神様から授かった能力 ~スタンド使いが幻想入り~ 不定期更新   作:薬売り

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明けましておめでとうございます。お久しぶりですね
薬売りです
遅れてしまい、すみませんでした
それでは、どうぞ



なんでもかんでも

浄夜「ハァ…ハァ…」

霊夢「ハァ…ハァ…」

 

あれから何時間経っているだろうか

進展がない、どっちも不利でも有利でもない

ただ、最初と変わっていることがあるなら、どちらも考えずに死にそうになりながら戦っている

がむしゃらに、戦ってる理由さえ考えてない

 

早苗「ジョジョッ!!」

 

聞こえていない

止めようにも格が違いすぎる

 

浄夜「スタープラチナ…」

霊夢「夢想天性…」

 

どうやら、これで決めるらしい

 

浄夜「オラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!!」

霊夢「オラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!!」

 

もう、やめてほしい

ジョジョが死んじゃう

霊夢が死んじゃう

スペルカードルール何かじゃない

もう、殺し合いだ

 

浄夜「オラァ!!」

霊夢「オラァ!!」

 

霊力を纏った拳と拳がぶつかり、どちらも吹き飛ぶ

こちらも風圧で飛んでしまいそうだ

そして…

 

浄夜「……」

霊夢「……」

 

どちらも再起不能(リタイヤ)である

 

早苗「ジョジョッ!!」

 

駆けつける、息はしているようだ

早く手当てをしなければ!!

 

浄夜「クッ…」

 

立ちはしないが体を引きずりながら霊夢さんの所へ行く

 

浄夜「…レイジー…ダ…ア…ンド…」

 

クレイジーダイアモンドの姿になる…まさか…

そのまさかであった

 

霊夢「ん……」

 

霊夢の傷が癒えてくる

そして…

 

霊夢「う…う~ん?」

 

霊夢が起き上がる

 

霊夢「ん…確か……!!」

 

霊夢は血だらけになったクレイジーダイヤモンド…否、ジョジョを見た

 

霊夢「浄夜ッ!!」

 

直ぐに浄夜と分かった

 

諏訪子「直ぐに手当てをするんだッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

浄夜「ん…ん~…うん?」

 

布団?寝てたのか?

なんか俺のそばに居る?

 

早苗「スゥ…スゥ…」

霊夢「…お、お金が…消えて……」

 

早苗と霊夢が壁に背中を着け寝ている

と言うか、霊夢の寝言がひどい

 

浄夜「…二人とも、心配かけてすまないな」

諏訪子「私達には?」

浄夜「ん?あぁ、居たんだ。気付かなかった」

神奈子「ひでぇ」

 

そんなことを言われても、気付かないもんは気付かん

 

浄夜「心配かけてすまなかった。この手当ては?」

諏訪子「早苗とそこの霊夢って子」

浄夜「そうか。ってアンタらは?」

神奈子「寝てた」

浄夜「張り倒すぞ」

諏訪子「いや、信用されずに部屋から追い出されたから」

浄夜「信用されずって…本当に神か?」

諏訪子「だって私、祟り神だから治癒するどころか逆に祟っちゃうよ?」

浄夜「追い出したのは懸命な判断だ」

 

良かった、本当に良かった

 

浄夜「神奈子は?」

神奈子「一緒に追い出された」

浄夜「なんで?」

神奈子「霊夢曰くなんとなくらしい」

浄夜「追い出したのは懸命な判断だ」

神奈子「うおいッ!?なんでや!?」

浄夜「五月蝿い、二人が起きる」

諏訪子「全くだよ」

神奈子「諏訪子は殴る」

諏訪子「え、ちょま…

 

               ~お仕置き中~

 

浄夜「これはひどい」

神奈子「いやぁ、にしてもたまげたね。ボロボロになりながら敵の傷を治しちゃうんだから」

浄夜「だって、あのままじゃ死んでいたかもしれないからな」

神奈子「アンタにだって言えるじゃないか、自分を治せばいいのに」

浄夜「自分は治せないんだよ」

神奈子「よくわからないね~スタンドってのは」

浄夜「そんなもんさ」

 

外を見ればまだ暗かった

夜中だろうか

 

浄夜「俺が倒れて何時間たった?」

神奈子「四日間」

 

何時間なんてレベルじゃなかった

でも、それまでコイツらは看病してたのか

 

浄夜「本当にありがとう」

神奈子「じゃあ、私は諏訪子をそこら辺に置いてくるから、また寝な」

浄夜「分かった。おやすみ」

神奈子「おやすみ」

 

戸を閉める

 

浄夜「よいしょっと、起きたら寝れない体質なんだよなぁ」

 

そう言い、二人に毛布を掛ける

 

浄夜「俺はジョジョの奇妙な冒険でも読んでるか」

 

起こさないようにジョジョの奇妙な冒険第五部を日が上るまで読んでいた




いともたやすく行われる失踪みたいな行為をしてしまったことを反省したいと思います
これからも、この作品を見てくれると嬉しいです
それでは次回もお楽しみに~

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