って!問題大ありだよ!某ハンター漫画のキ○ラ○ントよりも大蟻だよ!ってうるせえ!冗談言ってる暇はねえ!
「というわけでっ!織斑くんクラス代表決定おめでとう!」
「おめでと〜!」
一斉に皆の手にあったクラッカーが弾ける。だがお祝いされてる当の本人は、なんだか納得してないようだ。
「いやー、これでクラス対抗戦も盛り上がるねえ」
「ほんとほんと」
「ラッキーだったよねー。同じクラスになれて」
「ほんとほんと」
おい、あのひと明らかに同じクラスの人じゃないんだけど。
ま、楽しめればいいか。
ん?あれは…新聞部の人かな?一夏とセシリアにインタビューしてるみたいだけど。
あれ?こっち来た?
「どーもどーも、私は二年の黛薫子。よろしくね。新聞部副部長やってまーす。はいこれ名刺」
「あ、ご丁寧にどうも。それで?私になにか用ですか?」
「いやさ、イギリスの代表候補生のセシリアちゃんを倒したらしいじゃん?だから、どんな人かな〜?ってね。じゃあ質問してもいいかな?」
「ええ、いいですけど」
「白野ちゃんの機体は随分変わった形をしてるらしいじゃない?どんな見た目なの?」
「私のISの見た目ですか?見た目は赤い外套としか言いようがないですね」
「ふーん、確かに変わってるねえ。そんじゃあ質問その2。武装をいろんなところから展開出来るってほんと?」
「私の機体はそうやって戦うのが得意な機体ですから。でも、それ自体はこのあいだの試合はやってないですよね?その情報どうやって…?」
「いやぁ、山田先生が教えてくれたんだ」
はあ、お願いだから対戦相手に情報とか漏らさないで下さいよね?
「そっか、どうもありがと〜それじゃあまたね!」
手を振られたので、少し会釈をした。
む?写真を撮るのかな?
…………よし、割りこもう。別にそういう性格ではないのだが、今回は何故か無性にそうしたくなった。
「それじゃあ撮るよ〜。35×51÷24は〜?」
「え?えっと………2?」
「ぶー、74.375でしたー」
パシャッとカメラのシャッター音が鳴る。
どうやら同じ事を考えてる輩は大勢いたようだ。
「あ、あなたたちねえっ!」
「まーまーまー」
「セシリアだけ抜け駆けはないでしょー」
「クラスの思い出になっていいじゃん」
「ねー」
「う、ぐ……」
呻くセシリアはまあ放置だ。
さて、そろそろ私はお暇させて貰おう。
だんだん調子が悪くなっているようだ。
というのも、なんだかこのあいだからたまになのだが、ノイズの様な物が走ってみえるのだ。今さっきまでそれを我慢していたのだが、原因はわからない。だが何か異変が起きているのは明らかなのだろう。
今日は早く寝よう。
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ベットに腰を掛け、未だに無くならないノイズに眩暈を感じながらゆっくりと横になる。そして、自らの胸の辺りに手を当てた。
バチンッ!
「っ!痛い…!」
一瞬、頭に電撃が走ったかの様な衝撃が走った。
そしてその瞬間、首から下げていた待機状態のアーチャーの宝石部分が黒く濁った。
本当に何が原因なのだろう?
そんな事を考えているうちに私は少し浅い眠りについた。
大丈夫。次回はもっと上手くやります。
ところで皆さんGOやってます?最近、復讐者が強いと思ったんですよね。当たらないけど…