私としては、だんだん創作意欲が薄れて来たり、自分の作品なんてどうせ……というネガティヴな思考を持ってしまって書けませんでした。
お恥ずかしい限りです。
「お、おい!何やってんだよ!?」
一夏は思わず、驚きの声を上げてしまう。何故ならアヴェンジャーは急に自らの装甲を引き裂き、皮膚までも切り裂き始めたのだから。
「あん?見てわかんないの?自傷行為ってヤツだよ!」
「てか何で、シールドが作用してないのよ!?」
そう、普通ならば武器による傷害行為はシールドによって防がれる。
「こいつには、特殊なワンオフアビリティがある。そいつを発動する為には機体と本体がある程度傷つかねえと、発動しねえんだよ!」
「傷つかないと発動しない……?それって一体……」
次の瞬間、再び熱線の反応が現れた。
「うお!危ねッ!畜生!無闇に攻撃して来やがって!どうなっても知らねえぞ!?」
アヴェンジャーはいくつかの武器を投影し、敵に飛ばす。自傷を止めはしたが、体はもうボロボロで機体の装甲も裂けてしまっていた。
「そっちから攻撃してくれるんなら丁度いいぜ。そら行け!」
敵の照射したビームに干将莫耶を飛ばす。しかし、今回は1セットだけだ。
これではかなりの量のエネルギーがアヴェンジャーに直撃する。
「ぐおお!痛ってえなあオイ!」
やはり、防ぎきるには足りない様で相当なダメージを受けていた。
しかし、アヴェンジャーはそのダメージ量を確認するとニヤリとした笑みを浮かべた。
「こんなもんでいいかな……?そんじゃあそろそろ、派手に行きますか!」
そう言うと、アヴェンジャーは急に残ったギリギリのエネルギーを使い、敵に接近していく。
「おい!危ないぞ!そんな状態で近づいたりしたら!」
「わかってらあ!お前も来い!突っ込むぞ!」
一夏はその言葉を聞くと、はあ!?と叫びながらもアヴェンジャーの後を追い、突撃した。
「いくぞ?俺がヤツに触ったら、すぐにとっておきの一発をぶち込んでやれ!」
「お、おう!わかった!任せてくれ」
その返答を聞き、アヴェンジャーは敵への突撃スピードを更に上げていく。
敵機が打ち込んでくるビームは、すべて回避する。
接触まで、あと3秒。
投影武器を投げつけ、そちらに注意を向かせる。
接触まで、あと2秒。
手に剣を投影する。
接触まで、あと1秒。
敵機がビームを放とうと、振り上げた右腕を躊躇なく、防御分のエネルギーを籠めた剣で、切断する。
そして、指先が切断口に触れたと同時に、その『呪い』の真名を解き放つ。
「逆しまに死ね!
すると敵ISの全身に、アヴェンジャーと【全く同じ場所に全く同じ傷】が出来たのだ。
「……………!」
その事に驚きながらも、次の攻撃を迎え撃とうと残った腕を上げ、一夏を攻撃する謎のIS。
しかし、そのビームを放つのが些か遅かった。
一夏はすでに、ビームを受けても斬りつけられる程の位置まで、迫っていたのだ。
「ぐっ!おお!!届けぇ!」
一閃。ISの胴体が2つになる。
ビームを受けながらも、一夏はその刃を打ち込み、届かせたのだ。
それを見届けたアヴェンジャーは、白野は再び意識を失った。
ゴーレム戦終わりましたねぇ(他人事)
最近、自分でも何が書きたいのかがわからなくなってまいりました。
あと、後書きで何言えば良いのかも