神様から授かった能力 ~スタンド使いが幻想入り~ 不定期更新   作:薬売り

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自機組は「」で、通信組は『』で会話しています。


桶で…転ぶな…

浄夜「美味しいだろ?コーヒー味のガム」

魔理沙「ああ!!コーヒーがこんな美味しい思わなかった!!」

霊夢「実際のコーヒーとは違うでしょ。もっと苦いわよ」

魔理沙「え~そういうこと言うなよ。初めて飲もうと思ったのに…」

紫『異変中に話す会話じゃないわよ。作戦でも考えなさいよ』

浄夜「チェリーもあるよ」

パチュリー『おい』

 

通信でサポートしているのは、紫と文とにとりとアリス。それと、紅魔館…まぁ咲夜さんが働いている所に住んでいる魔女『パチュリー・ノーレッジ』さん。

博麗神社に住み着いた鬼『伊吹萃香』だ。

 

萃香『面白いね~。また今度一緒に酒の呑もうよ』

浄夜「良いぜ。今度な……ン?何か足に当たったぞ?」

 

そーっと、手に持っているライトの光を当ててみる…するとッ!!

 

浄夜「これはッ!?」

霊夢「どうかした?」

浄夜「こっちに来るなァ!!これを見るなッ!!」

魔理沙「すまない…も、もう見ちまったぜ…」

紫『何があるの……?』

霊夢「ず…『頭蓋骨』がッ!!人の頭がッ!!」

浄夜「生首で転がってやがるッ!!」

 

人の頭…白骨化しかけている頭が転がっていたのだッ!!

 

??「フフフ……」

霊夢「誰ッ!?」

魔理沙「だだだだだだだ誰だ~~~!!??」

浄夜「怖がりすぎだろ…」

 

だが、どこからか声が聞こえる。

少女の声がする。

 

少女「わーーーー!!」

 

・・・え、もうちょっと怖い流れにしようよ。例えば『薄暗く肌寒いこの空間が浄夜達を恐怖へ誘っている』とかさ、そういうのあったじゃん。小説的にどうなのさ メメタァ

 

浄夜「目潰し!!」

少女「ブッ…ギャアアアアア目がぁ!!」

浄夜「なんだこの桶幼女。わーーーって驚かす気でやったの?驚かねぇよ。なぁ、みん…」

魔理沙「………」チーン

霊夢「………」ゴーン

浄夜「うそやん」

少女「目潰ししたね…お父さんにも目潰しされたことないのにッ!!」

浄夜「そんなお父さん居ねぇよダボが。オメェ名前は?」

キスメ「キスメよ!!首を集めるのが趣味なの!!」

浄夜「いい趣味してんな」

キスメ「でしょ~」

 

褒めてねぇよ。吉良吉影みたいだな…手じゃなくて首か。

………あれ?俺って今、絶賛ピンチ中?

 

キスメ「気付いた?自分がピンチって」

浄夜「うん、気付いた」

キスメ「今から、君の首をかっ切るよ?」

浄夜「どうぞ、お好きに」

 

キスメは、浄夜の首元に鎌を近付けた。

 

キスメ「自殺願望者?まあ、いいや。じゃあね」

浄夜「嫌、自殺は望んでないなぁ?」

キスメ「え――――

 

キスメは、鎌で浄夜を斬った……そう、斬ったのだ。

 

キスメ「なに…これ」

 

斬ったはずだが、()()()()()()()()、緑色の首が転がっていたのだ。

 

キスメ「身代わりの術?忍者かなにかなの…?」

 

不気味だ……キスメは浄夜を探す。

しかし、そんなことをしなくても良かったのだ。何故なら、『浄夜は隠れていないから』。

 

浄夜「ラリホー」

キスメ「え…い、いつのまに…え!?」

 

キスメの首をつかんだ奴はッ!!キスメが斬った緑色の首…否ッ!!『法王の緑(ハイエロファント・グリーン)』に成った浄夜がいたのだッ!!

 

浄夜「君が斬る直前に『法王(ハイエロファント)』に成ったんだよ。さあ、お仕置きの時間だよ。キスメ」

キスメ「ッ!?耳から何かがッ!?」

浄夜「紐状になった俺だよ」

キスメ「ギャアアアア!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

キスメ「………」チーーン

霊夢「こんなちっこい妖怪に…」

魔理沙「気絶させられたのか…」

アリス『映像で観てたけど面白かったわよ』

魔理沙「なッ!?んだと~~~ッ!?」

浄夜「チャン♪チャン♪」


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