神様から授かった能力 ~スタンド使いが幻想入り~ 不定期更新 作:薬売り
どうも、薬売りです。
『ジョジョ風の浄夜』を描きました。
とりあえず、これ↓
【挿絵表示】
久々に真剣に描きました。とは言っても、部活後に暇潰しに描いたやつが、いつのまにか真剣に描いていたっていうオチですが……。
途中でめんどくさくなって、手や影などを適当にごまかしてしまいました。
……あれ?それって、真剣って言わなくね?
そ、それではどうぞ!!
浄夜「ここは…」
見たことある光景だ…多分、これを合わせ三回目だろう。
神様「よっ!」
浄夜「やっぱりか…」
神様「やっぱりって…ヒドイなァ」
浄夜「用はなんだよ」
神様「用があるのはそっちでしょ?聞きたいことが、あるんでしょ?」
どうやら、もうアッチも分かってるらしい。俺が今、聞きたいことが。
分かってるなら、なぜ俺に聞かせるのかが謎だが。
神様「なァんか…君、変わったね。この一ヶ月で」
浄夜「そうか?」
神様「うん、まだテンション高いけど、前よりは落ち着いたね」
浄夜「それ、褒めてねぇだろ」
神様「バレた?」
可愛く舌を出し『バレちゃった』という仕草をする。
相手がこいつだから、なんかムカつく。
神様「Wow…理不尽」
浄夜「そうだった…お前、心が読めんだった…」
神様「そうだよ!カッコいいでしょ~ッ!!」
浄夜「それで、聞きたいことがあるんだが…」
神様「スルーですか…ハイ、ナンデショウ?」
俺はいつも、お前の話の八割は聞いてねぇよ。俺から質問したとき以外な。
浄夜「雛が持っていた『遺体』についてだ」
神様「ジョニィ・ジョースターの…左腕ね」
浄夜「なぜこの世界にある?ジョジョの奇妙な冒険は、漫画だ。主人公の遺体がこの世界にあるのはおかしいだろう?」
そこが、ずっと疑問だった。
漫画の世界の主人公が、現実の世界で現れたのだから。生憎、彼は遺体として現れたのだが…
神様「雛の『星形のアザ』は何であると思う?」
浄夜「……疑問文を疑問文で返すとテスト0点なの知ってるか?ちゃんと答えろッ!!」
神様「まぁまぁ、焦らない。それで、何故『アザ』があると思う?」
浄夜「……知らねぇよ」
神様「ジョニィ……いや、ジョースター家の遺体を持っているからよ」
ジョースター家の遺体を持っているから……?
それじゃあ……
浄夜「なら、遺体を持っていない俺は何故ある?」
神様「聞くと思ったァン」
浄夜「……」
神様「第六部で、世界は一巡したわよね?」
浄夜「あぁ…」
神様「その、一巡後の世界が
浄夜「な……な…なんだとォォォォッ!?」
衝撃ッ!!その事実が、浄夜を驚かせたッ!!
浄夜「本当にかッ!?」
神様「えぇ本当よッ!!つまりッ!!この世界は『ジョジョの奇妙な冒険』の
『延長の世界』なのよォォッ!!!!」
浄夜「なにィィィィィッ!?」
この地球はッ!!この宇宙はッ!!この世界はッ!!
延長の『
神様「ハァ……ハァ……す、少し興奮し過ぎたわ。話を戻すわよ…」
浄夜「………あ、あぁ」
神様「貴方は延長されたジョースター家っととこね」
浄夜「俺が…ジョースター家の人だってのか?」
神様「そう…だから、平行世界のジョニィの遺体があってもおかしくないでしょ?」
浄夜「そう言うことか……そして、遺体は…『ジョニィ・ジョースター』のモノだけじゃなく…他のジョースター家の遺体もある…ってことか?」
神様「貴方は、頭が良いわね」
浄夜「誰のものがあるんだ…」
神様「歴代ジョジョと歴代ツェペリの遺体よ」
浄夜「ツェ…ツェペリィィィ!?」
浄夜はスタンドを授かった時点で…いや、生まれた時から『運命』は動いていたッ!!
しょ、衝撃過ぎる!!←自分で言うなよ。
いやぁ、日常編のこの各話だけでこんなに話が進むとは…自分もビックリです。
次回もお楽しみに~