えろ うざい 近寄るな 後何を言われたかしらねぇ?ね?私」

 

フィリア「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

フィリアのHPはイエローの限界値だ このままじゃ・・・!!!!

 

テツヤ「フィリア!!!!!っ!!てめぇ!!!!!」

 

俺は一方的に攻撃してる分身のフィリアの攻撃を防いだ

 

テツヤ「フィリア!!!大丈夫か!?」

 

フィリア「やだ・・・・・・死にたくない・・・・・・私は・・・・・・私は・・・・・・!!!!」

 

「この髪のせいで何度いじめられたかしらねぇ!?死ねなんか100回は言われたんじゃない!?しかも・・・・・・」

 

「信頼してた友達にね!!!!」

 

テツヤ「っ!?」

 

フィリア「っ!!!!!!い・・・・・・いや・・・・・・嫌だ・・・・・・言わないでよ・・・・・・その事は・・・・・・!!!!!」

 

「何度でも言ってやりましょうか!?死ね!!消えろ!!!ウザイ!!!話しかけんな!!!!」

 

フィリア「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」フィリアは遂に大勢を崩し 耳を塞ぎ始めた

 

このままじゃらちがあかねぇ・・・・・何とかしなきゃフィリアが・・・!!

 

テツヤ「フィリア! フィリア!!!頼む!!話を聞いてくれ!!!」

 

フィリア「やだ・・・・・・もういや・・・皆が・・・・・・私を・・・・・・」

 

テツヤ「フィリア!!お前に何があったかは分からない!!!!だから偉そうな口を言える訳じゃない!!!!けどこれだけは言える!!!!!!」

 

 

 

テツヤ「俺は信じろ!!!!例え何があろうとお前の事は見捨てはしない!!!!!!お前が頼るならいつでも俺が助けてやる!!!!!!!コイツの言うとおり昔信頼してた友達から裏切られたのならそんな奴のこと忘れろ!!!!!所詮そいつはフィリアの事を何とも思っちゃいねぇクズだったって訳だ!!!!!でも少なからず俺は違う!!!!!絶対にお前の事を裏切ったりしない!!!!!!お前の期待に応えてみせる!!!!!」

 

テツヤ「確かに信じてた分裏切られた時の絶望感はハンパないのは分かる!!!!!でも!!!!1度裏切られたら最後!!!!もう二度とそいつとは分かり合えねぇんだ!!!!!!強い口調になるがだったらそんな奴のことは忘れて新しく信頼出来るダチを作れ!!!!!!!!いつまでも昔の事引っ張ってんじゃねぇ!!!!!!!!フィリア!!!!!!!!!」

 

フィリア「!!!!!!!!!」

 

テツヤ「フィリア!!!!頼む!!!!俺からの願いだ!!!!!今だけでいい・・・・・・今だけでいいから・・・・・・!!!!!!」

 

 

 

 

テツヤ「俺を信用しろ!!!!!!!!!!!フィリア!!!!!!!!!!!」

 

フィリア「っ!!!!!!」

 

『バーカ!!友達と思ってたとかくせぇんだよ!!』

 

『死んじまえ!!!てめぇなんかドブに落ちろ!!!』

 

『消えろ!!!!2度と私に話し掛けんな!!!!』

 

フィリア(友達なんていらない・・・・・・いつからそう思い始めたかな・・・・・・テツヤ・・・・・・私・・・・・・信じてみるね・・・・・・あなたの事!!!)

 

フィリア「・・・・・・テツヤ・・・・・・私・・・決めたよ・・・もう昔のことは忘れる・・・・・・!!!!あんな奴こっちから願い下げよ!!!!」

 

テツヤ「フィリア・・・!!!」

 

フィリア「テツヤ!!!私の事見てて!!きっと倒してみせる!!!」

 

テツヤ「分かった!!!見てやる!!!さっさとコイツ倒して新しいお前に会ってこい!!!!!スイッチ!!!!!」

 

フィリア「了解!!!!!」俺とフィリアは入れ替わった

 

「何よ・・・・・・克服したってゆうの!?」

 

フィリア「もうあんな昔の事は忘れてやる!!!あんたも私の前から消えなさい!!!!」

 

テツヤ「いけ!!新しいお前を分身に見せてやれ!!!」

 

フィリア「はぁぁぁぁ!!!!」フィリアはアクセル・レイドを分身にたいし放ち 分身はフィリアの攻撃によって消えていった

 

フィリア「生まれ変わる!!!私は!!!だからもうその事を言っても無駄よ!!!!!」

 

《試練終了 試練終了 これより道が開かれます》

 

テツヤ「やったな!!フィリア!!」

 

フィリア「テツヤ!!!!」フィリアは俺に飛びついてきた

 

テツヤ「おっと!」俺はそれをうまく支えた

 

フィリア「ありがとね・・・・・・テツヤがいなかったら・・・・・・今頃私死んじゃってた・・・・・・!!!!」

 

テツヤ「どういたしまして それより良かったよ 話が通じてくれて」

 

フィリア「いつまでも昔の事引きずってても駄目!!新しい自分を拓かなきゃ!!!それに気づかせてくれて本当にありがとね!!!!」

 

テツヤ「当然の事をしたまでさ とにかく本当に良かったよ フィリアが無事で」俺はフィリアの髪をくしゃくしゃと撫でた

 

フィリア「えへへ・・・♪嬉しいな・・・♪」

 

テツヤ「・・・・・・なぁ フィリア 教えてもらえないかな お前の・・・・・・過去を・・・・・・」

 

フィリア「・・・・・・うん・・・・・・教えてあげる・・・・・・」

 

フィリア「あのね?実は小学校の頃から私はいじめられてたの このオレンジの髪のせいでね」

 

テツヤ「あん!?酷い話だな!!髪だけでいじめられるなんて!!!」

 

フィリア「それでもね?こんな私と遊んでくれていじめから庇ってくれる友達も1人だけだけどいたの」

 

フィリア「その子は私が泣く度に泣き止ましてくれて そのれでいて遊んでくれたんだ だから小学校のの頃のいじめはさほど怖くはなかったんだ」

 

フィリア「・・・・・・だけど・・・・・・そんな彼女も変わってしまった・・・・・・中学に入ってから・・・・・・」

 

テツヤ「良くある話だな・・・・・・俺のダチもいきなり腰パンにタバコとかやり出してビックリしたっけ・・・・・・」

 

フィリア「中学に入って私以外の友達と遊ぶようになって ね それから少しして私がその子のところに行ったら・・・・・・」

 

テツヤ「死ねだの消えろだの罵声の嵐・・・・・・か・・・・・・」

 

フィリア「周りも便乗して言い始めたの 死ねとか 消えろとか 挙句の果てにはサラリーマンのおっさん達相手に売春してんじゃねぇのかって言われ始めた・・・・・・それで周りの男子からも変な目で見られ始めた・・・」

 

テツヤ「ばっ!?」

 

フィリア「それで・・・・・・遂には飛び降りろとまで言われ始めた・・・・・・」

 

テツヤ「っ!?」

 

フィリア「周りが皆言ってくるの 死ね 死ね 死ね 死ねって 私もうどうすればいいか分からなかった・・・・・・頼れる友達もいないで・・・・・・自殺しろなんて言われて・・・・・・」

 

テツヤ「ひでぇ・・・・・・母さんとかは?何も言えてないのか?」

 

フィリア「お母さん達はいっつも仕事で日中どころか夜もいない事が多いの だから私はおばあちゃんの家によく泊まったんだ」

 

テツヤ「じゃあおばあちゃんには?」

 

フィリア「言ったよ?勿論 そしたらね?『フィリア もうそんな所行かなくて良い あなたが自殺なんかしたらおばあちゃんどころかお母さんもお父さんも皆悲しんじゃうのよ? だから、そんな事言われるくらいなら行かなくていい!』って だからって訳じゃないけど私はしばらくの間不登校が続いたんだ 」

 

フィリア「それで少しして久しぶりにお母さんとお父さんに会ってお土産として貰えたのが・・・・・・SAO つまりこのゲームなの」

 

テツヤ「そんな事が・・・・・・」

 

フィリア「サービスが開始されてすぐログインしてログアウトが出来なくなった でもそれを転機だと思って1人でも友達を作ろうと思ったの でも心のどこかの私はこの世界でもどうせ裏切られる どうせいなくなる そう思っちゃって私はずっと何もかもを1人でこなしてきた レベル上げも クエストも」

 

テツヤ「そうか・・・・・・だから友達なんていらないって言ってたのか・・・・・・」

 

フィリア「お母さん達も皆悲しんでくれたんだ 大丈夫なの?って でも私はそんな自分に嫌気が刺してた 昔の事を引っ張って友達も録に作れないなんてって・・・」

 

フィリア「でも、友達になった人が・・・また裏切ったら・・・!!そう思うと怖くて怖くて仕方が無かった・・・!!!!」

 

フィリア「そうやって二年近くを孤独に過ごしてきた・・・・・・でもね?そんな中 あなたと出会えたの 私は あなたと出会えて本当に良かった」

 

テツヤ「フィリア・・・・・・」

 

フィリア「ねぇ テツヤ テツヤは私の友達になってくれるかな?」

 

テツヤ「もちろんだよ 改めまして宜しくね フィリア」

 

フィリア「うん!!!宜しく!!!」

 

俺とフィリアはそれぞれフレンド登録した 初めてのフレンドにフィリアはとても喜んでいた

 

フィリア「ふふ♪嬉しいな♪新しい友達出来ちゃった♪」

 

テツヤ「にしてもひっでぇよな!こんな可愛い子いじめるなんてどうかしてんぜたくよぉ!!!!自殺とか何考えてんだか!!!!てめぇらが死ねっつうの!!!」

 

フィリア「・・・あ・・・あのさ・・・・・・テツヤ・・・・・・」

 

テツヤ「ん?」

 

フィリア「その可愛いって・・・・・・本心?」

 

テツヤ「へ?本心以外に何があんの?」

 

フィリア「じゃあ私の事可愛いって?」

 

テツヤ「うん これ昨日も言わなかったっけ?」

 

フィリア「・・・・・・・・・・・・////////////////////」フィリアは俺の胸に顔を埋めてきた

 

テツヤ「へ?」

 

フィリア「馬鹿・・・恥ずかしいじゃない・・・/////」

 

テツヤ「そう?」

 

フィリア「そうよ!!馬鹿!!」

 

テツヤ「俺ってなんでいつも馬鹿って言われんのなぁ・・・・・・そんな馬鹿?」

 

フィリア「意味が違うわよ 馬鹿」

 

テツヤ「???意味わからーん!!」

 

フィリア「分かんなくていいわよ♪」フィリアは俺の腰に手を回してきた

 

テツヤ「・・・・・・あのぉ・・・・・・動けないんですが・・・・・・」

 

フィリア「もうちょっと・・・・・・♪」

 

 

 

 

 

 

 

テツヤ「なぁ そろそろ良くね?」

 

フィリア「仕方ないなぁ 許してあげる!」

 

テツヤ「んじゃそりゃ・・・・・・ともかく道が開いたからな 先行こっか「ピローン!!!!」ん?効果音?メールか?」そう思いメッセージを開くが何も届いてない

 

テツヤ「じゃあフィリア?」

 

フィリア「ううん 私でもないよ?」

 

テツヤ「んー・・・・・・ソードスキルかな?」

 

そう思いソードスキル欄を開く すると見たことないスキルがあった

 

 

 

 

《6ツ九》

 

『最sgkrsesたのんうく

あもいのかあまsh.,?!

後あつがじじゅ8756、

むたもくおん/s*・@+*

のd-sto)(:;..!!!

あ4[^;%%#sgjrxvk18

秘shあんかのとふう18951795!!!!

まA*%sitp]*u8-----74250&~

奥まつなはa%%,/.jufuotdg760146??

やあか#・sfjde1485ZKSSS00000?。。。

義kzm5789- #^.~………~~..&!!!??』

 

 

 

 

 

テツヤ「げっ!?なんだこれ!?文字化けにも程があんだろ!!!!」

 

フィリア「どれどれ・・・・・・うわっ!?酷いねこれは・・・・・・」

 

テツヤ「なんかよう分からんのゲットしたなぁ・・・・・・これもお前の技なのか?斬月・・・・・・って、話しかけて応えるかって話だよな」

 

フィリア「なんだか不気味だね バグじゃないよね?」

 

テツヤ「さぁな?ともかく解読しなきゃな って 話が脱線したな 行こうぜ フィリア」

 

フィリア「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

テツヤ「もうそろそろ何かあってもいいのにな・・・」

 

フィリア「そうだね・・・もう少し奥なのかな~?」

 

テツヤ「・・・っ!フィリア!!アレ!!」俺は一筋の光を見つけたからフィリアにそれを伝えた

 

フィリア「っ!アレって脱出の場所かな!?」

 

テツヤ「行ってみよう!!!」

 

俺とフィリアは走ってその場まで行った すると少し大きめの水晶があった

 

テツヤ「なんだこれ?」

 

フィリア「張り紙があるよ?読む?」

 

テツヤ「読んでみてくれ」

 

フィリア「『これを使えばあなたのホームタウンまで戻れます』だって!!!!!やったよテツヤ!!!!!」フィリアは嬉しそうに飛び跳ねる

 

テツヤ「ついに発見か ようやく戻れんな」

 

フィリア「そうだね!!・・・・・・でも・・・・・・これで一旦お別れだね・・・・・・」

 

テツヤ「なぁに 今生の別れじゃねぇんだ そう悲しむな 俺のホームは48層のリンダースだからいつでも遊びに来てくれよな」

 

フィリア「うん!!いつでも行くね!!」

 

テツヤ「さて!!んじゃあ戻るか!!」

 

フィリア「じゃあ最後に・・・・・・私の事撫でて?何だかテツヤに撫でられると落ち着けるんだ 駄目かな?」

 

テツヤ「へ?別に良いけど・・・・・・」俺はフィリアを撫でた

 

フィリア「ありがとね・・・♪」

 

テツヤ「ユウキと似てるな お前って」

 

フィリア「そうなの?」

 

テツヤ「あいつも良く撫でて~ってねだるんだよ しなかったら泣かれるオプション付き」

 

フィリア「それは大変だね・・・」

 

テツヤ「だろ?まぁ可愛いからしちまうけどさ」

 

フィリア「へぇ~ ねぇ!私とユウキさん どっちが可愛い?」

 

テツヤ「えっ!?」

 

フィリア「嘘嘘♪早く戻ろ!私久しぶりにお風呂入りたいんだ!!」

 

テツヤ「んじゃあそうすっか!」俺は水晶に触れスイッチを稼働させた

 

フィリア「あ!テツヤ!!」

 

テツヤ「ん?なんだ?」

 

フィリア「本当にありがとね!!!こんな私と出会ってくれて!!!」

 

テツヤ「こちらこそ!!!ありがとな!!!また会おうな!!!」

 

俺とフィリアは互いにそう言い残し その場を後にした

 

俺の新しい友達となり、俺と出会い変わってくれたフィリア そんな彼女にとって俺は久しぶりの友達となった それよりもフィリアに信頼してもらいそのおかげでフィリアは変わってくれた 俺はそれに喜びを感じていた

 

フィリア 馬鹿な俺だけど友達としてよろしくな これからも あっちに戻ってもさ・・・・・・

 

~~~~~~~~~~~

 

テツヤ「んん・・・・・・ここって・・・・・・48層の・・・」

 

見慣れた町並みが周りに広がっている もう周りは真っ暗 こんな遅くまで俺はフィリアと探索してたんだな

 

テツヤ「くぁ~!!!疲れたぁ・・・・・・早く帰って寝よ・・・・・・」

 

「あぁぁぁぁ!!テツヤァァァァ!!!」

 

テツヤ「?っげ・・・リズ・・・そうだ・・・俺結局フィリアとずっと探索してたから加治に使えるもの何もゲットしてねぇわ・・・」

 

リズ「あんたサボってなにやってたのよ!!!」リズは走って俺に近づいてくる

 

テツヤ「ええっと・・・・・・人助けしてた!!!!」俺はその場から逃げだした

 

リズ「こらぁぁぁ!!!待てぇぇぇぇ!!!」

 

その後 俺はリズにしばらく追いかけられたが何とか撒けた

 

テツヤ「はぁ・・・はぁ・・・助かった・・・それに運良く家の近くだ・・・早く帰ろう・・・」

 

~帰宅~

 

テツヤ「ただい・・・・・・まぁ・・・・・・」俺は家に帰るなり倒れた

 

「テツヤ!!!!?」

 

テツヤ「ぜぇ・・・ぜぇ・・・疲れたぁ・・・・・・」

 

ユウキ「大丈夫!?二日の間何があったの!?」

 

テツヤ「はぁ・・・なぁに・・・少し・・・人助け・・・してただけさ・・・」

 

ユウキ「本当に大丈夫なの!?」

 

テツヤ「おう・・・安心・・・しろ・・・」

 

ユウキ「もう!!大丈夫じゃないでしょ!?とにかくお布団に運んであげる!!待ってね!うんしょ!!」ユウキは俺の肩を持ち支えてくれた

 

テツヤ「わりぃな・・・もう疲れちまって動けねぇわ・・・」

 

ユウキ「今はゆっくり休んで? またどうせ無茶したんでしょ!!」

 

テツヤ「へへへ・・・まぁ・・・な・・・」

 

その後 俺は気づかぬ間に布団の中に入って眠っていた

気づかない内に日ずけは変わりもう翌日の朝方だ

 

テツヤ「はぁ・・・起きれねぇ・・・疲れて1歩も動けねぇってあるんだな・・・・・・」

 

テツヤ「・・・ユウキー来てくれー」

 

「はいはい!ちょっと待ってね!」

 

ユウキ「お待たせ!どうした「ぎゅっ!」ふぇ!?」

 

俺は寝ながら片腕でユウキを抱きしめ俺の寝ていたベッドの上に乗せもう片っぽの腕でユウキを撫でた もう疲れて何もできないけどこんくらいは昨日一昨日とほとんど放ったらかしだったんだから相手してやらなきゃね

 

ユウキ「い、いきなりやられると恥ずかしぃよぉ・・・」

 

テツヤ「悪いな でも今はこうしていたいんだ 駄目かな?」

 

ユウキ「別にいいよ? ボクもこうされるの好きだし・・・」ユウキも首元に抱きついてくる

 

ユウキ「全く・・・・・連絡もあれっきりだし心配したんだからね?」

 

テツヤ「いやぁ悪い悪い・・・ドタバタしててさ・・・」

 

ユウキ「そんなんじゃ許さないもん!!」

 

テツヤ「じゃあ何をしろと?」

 

ユウキ「・・・・・・コレ・・・・・・♪」そう言ってユウキは目を瞑り顔を俺の方へ向けてきた

 

テツヤ「はぁ・・・仕方ねぇなぁ・・・・・・」

 

ちゅっ くちゅくちゅ れろれろ ぷはぁ

 

ユウキ「えへへ・・・♪これで許してあげるね・・・♪」ユウキはそう言って俺の胸に顔を埋める

 

テツヤ「疲れてっからこれ以上は厳しいからな・・・・・・」

 

ユウキ「もうやらないよ~♪テツヤがいてくれるだけで嬉しいの~♪」

 

テツヤ「ならいいけどさ・・・・・・・・・なぁ ユウキ」

 

ユウキ「?どうしたの?」

 

テツヤ「お前はいじめになんかあってないよな?」

 

ユウキ「へ?あってないけど・・・・・・いきなりどうしたの?」

 

テツヤ「いや、ただ・・・・・・いじめは許さねぇって事だよ」

 

 

 

一方 その頃フィリアは・・・・・・

 

フィリア「ふんふ~ん♪♪やっぱりシャワーは気持ちいなぁ~♪」

 

『可愛いと思うよ』

 

フィリア「っ!!まただ・・・・・・何でだろう・・・・・・気づいたらいつもテツヤの事考えちゃってる・・・・・・最初は単なるスケベな人だと思ってたのに・・・・・・」

 

フィリア「でも・・・一緒にいるうちに・・・・・・楽しくなって・・・・・・安心感が出てきて・・・・・・今まで湧いたことのない気持ちになってた・・・・・・」

 

フィリア「・・・・・・もう一度・・・・・・会いたいなぁ・・・・・なでなでしてもらうの気持ちよかったなぁ~♪」

 

 

フィリア「・・・・・・テツヤ・・・・・・また・・・・・・会えるよね・・・・・・きっと・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィリア「・・・・・・゛好き゛って・・・・・・こうゆう事なのかな・・・・・・」

 




いじめられていた過去と決別を交わし 変われたフィリア フィリアにとってテツヤとの出会いはきっと忘れられない事になるでしょう

そして今回で手にした文字化けをしたソードスキル あれは一体!?

そしてフィリアまでテツヤに好意を!?コイツはどこまでモテれば良いのか!?

次回もフィリアは出ます!! 乞うご期待!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。