ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~ 作:畜生ペンギン
一体どんな一日なるのか?
ではどうぞ!
ある日の事・・・・・・
哲也「ふぁ~良く寝た・・・・・・顔洗って歯磨こ・・・・・・」
哲也は頭をポリポリとかきながらドアを開けた。
そして哲也は寝ぼけていた為距離感が掴めず、開けたドアに顔がぶつかった。
哲也「へぶっ!?」
割と痛い感じの痛みに襲われ悶絶する哲也、そして追い打ちをかけるように哲也は小指をドアの角にぶつけた。
哲也「うごぉ!?」
顔と小指のダブルパンチを受けた哲也は横たわりその痛みが収まるのを呻きながら待った。
そしてその痛みが無くなったのは5分後。
哲也「いっつつ・・・・・・朝っぱらからなぜこんな目に・・・・・・おかげで目が覚めたけどよ・・・・・・」
哲也は今度こそ先程言った事を行うために洗面所に向かおうとした、ドアは開けっ放しだったので小指がまたぶつからないように慎重に部屋を出た。
哲也「ふぅ、こんな朝もあるよな、まぁ気を取り直して・・・」
木綿季「おっはよー哲也ー!!!」
哲也より早く起きて朝食の準備をしていた木綿季は、哲也を見るなり走って哲也に飛びついた。
しかし、またもや運のないことに木綿季の飛びつきは頭突きという観点に変わり、哲也のみぞおちに木綿季の頭突きが直撃した。
哲也「ごふっ!?」
木綿季「えへへ~哲也~♪」
哲也「あぉぉ・・・・・・ゆ、木綿季・・・お前手加減・・・・・・しろ・・・・・・」
木綿季「やっ♪」
木綿季の可愛い甘え、しかしみぞおちに入った哲也にはその木綿季を愛でることは出来なかった。
そう、今日のお話は絶望的に運のない哲也の1日をお送りします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
哲也「あ~朝からろくなことがない・・・」
木綿季「もぐもぐ・・・ほら、食べなきゃ遅刻しちゃうよ?」
哲也「はーい、いただきまーす。」
俺は箸を手に取り、ウインナーを掴み口に運んだ。
俺はウインナーを噛んだつもりだったが、ウインナーと一緒に箸も噛んでしまい、歯に地味な痛みが走った。
哲也「うがっ!?またかよ・・・!!!」
木綿季「?どうしたの?」
哲也「い、いや箸噛んじゃって・・・」
木綿季「ありゃりゃ、食べるのはウインナーにしてね?」
哲也「へーい・・・」
俺は歯の痛みにこらえながら、再びウインナーを食べた、今度はウインナーを食えたのだが、何回か噛んだ後に今度は舌を噛んだ。
哲也「むぐっぅ!?」
木綿季「また~?今日はなんだかドジだね。」
哲也「ち、ちくしょうめが・・・」
木綿季「ほら、水。」
哲也「あんがと・・・」
俺は木綿季から渡されたコップを手に取り、水を飲んだ、すると今度は水が変な箇所に入って噎せた。
哲也「っ!?へふっ!?ごほっ!?」
木綿季「っ!?大丈夫!?」
哲也「げほっ!ごほっ!はぁ・・・なんなんだ今日は・・・・・・?」
俺は結局、朝飯をほぼ食えずに学校に行くことになった。
~登校中~
哲也「あ~なんだか今日は運のない日だな・・・」
木綿季「結局朝ご飯ほとんど食べてないけど平気なの?」
哲也「ま、まぁ大丈夫だよ、さぁ気を取り直して学校に・・・」
木綿季「あ!哲也駄目!」
哲也「あん?」
俺が1歩足を踏み出すと、俺のローファーは何か変なものを踏んづけた。
哲也「?なんだこれ。」
木綿季「・・・・・・運じゃなくて犬の糞が付いちゃったね・・・・・・」
哲也「っ!?うそぉ!?」
どうやら俺の踏んだものは犬の糞らしい、見てみるとガッツリ踏んでる。
哲也「だぁもう持って帰れよ糞!!!ボケ飼い主が!!!」
俺は犬の糞を壁に擦り付けてローファーに付いた糞を取った、それでもまだ若干ついてるけどもね。
木綿季「良いのかなこんな所に付けて・・・」
哲也「やむなしだ!行くぞ木綿季!」
その後の通学路では何ら事件は起こらず、無事学校の最寄り駅へ。
哲也「ふぅ、とりあえずここまでは何も起こってないな・・・」
木綿季「だね、もう起こらないんじゃない?」
哲也「それもそうか・・・まぁ流石に日中ずっと不運なんて・・・」
俺はそう言いながら定期を改札にかざし改札を通ろうとした、しかし定期が上手い具合に反応してなかったのか通ろうとしていた改札がいきなり閉じて、俺は改札のドアに腹を思い切り抑えられた。
哲也「へぶっ!?」
木綿季「ありゃりゃ・・・」
哲也「な、なんで・・・?」
俺は今度はしっかり定期が反応したのを確認して改札を出た。
哲也「おーいて・・・」
木綿季「大丈夫なの?」
哲也「大丈夫だよ、こんくらい、さぁ気を取り直して学校に行こう・・・」
俺は道中も気を配りながら学校に向かい、無事に学校に。
哲也「朝から疲れんなぁ・・・」
木綿季「まぁまぁ、きっといいこともあるよ♪」
哲也「まぁそりゃそうだよな・・・」
俺は木綿季と話しながら階段を上っていた、ちなみに俺は慎重に一段一段登っていた、なのにも関わらず、俺は階段を踏み外した。
哲也「のわっと!?」
木綿季「またぁ?本当は哲也がドジなだけなんじゃないの~?」
木綿季は笑いながらそう言った。
哲也「いや、これはおかしいぞ・・・だって超慎重に行動してたのに足を踏み外すなんて・・・これはきっと何かのイタズラだ、きっと。」
木綿季「そうかな~?」
哲也「疑うなら今日はキスしてあげない。」
木綿季「わぁ!?ごめんなさい~!!!」
そして、その後は教室で皆と合流。
琴音「おはよう哲也!木綿季!」
哲也「おはよう琴音。」
木綿季「今日も1日頑張るぞ~!」
そして朝のホームルームが始まる。
凛「はい!それじゃあ今日も1日張り切ってこー!」
哲也「朝から元気だな~先生は。」
凛「こらこら、ジジくさいこと言わないの、貴方は立派な高校生でしょ?」
哲也「いやぁ~率直な感想ですよ~」
凛「あら♪それじゃあそんな荒波君には今日1日黒板掃除してもらおうかしら♪」
哲也「ええっ!?なんで!?」
凛「今日黒板係の人が休みなの、お願いね♪」
哲也「はぁ・・・まぁしゃあないか・・・」
凛「では!そういう訳で今日も張り切っていきましょうね!伝達は特にありません!じゃあ号令!」
ま、まぁそんなことあるよな、うん、これは仕方ないんだ・・・
哲也「あーあー、ほんとについてねぇや今日は・・・」
木綿季「細線の注意を払って行動してね、朝から大変なんだからね?」
哲也「おう、ありがとな。」
こうして、俺の絶望的に運のない学校生活が始まった。
例えば、ベタな黒板消しを落としたり・・・
哲也「あっ!?」
和人「あーあー、ちゃんと掃除しろよ?」
哲也「うぅ・・・めんどくせぇ・・・」
例えば、課題をやってきたのに忘れちゃって怒られたり・・・
「おい、お前次忘れたらどうなるかって言ったよな?」
哲也「いや!待って!俺はやったんです!ただ忘れて・・・」
「小学生でも考えつく嘘つくな!お前は今日課題倍だ!」
哲也「そんなぁ~!?」
例えば、理不尽に怒られたり。
「なーんか今日は居眠りが多い!!」
哲也「ふぁ~・・・」
「言ってるそばから寝ようとすんな荒波ィ!!!」
哲也「えぇ!?寝ようとなんて・・・」
「そんな大あくびして眠いのは分かってるんだよ!!夏風先生に言っておくからな!!!」
哲也「なんでぇ!?」
んで、それが原因で凛先生に怒られる。
凛「こらっ!一野球人として、授業もちゃんと受けるの!寝るなんて言語道断よ!!!」
哲也「い、いや、違うんです、訳を・・・」
凛「言い訳無用!」
哲也「先生~・・・・・・」
そして、お昼の時には唐揚げを落とす。
哲也「あぁ!?楽しみにしてたのにぃ!?」
木綿季「もぉ~細線の注意をって言ったでしょ~?」
琴音「今日はなんだか災難だね、哲也。」
哲也「唐揚げ~・・・・・・」
そして、午後も不幸は続く、手始めと言わんばかりに里香のイタズラに引っかかる。
哲也「はぁ・・・俺なんかしましたか神様・・・?」
そう言いながら椅子に座ろうとすると、そこにあったはずの椅子は無く俺は思い切り尻を床にぶつけた。
哲也「はうっ!?」
里香「やぁい引っかかった~!!!」
哲也「てんめぇこの野郎!?」
里香「いつもは周りを良く見てるのに、今日は落ち込んでるしね~チャンスだと思ってさ♪」
哲也「くそ・・・油断した・・・」
そして、授業中に木綿季と話してて俺のみ怒られる。
哲也「んでね~」
木綿季「あーなるほどね~」
「おい荒波!喋っていい時間じゃないぞ!!!」
哲也「すんません~」
「静かにするように!!授業に戻るぞ!」
哲也「・・・・・・木綿季は?」
「うるさいと言ってるだろ荒波!!そんなに話したければ教科書お前が全部読め!!!」
哲也「えぇ~!?なんでぇ~!?」
木綿季「あはは・・・」
まぁそんなこんなで授業は終了、放課後に。
哲也「んじゃ部活行くか~」
翔「おう、行こう。」
木綿季「おー!」
琴音「レッツゴー!」
哲也「・・・すごく嫌な予感がする・・・」
こうして俺らは部活へ向かった、そして部室内で皆と合流する。
哲也「うぃーす。」
翔「おっす。」
新井「よぉ2人共。」
哲也「さぁてと着替え着替え・・・・・・ってあれ?」
翔「ん?どした?」
哲也「・・・・・・なんてこったい・・・・・・アンダー忘れた・・・・・・」
東山「ありゃりゃ、そりゃ災難だな。」
福井「おいおい、キャプテンが忘れ物してどうすんだよ。」
哲也「しゃあねぇ・・・今日は、アンダー無しか・・・・・・」
俺は気を取り直して着替えて、準備も完了、皆とアップのランニングと準備体操をして、いざ練習へ。
哲也「さぁてスパイクに履き替えて・・・・・・」
俺は運動靴を脱いでスパイクに履き替えようとした、そして紐を結ぼうとしてた際に紐が切れてしまった。
哲也「ぬおっ!?」
鳥坂「ありゃ、紐切れた?」
哲也「か、買ったばかりなのに・・・・・・しゃあない、替えの紐出すか・・・・・・」
俺は替えの紐に変えて、いざ練習に望む。
翔「哲也、キャッチボールしようぜ。」
哲也「おう、良いぜ。」
俺は翔とキャッチボールをした、まぁこれはいつものルーティーンだから特に何も起きる訳・・・・・・と思ったがやはり起きた。
俺達の近くでキャッチボールしてた新井達のすっぽ抜けたボールが俺の頭に直撃した、まぁすっぽ抜けだからそこまで痛くはないがやはり硬式なので痛いもんは痛い。
新井「あっ、すっぽ抜けた。」
哲也「痛いっ!?」
新井「わりぃ哲也!取って~!」
哲也「ちゃんと投げろアホ!!!」
翔「どこまでも災難が続くな・・・・・・」
キャッチボールを終えると、新庄先生からメニューの発表。
新庄「よし、全員いるな、今日は打撃中心のメニューで行く、哲也、投げれるな?」
哲也「もちろん!」
新庄「んじゃあ哲也をピッチャーに実践的な練習だ、守備も付けよ、んじゃ練習開始。」
一同「はい!!!!!!」
木綿季「ねぇ哲也、あのピッチャー用のネットみたいなやつ置く?」
哲也「いや、一応実践的な練習だから、俺もピッチャーゴロの練習したいし、置かないで良いよ。」
木綿季「分かった!頑張ってね哲也♪」
哲也「おう♪」
そして、ある程度投球練習した後、練習開始、最初のバッターは翔、ちなみに翔の時はキャッチャーに先生が入ってくれる。
新庄「んじゃ締まってくぞ~」
哲也「そんな声じゃ締まらないっすよ・・・」
新庄「そうか?まぁ大丈夫だろ、ほら、投げてこい。」
哲也「んじゃ、行くぜ翔!!!」
翔「おう!」
俺は翔に向けてストレートを投じた、そしてそのボールを翔は打ち返した。
そう、俺の股間目掛け。
哲也「っ!?」
俺は打球速度の速さに対応出来ず、何もすることなく翔の打球は俺の股間直撃した。
まぁさっき言ったように硬式のボールは本気で硬い、男の皆しか分からかいかもしれないけど、それが股間に当たったらどうなると思う?
答えはこれだ。
哲也「んごっぉふぉっひゅゅっ・・・・・・!!!!!!」
俺は俺で何言ってんだろうとツッコめるような声を上げながら倒れ込んだ。
翔「っ!?哲也!?」
新庄「や、やばい!哲也の哲也が!!!」
新井「ええっ!?」
哲也「ふぎゅぅっ・・・・・・」
皆は俺を囲むように駆け寄ってきてくれた。
そして、俺は俺であの絶望的な痛みの次に来るなんとも言えない気持ち悪さに襲われていた、人生で今まで経験したことのない痛みと気持ち悪さだ、腕一本斬られた時より痛いかもしれない。
木綿季「だ、大丈夫!?」
哲也「ゆ・・・木綿季・・・・・・ごめん・・・・・・俺・・・・・・もうお前との赤ちゃん出来ないかも・・・・・・」
俺はそう言い残した後、世界が反転したかのようになり、気絶した。
木綿季「っ!?て、哲也ぁ!?」
その後、俺が目を覚ましたのは保健室、どうやら皆が運んでくれたようだ。
哲也「・・・・・・情けないぜ・・・・・・」
「あら、起きたのね。」
哲也「あ、こんにちは。」
「ええっと、とりあえず命と君のアソコに別状は無いからね、でも今日は念を取って部活はもう見学してなさいね。」
哲也「はーい・・・・・・ってなんで俺のアレの別状を!?ま、まさか先生、触診を!?」
「してないわよ、ただそう簡単に男の子のアソコは壊れないってことよ。」
哲也「な、なるほど・・・すいません、お世話になりました。」
俺はベッドから立ち上がり、保健室を出ようとした。
「あーそれとね、貴方の彼女さん、凄い心配してたから、それのケアをするようにね。」
哲也「あ、はい、分かりました。」
・・・・・・ま、まぁあんな事口走っちゃえば心配するよな・・・・・・
俺は保健室から出て、またグラウンドに足を運び、とりあえず今日は見学することを先生に伝えた。
新庄「まぁ・・・そんなこともあるさ、野球人の宿命だ。」
哲也「はい・・・」
俺はベンチに座り、今日の練習を見学することに、そして近くにいた木綿季にとりあえずアレの心配は無用だと言った。
木綿季「もぉ!!!ボク凄い心配したんだからね!!!」
哲也「ご、ごめんごめん・・・・・・」
木綿季「・・・・・・哲也との赤ちゃんできなくなったらボク悲しくて泣いちゃうんだからね・・・・・・」
哲也「悪かったよ、でももう大丈夫だよ、多分ね・・・・・・」
木綿季「・・・・・・・・・・・・」
こうして、部活を見学したまま、今日の部活は終わり。
新庄「んじゃお疲れさん~」
哲也「よし、俺らも帰ろうか。」
琴音「うん!」
翔「だな。」
木綿季「行こう行こう!」
新井「哲也、まぁその・・・・・・そのうちいいことあるさ!!!」
東山「お大事にな!」
皆は俺のカバーをしてくれてすごく助かるが、その『そのうち』がいつになることやら・・・・・・
~~~~~~~~~~~~~~
あの後家に帰り、木綿季の作ってくれた晩御飯を食べている、無論慎重にだ。
哲也「はむ・・・」
木綿季「もぐもぐ~♪」
哲也「・・・・・・はぁ・・・・・・」
何か食べてて食ってる気がしないな・・・今んところは何も起こってないけど、どうせ普通に食べ始めたらまた舌噛んだりするんだろうし・・・・・・
哲也「とことん不幸だ・・・・・・」
そして、食った気がしない飯を食い終え、次は風呂に。
木綿季「・・・・・・なんで湯船に入んないの?」
哲也「・・・・・・溺れる気がするから・・・・・・今日はシャワーで良いや・・・・・・」
木綿季「そう?温かくて気持ちいいのにな~♪」
哲也「・・・・・・俺も湯船に浸かりてぇよぉ・・・・・・」
その後、シャワーを終えると歯磨き。
木綿季「ごしごし~♪」
哲也「ごしごし・・・」
木綿季「ふぉら!はみはきはひゃんとしなきゃ!(こら!歯磨きはちゃんとしないと!)」
哲也「でも・・・何かの拍子で歯ブラシが喉になんて・・・・・・」
木綿季「・・・・・・しゃいにゃんだね。(災難だね。)」
哲也「うん・・・でもいつもの倍の時間かけても歯磨きはちゃんとするから安心してくれ・・・」
俺は10分くらいかけて歯を磨き、いよいよ就寝・・・・・・の前に、俺はALOでレイと待ち合わせ。
テツヤ「よっ。」
レイ「来たか、早速行こう。」
待ち合わせと言ってもデートでは無い、なにやらインプ領付近に変なモンスターが出たから、その討伐命令を俺とレイはカノンから受けていた。
そして、程なくしてそのモンスターと戦闘開始、そのモンスターは弱いモンスターだが、群れで行動するめんどくさいモンスターだった。
テツヤ「こいつら弱いのに数だけは立派だな!」
レイ「弱音を吐いてる暇があれば攻撃しろ!」
テツヤ「わぁってるよ!」
俺達は次々と群れを消し去っていき、いよいよ最後の1団。
テツヤ「よぉし、こいつらで・・・」
レイ「待て!様子が変だ!」
テツヤ「っ!」
最後の群れを消し飛ばそうとすると、その群れは合体して大きなモンスターになった。
テツヤ「へっ!デカくなろうが関係ねぇ!」
レイ「ここは僕が!」
テツヤ「え?」
俺が斬月を構え、斬り込もうとしたと同時に、レイは右手を握りしめながら振りかぶっていた、現実でも格闘が得意なレイだから殴って怯ませようとしたんだろう。
恐らく狙いはモンスターだろうが、斬り込もうとした俺が間に入る形になってしまい、レイの拳は俺の顔を捉えた。
テツヤ「ぐべぇ!?」
レイ「あ。」
テツヤ「え、ALOの中でもかよ・・・・・・」
その後、無事モンスター討伐は完了、カノンに報告して俺達はログアウトすることに。
レイ「そ、その・・・すまなかった・・・」
テツヤ「い、良いさ・・・気にすんな・・・」
こうして俺達は別れ、ログアウトした。
そして、その後はいよいよ寝ることに。
だけど、夢すらも俺をそう簡単に寝かせるつもりは無いようだ。
哲也「うぐっ・・・はぅ・・・・・・」
木綿季『はははははは~♪早く止まってよ~♪浮気症の哲也のアレちょんぎって上げるからね~♡』
哲也『ヒィィィィィィィィィィィ!?』
哲也「はうっ・・・お助けぇ・・・・・・」
木綿季「・・・・・・凄いうなされてる・・・・・・」
木綿季は哲也の顔を心配そうに覗き込む、哲也の顔が寝てるのに青ざめていた。
木綿季「・・・・・・それにしても・・・・・・哲也のアソコ・・・・・・大丈夫なのかな・・・・・・」
木綿季はそう言いながら哲也の股間部分に目を移した、木綿季は部活の時の哲也のあの言葉がずっと引っかかっていたのだ。
哲也『ゆ・・・木綿季・・・・・・ごめん・・・・・・俺・・・・・・もうお前との赤ちゃん出来ないかも・・・・・・』
木綿季「・・・・・・・・・」
木綿季(哲也との赤ちゃん・・・・・・ボクの夢の1つの哲也の赤ちゃん・・・・・・それが出来なくなったら・・・・・・ボク・・・・・・)
木綿季は凄い悲しげな顔で哲也の顔を見つめる、未だうなされてる哲也の頭に手を乗せて。
木綿季(・・・・・・思えば・・・・・・いつもボクって哲也にされてばっかり・・・・・・いつもいつも、ボクばかり気持ちよくなって・・・・・思い返したら哲也を気持ちよくさせた覚えなんか・・・・・・)
木綿季「・・・・・・・・・よしっ、決めた。」
そう言うと木綿季は、哲也のズボンに手をかけた。
木綿季「・・・・・・寝込みを襲う形になっちゃうけども・・・・・・い、いや!これはちゃんと哲也が赤ちゃんの素を出そるかどうかを確かめるためであって・・・・・・が、頑張るね哲也・・・・・・/////」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
木綿季『つーかまーえた♡』
哲也『や、止めろ・・・・・・止めろ木綿季・・・・・・!!!!!!』
木綿季『それじゃあ哲也のアソコ、ちょんぎっちゃいまーす♡』
哲也「んぎゃァァァァァァァァァァ!?」
俺は木綿季に俺のアレを斬られる寸前で、起きた。
哲也「ぜぇ・・・ぜぇ・・・酷い夢を見た・・・・・・顔でも洗うか・・・・・・」
俺は起きて洗面所まで向かった、すると洗面所の電気が付いていた。
哲也「あれ?消してなかったっけ?」
俺は電気代勿体無いなと思いながら洗面所に入った、するとそこでは木綿季が歯磨きをしていた。
木綿季「ごしごし・・・」
哲也「?何してんだ?」
木綿季「ひゃい!?」
木綿季は全身に稲妻が走ったかのような驚き方をした。
哲也「お前俺と歯磨きしてたじゃん、どうした?」
木綿季「え、ええっと・・・・・・あ!そうそう!起きたらお腹すいてお菓子つまみ食いしちゃって・・・・・・」
哲也「ガキかお前は・・・」
木綿季が口を濯ぐのを待ち、木綿季が口を濯ぎ終えた後に俺は顔を洗った。
哲也「ふぅ、さっぱりした、木綿季、早く寝ようぜ。」
木綿季「・・・・・・哲也!!!」
哲也「ん?」
俺が木綿季の方を向くと、木綿季の方からキスしてきた。
舌を絡め、濃厚なキスを交わした。
木綿季「ぷはぁ!」
哲也「ど、どうしたんだ?」
木綿季「口、変な味しない?」
哲也「口?」
木綿季「えと・・・゛イカ臭い゛みたいな感じ・・・?」
哲也「イカ?いや、歯磨き粉の味しかしなかったが・・・」
木綿季「そ、それなら良いんだ!じゃあ早く寝よ!」
哲也「・・・・・・変な木綿季・・・・・・」
木綿季「・・・・・・あの臭い・・・・・・クセになっちゃいそう・・・・・・♡」
木綿季は舌舐りをしながら、そう言った。
絶望的に運のない1日を過ごした哲也。
しかし、哲也の知らぬ間に木綿季に夜這いされてしまう!?
一体木綿季は何を?
次回は不幸の後は幸運・・・・・・ではなく、ラッキースケベが舞い降りる物(?)、次回はラッキースケベ哲也の1日をお送りします!
後、part98は私の諸事情で下手したら4月まで投稿が難しくなる可能性があります、私もなるべく合間合間で書いていくのでどうかお待ちくださいませ。