能力を使ってみた
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人里に行って慧音に相談したら(怪しい)家を入手!!
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明日から人里に住む事が決定!
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準備をして次の日…(今ココ!!)
優「じゃあな、霊夢世話になった」
ある日の朝、優は人里に移住するため準備をして博麗神社から出て行こうとしていた。霊夢はちゃんとお見送りに来てくれていた。そう、あの霊夢が…
霊夢「いい?!必ず1週間に1度は賽銭するのよ!!」
優「分かったって、本当に現金な奴だな…」
霊夢「当たり前よ!!世の中は金で出来ているわ!!」
優「ハァ、じゃあ行ってくる」
俺は人里へと向かった。
少年移住中…
優「よし、人里に到着っと」
慧音「おや、5分も早いじゃないか。いい心がけだ」
優「慧音さんならもう待っているだろうと思って早めに出たのが正解でした」
慧音「ふふっ、じゃあ行こうか」
優は昨日、慧音に自分の家まで案内してもらう約束をした。どんな家なんだろう…
慧音「あ、そうだ優」
優「はい、何でしょう?」
慧音「ここから寺子屋が見えるだろう、その左にある家が私の家だから困った事があったらいつでも相談しなさい」
優「有り難うございます」
慧音さんめっちゃ優しいなぁ…
慧音「さあ着いたぞここがお前の家だ」
優「これが…俺の家…」
優の目の前には普通に和風な家だった。一人暮らしをするには十分な広さだった。
慧音「どうだ?気に入ったか?」
優「はい、気に入りました。むしろこんな立派な家を貰っていいのかが心配です」
慧音「そうか、それは良かった。何かあったらすぐに私を呼ぶんだぞ、それじゃあな」
優「有り難うございます」
俺は家の中に入り、荷物を置いた。何をしようかな…
優「やっぱりまず掃除をしますか」
優は掃除用具を買おうと思ったが今は7時半、まだ店もやっていない時間だ。
優「まぁ、掃除は後にしてこの家の中を歩き回ってみるか」
少年探索中…
優「この家はっきり言って凄いわ…」
この家には何と、冷蔵庫があった。しかもコンセントがささっていてもう使える状態だった。博麗神社には電気通っていなかったのにな…
優「今何時だ?」
優は時計を確認すると8時20分だった。
優「もうこの時間帯なら店もやっているかもな」
俺は掃除用具を買いに行った。
優「掃除用具専門店があったんだ…知らなかった…まぁ入るか、すいません」
お婆ちゃん「はい、何でしょうかって貴方はあの時の助けてくれた人じゃない。あの時はどうもありがとさん」
優「…ああ、あの時の、あれは当然の事をしたまでですから。ところで、箒とか雑巾ってありますか?」
お婆ちゃん「箒と雑巾を買いに来たの?」
優「はい、掃除をするために」
お婆ちゃん「じゃあ、これとこれがいいわね。ついでに洗剤もあげとくわ。代金はいらないからもらってくれる?」
優「いえいえそれは駄目ですって」
お婆ちゃん「この前のお礼がしたいのよ、受け取ってくれないかしら?」
優「…ハァ、もう本当にすいません貰ちゃって…それでは、」
お婆ちゃん「貰ってくれてありがとうねぇ~」
俺は店を出た。
少年帰宅中…
優「お、重かった~…」
取りあえず、物を確認してみよう。
箒…1本 雑巾…3枚 洗剤…1本 じゃがいも…12個 レタス…2玉 キャベツ…1玉
このほかにも人参や大根など数えきれないほどの野菜がある。え?どうして野菜があるかって?何か道を歩いていたら、村人が次々に野菜をあげてきたからだ。
優「これ食糧の問題は無くなったな、さてと掃除するか」
少年掃除中…
優「ふぅ、結構時間がかかったな…」
大体、1時間半ぐらいかかった。うん、綺麗になったら気持ちがいい。
優「今は…11時半か。ちょっと早いけど昼食を食べようかな…昼食を作る気になれない…外食するか」
俺は家を出て、食事処を探した。すると蕎麦屋が目に入った。
優「今日は蕎麦屋でいいか…」
俺は蕎麦屋に入った。
お兄さん「はい、いらっしゃいませ。あいている席にお座りください」
優「お、蕎麦のいい匂いがするなぁ。メニューがなになに…」
メニュー
・山菜蕎麦…2銭 ・とろろ蕎麦…1銭8文 ・ざる蕎麦…1銭2文
・ざる蕎麦&山菜の天丼セット4銭3文 ・ざる蕎麦&鰻の蒲焼きセット…4銭5文
「やっぱりここは一番安いざる蕎麦がいいかな、すいませーん『ざる蕎麦』1つください」
お兄さん「冷たい物か、温かい物どちらにしますか?」
優「うーん…そうだなぁ…じゃあ、温かい方で」
お兄さん「わかりました、少々お待ちください」
優「どんな感じなんだろうな…」
お兄さん「お待たせ致しました、ざる蕎麦になります」
優「えっ?!あ、ああ、ありがとうございます」
お兄さん「ごゆっくりと味わい下さい」
あるぇー?何か5分ぐらいかかると思ったら10秒くらいで出てきたぞ。俺はチラッとお兄さんの方を見ると、
お兄さん「シュバババババ」
お兄さんと手が見えなかった。何者だよ、あのお兄さん…
少年食事中…
優「ごちそうさまでした、お会計お願いします」
お兄さん「はい、代金は2銭ですが今回のお客様で丁度、1000人目なんですよ。記念として半額とさせていただきます」
優「へぇ~、ラッキーだな。1銭お願いします」
お兄さん「1銭丁度お預かりしました、またのご来店をお待ちしております」
俺は蕎麦屋を出た。すると前の方にある求人募集に目が止まった。
優「求人募集か、どんなのがあるか見てみるか」
~求人募集板~
・薬の実験体 期間…3日間 報酬…1日70銭 場所…永遠亭 依頼者…八意 永琳
※無事に帰れるかわかりません
・スー〇ーキノコ探し 期間…特に無し 報酬…高級キノコセット 場所…魔法の森
依頼者…霧雨 魔理沙
・人形を作る 期間…5日間 報酬…人形の出来と作った数によって変化 場所…魔法の森
依頼者…アリス・マーガトロイド
・宝塔探し 期間…特に無し 報酬…10銭 場所…命蓮寺 依頼者…寅丸 星
・執事orメイド 期間…土日に休みアリ、平日は仕事 報酬…働きによって変化 場所…紅魔館 依頼者…レミリア・スカーレット
優「…紅魔館の執事がいいかな…」
とんでもない求人募集を見てしまった優であった。
こうして優はどんどん幻想郷に染まっていき、今日を過ごすのだった。
その日の夜…(ここから優の夢の中ね by銀の鰹節)
優「うっ…此処は何所だ?」
俺は薄暗い部屋にいた。
???「誰か…助けてよ…独りは嫌だよ…お姉様…」
俺は振り向くとそこに背中から七色の水晶みたいなのを出した金髪の少女が体育座りしていた。
優「おい、どうしたお前?俺は佐藤 優だ。お前は?」
すると少女は顔をあげて言った。
少女「マサル!!お願い、ここから出して!私閉じ込められているの!」
優「分かった。お前の名前は何だ?」
少女「私は『フラ―――ド―――レッ――――――――――
俺の意識が途絶えた。
この作品を見ていただきありがとうございます。銀の鰹節です。
何かどんどん優が幻想郷に染まってきているな…どうしよう…幻想郷の求人募集って凄いんですね。常識外れすぎますね…
あ、誤字・脱字があればどんどん言ってください。
それでは今回はこれで終わりにしたいと思います。次回もゆっくりしていってね!