ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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祝!お気に入り登録者100人突破! これもいつも見て下さる皆さんのおかげです!

これを記念して今回から3回にわたり特別ゲストをお迎えして行きたいと思います!

ではどうぞ!!


part19 sideA 新たな出会い~虚ろな世界の少女~

テツヤ「くそったれ・・・・・・リズの奴俺のスイートタイム邪魔しやがって・・・・・・」

 

今 リズに無理矢理使われ以前キリト達と来た55層の雪山エリアに来ていた

 

今日はテコでも動きたくなかったんだ・・・・・・何せ今日はたまにある゛あの日゛なのだから・・・・・・

 

~今朝~

 

テツヤ「ユーウキ♪」

 

ユウキ「テーツヤ♪」

 

テツヤ・ユウキ「「えへへ~♪♪♪」」

 

今日は俺とユウキにとって大事な日だった どんな日かって?

 

そう、今日は2週間に1度訪れる《イチャイチャデー》だ

 

イチャイチャデーとは俺とユウキの互いを好きと言う気持ちが最高潮に高ぶりなおかつ一緒にいたいと言う気持ちが合致すると成立する特別な日

 

その日は普段ユウキしかしない頬ずりを俺からしたりユウキが極限まで甘えて来たりするこれ以上にない最高の日なのだ

 

ユウキ「だーいすきー♪」ユウキはそう言ってほっぺをすりすりしてくる

 

テツヤ「俺もー♪」俺も負けじとやり返す

 

多分周りから見たら何あのバカップルキモイと言われるだろうがんなこたぁどうでもいい ユウキと思う存分にイチャつけるこの日は俺にとってこの世界で1番大切な時間だ

 

ユウキ「あ!そうだ!!」

 

テツヤ「ん?どした?」

 

ユウキ「あ!あのね!」

 

ユウキ「えと・・・その!」

 

テツヤ「?」

 

ユウキ「・・・・・・その・・・・・・あの・・・・・・うぅ~・・・・・・/////」

ユウキは手をもじもじさせながら頬を赤らめている 何があったのだろうか

 

テツヤ「どうしたんだ?恥ずかしがらず言ってみろ」

 

ユウキ「あ・・・あの・・・しょの・・・・・・ぼきゅね・・・・・・あの・・・・・・お、おと、おとおとおとおと・・・・・・/////」

 

本気でどうしたんだコイツ 甘え過ぎておかしくなった?でもそんなたじたじなユウキも可愛いけどね

 

ユウキ「お・・・・・・が・・・・・・したい・・・・・・/////」

 

テツヤ「え?」

 

ユウキ「だから・・・・・・おと・・・・・・が・・・・・・したいの・・・・・・/////」ユウキはさっきから小声で何言ってるか全く分からん 何かがしたいのは伝わるけど

 

テツヤ「?もう一回言ってくんねぇか?何言ってっか分からん」

 

ユウキ「っ!!!!だから!!!!《大人のちゅー》がしたいの!!!!!何度も言わせないで!!!!!/////」

 

テツヤ「・・・・・・・・・・・・・・・え?」

 

ユウキ「・・・・・・駄目・・・・・・かな・・・・・・?」

 

待て待て待て・・・・・・大人のちゅーってもしかしてあれか?あの舌入れちゃうアレ? 本気で言ってるの?ユウキの舌が俺の口に入るの?そんなご褒美貰っていいの?

 

テツヤ「いや・・・・・・こっちが聞きたいよ・・・・・・やっていいのかって・・・・・・」

 

ユウキ「ボクなら良いよ・・・・・・だから・・・・・・」そう言うとユウキは俺の体制を崩した

 

テツヤ「のわぁ!?」

 

ユウキ「・・・・・・テツヤから・・・・・・ちゅーして欲しいな・・・・・・/////」

 

今、俺は軽く押し倒され半ば襲われた様な状態だ 過去のイチャイチャデーでもこんな事は無かった・・・今日のユウキはガチだ・・・

いけないってことは分かってるさ・・・・・・だけど・・・・・・だけど・・・・・・!!!・・・・・・嫁に押し倒されて我慢できるかぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

 

テツヤ「ユウキ!!!俺!!」俺はユウキの腰に手を回し今度は逆にユウキの体制を崩した

 

ユウキ「っ!」

 

テツヤ「・・・・・・良いん・・・・・・だな・・・・・・」

 

ユウキ「・・・うん・・・/////」

 

ユウキはこくんとうなずくと目を閉じた するとユウキは腰に回してた手に身を任せた

 

もう俺は止まらん・・・!!理性なんか知ったこっちゃねぇ!!

 

テツヤ「・・・・・・ユウキ」ひとまず俺はユウキにキスした

いつも思うけどユウキの唇ってぷるぷるしててキスしたらめちゃくちゃ柔らかい 潤いがある感じだ

 

ユウキ「ん・・・」

 

少し今まで通りのキスをした後 ユウキご希望の舌を入れる

 

ユウキ「んっ・・・・・・!!」

 

俺が舌を入れるとユウキも俺と同じように舌を入れてくる

 

テツヤ「・・・ゆ・・・うき・・・・・・」

 

ユウキ「はみゅ・・・・・・て・・・・・・ちゅや・・・・・・好きぃ・・・・・・す・・・・・・きぃ・・・・・・」

 

互いの舌が交互に絡み合う そしていやらしい音がその場に鳴り響く

 

ユウキは俺の舌を我が物にしようと言うような勢いで舌を絡めてくる ユウキがこんなやらしい子だとは思わなかった

 

そして一旦唇を離す すると俺とユウキの唇の間から恐らく唾液であろう液体が下に流れ落ちた

 

ユウキ「はぁ・・・はぁ・・・激しぃよぉ・・・エッチなんだからぁ・・・////」唇を離したユウキは目がとろーんとしていて何だか可愛くも色っぽくもエロくも感じた

 

てかこれヤバイ 予想異常に良かった 気持ちいいと言うかなんと言うか・・・ とにかく癖になるかもしれん もっとしたい でも流石にヤバイよな・・・・・・

 

ユウキ「・・・・・・テツヤ・・・」

 

テツヤ「ん?」

 

ユウキ「・・・・・・もう一回・・・・・・しよ・・・・・・?」少し首をかしげながら人差し指を唇に置き 可愛らしくそして、セクシーに言ってきたユウキ

 

テツヤ「はうっ!?」そんなユウキに俺のハートはぶち壊された

 

何なんだコイツはよぉぉぉぉぉ!!!!!可愛いぃぃぃぃぃぃ!可愛いぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!

何故俺の嫁はこんなにも可愛いんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!俺だけの物にしてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

 

テツヤ「・・・・・・だったらさ」俺はユウキをお姫様だっこした

 

ユウキ「ふえぇ!?」

 

テツヤ「このまんまでしようぜ?な?ユウキお嬢様」

 

ユウキ「~~~~!!!!おっ・・・お嬢様だなんて・・・しょんな・・・・・・/////」

 

テツヤ「どうなさいますか?お嬢様」

 

ユウキ「・・・・・・して・・・・・・ボクからの命令・・・・・・」

 

テツヤ「承知しました♪」

 

ユウキ「後ね・・・・・・」

 

テツヤ「ん?」

 

ユウキ「・・・・・・ボクの事・・・・・・好きにしていいよ・・・・・・めちゃくちゃにして・・・・・・良いからね・・・・・・?ボクを・・・・・・その・・・・・・テツヤの・・・・・・で・・・・・・今日なら許してあげるね・・・・・・エッチな事しても・・・・・・・・・ユキを作る練習しちゃお・・・・・・?/////」

 

 

テツヤ「っ!?!?!?!?!?」

 

理性の壁 〇三三三 ポーヒー ???「破壊し尽くすだけだぁ!!」

 

デデーン☆

 

 

ここここ・・・・・・こんにゃろぉぉぉ!!!!遂に言いやがってぇぇぇぇ!!!!おかげで理性の壁がどっかのサイヤ人にデデーンされたよ!!!!

とりあえず今日のユウキは積極的だ!!!そのユウキの期待に応えられずどうする!?お望み通りメチャクチャのグチョグチョに犯してやる!!!!ユキどころかユキお望みの妹も作ってやらぁ!!!

 

 

テツヤ「ほぉ・・・お嬢様もそんなエッチな子だったなんて私にとっては心外ですね・・・・・・」

 

ユウキ「うるさい!!今日はそんな気分なの!!」

 

くくく・・・・・・壁が破壊された以上もう邪魔者もいねぇ・・・・・・

 

この作品がR―15だろうが関係ねぇぜ!!!!

 

クライン・・・残念だったなぁ・・・・・・前お前が言ったようにてめぇと同じ土俵に立ってやるぜ・・・・・・ユウキと共になぁ!!!

 

テツヤ「でもまずはキスから だろ?」

 

ユウキ「・・・こくん・・・」ユウキは再度目を瞑った

 

母さん・・・親父・・・俺・・・今日から大人になるよ!!

 

そう思った時だった

 

ピンポーン! 誰かが家を訪ねてきた 誰だよ!!空気読めやこのくそ!!ぶち殺されてぇか!!!

 

テツヤ「・・・・・・誰だ・・・・・・」

 

ユウキ「行かないでいいの・・・?」

 

テツヤ「キスしてからだ」俺はユウキの顎をくいっと持ち上げた

 

ユウキ「もう・・・テツヤったら・・・・・・でもエッチなテツヤも大好き・・・♡♡♡ボクをテツヤの虜にして・・・♡♡♡」

 

テツヤ「言われなくてもわかってらぁ・・・俺無しじゃ生きていけなくなる程愛してやる・・・♪覚悟しろよユウキ・・・・・・♪」

 

さて、気を取り直して・・・・・・いざ!!

 

ピンポーン!

 

テツヤ「だぁもう!空気読めよ!!」

 

ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン!!!!

何度も連打され家がインターホンの音だらけになる

 

ユウキ「・・・行って来たら?」

 

テツヤ「そうするわ・・・ぶん殴る・・・!!」

 

ソファーにユウキを座らせ玄関までイライラした為ドスドス歩く そして扉に手をかけた いや、手で開けないでいいやもう

 

テツヤ「誰だ空気読めねぇクソッタレはぁぁぁぁ!!!!!!!」家の扉を蹴り開けると目の前にはリズが立っていた

 

リズ「私よ!空気読め無いクソッタレで悪かったわね!!」

 

テツヤ「んだよお前か 悪いが今からお楽しみタイムなんだ 帰れ帰れ」

 

リズ「残念ながらそのお楽しみも終わりよ」

 

テツヤ「あぁん?」

 

リズ「あんたには今から55層にあのクリスタルを取りに行ってもらうわよ!!」

 

テツヤ「・・・・・・あ゛?」怒りがどっと湧いた気がした

 

リズ「どうしても必要になっちゃってねぇ~・・・お願い!私は今日予定があって行けいないの!だから変わりに行ってもらえない?」

 

テツヤ「キリトに頼め」

 

リズ「邪魔しちゃ悪いじゃない」

 

テツヤ「俺らの邪魔者ですよあなたは!?分かってる!?」

 

リズ「この作品はR―15よ!それを阻止するためにも行ってもらうわ!!」

 

テツヤ「何言ってんだお前・・・」

 

リズ「良いから取りに行ってよぉ~お願い!正義の死神でしょ!」

 

テツヤ「正義の味方もいちゃつくときは必要なんで ではこれにて」俺は扉を閉めようとしたがリズが扉の間に足を入れて来た

 

リズ「さもなきゃあんたの全財産奪い取って破綻に追い込んでやりましょおかぁ?そしたらどうなると思う~?」

 

テツヤ「ど・・・どうなんだよ・・・」

 

リズ「ユウキが愛想尽かして逃げてくかも♪」

 

テツヤ「!?」

 

リズ「やだったらさっさと行く!!!」

 

テツヤ「で、でも俺にはユウキが「行け」・・・・・・はい・・・・・・」

 

リズ「ふふふ~それじゃあ宜しくー♪」そう言って元気そうにリズは出て行った

 

テツヤ「・・・・・・・・・俺の脱童貞がぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ユウキ「どうしたの!?頭抱えて!?」

 

テツヤ「実は・・・・・・」

 

説明中・・・・・・・・・

 

ユウキ「あらら・・・それは災難だね・・・・・・」

 

テツヤ「折角のイチャイチャデーが・・・・・・」

 

ユウキ「家に帰ったらまたイチャイチャデーを再開しよ?そしたら・・・」

 

テツヤ「そしたら・・・?」

 

ユウキ「・・・さっき言ってたこと・・・しようね・・・♪」ユウキは自分の唇に人差し指を置くとその人差し指を俺の唇に当ててきた

 

テツヤ「っ!?」

 

今日はどうしたんだユウキよ!!!こんな積極的な事すんだね!?新たなユウキ発見だよ!!!

 

ユウキ「あ!少し待ってて!」

 

テツヤ「へ?」

 

~数分後~

 

ユウキ「お待たせ♪はい!」ユウキは俺に袋に包まれた何かを渡してきた

 

テツヤ「?何コレ?」

 

ユウキ「お昼のサンドイッチだよ♪お腹空いたら食べてね?」

 

テツヤ「ホントか!?そりゃ助かるぜ!」

 

ユウキ「早く行って戻ってきてね?」

 

テツヤ「もち!待っとけよ!」

 

ユウキ「うん!それとコレ!」そう言うとユウキはキスしてきた

 

テツヤ「っ!」

 

ユウキ「ふふふ♪行ってらっしゃいのちゅーだよ♪大人のちゅーじゃないけど我慢してね?」

 

テツヤ「おう!ありがとな!張り切っていってくるぜ!!」

 

ユウキ「行ってらっしゃい!あなた!」

 

~~~~~~~~~~

 

てなわけで今にいたる

 

テツヤ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・憂鬱でしかねぇ・・・・・・でも・・・・・・・・・今日戻ったらそこには・・・・・・」

 

ユウキ『えへへ・・・♪ボクね・・・・・・テツヤの為にエッチぃ下着買っちゃったんだ・・・♪』

 

テツヤ『ユウキ・・・お前・・・』

 

ユウキ『テツヤ・・・ボクを食べて・・・?それで・・・エッチなボクにお仕置きして・・・?いっぱいいっぱい・・・ボクを骨抜きにして・・・?』

 

テツヤ『っ!!!・・・・・・い・・・・・・言われなくても食ってやらぁぁぁぁぁ!!!!今日の晩飯はユウキ!!お前だぁぁぁぁぁぁ!!!!たっぷりお仕置きしてやる!!!!立てなくなっても知らねぇぞぉぉぉぉぉ!!!!』

 

ユウキ『やぁん!テツヤの獣~!!でも好きぃ~♡』

 

テツヤ「つう事に・・・・・・かぁぁ!!!たまんねぇぇぇぇ!!!!速く帰りてぇぇぇぇ!!!!」俺は興奮のあまり周りにあった水晶に頭を何度もガンガンとぶつけた

 

テツヤ「あ・・・・・・やり過ぎた・・・・・・頭いてぇ・・・・・・」俺はフラフラとなりながらもさっさと家に帰るため歩き出した

 

少し歩くと足元が崩れた

 

テツヤ「・・・・・・え・・・・・・?」

 

そのまま俺は真っ逆さまに落ちた

 

テツヤ「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」

 

俺はかなりの速度で落下している 多分俺はこのまま死ぬんだろう・・・・・・エロい妄想したのが死ぬ前最後にした事って情ねぇ・・・・・・

 

こんな事なら行く前にユウキをもっと愛しとけば良かった・・・・・

 

 

さよなら・・・・・・皆・・・・・・そしてユウキ・・・・・・すまん・・・・・・こんな馬鹿な死に方した俺を許してくれ・・・・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

side ???

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

辺りに広がるのはよく分からない場所 私はもうここに二週間近く入り浸っている

 

迂闊だった アイテム探しに夢中で足元が崩れてしまうなんて馬鹿みたいな話だ

 

何故私はあんな所に来てしまったのか そもそもレアアイテムがあるからって1人で来たのが間違いだった

 

でも、生憎私には仲間がいない この世界でずっと1人で生きてきた だからこんな私を助けてくれる人もいない

 

もう空腹で目の前がかすれてる 今にも倒れてしまいそうだ

 

 

――――――――あぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・

 

何だろう 声が聞こえる こんな所に人は私しかいないはずなのに・・・・・・きっと幻聴か何かかな

 

――――あぁぁぁぁぁ・・・・・・

 

さっきよりも声が大きくなってきた 幻聴だってゆうのに

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

「!?上!?」私はそう思って上を見た

 

「退いてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」上空から降ってきたのは1人の男の子だった

 

「え!?ちょっと!待っ・・・!!!」

 

ドサー!!! 私は避けようとしたけど結局避けきれず男の子と重なりあってしまった

 

これが私の彼との出会いだった この出会いが私の考えを大きく変えることになった・・・

 

??? sideout

 

~~~~~~~~~~~

テツヤ side

 

死んだと思った 確実に もうユウキに会えないかと思った

 

けど生きてた 俺は数百mはあったであろう落差から見事生還した・・・・・・オレンジ色の髪をした少女とぶつかりながら

 

テツヤ「いつつ・・・・・・ん?何だこれ?」

 

むにゅ

 

「へ!?」

 

触った事ある感覚 ユウキとは違い少し大きいが・・・・・・うん、やっぱ・・・・・・あれだよね?

 

テツヤ「・・・・・・・・・・・・まさか・・・・・・・・・これって・・・・・・君の・・・・・・?」

 

「・・・・・・・・・」女の子は涙目になりながら目で怒りを訴えてくる

 

テツヤ「だぁぁぁよねぇぇぇ!?す!すまん!!!!」

 

「こ・・・・・・殺す!!!!!」女の子はそう言って自分の武器であろう短剣を取り出した

 

テツヤ「い!?ちっと待てって!!!」

 

「言い訳無用!!!!!!」

 

テツヤ「ごめんって謝ってるじゃないか!!」

 

「女の子の胸揉んでそれだけなの!?私はねぇ・・・・・・生まれて初めて男の人に揉まれたのよ!!!!しかも見ず知らずのあんたに!!!!!」

 

テツヤ「え・・・それは済まなかったってだから剣をしまえって!!!」

 

「この!!すばしっこいわね!!大人しくお縄につきなさい!!!」

 

テツヤ「だから!待て!って!」

 

女の子の短剣捌きはなかなか上手く俺も避けるのがやっとだった

 

このままじゃこの子はオレンジプレイヤーになっちまう・・・!

 

テツヤ「あぁもう!」

 

「っ!」

 

俺は斬月で女の子による短剣の攻撃を止めた これで多分大丈夫だと思う

 

「へぇ・・・あんた、痴漢のわりになかなかやるじゃない」

 

テツヤ「痴漢じゃねぇわい!」

 

「じゃあさっきのは何よ!!事故だってゆうの!?」

 

テツヤ「事故だ!!!」

 

「故意よ!!!」

 

テツヤ「事故!!!」

 

俺らはこんなやり取りをしばらく続けたが何とか誤解を解くことが出来た

 

「はぁ・・・・もういいわよ 事故ってことで」

 

テツヤ「ふぅ・・・何でいつも俺は女にこうやってやられなきゃならんのだ・・・」

 

「あんた、見たところ55層の雪山エリアから来たみたいね あんたもレアアイテム狙いだったの?」

 

テツヤ「え?いや、55層から来たのは確かだが俺は鍛冶用のクリスタルを取りに来ただけで・・・・・・」

 

「へ?あんた鍛冶屋なの?」

 

テツヤ「いいや、俺は友達からこき使われただけ んでちょっと訳あってフラフラしてたら足場が崩れて下に急降下 んでもって君にぶつかったんだよ」

 

「へぇ 後、生憎だけど私君って名前じゃないから」

 

テツヤ「あ、悪かったな 君の名前は?」

 

「自分の名を名乗る時は自分からでしょ 第一胸揉んできた奴に私から自己紹介する筋合いは無いわ」

 

テツヤ「うぐっ・・・・・・はぁ・・・わあったよ 俺の名前はテツヤ 一応攻略組のメンバーやってる 皆からは死神って言われる事が多いかな? さっきは悪かったな」

 

「へぇ・・・あんたみたいなスケベでも攻略組って入れんだ・・・」

 

テツヤ「だからー!!!」

 

「くすっ 冗談だよ 私の名前はフィリア 宜しくねテツヤ」

 

テツヤ「おう よろしくなフィリア」俺はフィリアと握手を交わした

 

テツヤ「ところでフィリアは何でここに?」

 

フィリア「私は55層でレアなお宝が手に入るって聞いたから1人で探索してた所 あんたと同じく足場が崩れてここに落ちたの もうかれこれ二週間になるわ」

 

テツヤ「に!?二週間!?」

 

フィリア「どう足掻こうと出口が見つからないのよ・・・」

 

テツヤ「転移結晶は?」

 

フィリア「試してないと思う?」

 

テツヤ「駄目か・・・・・・」

 

フィリア「一生ここにいなきゃいけないのかな・・・・・・私達・・・・・・」

 

テツヤ「なぁに!心配しなさんな!!こうゆう時は決まってなにかギミックがあるはずさ!!例えば・・・・・・ここの壁殴ったら何かあるとか!」ガンッ!! 俺は壁を試しにぶん殴った

 

テツヤ「いでぇぇぇぇ!!!!!か!かてぇぇぇぇ!!!」

 

フィリア「大丈夫!?何やってるのよ!!!」

 

テツヤ「い、いやぁ物は試しだと思ってさ・・・・・・」

 

フィリア「はぁ・・・・・・馬鹿ねあんた」

 

テツヤ「良く言われるさ さて、こんな所でだべっても仕方ねぇ 行こうか フィリア」

 

フィリア「そうしまし「ぐぅ~」っ!?/////」

 

テツヤ「・・・・・・腹減ってんの?」

 

フィリア「恥ずかしい・・・・・・」

 

テツヤ「待ってろ 今飯だしてやる」

 

俺はアイテムストレージからユウキの特製サンドイッチを1つ取り出した

 

テツヤ「ほら、食べな 腹が減っては戦は出来ぬだ 大丈夫 味は保証してやる」

 

フィリア「・・・・・・ありがと・・・・・・はむっ・・・・・・・・・っ!?」

 

テツヤ「どうだ?」

 

フィリア「すっごく美味しい・・・!こんなの食べたことないよ!!ありがとねテツヤ!!」フィリアはもぐもぐと食べ続ける

 

テツヤ「おう 笑顔になってくれて何よりだよ」

 

フィリア「ご馳走様!」

 

テツヤ「早!」

 

フィリア「よぉし!回復回復!じゃあいこっか!」

 

テツヤ「おう、探索しながら簡単にここの状態教えてくれ」

 

 

 

 

 

テツヤ「とにかくここは恐らくダンジョンであるってことね って事はどっかしらに必ず抜け道はあるはずなんだが・・・・・・全部の道試したんだろ?」

 

フィリア「えぇ なのに全然よ こんなんじゃトレジャーハンターの名が泣くわ・・・・・・」

 

テツヤ「へぇ~フィリアってトレジャーハンターやってんだ」

 

フィリア「あのお宝に対面する瞬間と来たら止められないんだ!なんてゆうか・・・・・・もう興奮しちゃうの!!」フィリアは手をぶんぶんさせ興奮しながら俺にトレジャーハンターの良さを問いかける

 

テツヤ「そ、そっか それじゃあハンター仲間もいるの?」

 

フィリア「・・・・・・仲間はいない・・・・・・」

 

テツヤ「え!?」

 

フィリア「この世界ではずっと1人 天涯孤独よ」

 

テツヤ「じゃ、じゃあ今までずっと1人で!?」

 

フィリア「何か悪い?」

 

テツヤ「い、いや悪いってこたぁねぇけどよぉ・・・」

 

フィリア「・・・・・・私1人でも生きていけるのよ 仲間なんか・・・友達なんて真っ平ごめんよ」

 

テツヤ「・・・・・・昔なんかあったのか・・・?」

 

フィリア「あったけど話さないわよ」

 

テツヤ「別に無理に聞こうとはしてねぇさ 安心しろ」

 

フィリア「どうだか・・・」

 

テツヤ「さて・・・・・・ん?ありゃ何だ?」

 

天井を見上げるとスイッチのようなものが見えた アレを押せば何か起きそうだが・・・

 

フィリア「!あんな所にスイッチが・・・!でもあんな所届きそうに無いし・・・・・・」

 

テツヤ「へっ 任せな」俺は右腕に力を込めた

 

テツヤ「月牙天衝!!!」

 

放たれた月牙天衝はスイッチに当たり 見事スイッチを押すことが出来た

 

テツヤ「やりぃ!」

 

フィリア「凄いソードスキルだね ヒースクリフって人みたいなユニークスキルか何か?」

 

テツヤ「んー・・・・・・いや、これはそう言うんじゃねぇんだ 強いていえば・・・・・・俺にのみ与えられたこの世界唯一の武器・・・・・・かな?」

 

フィリア「?・・・・・・とにかくその武器が凄いってことは分かったわ」

 

ゴゴゴ・・・・・・!!!! スイッチを押した影響か地面が揺れ始めた

 

テツヤ「のわぁっ!?」

 

フィリア「地震!?」

 

俺も地震かと思ったがその揺れもすぐに収まった すると俺達の目の前に扉が現れた その扉は下へと続く物だった

 

テツヤ「どうやらダンジョンの奥に進める合図だったらしいな 行こうぜフィリア」

 

フィリア「・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「?どした?」

 

フィリア「私が頑張って二週間使ったのにあんた1人でここまで来たなんて・・・・・・何か納得出来ないわ」

 

テツヤ「そう言われてもなぁ・・・どうしろと?」

 

フィリア「別に ただ戦闘で足引っ張んないでね」

 

テツヤ「へいへい んじゃあ行くぞ!」

 

フィリア「うん!」

 

こうして、俺とフィリアは未知のダンジョンへと足を踏み入れた

 

~~~~~~~~~~

 

テツヤ「フィリア!スイッチ!!」

 

フィリア「了解!」

 

フィリアは相手にソードスキル アーマー・ピアースを叩き込み敵を倒した

 

テツヤ「ナイス連携!いい調子だな!」

 

フィリア「あんたの強さにビックリよ 伊達に攻略組やってる訳じゃないのね」

 

テツヤ「そりゃどうも さて、大分進んだな」

 

フィリア「そうね、そろそろ何か次に通ずる場所があってもいい気がするけど・・・・・・」

 

そう思い周りを見渡すと1人のNPCが立ってるのが見えた

 

テツヤ「あのNPCに話しかけるとなんかが進む・・・・・・みたいな感じかな?」

 

フィリア「とにかく話を聞いてみましょ?」

 

テツヤ「そうすっか」俺とフィリアはNPCに近づいた

 

フィリア「すみません 何かお困りですか?」

 

「ん?あぁ ちょっとね」

 

テツヤ「お話できないような内容何ですか?」

 

「いや、そんなもんじゃないよ 本来この先は奥に続く場所だったんだけどなんかよく分からん奴が居座ってからこの場所が閉ざされたんだ 俺も困り果ててね こうなったら女房にも息子達にも会えないよ」

 

フィリア「どうやらそのよく分かんない奴を倒せば道は開くみたいね 当然受けるよね?」

 

テツヤ「もち 俺達が何とかしましょうか?」

 

「本当かい!? それは助かる! そのよく分からないやつはここから西に進んだ場所にいる 恐らく強いと思うから用心してかかるんだよ!」

 

テツヤ「良し んじゃあ行こうか」

 

フィリア「うん!頑張ろうね!」

 

 

 

 

 

 

テツヤ「西に進んで随分経ったが・・・一向に出てくる気配がねぇな」

 

フィリア「そうね 何かさっきみたいなスイッチでもあるのかしら」

 

カサカサ・・・・・・!!!

 

フィリア「っ!?」フィリアは何かに気づいたのか驚いたように後ろを向いた

 

テツヤ「どうした?敵か?」

 

フィリア「いや、気のせいだったみたい 早く行きましょ?」

 

テツヤ「おう んじゃあ「きゃー!?」っ!?フィリア!?」

 

俺は悲鳴を挙げたフィリアの方を向いた するとそこには巨大な蜘蛛のモンスターがいた

 

フィリアはその巨大なモンスターの吐いた糸に絡まれ拘束されてしまったようだ

 

フィリア「しまった!こんなミス・・・!!」

 

テツヤ「フィリア!!!!ぐっ!この野郎!!」

 

俺はすぐにフィリアを助けようとしたが俺も蜘蛛が吐いた糸にやられた

 

テツヤ「っ!!くそっ!!!」

 

フィリア「テツヤ!!」

 

テツヤ「だぁ!粘っこくて取れん!!!どうなってんだよ!!!」

 

フィリアの方へ向くと巨大な蜘蛛がフィリアを襲おうとしていた

 

フィリア「っ!!」

 

『お前なんかいらないんだよ!!!』『死ねばいいんだ!!!』

 

『消えろ!!気持ちわりぃんだよお前は!!!』『うわぁ!逃げろ~!!!』

 

フィリア「いや・・・いやいやいやいやいいや・・・・・・!!!!死にたくない・・・・・・死にたくない・・・・・・!!!!」フィリアは恐ろしさから身震いしてるように見えるがあれは恐ろしさなんかじゃない 何かを思い出して震えている様に見える

 

テツヤ「くそったれ・・・・・・卍解!!!!」

 

俺は卍解して糸を無理やり解き その直後に月牙天衝で蜘蛛を攻撃し、蜘蛛のフィリアへの進行を止めた

 

テツヤ「フィリア!!!大丈夫か!?」

 

フィリア「テ・・・ツヤ・・・私は・・・もう嫌だ・・・嫌なの・・・!!!」

 

何の事かは分からないがフィリアは何かに怯えている これだけは確かだった

 

テツヤ「糸解くのは悪いが後だ!今はあのムシケラ駆除してくるから待っててくれ!」

 

俺は蜘蛛に月牙天衝をもう1発お見舞いし その後すぐに素早く単なる四連撃を食らわせる それでもまだイエロー中盤位にしか減らせてなかった

 

テツヤ「くそ・・・粘るな・・・だけどお生憎様 俺は粘る野郎は・・・・・・でぇっ嫌いなんでなぁ!!」

 

俺は休ませる間も無く再度攻撃をしかけた 縦に斬り、横に斬る 敵はそれに怯んだ そして最後にはルークにも使ったホリゾンタル・スクエアからの全力月牙天衝で敵を倒した

 

テツヤ「フィリア!!大丈夫か!?」俺はすぐさまフィリアに近づき糸を斬ってやった

 

フィリア「怖い・・・皆が・・・私を・・・・・・嫌だよ・・・・・・死にたくないよ・・・・・・怖いよ・・・・・・」

 

テツヤ「フィリア・・・・・・」

 

フィリア「・・・テツヤは・・・私の側にいてくれる・・・?裏切らない・・・?」

 

テツヤ「何言ってんだよ 1度共闘した奴の事は仲間だと思ってるからよ 裏切るもなにもねぇさ いつまでも側にって訳にゃあ行かねぇが脱出するまでは側にいてやる 安心しろ」

 

フィリア「・・・ありが・・・とう・・・」

 

テツヤ「どういたしまして さて、あのムシケラも死んだことだし道は開けた筈だ 確かめに行こうぜ」

 

フィリア「う、うん!」

 

 

 

 

 

フィリア「所でいつの間に武器と防具を変えてたの?今度のは随分とスマートだけど・・・」

 

テツヤ「ん?いや、これが俺の武器の特徴 卍解だよ」

 

フィリア「ばん・・・・・・かい・・・・・・?」

 

テツヤ「んー・・・やっぱしこれは簡単に言うとユニークスキルなんかな~?もはやこの武器は俺だけの為にあると言っても過言ではないしな・・・・・・」

 

フィリア「なんて言う名前なの?この武器は」

 

テツヤ「さっきのでかい状態が斬月 んでもって卍解したこの武器が天鎖斬月 自慢じゃねぇがこの状態になったら俺を凌ぐ早さを持つ奴はいないんじゃねぇかな?」

 

フィリア「へぇ~」

 

テツヤ「何しろコイツは・・・・・・存在がイレギュラーだからな・・・」

 

フィリア「イレギュラー?どう言うこと?」

 

テツヤ「・・・・・・良いよ 教えてやる 他言無用だ」

 

フィリア「う、うん」

 

テツヤ「こいつはさ――――――――」

 

テツヤ「って訳」

 

フィリア「へ~!そんな事ってありえるんだね!もう1人の自分に会うなんて!」

 

テツヤ「まぁね 俺だって最初は頭がこんがらがったよ とにかくさ コイツにユニークスキルも何もねぇんだ 卍解も本来無いスキル だからもしコレを使いたいって言って俺を殺して奪ったとしてコイツを使いこなせる奴はいないさ 本当に俺専用のオリジナルの武器だ」

 

フィリア「ゲームと現実の世界を超越するなんて何だか凄い武器だね 斬月って」

 

テツヤ「まぁね 俺だってまだコイツの正体の7割近くは判明できてないんだ それでも分かるのはコイツは俺専用の相棒だってことだ」

 

フィリア「それじゃあ私が卍解って言っても駄目なのかな?」

 

テツヤ「だろうね 防具も変わるわけだしね この死霸装も俺は気に入ってんだ ロングコートみたいでなかなか格好良いだろ?赤黒で俺のテーマカラーでもあるしな」

 

フィリア「うん、格好良いと思うよ」

 

テツヤ「だろ?ともかくコイツがある限り 俺は誰の事も死なせはしないさ 必ず守り抜いてみせる」

 

フィリア「何だか言うセリフがヒーローみたいだね テツヤって」

 

テツヤ「そうか?まぁ俺自身そう言う誓いをある奴にしちまってるからな」

 

フィリア「・・・・・・私にもそう言う人がいてくれたら・・・・・・」

 

テツヤ「ん?」

 

フィリア「い、いや 何でもないよ?」

 

テツヤ「そうか、ならいいんだ さて、そろそろさっきの場所に着くな」

 

フィリア「そうだね あっ!見てよテツヤ!!道が!!」

 

フィリアが指さした先には大きな穴が空いた道があった そしてその側には先程のNPCもいた

 

「おぉ!君達!良くやった!!これはお礼と言っちゃ何だが宝石をあげるよ!拾いもんだけどね じゃあ俺はもう行くね 本当にありがとう!」

 

俺はNPCの人から紅くキラキラと輝く宝石を受け取った そしてNPCの人は穴の中へと進んでいった

 

テツヤ「やったな それに宝もゲットだ」

 

フィリア「良いなぁ~・・・」

 

テツヤ「欲しい?」

 

フィリア「良いの!?」

 

テツヤ「おう 俺が持ってるよかトレジャーハンターのお前が持ってた方が良いかもね」

 

俺はフィリアにさっき貰った宝石を送った

 

フィリア「うわぁ~!ありがとう!!」フィリアは凄い笑顔で受け取ってくれた

 

テツヤ「どういたしまして そうやって笑顔でいてくれてる方が可愛いよ」

 

フィリア「っ!?可愛い!?」

 

テツヤ「そう思うよ?自信持ちなよ」

 

フィリア「・・・・・・本当に?」

 

テツヤ「本当に」

 

フィリア「私が?」

 

テツヤ「うん」

 

フィリア「・・・・・・・・・変わってるのね テツヤって」

 

テツヤ「え!?酷い!!」

 

フィリア「・・・・・・ありがとね・・・・・・嬉しいよ・・・・・・♪」

 

テツヤ「ん?なんつった?」

 

フィリア「なーんでも♪さ♪行こ♪」フィリアは俺の手を引っ張ってきた

 

テツヤ「お!おい!引っ張るなよ!!」

 

~~~~~~~~~~~

 

テツヤ「はぁ・・・もうこんな時間か・・・」

 

先に進んで数時間探索を進め、先程の蜘蛛討伐含め相当の時間を使ってしまって現在時刻は夜8時だ

 

フィリア「そうね でももうちょっと頑張りましょ?」

 

テツヤ「そうだな・・・・・・ってあぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

フィリア「どうしたの!?叫びだして!?」

 

テツヤ「大事な予定あったんだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

俺の・・・俺の・・・!!!!俺の奪童貞Timeがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

 

テツヤ「やっちまったぁぁぁぁ!!!どうしよぉぉぉぉ!!!」俺は今朝みたいに頭をガンガンぶつけた

 

フィリア「えぇ!?ちょっと!?落ち着いてよ!!」

 

テツヤ「はぁ・・・はぁ・・・落ち着けた・・・」

 

フィリア「そんなに大事な予定だったの!?」

 

テツヤ「・・・・・・うん・・・・・・」俺の目からは多分涙が出てると思う

 

フィリア「それは災難だね・・・でも涙は拭いて?テツヤのそんな姿見たくないよ?」フィリアは俺の涙を拭いてくれた

 

テツヤ「ぐすっ・・・ありがと・・・」

 

フィリア「どういたしまして♪あ、予定があったならその人に連絡しないでいいの?」

 

テツヤ「あっ!そうだ!!連絡してない!!やっべぇ・・・・・・多分今頃怒ってんだろうな・・・・・・連絡入れなきゃな・・・」

 

『すまん!!!!訳あって今日家に戻る事は厳しくなった!!!いつ家に戻ることになるかは分からんがなるべく早く戻る!!心配しないで待っててくれ!!』

 

と、送っといた ひとまずこれで安心だろう

 

フィリア「送れた?」

 

テツヤ「おう、ありがとなフィリア」

 

フィリア「困った時はお互い様でしょ?」

 

テツヤ「そうだな さてと! んじゃあ行くか!」

 

フィリア「うん!」

 

 

 

 

 

フィリア「ねぇテツヤ この壁少し変じゃない?」

 

テツヤ「ん?」フィリアの指さした壁を見ると確かに周りの壁と比べたら少し色褪せてる感じがした

 

フィリア「これって、忍者物とかだととんとんって叩くと壁がくるくるって回る奴だよね」

 

テツヤ「んじゃあ殴ってみる?」

 

フィリア「お願いしていい?」

 

テツヤ「任せろ んじゃあ」俺はもしもが起こらない為にフィリアを抱き寄せ近づかせた

 

フィリア「へっ!?/////」

 

テツヤ「いくぞ!!」ガンッ!!

 

朝方壁をぶん殴った時は俺の拳が痛んだだけだったが今回はフィリアが言ったように忍者物の映画のように壁が回り、俺とフィリアは壁の向こう側へと行くことが出来た

 

テツヤ「お!予想通り!流石トレジャーハンターだな!」

 

フィリア「あぅぅ・・・/////」

 

テツヤ「ん?どした・・・って!?す!すまん!!!これはやましい思いをした訳じゃなくて・・・離れないように近づかせようとしたんだが・・・!!」

 

フィリア「い!良いから離して!!」

 

テツヤ「悪い!!」

 

フィリア「もう・・・大胆なんだから・・・/////」

 

テツヤ「ん?なんか言った?」

 

フィリア「な、なななななんでもない!!!」

 

テツヤ「そ、そうか? とりあえず悪かった!!」

 

フィリア「良いよ・・・私の為を思ってくれた訳だし・・・」

 

テツヤ「ほっ・・・ユウキがいなくて良かった・・・」

 

フィリア「ユウキ?ユウキって誰?」

 

テツヤ「ん?あぁ、言ってなかったな さっき予定があるって言ったのもそのユウキなんだ」

 

フィリア「へぇ~ 友達なの?」

 

テツヤ「友達ってか・・・夫婦?」

 

フィリア「へ!?夫婦!?」

 

テツヤ「そ、そうだけど・・・あ、あのサンドイッチもユウキが作ってくれたんだよ 美味かったろ?」

 

フィリア「あのサンドイッチは本当に美味しかったよ!!あんなのこの世界で初めて食べたよ!!」

 

テツヤ「そうだろ~なんたって料理スキルカンストだからな」

 

フィリア「へぇ~!凄いんだねユウキさんって!!テツヤも良いお嫁さんを持てたね!」

 

テツヤ「だろ?俺には持ったいねぇくらいだよ」

 

フィリア「あんな美味しいご飯毎日食べられるなんて良いなぁ~・・・」

 

テツヤ「また今度食べさしてやるさ」

 

フィリア「本当に!?じゃあ指切りしよ!!」

 

テツヤ「ん?良いぞ?」俺はフィリアと小指を繋いだ

 

テツヤ・フィリア「「ゆーびきーりげーんまーん嘘ついたら針千本のーます ゆーびきった!」」

 

フィリア「ふふふ♪約束だからね?」

 

テツヤ「おう、約束は破らねぇから安心しろ」

 

フィリア「なら良かった♪」

 

テツヤ「さて、今日はもう10時近いし探索はまた明日にでもするか?」

 

フィリア「私も眠いしそうしよ? あ、でもここって一応ダンジョン内だし・・・・・・」

 

テツヤ「じゃあ良いよ 俺が見守ってるから時間交代で寝よう」

 

フィリア「良いの?」

 

テツヤ「おう 男に二言はねぇさ」

 

フィリア「じゃあ甘えさしてもらうね?先に寝てもいいかな?」

 

テツヤ「良いぞ 夜更しはお肌の敵 なんだろ?」

 

フィリア「その通り♪それじゃあお休み♪テツヤ♪」フィリアは布団を一枚取り出し それに包み 寝始めた

 

フィリア「Zzz・・・・・」

 

テツヤ「さてと 護衛任務と行きますか」

 

~数時間後~

 

テツヤ「ふぁ~・・・もう2時か・・・そろそろタッチしてもらうか・・・フィリア 起きて」

 

フィリア「Zzz・・・」

 

テツヤ「おーい フィリアー?」

 

フィリア「むにゃ・・・おばぁちゃん・・・」フィリアはそう言うと何故か俺に抱きついてきた

 

テツヤ「ふぇ!?」

 

フィリア「・・・私ね・・・もうやなの・・・学校が怖いの・・・」

 

テツヤ「へ・・・?」

 

フィリア「Zzz・・・・・・」

 

テツヤ「?・・・・・・まぁ詮索すんのも悪いしな・・・この事は忘れるか って言うか離れてくれないかな~?フィリア~?」

 

フィリア「えへへ・・・♪暖かいね・・・♪」フィリアはすんごい笑顔になっている 今まで見せたことない笑顔だ

 

テツヤ「はぁ・・・ユウキと同じか・・・お前も甘えん坊じゃないにしろそうゆうのが好きなのか?」俺はフィリアをそっと撫でた

 

フィリア「~♪」

 

テツヤ「まぁ良いさ ゆっくり寝ろよ フィリア」

 

~はたまた数時間後~

 

フィリア「ふぁ~・・・はっ!いっけない!!テツヤと交代しなきゃ!!」

 

テツヤ「お 起きた?」

 

フィリア「ごめんね 今替わるから・・・・・・・・・って!?何よこれ!!!」フィリアは今の状況に驚いた表情になっている

 

テツヤ「いや・・・これは俺がしたんではなくフィリアが・・・・・・」

 

フィリア「離れてぇぇぇぇぇ!!!!」フィリアはビンタしてきた

 

テツヤ「なんべっ!?」俺はかなり遠くまで吹っ飛ばされた いつも思うんだけど何で女の子のビンタって強いのだろうか 永遠の謎だなこれは

 

フィリア「はぁ・・・はぁ・・・」

 

テツヤ「いつつ・・・あの~大丈夫・・・じゃないよな・・・」

 

フィリア「・・・・・・良いよ・・・・・・許してあげる・・・・・・特別なんだからね?テツヤ以外だったらあの世に送ってるんだから!!!!」

 

テツヤ「は、はい・・・・・・」

 

フィリア「でも・・・・・・もう少し味わってたかったかな・・・/////」

 

テツヤ「へ?」

 

フィリア「寝るかって聞いたのよ!どうするの?」

 

テツヤ「んー・・・・・・現在時刻は6時か・・・なら9時まで寝かしてくれ 頼む」

 

フィリア「了解 はい この布団使っていいからね」

 

テツヤ「おっ センキュー んじゃぁおやすみ~!」

 

フィリア「おやすみなさい」

 

テツヤ「Zzz・・・・・・」

 

フィリア「全く・・・馬鹿で駄目なら大馬鹿ね あんたは」

 

フィリア「でも不思議と憎めない・・・・・・なんて言うのかな・・・・・・包容力って言うか・・・・・・安心感って言うか・・・・・・」

 

フィリア「・・・・・・もしもテツヤと昔から知り合えていたら・・・・・・少しは私の生き方も変わってたかな・・・・・・」

 

フィリアはテツヤの顔にそっと手を置く フィリアの瞳からは気づかない内に涙が出ていた

 

フィリア「テツヤ・・・・・・助けてよ・・・・・・もう皆から・・・・・・゛いじめられたくないよ゛・・・・・・!!!!テツヤなら・・・・・・助けてくれるよね・・・・・・!!ぐすっ・・・・・・ひぐっ・・・・・・!!」

 

テツヤ「・・・大・・・・・・丈夫・・・・・・俺が・・・・・・皆を・・・・・・守る・・・・・・から・・・・・・」

 

フィリア「っ!!」

 

テツヤ「Zzz・・・・・・」

 

フィリア「なんだ・・・・・・寝言か・・・・・・驚かさないでよね・・・・・・」

 

フィリア「でも・・・・・・君なら・・・・・・私の事も救ってくれるかな?」

 




と言うわけで特別ゲストはPSVITA用ソフト ソードアート・オンライン ホロウフラグメントからフィリアでした!

ゲストにお迎えした理由は私はユウキの次にフィリアが好きなのでどっかで出したいと思いましたがフィリアは原作では出ないので今回ゲストとして登場さして頂きました

さて、フィリアのいじめられたくない これにはどんな意味があったのでしょうか?

次回!フィリアの過去が明かされる! 一体どんな過去なのだろうか!?

次回もお楽しみに!

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