ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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新年 明けましておめでとうございます!!

今年が皆さんにとって良い年になりますように・・・

さて、今回 オリジナル8割 原作ベース2割と言った形で進まして頂きます

それではどうぞ!


part11 謎の少女~2人の子供~

あれから数日が経ち 俺とユウキは幸せな時間を堪能していた もうこれ以上ないってほどに

 

写真も沢山撮ったりした てゆうか俺の寝顔もいつの間にか撮れられてたりした 犯人はもちろんユウキ

 

死と隣り合わせだった前線とはかけ離れた生活に俺は満足以上の気持ちがあった

 

そして今俺はエギルの店へと足を運んでいた

 

 

55層 アルゲート・エギルの店

 

エギル「そのネックレス付けてくれてんのか」

 

テツヤ「おうよ!こんな良い贈りもんねぇぜ!」

 

ショウ「本当は写真みたいだけなんじゃねぇのか?」

 

テツヤ「んなわけあるか!ユウキなら毎日充分すぎるほど見てるわ!!」

 

エギル「お前は新婚生活を楽しんでるようだな 顔に出てるぞ」

 

テツヤ「えぇ~そうかな~」

 

ショウ「ニヤニヤして気持ち悪いぞ」

 

テツヤ「うるせぇな この気持ちはお前にはわからねぇだろうよ 朝起きたら朝食が出てるとか ユウキがおこしにくるとか もう毎日が最高だよ」

 

エギル「はっはっはっ!その気持ち俺もわかるぞ~!」

 

ショウ「昔あんだけリア充の何が良いとか言ってたくせに 今の腑抜け顔を昔の皆に見してやりたいぜ」

 

テツヤ「リア充最高だ!てゆうかユウキが最高だ!手放したくないぜ!!」

 

ショウ「おうおうさいですか 頑張ってくだせぇ」

 

テツヤ「ショウも何かいい出会いとかねぇのか~?」

 

ショウ「俺はそんな事興味無いんでね」

 

テツヤ「いやいや、1回付き合ってみな? もう病みつきになるぜ?もう彼女が可愛すぎて可愛すぎて・・・・・・」

 

エギル「彼女でこんなになるんならテツヤに子供ができたら確実に親馬鹿・・・・・・いや、馬鹿親になるな」

 

テツヤ「子供・・・・・・か・・・・・・」

 

ショウ「作れねぇからな?」

 

テツヤ「知っとるわ!」

 

エギル「ま、チートでも使わねぇと無理だろうな」

 

テツヤ「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

この前の晩を思い出してしまった・・・・・・下着姿のユウキが目にちらつく・・・・・・実際あのままやっても良かったんじゃ・・・・・・

 

・・・・・・いやいやいや!!!俺はまだそんな年じゃねぇ!そもそも責任取れるかどうかだ・・・・・・!

 

・・・・・・でもユウキとの子供か・・・・・・きっとユウキと同じで可愛んだろうな・・・・・・親子揃って俺に甘えてきたりして・・・・・・くぅ~!んな事になったら俺は幸せで幸せでたまらねぇぞ!!

 

 

ショウ「・・・なに顔上げながらニヤニヤしてんだよ・・・・・・ガチで気持ち悪いぞ・・・」

 

テツヤ「へっ!?俺ニヤニヤしてた!?」

 

ショウ「もうヤバイ 警察に捕まるレベル」

 

テツヤ「嘘!?」

 

ショウ「てゆうかお前そろそろ出るってさっき言ってなかったか?ユウキが待ってるってってニヤニヤしながら言ってたぞ」

 

テツヤ「どんだけニヤニヤしてんだよ俺は・・・・・・とりあえずそうだな そろそろ行くよ この前のメッセ ありがとな2人共」

 

エギル「おう 末永くお幸せにな」

 

ショウ「犯罪は起こすなよ~」

 

テツヤ「てめぇはどんな目で俺を見てんだよ! とにかくありがとう じゃな」

 

~~~~~~~~~~~~~

 

テツヤ「さて・・・・・・さっさと帰るか・・・・・・」

 

帰ろうとした時 何やら人だかりが出来ている場所があった 何が起こったのかな?とりあえず訪ねてみた

 

テツヤ「すいません なにかあったんですか?」

 

「ん?あぁ この記事見てみなよ」そう言って指を指した先には新聞のような物があった 情報誌とはまた違う物だ

 

テツヤ「なになに・・・・・・『アインクラッド内に幽霊現る!? 一人のプレイヤーが25層の森の中を歩いていると白い服を着た少女が中に浮かんでるのを見たらしい アストラル系モンスターでないとなると幽霊とゆう説が1番有力的だ!そして何故こんな事が?非常に気になる物だ!』へぇ~幽霊か 面白そうだな」

 

「あんたも探してみたらどうだ?もう何人か探しに行ってるみたいだぞ」

 

テツヤ「そうだな・・・探してみるかな・・・教えて頂きありがとうございます」

 

その場を後にしユウキの元へ向かおうとした時 聞きなれた馬鹿の声が聞こえた

 

「お!テツヤじゃねぇか!丁度いい所に!」

 

テツヤ「クラインじゃねぇか どうした?」

 

クライン「幽霊さ!見たろ?お前も!」

 

テツヤ「まぁ・・・・・・」

 

クライン「なぁ!一緒に探さねぇか!?」

 

テツヤ「えぇ~」

 

クライン「いいじゃねぇか!ダチだろ?俺達!」

 

テツヤ「そうだけどよ・・・風林火山のメンバーは?」

 

クライン「今日はそれぞれ別行動中!呼び出すのもなんだからどうしようか迷ってた所お前が来たってわけよ!」

 

テツヤ「うーん・・・・・・まぁ良いかな」

 

クライン「おっしゃあ!」

 

テツヤ「ユウキにメッセージ送るから待っとけよ」

 

俺はユウキに『すまない 急用ができた 少し帰るの遅くなる 』と送った

 

ユウキからの返信は『わかった!気をつけてね!』との事

こんなメッセージ見ると改めて結婚したんだな~って思う

 

テツヤ「おっしゃ!行くか!」

 

クライン「おう!」

 

~~~~~~~~

25層 森の中

 

テツヤ「で?お前が幽霊探す理由は?」

 

クライン「そりゃ決まってんだろ!情報提供でなにか貰うためだ!」

 

テツヤ「だろうと思ったよ・・・」

 

クライン「あ、でもお前に分け前はねぇぞ?」

 

テツヤ「え!?」

 

クライン「あの酒で勘弁してくれ~ それに毎日ユウキちゃんとイチャイチャしてんだろ~?」

 

テツヤ「・・・・・・まぁ・・・・・・そうだけど・・・・・・」

 

クライン「酒はどうだった?」

 

テツヤ「捨てられました!」

 

クライン「なにぃ!?どうゆう事だ!!」

 

テツヤ「いやぁ~・・・ユウキが俺の事心配してくれてよ~お酒は駄目!って言われちった♪」

 

クライン「ん~だ~と~!?」

 

テツヤ「まぁお前もさっさといい嫁さん見つけろよ!人間春はいつか来るさ!」

 

クライン「てめぇ!人事だと思いやがって!金返せ!ついでに彼女よこせ!」

 

テツヤ「金は払うがユウキはぜってぇやらん!!!てめぇなんかに渡す女はいねぇ!!」

 

クライン「えーえー 良いですねテツヤ君は 毎日毎日イチャイチャしやがってよ 終いには何か?セ《ピー》でもやってんのか?その歳で俺と同じ土俵に立ったちゃった訳か?」

 

テツヤ「ぶっ!?何言い出してんだよ!!!」

 

クライン「ここにいるのは俺とお前の野郎2人だ 別に良いだろうが・・・・・・んで?」

 

テツヤ「あ?」

 

クライン「どうだったんだ?ユウキちゃん 割と積極的?それとも・・・」

 

テツヤ「くたばれ!!!!」俺はクラインをおもいきり殴った

 

クライン「いでっ!?」

 

テツヤ「んな目線で女見てるからてめぇには彼女のかの字も出来ねぇんだよ!!俺はそんな事当分やらん!!」

 

クライン「何も殴るこたねぇだろうが!! でもよぉ 自然な事じゃねぇのか?リアルだったらそれで俺らは生まれてんだからよ」

 

テツヤ「うぐっ・・・・・・まぁそうだけどよ・・・・・・」

 

クライン「だろ?子供欲しい!なんて言うユウキちゃんをお前はしばくのか?」

 

テツヤ「それとこれとは別だろうが!てか真昼間からする話じゃねぇだろうがよ!!何なんだこのエロトーク!!」

 

クライン「それもそうだな 今は早く幽霊をだ・・・」

 

がさっ!

 

テツヤ「ん?なんだ?またラグーラビットか?」

 

クライン「こんな下層でか? 多分奥に幽霊がいるんだぜ!」

 

テツヤ「幽霊が物音たてるか?」

 

クライン「とにかく見ようぜ!」

 

テツヤ「わぁったよ んじゃあ1 2 3で見るぞ」

 

クライン「おう!1・・・」

 

テツヤ「2・・・」

 

テツヤ・クライン「「3!!!」」

 

草むらをかき分け見てみると何もいなかった 少し奥に木があるくらいだ

 

クライン「ちぇ 誰もいねぇな」

 

テツヤ「そうだな~」

 

奥の木に目を凝らしてみる すると木のすぐそばで白い服を着た小さな女の子が横たわっているのが見えた

 

そのすぐ側に敵がいるのも見えた

 

 

テツヤ「っ!?」

 

クライン「どした?」

 

テツヤ「ちっ!間に合わねぇ!だったらこいつで!!」

背中の斬月を取り出しざまに月牙天衝を撃ち近づこうとしていた敵を倒した

 

クライン「おいおい 何がどうしたんだ?」

 

テツヤ「木の所見ろ!」

 

クライン「どれどれ・・・・・・おわ!」

 

テツヤ「見てくる!」俺は女の子に近寄った

 

テツヤ「どうしてこんな子が・・・ん?」

 

女の子を抱き上げ無事かどうか確認しようとしたところ

普通現れるであろうプレイヤーマーカーが現れなかった

NPCか?とも思ったけどそしたら俺が抱き上げた時ハラスメント警告が現れるはずだ 何かのバグか?

 

クライン「大丈夫なのか!?」

 

テツヤ「大丈夫だと思うけど・・・・・・妙なんだよ・・・・・・」

 

クライン「妙?」

 

テツヤ「プレイヤーマーカーが出ないんだよ クエストの合図でも無さそうだし・・・」

 

クライン「え?バグかなんかか?」

 

テツヤ「だろうな お前は近くに親がいねぇか探して来てくれ」

 

クライン「おうよ!」

 

テツヤ「こんな小さな子までこのゲームに・・・・・・親も君の事きっと探してるぞ・・・」

 

~数分後~

 

クライン「テツヤ それらしき人はいなかったぜ」

 

テツヤ「そうか・・・・・・どうすりゃ良いんだよ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・ここは・・・・・・?」

 

クライン「お!気がついたか!」

 

テツヤ「そいつは良かった 大丈夫かい?」

 

「・・・・・・・・・・・・」女の子は首を小さく縦に降る

 

テツヤ「良かった 君の名前は?」

 

「名前・・・・・・私の・・・・・・」

 

「私は・・・・・・ユキ・・・・・・」

 

テツヤ「ユキちゃんか 俺の名前はテツヤ 宜しくね」

 

ユキ「テツヤ・・・・・・・・・?」

 

テツヤ「そう テツヤ ねぇ、君の親ってどこにいるのかな?」

 

ユキ「・・・・・・・・・・・・ここ」そう言ってユキちゃんが指を指したのは俺だった

 

テツヤ「へ!?俺が!?」

 

ユキ「うん・・・・・・テツヤお父さん・・・・・・」

 

いやいやいや・・・何かがおかしい・・・まずこの世界で子供はできないはず・・・・・・それに俺はユウキとそんな事してない筈だ・・・・・・

 

まさか俺は知らぬ間に夜中にユウキを・・・・・・?いやいやいや!それこそ無い!

 

クライン「お・・・お・・・お前・・・!やっぱしユウキちゃんとぉぉぉぉ!!!」

 

テツヤ「黙ってろてめぇは!!・・・・・・とにかく君の・・・・・・いや、ユキの親は俺・・・・・・何だよね?」

 

ユキ「うん お母さんはどこにいるの?」

 

テツヤ「お母さんは今家で俺らの帰りを待ってるんだ さ!んじゃあ帰ろっか!ユキ!」

 

ユキ「うん!」

 

とにかく焦ってても仕方ない 臨機応変に対応するためここは俺は親 この子は俺とユウキの子供と言うことにしておこうじゃないか

・・・・・・ぶっちゃけ今朝のユウキとの子供って夢が叶った気がするし・・・・・・

 

クライン「え!? お前誘拐するのか!?(小声)」

 

テツヤ「仕方ねぇだろうが!この子がそう言ってんだからよ!それとも何か!?この子ここに置いてくつもりか!?(小声)」

 

ユキ「ねぇお父さん このおじさんはだれ?」

 

クライン「おじさん・・・・・・」

 

テツヤ「この人はクラインさん とっても面白い人だよ 一応おじさんじゃなくてお兄さんって言ってあげて」

 

クライン「ナイスフォローだテツヤ!とにかく宜しくね ユキちゃん」

 

ユキ「いつもお父さんがお世話になってます クラインお兄さん」ユキは頭をぺこりと下げた

 

テツヤ「おわ!礼儀正しい!まるでユウキ!」

 

クライン「やっぱお前らしたんだろ!」

 

テツヤ「だからしてねぇって!!!くどい!!」

 

ユキ「何をするの?遊び?」

 

テツヤ「何でもないよ~?」

 

ユキ「?」

 

テツヤ「とにかく街に戻ろう ここだと色々と危険がある」

 

クライン「そうだな じゃあ戻ろうぜ」

 

~~~~~~~~~

 

 

48層 リンダース・リズベット武具店

 

あの後街に戻りどうしようか迷ってたのにクラインがやったやらないを散々聞いてきて話にならない為、今俺の頼れる相談相手の元へ来ている

 

テツヤ「リズー?いるかー?」

 

「はいはい!ちょっと待ってなさい!」

 

テツヤ「へーい」

 

ユキ「リズさんって言う人もお父さんの友達?」

 

テツヤ「そうだぞ~とっても優しいお姉さんだ!」

 

リズ「リズベット武具店へようこ・・・・・・・・・!?」リズはユキの事を見ると目を見開いた 当然のリアクションを取った

 

テツヤ「ええっと・・・・・・おっす・・・・・・」

 

リズ「あ・・・あんた・・・・・・まさか・・・・・・」

 

テツヤ「あはは・・・・・・実は・・・・・・」

 

ユキ「こんにちは リズさん いつもお父さんがお世話になってます」ユキはリズに頭を下げた 本当に仕草がユウキそっくりだ

 

リズ「おと!?」

 

テツヤ「・・・・・・って訳で何故か俺は父親になっちまった・・・・・・」

 

リズ「ちょっとあんたこっちきなさい!」

 

テツヤ「へ?」

 

ユキ「何するの?」

 

リズ「ちょっとお父さん借りるね~?」

 

ユキ「はーい!」

 

~店の外~

 

リズ「どうゆうことよ!?あんたがお父さんって!」

 

テツヤ「ええっとだな・・・・・・」

 

俺は先程あったことを全てリズに話した

 

リズ「なるほどね・・・・・・って納得できるか!!」

 

テツヤ「こっちだって驚いてんだよ!!なんでいきなり父親になってんだよ俺は!」

 

リズ「・・・・・・って事はユウキがお母さんって訳?」

 

テツヤ「だろうな・・・・・・」

 

リズ「まさか・・・・・・あんた・・・・・・しちゃったわけ?」

 

テツヤ「何で皆そうゆう話に持ってくかね!?まだ純粋潔白だよ!」

 

リズ「そこまで聞いてないわよ・・・・・・とにかくあんたどうすんのよ」

 

テツヤ「・・・・・・まぁ・・・・・・父親になるのも悪くねぇかなって」

 

リズ「引き取るってこと?」

 

テツヤ「まぁそうなるね てかそうしないと話がややこしくなりそうだし」

 

リズ「ふぅ~ん 本音は?」

 

テツヤ「せっかくなら親の体験してみたいな~って」

 

リズ「だろうと思ったわ・・・とにかく中に戻ってユキちゃんに色々と聞いてみましょ!」

 

テツヤ「おう!」

 

~店の中~

 

ユキ「お帰りなさい お父さん!」

 

テツヤ「ただいま ユキ」俺は出迎えてくれたユキを撫でてやった

 

ユキ「えへへ♪嬉しいな♪」ニッコリした笑顔 まるでユウキだ

 

テツヤ「チビユウキだな・・・・・・」

 

リズ「ユキちゃん 貴女のお父さんはこの人?」リズは俺を指さした

 

ユキ「うん!テツヤお父さん!」

 

リズ「・・・・・・どうやら本当らしいわね・・・・・・」

 

テツヤ「あぁ こっちも未だ戸惑ってる」

 

ユキ「ねぇね!早くお母さんに会いたい!」ユキは俺の服の裾を引っ張ってくる

 

リズ「だそうよ 一旦家に帰ったら?ユウキにも伝えてあげなさい」

 

テツヤ「そうすっか 後でまた来るよ」

 

リズ「そうしなさい 私も色々と気になる事があるしね」

 

ユキ「行こ!行こ!」

 

テツヤ「はいはい んじゃあ行こうか!」

 

ユキ「うん!またねリズさん!」

 

リズ「ばいばーい!」ユキが手を振るとリズは優しく手を振替した 保育士とか似合いそうな感じだな リズは

 

~~~~~~~~~~~~

 

ユキ「お母さんってどんな人?」

 

テツヤ「とっても優しくて、甘えん坊で、ユキと同じでとっても可愛い人だぞ~!」

 

ユキ「早く会いたいな~!」

 

テツヤ「家はもうそろそろさ 楽しみに待ってな!」

 

ユキ「うん!」

 

 

 

 

 

テツヤ「ただい「おかえりー!!!」のわっ!?」家の扉を開くとユウキは俺に飛びついて俺は押し倒された

 

ユウキ「テツヤ~♪会いたかったよ~♪」ユウキは俺に頬ずりしてくる

 

テツヤ「ったく・・・びっくりするから辞めてくれ・・・・・・」俺はユウキを撫でてやった

 

ユウキ「えへへ~♪」

 

ユキ「・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「あ、ユキ 紹介するよ この人がユウキ ユキのお母さんだ」

 

ユウキ「・・・・・・・・・・・・へ?」

 

ユキ「お母さんだー!」ユキは目をキラキラと輝かしている

 

ユウキ「ど・・・どうゆうこと・・・・・・?」

 

テツヤ「説明は後だ とにかく今は離れてくれ」

 

ユウキ「わかった・・・」

 

ユキ「わーい!お母さんー!」ユキはユウキに抱きついた

 

ユウキ「テツヤ! 本当にどうゆうこと!?(小声)」

 

テツヤ「今は臨機応変に対応してくれ!お前はユキのお母さんだ!(小声)」

 

ユキ「何話してるのー?」

 

ユウキ「な、何でもないよー?それよりお帰りなさいユキ!お父さんとお出かけ楽しかった?」

 

ユキ「うん!」

 

テツヤ「玄関先じゃなんだ 家に入ろうか」

 

~家の中~

 

ユウキ「それで・・・」

 

テツヤ「どうなってんの・・・?」

 

ユウキ「それはボクのセリフだよ!いきなりお母さん何て言われてビックリしたよ!」

 

テツヤ「いや、俺もビックリしたさ お父さんなんて言われて 側にいたクラインも茶々入れてくるし」

 

ユウキ「茶々?」

 

テツヤ「そう 俺らがセ《ピー》したとかなんやら」

 

ユウキ「!?いきなりなに言い出すの!!テツヤのエッチ!!!」俺はユウキに殴られた

 

テツヤ「ひでぶっ!?」

 

ユキ「お母さん お父さんをいじめないであげて!」

 

ユウキ「ユキ 今のはいじめたんじゃないんだよ?」

 

ユキ「じゃあなんでお父さんを?」

 

ユウキ「ボクたちはこうやってラブラブしてるんだよ♪」

ユウキは座ってる俺の上に乗っかり首に手をかけた

 

今の状態は言うならばお姫様抱っこ状態だ さらっとやったけど俺的には相当恥ずかしい

 

ユキ「そうなの?2人ともラブラブだね!」

 

テツヤ「あはは・・・・・・ユキも来るか?」

 

ユキ「うん!」ユキは俺のすぐ横に来て俺の腕に抱きついた

 

ユウキ「ユキもお父さんのこと好き?」

 

ユキ「うん!お母さんも大好き!」

 

テツヤ「じゃあどっちの方が好き?」

 

ユキ「えぇ~!そんなの選べないよ~!」

 

3人「「「ははははは!」」」

 

~~~~~~~~

 

夕飯前にまたリズの所へ向かった

 

テツヤ「・・・・・・んでだ」

 

リズ「ユウキの反応は?」

 

テツヤ「そりゃビックリしてた」

 

リズ「でしょうね~誰だっていきなりお母さんだなんて驚くわよ」

 

テツヤ「本当 最近結婚したと思ってたら急に親父になるなんてな」

 

リズ「うーん・・・・・・本当に謎ね・・・・・・」

 

テツヤ「ユキの本当の保護者はいんのかな?」

 

リズ「そういえば確か始まりの街にそうゆう小さな子を保護してる所があるみたいよ 行ってみたら?」

 

テツヤ「本当か?それなら行ってみようかな」

 

リズ「そうしなさい もしそこでユキちゃんの親が見つかれば良しだし いなくてもそのままあんたらが親になればいいんだし」

 

テツヤ「そうだな そうすっか」

 

リズ「でもあんたそうなったら大変よ~?守るもんが2つになるんだからね?そこんとこ理解してるでしょうね?」

 

テツヤ「何言ってんだよ 今更1人増えた所で俺がする事は変わらないさ」

 

リズ「へぇ~言うわね~」

 

テツヤ「ユウキを助けるため手に入れた力 それが卍解だ それが今後はユキ1人増えただけだ 今まで以上の力を出せば良いさ」

 

リズ「あんたの力 私は知ってるからね ちゃんと守ってあげんのよ?」

 

テツヤ「わかってるさ」

 

リズ「良い? 夫ってのは妻と子供を最後まで守る守護神なんだからね?頑張んなさいよ!」

 

テツヤ「あぁ ユウキの期待には応えてみせるさ」

 

リズ「親の力 皆に見せつけてやんのよ!」

 

テツヤ「おう!」

 

リズ「ふふっ ユウキもあんた選んで正解ね こんな良い人なかなかいないわよ」

 

テツヤ「何か今日はえらく褒めてくれるな・・・何も出ねぇぞ?」

リズ「何よ!私が褒めたらいけないってわけ!?」

 

テツヤ「い、いやそうとは・・・」

 

リズ「とにかく ユキちゃんとユウキ 2人の命はあんたが預かってんだからね?」

 

リズ「あんたは命を刈る死神じゃない 人を・・・命を守る死神よ 私達は信じてるわよ あんたの活躍を」

 

テツヤ「リズ・・・・・・ ありがとな なんだか勇気が湧いてきたよ」

 

リズ「それなら良かったわ ほら!もうこんな時間よ?早くかえんなきゃあんたのお嫁さんの温かい料理が食べられないわよ!」

 

テツヤ「もうそんな時間か 今日は色々とありがとな リズ」

 

リズ「またなんかあったら来なさいよ 私があんたに喝入れてあげるわよ!」

 

テツヤ「ははは・・・・・・んじゃあまたな」

 

リズ「またね!いつでもいらっしゃい!」

 

 

~~~~~~~~~~

 

テツヤ達の家

 

テツヤ「ただい「シャキーン!」ま・・・・・・?」

 

家の扉を開いた瞬間 何故かユウキが俺に剣を向けてきた

 

ユウキ「・・・・・・なぁにリズとイチャイチャしてたのかな~?」

 

テツヤ「い!?イチャイチャ!?どうゆうことだ!!」

 

ユウキ「ボク見たんだ・・・夕食の買い物に出た時にリズと楽しそーに話してたテツヤを・・・・・・」

 

あぁ・・・また誤解をしてるよ しかも今回結構ガチなトーンだ

 

ユキ「お母さん?何してるの?」

 

テツヤ「た、助けて・・・ユキ・・・」

 

ユウキ「ユキは見ちゃ駄目だよ~?少し離れててね~?」

 

ユキ「は~い!私は遊んでるねお父さん!」ユキは別の部屋に入っていった

 

テツヤ「ユキィィィ!!!行かないでぇぇ!!」

 

ユウキ「ねぇテツヤ・・・・・・また浮気・・・・・・?」

 

テツヤ「また!?そもそも浮気してないから!!」

ユウキ「ねぇ・・・・・・世の中にはやっちゃいけない事があるんだよ・・・?」

 

テツヤ「おおお落ち着けぇ!!リズとは単に話事してただけだぁ!」

 

ユウキ「あはは~?言い訳無用だよ~?」

 

テツヤ「言い訳じゃなーい!!!」

 

この時思いだした 嫉妬したユウキは落ち着くのに30分はかかる・・・・・・しかし何故毎回リズと話す時だけ?

 

ユウキ「結婚したのに・・・・・・テツヤ・・・・・・許さない・・・・・・!!!」ユウキは剣を両手で持ち直した

少なからず死を覚悟した自分がいた

 

テツヤ「やぁぁぁぁめぇぇぇぇてぇぇぇぇ!!!!」

 

~数分後~

 

テツヤ「」ちーん ユウキに数分間の間にボッコボコにされた どうしてこうなった?

 

ユウキ「ふんっ!浮気は許さないよ!!!テツヤはボクだけのテツヤだもん!!」

 

テツヤ「こにょ・・・・・・おへはうはきなんへ・・・(この・・・俺は浮気なんて・・・)」

 

ユキ「お・・・お父さんが・・・・・・」ユキが俺を恐ろしそうな目で見て震えている そりゃ小さな子がこんな目に痣、呂律すらろくに回らない状態見たらそうなるわな

 

ユウキ「ユキ お父さんとでかけた時 女の人と仲良さそうにしてたら言ってね?ボクがすぐ行くからね?」

 

ユキ「へ? う、うん わかった」

 

テツヤ「わ・・・わはらないへ・・・(わ・・・わからないで・・・)」

 

こんこん 家にノックの音が響く

 

ユキ「はーい!誰ですかー?」ユキは扉を開いた

 

ショウ「おっす テツヤいる・・・・・・・・・か・・・・・・・・・?」ショウは傷だらけの俺を見て目を見開いた 何故ユキには気づかない?

 

テツヤ「お・・・・・・おっひゅ・・・・・・ひょう・・・・・・(お・・・・・・おっす・・・・・・ショウ・・・・・・)」

 

ショウ「どうしたぁぁぁぁ!?」いつも冷めた感じのショウが流石に驚いた

 

ユウキ「浮気の罰だよ♪」

 

ショウ「浮気!?お前が!?」

 

テツヤ「ひゃう・・・・・・ひゃんちがい・・・・・・(ちゃう・・・・・・勘違い・・・・・・)」

 

ユキ「お母さん この人は?」

 

ショウ「おか!?」

 

ユウキ「この人はショウさん ボクとお父さんの昔からの友達だよ」

 

ショウ「おと!?」

 

ユキ「ショウさん いつもお父さん達がお世話になってます」ユキは頭を下げた

 

ショウ「・・・・・・テツヤ!ちょっと来い!!」

 

テツヤ「へ?へかまは?(てかまた?)」

 

ユウキ「あ、ショウ これからご飯にするけどショウも食べてく?」

 

ショウ「んーじゃあそうさしてもらおうかな」

 

ユウキ「わかった!楽しみに待っててね二人共!」

 

ショウ「おう んじゃあ行くぞテツヤ」

 

~家の近くの丘~

 

ショウ「とりあえず大丈夫かよ・・・」

 

テツヤ「まぁ・・・・・・なんとか・・・・・・」

 

ショウ「さて・・・・・・あの子は誰だ!?」

 

テツヤ「誰って 俺らの子供」

 

ショウ「こ!?お前らチートでも使ったか!?てかお前まさかユウキと!?」

 

テツヤ「予想通りのリアクションだな 実はな・・・」

 

説明中・・・・・・・・・

 

ショウ「ほぉ・・・・・・んで 今度始まりの街に行ってみると」

 

テツヤ「おう」

 

ショウ「ユキちゃんね・・・・・・まぁ親の経験積むのもありなんじゃねぇか?」

 

テツヤ「まぁね 実際少し楽しい」

 

ショウ「まぁこれからも頑張ってくれや んでだ」

 

テツヤ「あん?」

 

ショウ「浮気って何がどうして?」

 

テツヤ「あー・・・・・・それはだな・・・・・・」

 

説明中・・・・・・

 

ショウ「勘違いって訳か お前も飛んだとばっちりを受けたな」

 

テツヤ「まぁそんだけ俺の事想ってくれてるって受け止めると別にどうでもいいかなって」

 

ショウ「ポジティブなやつだな」

 

テツヤ「まぁな んで?本題は?」

 

ショウ「クラインがお前のこと店で言ってたんだよ 『あいつらついにやりやがったぜ!死神はやっぱ夜に力出すんだな!!』ってな もしかしたらお前に変な噂がたつかもしれないと思ってな」

 

テツヤ「あぁん!?あの野郎!!!」

 

ショウ「でも無理ねぇよ あの馬鹿がお前らの子供なんか見たらそう思うに違いねぇ」

 

テツヤ「ったく・・・今度あった時覚えとけよ・・・!」

 

ショウ「んで?」

 

テツヤ「ん?」

 

ショウ「結局したの?」

 

テツヤ「死ね!!!」

 

ユウキ「2人ともー?ご飯の時間だよー!」

 

テツヤ「やっふぅ!飯だ!!」

 

ショウ「おい!誤魔化すな!」

 

テツヤ「してねぇって!!!いい加減にしろ!!」

 

ショウ「本当か~?一足先に大人になってんじゃねぇのか~?」

 

テツヤ「だぁもう!何なんだ今日は昼間っからこんな話になるし!とにかく飯食うぞ!」

 

~家の中~

 

今日の飯はユウキ特製オムライスだ 卵がふんわりしていてとっても美味しい もうこれレストラン開けんじゃね?ってレベル

 

ショウ「・・・・・・・・・」ショウは震えている

 

テツヤ「ん?どした?」

 

ショウ「・・・・・・お前毎日こんな美味いもん食ってんのかよ!ずるいぞ!」

 

テツヤ「良いだろ~!ユキ 美味しいか?」

 

ユキ「うん!とっても美味しい!」

 

ユウキ「おかわりもあるよ~!」

 

ショウ「人って成長すんだな・・・・・・あんなに不味かったのが今ではこんなパーフェクトな料理になってるなんて・・・」

 

テツヤ「ユウキはそんだけ頑張ったんだもんな♪」ユウキの髪をくしゃくしゃと撫でてやった

 

ユウキ「えへへ~♪」

 

ショウ「人前で見せつけてくれるな」

 

ユキ「2人はラブラブなんだよ~!」

 

テツヤ「あはは・・・・・・」

 

ユウキ「ショウ おかわりいる?」

 

ショウ「んじゃあ頼もうかな」

 

ユウキ「少しお待ちを~♪」

 

テツヤ「んでだ・・・・・・」

 

ショウ「ん?」

 

テツヤ「いつ行こうかな・・・」

 

ショウ「始まりの街にか? まぁ時間が空いた時でいいんじゃねぇか?」

 

テツヤ「そうだな お前も来るか?」

 

ショウ「家族の中に赤の他人が入る訳にゃ行かねぇだろうが」

 

テツヤ「へぇ~ 少しだけど空気読めるようになったじゃねぇか」

 

ショウ「うっせ」

 

ユウキ「何の話?はいショウ」

 

ショウ「ありがとな 多分後でテツヤから聴けるさ」

 

ユウキ「そう?あ!また女の人の事だったら今度こそ殺すからね!」

 

テツヤ「殺!?」

 

ユウキ「嘘だよ♪大好きなテツヤを殺すわけないじゃん♪」ユウキはそう言って俺の膝の上に寝転んだ

 

テツヤ「驚くから冗談でもやめちくれ・・・」俺はユウキを撫でてやった

 

ユウキ「ん~♪」目を瞑り気持ちよさそうにしている 手を丸めて俺の腹の辺を触ってくる

 

ショウ「まるで猫・・・だな」

 

テツヤ「だな 猫耳似合いそうだな」

 

ユウキ「にゃ~ん♪」今度は腹に顔をつけてすりすりしてる てか声が可愛い

 

ユキ「甘えん坊って本当だったんだね!」

 

テツヤ「そうなんだよ~そのくせ良く照れるんだよ~」

 

ショウ「てゆうか傍から見てるとお前はユウキとイチャイチャしすぎだ」

 

ユウキ「テツヤ~もっと撫でて~♪」

 

テツヤ「はいはい」

 

ユウキ「えへへ~♪」

 

ショウ「ユキちゃん こうゆうのをバカップルってゆうんだよ?」

 

ユキ「ばかっぷる?」

 

ショウ「そう 馬鹿なカップル 略してバカップル」

 

テツヤ「おい、変なこと教えてんじゃねぇぞ」

 

ユウキ「もっと~♪」

 

テツヤ「はいはい・・・」

 

ユウキ「~♪」

 

ショウ「テツヤ 甘やかすのはNGだぞ 腑抜けになっちまうぞ いや、もうお前は腑抜けか?」

 

テツヤ「しゃあねぇだろうが 断ると泣きそうになるんだからこいつは」

 

ショウ「そこは断ってこそだろうが」

 

テツヤ「そう思って断りすぎてしばらく大泣きされた俺の経験もあるんだよ・・・・・・」

 

ショウ「あらら・・・」

 

ユキ「ショウさん あぁすると人は喜ぶの?」

 

ショウ「あの2人が特別なだけだよ~」

 

テツヤ「よーしよし」俺はユウキのあごをくすぐってやった

 

ユウキ「~♪気持ちいい~♪」

 

ショウ「駄目だこりゃ・・・」

 

~~~~~~~~~~~

 

お食事の後はお風呂 とゆうことで今ユウキとユキが風呂に入ってる

 

俺とショウは食後のコーヒーを楽しんでいる

 

ショウ「さて、テツヤ ユキちゃんの事だが1つ良いかな?」

 

テツヤ「ん?どした?」

 

ショウ「なんかひっかかるんだよ もし本当に親がいなくて何かの拍子にお前らが親だって思い込んでもあそこまで溶け込めるもんかな?」

 

テツヤ「うーん・・・・・・どうだろうな・・・・・・記憶喪失かもしれんしあるいは・・・・・・」

 

ショウ「とにかくユキちゃんのこと詳しくしれたら教えてくれよ 俺も気になる」

 

テツヤ「わかった 気にかけてくれてありがとな」

 

ショウ「おう」

 

「お母さんの少し小さいけど柔らかいね!!」

 

「ふぇ!?ちょっとユキ・・・ひゃ!!」

 

風呂場の何気ないやり取りが聞こえてくる でも何してんだよ・・・・・・

 

テツヤ「・・・・・・・・・・・・」

 

ショウ「本当 普通の親子みたいだな やり取りは変だが」

 

テツヤ「だな~」

 

「ねぇね!お父さんも触ったのー?」

 

テツヤ「ぶっ!」

 

ショウ「きたねぇな 吹いてんじゃねぇよ」

 

「!?何言ってるの!!!/////」

 

「良いじゃん!教えてよ!」

 

「・・・・・・まぁ少しは・・・・・・/////」

 

テツヤ「へあっ!?」

 

ショウ「へぇ~」ショウが俺を冷たい目で見てくる

 

テツヤ「いや、その・・・事情が事情でよ・・・」

 

ショウ「はいはい、夜楽しんだんだねテツヤ君は」

 

テツヤ「だからぁ!!!」

 

ショウ「冗談だ ムキになるなよ」

 

「気持ちよかったの~?」

 

「何聞いてるの!!!/////」

 

テツヤ「・・・餓鬼のする話か?」

 

ショウ「小悪魔ってやつだ 多分」

 

テツヤ「慣れてユキの本当の姿が出たか まぁその方が良いな」

 

「ねぇ!お父さんも入ろー!」

 

「!?だだだ駄目だからねテツヤ!?」

 

テツヤ「わかっとるわ!!」

 

ショウ「入ればいいのに」

 

テツヤ「アホかお前は!」

 

「わーい♪柔らかーい♪」モニュモニュ

 

「ひゃ・・・・・・んんっ・・・・・・らめっ・・・・・/////」

 

テツヤ「!?らめ!?ユキィィィ!辞めろぉぉぉ!!!それ以上やったらぁぁぁ!」

 

ショウ「俺の理性が壊れちゃうよ~」

 

テツヤ「死ね!!!とにかく止めなければ・・・!!」

 

ショウ「え?お前今風呂場行ったら・・・」

 

「ユキ!!!」

 

「ひゃぁぁぁ!?もう!!!テツヤのエッチ!!!!」

 

「ごべぇっ!?」

 

「ストライク!!」

 

「早くでてってよ!!!!/////」

 

「わかったからもう風呂の物投げんな!って言ってるそばから桶投げようとすんな!」

 

「馬鹿ぁぁぁぁぁ!!」

 

「ちょ!?・・・・・・ぐはっ・・・・・・」ドサッ

 

「バッターアウト~!!」

 

ショウ「あーらら・・・」

 

~~~~~~~~~~~~~

 

ショウ「んじゃそろそろ帰るな」

 

ユキ「ばいばーい!」

 

ショウ「またね ユキちゃん んじゃなユウキ お前も早く起きろよ スケベ野郎」

 

ユウキ「うん!またね!」

 

テツヤ「スケベなんかじゃ・・・・・・ねぇ・・・・・・」今少し寝込んで休んでる 桶投げられてそれが割と頭に響いてる

 

ユキ「お父さんー!おきてよー!」

 

テツヤ「・・・・・・・・・」

 

ユウキ「全く!テツヤったら本当にエッチなんだから!!テツヤじゃなかったら許してないよ!!」

 

テツヤ「・・・・・・カンジテタクセニ・・・・・・」

 

ユウキ「!?それは忘れてぇぇぇ!!!/////」ユウキは俺の顔面に鉄拳を食らわした

 

テツヤ「っ!?」

 

ユキ「あーあ お父さんまた伸びちゃった」

 

ユウキ「ユキ!今後お母さんの胸は触っちゃ駄目!!」

 

ユキ「えぇ~?何で~?」

 

ユウキ「なんでも!!」

 

ユキ「あ~!さてはお父さんだけに触らそうとしてるな~?」

 

ユウキ「!?/////」

 

ユキ「あ~図星だな~!顔真っ赤っか~!」

 

テツヤ「うーん・・・・・・何がどうしたんだっけ・・・・・・」

 

ユキ「あのねお父さん!お母さんがね!」

 

ユウキ「ちがぁぁぁう!!!/////」ユウキはまた俺めがけて拳を振り下ろした

 

テツヤ「だからなんで俺を殴ろうとすんだよお前は!!」

 

ユウキ「~~~~!/////」

 

テツヤ「どうしてそんなに顔真っ赤にしてんだよ また何か?ユキに揉まれたか?」

 

ユキ「違うんだよ~?お母さんったらね~?」

 

ユウキ「テツヤ 聞いたら明日の朝ご飯抜きね」

 

テツヤ「え!?」

 

ユキ「あのね!」

 

テツヤ「まぁいい いってみろ」

 

ユキ「お母さんがお父さんだけにむn「さぁテツヤ!!ボクとデートと言う散歩にでも行こうか!!」」

 

テツヤ「え?良いけどユキは?」

 

ユキ「私はお留守番してるよ~ごゆっくり~♪」

 

ユウキ「早く行くよ!!!」

 

~~~~~~~~~~~

 

ユウキ「はぁ・・・疲れちゃった・・・ユキの相手・・・」

 

テツヤ「ははは・・・・・・」

 

ユウキ「全く 誰に似たのかな」

 

テツヤ「ユウキそっくりじゃない?」

 

ユウキ「えぇ~!?」

 

テツヤ「あの言動といい まるで俺に甘えてくるユウキだよ」

 

ユウキ「てゆうことはテツヤもボクに甘えられると大変なの!?」

 

テツヤ「なわけあるか どんどん甘えて来ていいぞ」

 

ユウキ「本当!?良かった~ 」

 

テツヤ「にしてもユキは凄いな あの歳でユウキを手玉にとるなんてな」

 

ユウキ「むぅ・・・屈辱的だよ・・・」

 

テツヤ「まぁ子供がやってるってなると可愛いもんだな」

 

ユウキ「ボクなんて・・・・・・テツヤに裸見られちゃったし・・・・・・」

 

テツヤ「あれは・・・・・・悪かったな・・・・・・」

 

まぁ俺はラッキーだけどね ナイスだユキ

 

ユウキ「本当にそう思ってる~?内心ラッキーとか思ってるんじゃないの~?」

 

テツヤ「ぎくっ・・・・・・」

 

ユウキ「・・・・・・・・・」ユウキはじーっと俺の方を見てくる

 

テツヤ「・・・・・・すみません 思いました・・・・・・」

 

ユウキ「やっぱり!」

 

テツヤ「いや~・・・ほら、俺も男だしさ?」

 

ユウキ「裸見ても良いと?」

 

テツヤ「うっ・・・・・・すいません・・・」

 

ユウキ「全く!本当に困った人だよテツヤは!」

 

テツヤ「許してくれよユウキ!な?この通り!」

 

ユウキ「ん~・・・じゃあちゅうしてよ!」

 

テツヤ「はいはい わかったよ」 俺はユウキの頬にキスした

 

ユウキ「唇~!」

 

テツヤ「そっちはまた別の日にね」

 

ユウキ「むぅ~!」ユウキは頬を膨らました

 

テツヤ「そう膨れるな 可愛い顔が台無しだぞ」ユウキの頭にそっと手を置いた

 

ユウキ「ならせめてぎゅ~ってして!」

 

テツヤ「はいはい 注文が多いなお前は」俺はユウキを抱きしめた

 

ユウキ「そのまま撫でて~♪」

 

テツヤ「へいへい」

 

ユウキ「~♪」ユウキも抱きついてくる

 

テツヤ「ったく ユキにも言われてたじゃねぇか 甘えん坊だねって」

 

ユウキ「ボクはテツヤだけにだもんね~♪」

 

テツヤ「本当か~?」

 

ユウキ「本当だもん!!!嘘じゃないもん!!!」

 

テツヤ「ならいいさ よしよし」ユウキの頭を撫でてやった

 

ユウキ「~♪」

 

~数分後~

 

テツヤ「さて、そろそろ戻ろうぜ」

 

ユウキ「え~もっとテツヤと2人でいたい~」

 

テツヤ「ユキがいるでしょうが 夜中ユキが寝た後相手してやっから」

 

ユウキ「本当!?わーい!」

 

テツヤ「じゃあ戻るぞ」

 

 

 

 

 

テツヤ「ただいま~」

 

ユウキ「ユキ~帰ってきたよ~!」

 

ユキ「わーい!」ユキはユウキに抱きついた

 

ユウキ「いい子にお留守番できた?」

 

ユキ「うん!それより・・・」

 

ユウキ「?」

 

ユキ「どんな風にイチャイチャしたの?」

 

テツヤ・ユウキ「「い!?」」

 

テツヤ「子供が聞いていい話じゃありません!」

 

ユウキ「そうそう!」

 

ユキ「へぇ~まさかそんな事まで・・・・・・後何人産むの?」

 

テツヤ「!?」

 

ユウキ「ううう産む!?/////」

 

ユキ「うん 私、妹欲しいな~頑張ってね二人共!!」

 

テツヤ「なんでお前はそうゆう情報を知ってんだよ!!」

 

ユウキ「頑張ってね・・・なんて・・・/////」ぷしゅ~

 

テツヤ「ちょ!?ユウキ!?こら!大人をからかっちゃいけません!」

 

ユキ「だって~・・・」ユキはしょんぼりした

 

テツヤ「あ、ごめんな 怒鳴り過ぎたよ」

 

ユキ「嘘だよ~!ひっかかった~!」

 

テツヤ「なに!?お前俺まで手玉に!」

 

ユキ「にしし~♪」ユキの八重歯が光る笑顔 本当に小悪魔のようだ

 

テツヤ「こりゃ大変な子になるぞ~・・・」

 

ユウキ「・・・・・・・・・」ユウキが服の裾を引っ張ってきた

 

テツヤ「ん?」

 

ユウキ「・・・やっぱり・・・テツヤは・・・・・・エッチな事・・・・・・したいの・・・・・・?」

 

テツヤ「は!?どうしたんだユウキ!?」

 

ユウキ「テツヤさえ良かったら・・・・・・今夜・・・・・・」

 

テツヤ「ユウキィィィィィ!?正気に戻れぇぇぇぇぇ!!!」

 

ユキ「大変そうだねお父さん」

 

テツヤ「あぁ お前のおかげでな」

 

ユキ「私やっぱり2人とも大好き!」

 

テツヤ「いきなりどうしたんだ?」

 

ユキ「別に~?」

 

ユウキ「テツヤ・・・/////」ユウキはもじもじしてる こうなったユウキを元に戻すのは大変だぞ~・・・

 

テツヤ「ユウキ!ほら!落ち着こうぜ!この世界で子供はできないんだぞ!?」

 

ユキ「え?それじゃあ私はどうやって?」

 

テツヤ「え・・・・・・うーん・・・・・・」

 

やばい・・・どう言えばいいんだ・・・・・・流石にアレなんて言えねぇし・・・・・・

 

ユウキ「ユキはボクとテツヤが・・・・・・その・・・・・・/////」

 

テツヤ「ユウキ!?違うからね!?」

 

ユキ「ねぇ~!なんで~!」

 

テツヤ「お前は・・・・・・そう!鸛さんが運んできたんだ!」

 

ユキ「へぇ~!そうなんだ~!・・・・・・って騙されるか!!」

 

テツヤ「なにぃ!?お前子供のくせになんでそうゆうのを信じないんだよ!!」

 

ユキ「私はエリートですから(キリッ」

 

テツヤ「はいはい 凄いですね~(棒)」

 

ユキ「むぅ・・・!お母さん!お父さんがお母さんの事愛してるだって!!今日の夜は「やめい!!!!」」

 

テツヤ「愛してるけど夜にはなんもしません!!」

 

ユキ「えぇ~?夜は普通寝るんでしょ?」

 

テツヤ「え?」

 

ユキ「うわぁ~!お父さんエッチなこと考えてる~!」

 

テツヤ「でぇい!この小悪魔が!!!」

 

ユキ「きゃはは~♪」

 

テツヤ「ったく・・・・・・困った子だな・・・・・・」

 

ユキ「あ、ねぇね お母さんがさっきから黙り込んでるよ?」

 

テツヤ「へ?」

 

ユウキ「ボクは・・・・・・ボクは・・・・・・テツヤと・・・・・・/////」

 

テツヤ「しょうがない 正気に戻すか あれー?あんなところにユウキの大好きなケーキが・・・」

 

ユウキ「ケーキ!?」

 

ユキ「あ 復活した」

 

テツヤ「良かった 元に戻って」

 

ユウキ「あれ・・・ボクは・・・!!!テツヤのエッチ!!!/////」ユウキは俺を殴った

 

テツヤ「なんでっ!?」

 

ユキ「ふぁ~ 眠くなっちゃった・・・ねぇ~寝ようよ~」

 

テツヤ「いつつ・・・まぁ確に良い子は寝る時間だな んじゃ寝るか」

 

ユキ「私が寝た後はお楽しみですか~?旦那~?」

 

テツヤ「どこでそんな台詞覚えてきたんだよ・・・」

 

ユキ「なーいしょ!」

 

テツヤ「ったくこの子は・・・」

 

ユウキ「・・・・・・/////」

 

テツヤ「全く・・・またユウキがおかしくなっちまった・・・」

 

ユキ「誰のせいで?」

 

テツヤ「主にお前の!」

 

ユキ「えへへ~♪」

 

テツヤ「褒めてない!」

 

ユキ「まぁまぁ いざベッドへ!」

 

~~~~~~~~~~~~

 

いざベッドへ! で行ってユキが寝てくれたのは良いけどユウキが俺から離れない

 

ユウキ「・・・・・・・・・」ぎゅっ

 

テツヤ「ええっと・・・・・・」

 

ユウキ「・・・・・・何だか本当に家族になったみたい・・・」

 

テツヤ「へ?」

 

ユウキ「ボクがいて お姉ちゃんがいて お母さんとお父さんがいる もうそんな日常には戻れないと思ってた」

 

ユウキ「でも今はお姉ちゃんの変わりにユキが お父さんとお母さんの変わりにテツヤがいる」

 

テツヤ「ユウキ・・・」

 

ユウキ「だから何だか今日はとっても嬉しいんだ・・・その分疲れちゃったけどね」

 

テツヤ「ふふっ これからはユウキだけじゃなくてユキの事も考えなきゃな」

 

ユウキ「大変だったら言ってね ボク甘えるのは控えるよ?」

 

テツヤ「何言ってんだ 二人から甘えられるなんて幸せの極みじゃねぇかよ お前もどんどん甘えてこい」

 

ユウキ「テツヤ・・・」

 

テツヤ「それに、妻と子供のわがままに答えんのが夫ってもんだ!」

 

ユウキ「夫・・・いい響きだな・・・♪」

 

テツヤ「さ!明日もユキと沢山遊ぼうぜ!そのために寝なきゃ!」

 

ユウキ「うん!・・・・・・あ、あのさ・・・・・・」

 

テツヤ「ん?」

 

ユウキ「テツヤは・・・・・・ボクと・・・・・・エッチな事・・・・・・したいの・・・・・・?」ユウキは上目遣いで聞いてくる

 

テツヤ「え!?お前まだ正気に戻って無かったのかよ!!」

 

ユウキ「・・・・・・ボクはもう正気だもん・・・・・・」

 

テツヤ「なんか言った?」

 

ユウキ「なんでもない!馬鹿テツヤ!」

 

テツヤ「酷い!」

 

ユウキ「早く寝るよ!あ、どうせならテツヤにはボクが寝付くまでずっと撫でて貰おうかな~♪」

 

テツヤ「へ?別にいいけど・・・」俺はユウキの頬を撫でた

 

ユウキ「えへへ・・・♪大好きだよ・・・♪」

 

テツヤ「ん?」

 

ユウキ「お休みって言ったの! お休み♪あなた♪」

 

テツヤ「おう お休みなさい ユウキ」

 

 

 

 

 

ユキ「くすくす・・・本当に仲良しだね・・・二人とも・・・」




突如2人の間に産まれた(?)ユキ ユウキとテツヤはユキに翻弄されっぱなしですが彼女の正体は一体・・・?

次回もお楽しみに!

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