神様から授かった能力 ~スタンド使いが幻想入り~ 不定期更新   作:薬売り

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お久しぶりですますだ。
ども、薬売りです。

いやぁ、もうすぐ中三になっちゃうね。
時の流れは早いのう。
高校受験とか色々考えないとなぁ………

それではどうぞ!!


日常編 No.1
烏と狼


浄夜「取材か…別に構わんぞ」

犬「そうですか、文さんに伝えておきますね」

 

明日取材をする約束をされた。

取材か…だから文は常時カメラを持っているんだな。納得した。

新聞は天狗が書いてるなんて知らんかった。

 

浄夜「ところで犬さん」

椛「狼です!!あと、犬走椛です!!」

浄夜「犬走って、やっぱ犬じゃんか」

椛「なッ!?」

浄夜「まあ良いや。文はどうしたんだ?」

椛「あ、ああ…え~と…新聞つくりで忙しいんです」

椛「(文さんがデートの誘いが出来ないから私に頼んできたとは言えない…文さんのためにもこれは隠すべきことよ!)」

浄夜「椛」

椛「はい?なんです…かッ!?」

 

浄夜の顔が近い。

私のそばに近寄るなああーーーーーーーーー!!

顔がきっと赤いいいいーーーーー!!

あ、結構カッコいいな浄夜さんって……

 

浄夜「椛、君は嘘をつくと耳をピクピク動かす癖があるようだ」

椛「え!?嘘!?」

 

と言い、耳を隠す。

 

浄夜「ああ、嘘だ」

椛「ッ!!」

浄夜「だが、マヌケは見つかったようだな」

椛「え?」

浄夜「ただ言いたかっただけだ。別に本当にお前をマヌケと思った訳じゃない。気にするな」

椛「あ、そうですか。ちょっとビックリしました」

浄夜「で、明日にそっちに向かえばいいんだな」

椛「いえ、文さんがそっちへ向かうようです」

浄夜「そうか、分かった。それじゃあ、そろそろ帰るぜ。じゃあな」

椛「はい、さようなら」

浄夜「あ、そだ」

椛「どうしました?」

浄夜「耳を動かす癖は無いけど、嘘は普通に下手だぞ」

椛「エッ!?」

浄夜「じゃあな、ザ・ワールドッ!!」

 

浄夜は一瞬で消えた

あの人、謎過ぎる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~次の日~

 

射命丸「浄夜さーん!!私です!!」

 

そうすると、戸がガラガラっと開き

 

浄夜「やあ、おはよう、文」

射命丸「さあ、早速団子屋に向かいましょう!!」

浄夜「ああ、そうだな」

 

~少年少女移動中~

 

浄夜「ここか。ここの団子旨いよな」

射命丸「そうなんですよ。みたらしのあの甘さがたまらないんですよね」

 

そう言って、中に入っていった。

 

浄夜「さて、何を取材するんだ?あ、みたらし6つでお願いします」

射命丸「はい、じゃあ早速。今、一番仲が良いなと思う人物は?」

浄夜「早苗だな、元々幻想郷に居た人達だけと言われたらお前かな」

射命丸「やった」

浄夜「ん?何がだ?」

射命丸「あ、何でもないです。次の質問です。ええっと…その…今、気になっている子か居ますか?」

浄夜「あー、そうだな…」

 

椛の尻尾をもふりたいよな…これでいいか。

 

浄夜「椛かな」

射命丸「え!?」

浄夜「え?気にならないの?普通気になるでしょ。あの尻尾だぜ?」

射命丸「部下に負けた……」

浄夜「え?ああ、確かにお前尻尾無いもんな。まあ、仕方ない」

射命丸「しかも尻尾基準…」

浄夜「でもさ、あの尻尾もふりたいじゃん?」

射命丸「わ、わかりました。貴方が尻尾大好きッ子なのは。次、いきましょう」

浄夜「おう」

 

辛いな…部下に負けるって……

生まれてこの方初めて泣きそうになった。

 

射命丸「私のことどう思いますか?」

 

どうせダメだろう。

きっと「お前?烏のほかないじゃん」って答えるんだろうな…

 

浄夜「仲間兼友達」

射命丸「え?」

浄夜「え?って酷いな。友達だろ?お前を大切に思ってる」

射命丸「ッ!!」

浄夜「お前は俺の友達、知らなかったのか?」

射命丸「ふふ」

 

ああ、やっぱり

 

射命丸「知ってましたよ!!」

 

この人、好きだ

 


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