ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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皆様大変お待たせしました!久しぶりの投稿です!

遅れた理由としては日々の生活の忙しさに加え、忙しいながらに書いていた話を全て削除して1から書き直し、また1から少しずつ書いていたらこんなに遅くなってしまいしまた。

恐らくこれから暫くはここまで遅くなることはないかと思います!本当に申し訳ありません!

それではお待たせしました!本編です!どうぞ!

※少しずつ書いていたのもあってブランクがあるかもしれません。何か分からない点は是非お聞きくだされば幸いです。


Part104 sideA 開戦~9種族対レネゲイド~

前回、レネゲイド達の宣戦布告を受け、来る戦闘に心の準備をした各々。

 

そして、遂にその日がやって来ようとしていた・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

テツヤ「さぁて、あいつらはどう動くか・・・」

 

ユウキ「今回は負けられないよ!気を引き締めようね!」

 

あの作戦会議から日にちは経ち、期末テストもスパルタ教育のおかげで木綿季1位、俺が10位と俺の順位は落ちたがまぁなんとか莫大に成績を落とすことなく終わり、いよいよ今日はレネゲイド達が予告を送った丁度1週間後。

 

俺達はログインし、所定の場所に着いていた。

 

シルフ領を襲うとの犯行声明だったが、領主の皆のシグルドの性格上を考慮しシルフ領に全ての部隊を配属させ、俺、ユウキ、レイ、カノンのインプ部隊は所謂闇討ちが出来るよう人目の付かない暗闇で影を潜め待機していた。敵の奇襲組をその前に潰すのが役目だ。

 

領の核心である中心にはシルフのサクヤさんと姉ちゃん、サラマンダーの兄弟2人の2種族の部隊が共闘することになっている。サラマンダーの強さとシルフの豊富な援護力で敵を叩く戦法だ。

 

ケットシーのアリシャさん、プーカのサラさん、レプラコーンのハクさんの3種族の部隊はケットシーのテイミングモンスターを率い機敏な動きを取り、プーカ部隊は特徴である歌唱で皆の援護。レプラコーンの部隊は戦闘専門より武器に扱う力の方が専門的だが、ハクさんの部隊は所謂精鋭部隊で戦闘も無難にこなせるプレイヤーが多いらしく、ケットシーの部隊と共に敵を狙う。3部隊は領の中心より前方を勤める

 

スプリガンのゼロさん、ノームのウルフの2部隊は ノームの豊富な耐久力で敵を足止めし、スプリガンの部隊が足が止まった敵を倒すというのが戦法。2部隊は領の上空を担当。

 

ウンディーネであるアイナさんの部隊はそれぞれのサポートの為、それぞれのプレイヤーが各部隊に2~3人いる。アイナさんは領の中心の組にいる。

 

以上が今回の戦法ってとこかな?

 

ちなみに、今回参加してるプレイヤーには通信を送ることが可能で、それぞれの部隊で何が起こったかを知らせることが出来る。

 

カノン「・・・・・・なかなか来ないのう。」

 

テツヤ「まぁ焦ってもしゃあねぇさ、来たら叩く。そんだけさ。」

 

レイ「ふん、脳筋な男だね君は。」

 

ユウキ「でも、出来ることならこのまま来ない方が・・・」

 

ユウキの言うことも確かにそうだが、そんなユウキの願いは虚しく、一通の通信が来た。

 

テツヤ「スプリガンノーム組からか・・・・・・っ!いよいよ来たらしいぞ。」

 

カノン「ふむ、そうか。では皆の衆。ここはインプの力の見せ場。闇討ちしようとする輩は残らず叩き潰してしまえ。」

 

皆は口を開かず、1回首を縦に振った。

 

レイ「3部隊からも通信が来ました。3部隊の有視界にも敵が来たらしいです。」

 

テツヤ「んじゃ俺らもそろそろ出番だな。」

 

ユウキ「頑張ろうね!」

 

テツヤ「おう。」

 

いよいよ開戦した9種族とレネゲイドの前代未聞の大戦。一体どちらが勝利するのか・・・・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

アリシャ「行くよー!皆ー!」

 

ケットシーら3部隊は作戦の通り、ケットシーの部隊がテイムモンスターと共に敵との交戦に入る。

 

アリシャも普段は陽気な性格だが、戦いとなれば別。戦闘の指示をする姿は領主そのもの。

 

ハク「さて!私達はケットシーの皆が削ってくれた敵を確実に叩くわよ!」

 

レプラコーン戦闘部隊はケットシーの削った敵を確実に倒すよう心得ている。

 

ハク自身普段は優しい女性だが戦いとなれば好戦的になり敵は確実に倒すのを念頭に置くプレイヤーだ。

 

サラ「私達は2部隊の援護及び敵への妨害よ!張り切っていきましょう♪」

 

サラはいつだってぶれない性格。だが味方への援護及び敵への妨害の指示のスピードは天下一品の物。

 

そんな3人が率いる部隊の戦法は大当たり。難なく敵を倒していく。

 

アリシャ「そりゃー!」

 

アリシャとテイムモンスターのドラゴンが吠える。

 

ハク「はぁ!」

 

ハク達レプラコーンが敵を確実に叩く。

 

サラ「そぉれ♪」

 

的確な援護と妨害を入れるサラ達。

 

そう、一見この部隊は安心かに思えた。

 

ハク「ねぇ、アリシャ。」

 

アリシャ「何!?戦闘中だからなるべく早く要件言ってね!」

 

ハク「この部隊おかしいとは思えない?てっきり私はここにシグルドがいるものかと・・・」

 

アリシャ「・・・・・・そう言えば姿は見えない・・・・・・けどそんなこと今は思ってる場合じゃないよ!とにかく今は後ろに敵を行かさないようにしなきゃ!」

 

ハク「そうね!それじゃあどんどん行くわよ!」

 

サラ「うーん・・・心無しか敵も弱すぎるような・・・」

 

舞台は変わって上空のスプリガンノーム部隊。

 

ウルフ「どっせぇい!!!!!」

 

上空からの攻撃に入ろうとしていたレネゲイドの部隊をウルフ達ノームが着実に抑え、抑えた敵をスプリガンの部隊が確実に倒していく。

 

ウルフはノーム1の耐久力と力を持ち、武器以外でも素手の戦いも難なくこなす。

 

ゼロ「気を抜きすぎだ!」

 

ゼロは全ての行動を難なくこなし、難しいことを簡単に見せるスペシャリスト。

 

耐久力の高いノームと様々な利便性を持つスプリガンの部隊もまた、敵を難なく倒して行った。

 

ウルフ「はーはっは!さぁどんどん来い!」

 

ゼロ「・・・・・・妙だな・・・・・・」

 

ウルフ「あん?」

 

ゼロ「こいつら何も考えず突っ込んできてないか?」

 

ウルフ「さぁ?俺には分かんねぇや!今は目の前の敵を中に入らせないことに集中だ!」

 

ゼロ「・・・・・・シグルドはケットシー達の方にいるのか・・・・・・?」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

サクヤ「モーティマー。シグルドはどちらから攻めてくると思う。」

 

モーティマー「それは読めんが、あいつの事だ。インプのいるルートでは来ないと思うが・・・」

 

ユージーン「ふんっ。インプのルートなんぞで通ったら最後。テツヤ達の餌食になって終わるだけだ。」

 

リナ「テツヤのこと、信頼してるんですか?」

 

ユージーン「まぁな。」

 

サクヤ「リナ、ユージーン。2人の活躍。期待しているぞ。」

 

ユージーン「言われなくても分かっている。」

 

リナ「まっかせて!」

 

モーティマー「・・・・・・開戦から約30分か。陸空の2部隊は踏ん張ってくれているみたいだな。」

 

サクヤ「・・・・・・あまりにも静かすぎるのも不穏なものだがな・・・・・・」

 

アイナ「それでは私がここで索敵してみましょう・・・・・・」

 

モーティマー「どうだ?」

 

アイナ「・・・・・・とくにはなんの反応も・・・・・・」

 

その時だった。いきなり3名の領主を光で出来た支柱のようなものが覆い、領主の3名は閉じ込められたのだった。

 

ユージーン「何っ!?」

 

リナ「サクヤ!?」

 

サクヤ「狼狽えるな!敵は近いぞ!」

 

アイナ「そんな・・・・・・私の索敵では反応なんて・・・・・・」

 

「索敵何てものは古いものだ。アイナよ。」

 

突如として響き渡る男の物の音声。

 

モーティマー「その声は・・・・・・」

 

「そうさ。この私だ!」

 

リナとユージーンの2人の間に現れたのはシグルドだった。音声はシグルドの物だった。

 

リナ・ユージーン「っ!?」

 

2人は慌てて距離を取る。すると、2人の間を取った先にはそれぞれ1人のプレイヤーが存在していた。

 

リナの目の前には女性のプレイヤーが、ユージーンの目の前には男性のプレイヤーがそこにはいた。

 

リナ「なっ!?いつのまに!?」

 

ユージーン「索敵無効何てものを何故貴様らが!」

 

シグルド「なぁに。我々だって日々努力するものさ。出なければこんな馬鹿げた作戦考えないさ。なぁ?サクヤ。」

 

シグルドはそう言って光る支柱の中にいるサクヤに声をかける。

 

サクヤ「くっ・・・やられた・・・・・・!」

 

シグルド「正直索敵を無効にしたところで領主共をどう抑えるかが問題であったが・・・馬鹿みたいに戦力を分散してもらったおかげで、楽にシルフ領を攻略出来そうだ・・・・・・くくく・・・・・・・・・はっはっは!!!!!」

 

リナ「そんなこと!」

 

リナは高笑いするシグルドに攻撃を仕掛けようとしたが、その攻撃はリナの目の前にいた女性プレイヤーに防がれた。

 

リナ「っ!」

 

「・・・・・・シグルド様の野望の邪魔は許さない・・・・・・」

 

ユージーン「成程な・・・・・・リナの前の女と貴様が今のシグルドの側近か!」

 

「大人しくシグルド様の支配下に置かれることだな。」

 

シグルド「さて、それでは余興と行こう。この2人は私が育てた有能な手練だ。今から目の前にいるリナとユージーンを倒してもらうとしよう。それから、領主の三人の首をもらおうか。」

 

アイナ「ですが甘く見すぎでは?陸空の2部隊が敵を倒しきるのも時間の問題。そうしたら逆に貴方が不利になるのでは?」

 

シグルド「残念ながら、ここにいる3人以外は全て陸空どちらかに向かわせている。いくら死のうがこっちにだってウンディーネはいるんだ。かなりの時間は持つだろう。それこそ、シルフを落とす時間くらいな。」

 

サクヤ「だが、ここにいる2人以外にもここには多くのプレイヤーがいる。シグルドの首を取られる可能性もある。そこについては何も考えなかったようだな。」

 

モーティマー「いや、逆に考えてみろ。他のプレイヤーがシグルドに手を足も出なかった場合頼りはリナとユージーンになる。もしあの2人が勝てなかった場合 我らの部隊の意欲はどうなる?幾らサラマンダーが好戦的と言ってもユージーンがやられたら我らの戦闘意欲は無きに等しい物になる。」

 

シグルド「そういう事だ。今の俺がそんじょそこらのちょっと鍛えた雑魚に勝てると思うなよ?2人の主力が潰れた様を見せ付け、絶望感の中で殺してやるさ。さてと、俺は空から戦いを見させてもらおうか。せいぜい足掻けよ?」

 

リナ「・・・・・・やるしかないのね・・・・・・」

 

「・・・・・・敵は・・・・・・倒す・・・・・・」

 

ユージーン「ふんっ。誰だか知らんがこの俺に勝てると思うな!」

 

「弱い犬程吠える。」

 

こうして、危機的状況の中、リナとユージーンの戦いが幕を開けた。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

テツヤ「・・・・・・1時間経っても来ずか・・・・・・残念ながら俺達の出番は無さそうだな。」

 

ユウキ「こら!手を抜かない!敵はいつ来るか分からないんだよ!」

 

レイ「そうだ!出番が無いなど考えるな!」

 

カノン「・・・・・・それにしても本当に敵は来ないみたいじゃな・・・・・・闇討ち部隊は無さそうじゃな。」

 

テツヤ「だったら俺達もそれぞれの援護に向かった方が・・・」

 

俺が言葉を続ける前に、1人のウンディーネプレイヤーが声を上げた。

 

「か、カノン様!」

カノン「?なんじゃ?」

 

「他、たった今アイナ様、サクヤ様、モーティマー様がシグルドに拘束されたとの連絡が!」

 

テツヤ「何っ!?」

 

カノン「シグルドは既に懐に潜り込んでおったのか・・・」

 

「現在、リナ様、ユージーン様が敵と交戦中!ユージーン様は何も無いのですが、リナ様は劣勢状況にあると・・・」

 

テツヤ「っ!?ちぃ!!!!!」

 

俺はその話を聞きすぐ様羽を出し領の中心へ向かおうとした。

 

レイ「待て!ここの持ち場はどうするんだ!」

 

テツヤ「馬鹿野郎!リナが劣勢状況で黙って見れられるか!」

 

レイ「だが!」

 

カノン「行かせてやれレイ。」

 

レイ「カノン様!?」

 

カノン「ユウキ、レイもテツヤに続き領の中心へ。リナとユージーンの援護を。シグルドがいることを忘れるな。」

 

ユウキ「で、でももしここに闇討ちの部隊が来たら・・・」

 

カノン「わらわは仮にもインプ領主。舐め腐ってもらっては困る。ここにいる皆で守り切ってみせる。3人は早く向かうのじゃ。」

 

テツヤ「恩に着る!カノン!行くぞ!ユウキ!レイ!」

 

ユウキ「うん!カノン!頑張ってね!」

 

レイ「失礼します!ご武運を!」

 

俺達はカノンの健闘を祈り、シグルドが現れたシルフ領の中心へと向い羽ばたいた。

 

テツヤ「レイ 姉ちゃんのこと聞いて勢いで行動しちまったけど本当にカノンのやつ大丈夫なのか?」

 

レイ「その点においては大丈夫だろう。カノン様はありとあらゆる武器を扱う。片手剣から両手剣。短剣に刀。片手棍、斧、槍。カノン様が領主であり武具の鍛錬のスペシャリストであるのは全ての武器種の性質を理解しているからだ。戦闘に入れば戦況に応じて武器を変えていくのがカノン様の戦い方だ。」

 

ユウキ「つ、強そうだな~カノン。」

 

テツヤ「それじゃあもう遠慮はいらねぇな!行くぞユウキ!レイ!」

 

俺はそう言って飛行速度をあげて行った。

 

ユウキ・レイ「了解!」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ユージーン「ぬぅん!!!」

 

「・・・めんどくさい能力を・・・」

 

ユージーンの持つ魔剣グラム。その性質と武器威力はトップクラスであり、鍔迫り合いを起こせない能力を持ち、テツヤも苦戦した武器だ。

 

ユージーン(今の戦況は互角。なんら問題は無いが・・・互角のままじゃ゛リナの助け゛には行けん・・・!)

 

そう、ユージーンは自身の強さを存分に使って行ったが、リナは以前押され気味の状況にある。

 

リナ「はぁ・・・はぁ・・・くっ・・・!」

 

相手に押され防戦一方のリナ。しかし防戦と言っても着実にダメージは蓄積し、リナはボロボロになりかけていた。

 

「お前・・・弱い・・・私の相手・・・ならない・・・・・・」

 

リナ「相手にならなくても・・・やらなきゃ行けない時はあるのよ!!!!!」

 

ボロボロになっても引かず、立ち向かうリナ。目の前に強大な敵が立ちはだかっても、諦めはしなかった。

 

そう、゛彼゛同様に。

 

リナ(テツヤだって・・・どんな状況でも諦めなかったんだ・・・私だって・・・私だって!!!!!)

 

リナ「やぁぁ!!!!!」

 

リナは持てる力を振り絞り剣を振り下ろした。しかし、無残にもその剣筋はいとも容易く防がれてしまった。

 

リナ「っ!?」

 

「・・・・・・お前つまらない・・・・・・もう・・・・・・終わりだ・・・・・・」

 

そう言ってリナの首元に剣を向けるプレイヤー。もうリナにはその剣を振りほどく力は残ってはいない。

 

サクヤ「駄目だ!リナ!!!!!」

 

リナ(ここまでなの・・・・・・!!!!!)

 

万事休すかと思われた、その時だった。

 

「月牙天衝!!!!!!!!!!」

 

「っ!!」

 

その青く輝く衝撃波は、相手のプレイヤーめがけ鋭く向かって行き、避けざるを得なかった相手はリナとの距離を取った。

 

リナ「その声は・・・テツヤね・・・!」

 

テツヤ「悪い!待たせたな!」

 

月牙天衝の正体は勿論テツヤ。リナの敗れる前に、テツヤ達インプ組の救援は間に合ったのだった。

 

ユウキ「救援に来たよ!」

 

レイ「もう好き勝手にはさせない!」

 

テツヤ「さぁリナ。ポーションだ。」

 

テツヤは傷だらけのリナにポーションを飲ませ、傷付いた身体を回復させた。

 

リナ「ありがとね、テツヤ。」

 

テツヤ「どういたしまして。さて、動けるか?」

 

リナ「えぇ!」

 

テツヤ「だったら反撃開始と行こうじゃねぇか。シグルドの奴が高見の見物をしてる内にあの二人をやっちまおう。」

 

モーティマー「テツヤ。囚われの身の状況ですまないが私の作戦で行動してもらいたい。お前の体力が全開の内にお前はシグルドを叩いてくれ。」

 

テツヤ「何?俺がシグルドを?」

 

サクヤ「他の領主達は恐らく持ち場で手一杯。今頼れるのはここにいる5人だけ。」

 

アイナ「テツヤさんなら、彼との対決にも引けを取らないと私は思います。」

 

モーティマー「ユウキはリナを、レイはユージーンの援護に入ってくれ。2対1になるが四の五のは言ってられん。皆の腕にALOの明日があると思ってくれ。」

 

ユウキ「よぉし!リナ!やるよ!」

 

リナ「えぇ!今度は負けないわよ!」

 

「・・・・・・雑魚が増えたところで・・・・・・無駄・・・・・・」

 

リナ「助太刀します。共にこの場を乗り越えましょう。」

 

ユージーン「不本意だが仕方あるまい!行くぞ!」

 

「無駄な足掻きを・・・」

 

テツヤ「さぁて、んじゃ俺はあんたとやらせてもらおうか?シグルド。」

 

テツヤは上空にいるシグルドの元へ向かい、斬月をシグルドへ向けた。

 

シグルド「貴様には仮があったからな・・・・・・今この場で貴様を殺して返させてもらおうか!!!!!」

 

テツヤ「やれるもんならやってみなやってみな!!!!!」

 

こうして、それぞれの戦いの火蓋が切って落とされようとしていた。




気付かれぬうちに領の中心にまでシグルドに潜り込まれ、3人の領主が行動不能に陥ってしまった9種族同盟。

5人の領主は救援に迎えず、万が一を取りその場に残るカノン。全ての領主が現在自由に行動出来ない中救援に駆けつけたテツヤ、ユウキ、レイ。

見事シグルドらレネゲイドを打ち倒し、この大戦に勝利することは出来るのか?

次回もお楽しみに!


※2019年の目標はGGO編への突入、あわよくば完結までを書けたらなと思っています。2020年からまた忙しくなる可能性が高いのでなるべくそこを目標に目指していきたいと思います。 今後共御愛読のほどよろしくお願いします。

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