優に能力ができた
↓
そのため、優が元の世界に帰れなくなった(M〇Ⅹやりたかったな…)
↓
これから、新聞を毎回買うことに…
↓
朝食を食べた後、霊夢に神社の裏に呼ばれた(今ココ!!)
優「霊夢、神社の裏に来て何をするんだ?」
俺は向かっている間に霊夢に聞いた。
霊夢「優の能力の確認の為よ」
霊夢はそう返し、そして神社の裏についた。
霊夢「結界を張ってと…よし、これでいいわ。優、ちょっと能力を発動させなさい」
優「いきなり発動させろって、ひでぇなおい。一体どうやればいいんだよ…」
霊夢「能力を発動するにはイメージが必要よ」
優「なぁ、霊夢。俺の能力ってなんだっけ?」
霊夢「貴方、自分の能力ぐらい覚えなさいよ…。優の能力は『空間を操る程度の能力』と『分裂する程度の能力』よ」
優「なるほど…分裂の方がイメージしやすいかな…」
俺は半分に分裂するイメージをした。すると、見事に分裂できた。ちょっと小さくなった俺が二人居た。
優1「おお、すげぇ…分裂できた…」
優2「もう一人の俺が何を考えているのかも伝わってくる…しかも、視覚や聴覚とか五感も伝わる…」
俺達がペラペラと話をしていると霊夢が言った。
霊夢「何か気持ち悪いわね…」
優1・2「「霊夢ひどい!!」」
それはそうだった。何せ同じ姿の二人が話あっているのだから。
霊夢「わかったから、早く戻って」
優1「えー…霊夢あともうちょっとだけだから、ね?」
霊夢「つべこべ言わないの!」ベシッ
優2「いってぇ?!何で叩くんだよ!!」
優1「そうだぞ!痛覚とかも共通しているんだからな!!」
霊夢「いい加減にさっさと戻りなさい…優…」ブワァ
優1・2「「ッツ?!」」
霊夢が冷たい声で言った瞬間、霊夢の背後に般若が見えた。
優1「おい、やばいって、どうやって戻るんだよ?!」
優2「ほっ、ほら!イメージとか霊夢が言っていたじゃん」
優1「確かにそうだったな、イメージ…イメージ…」
そして俺達は何とか一つになれた。
優「はい、戻りましたすいません。調子に乗ってました」ガクガクブルブル
霊夢「最初っからそうやればいいのに…」
危なかった…本当に危なかった…生きてるって素晴らしい!!
霊夢「優、戦闘においてその能力は危険すぎるからやめなさい」
優「え?どうして…」
霊夢「私が叩いた後が残っているからよ」
霊夢が俺の腕に指をさすと、叩かれた痕がくっきりとあった。何もそこまで強く叩かなくてもいいのに…
霊夢「つまり、分身しているわけじゃない。ただ、一つの身体が二つに分裂しただけよ。どっちも本体でどちらかが消滅すると優は100%死ぬわ」
優「わかった。使わないようにするよ」
霊夢「ええ、それでいいわ。次に空間を操ってみて」
空間を操るってどうやるんだ?と思いながらも、俺は『花畑の空間』をイメージした。
優「…何も起こらないな」
霊夢「何をイメージしたの?」
優「神社の境内を花畑にした空間だ」
霊夢「空間を変える事は出来ないのかしら…じゃあ、空間を作ることは出来る?」
優「わかった。ちょっとまってろ」
こうやって俺達は空間の操る能力について考えてはやり、考えてはやりを繰り返した。
~30分経過~
霊夢「…一体空間を操るってどういうことなのよ…」
優「分からない…」
俺達はすっかりと意力を失っていた。
優「そうだ、霊夢…俺人里で生活しようと思っているんだ…」
霊夢「ふーん…って、え゛っ、そうなの?!てっきり残るのかと思ったわ…」
優「なんだ?残ってほしかったか?」
霊夢「いや、別に大丈夫よ」キッパリ
優「そんなきっぱりと言わなくても…」シクシク
霊夢「嘘泣きするな、気持ち悪い」
今日の霊夢はいつもより毒舌です…
優「さてと…俺ちょっと人里に行って、家探ししてくるわ」
霊夢「行ってらっしゃーい…」
優は道具を持って人里へ向かった。
霊夢「…って昼食はどうするのよ!!」
霊夢が急いで居間に向かうとテーブルの上に料理と手紙があった。
霊夢へ
おそらく今頃、「朝食はどうするのよ!!」と言っているでしょう。安心して下さい、朝に昼食の分作っておきましたから。お腹が空いたら食べて下さい
優より
霊夢「…見透かされてるのがムカつくわね…」グシャリ
手紙を握りつぶす霊夢であった。
優「うん、速いな」
優は前回、人里に行くのに1時間くらいかかったが今回は30分もかからなかった。
優「さてと、寺子屋に行ってみるか…」
俺は寺子屋に向かった。どこにあるか知らないけど。
~10分後~
優「寺子屋どこにあるかわからねぇ…」
俺は人里の端っこまで来ていた。
優「しゃあねぇ…戻って人に聞くか…」
俺は戻った。そして商店街の入り口に銀髪でメイド服を着た女性が目に入り話しかけた。メイド服って幻想郷にもあるんだな…
優「すいません、そこのメイドさん」
メイド「はい、何でしょう?」
優「寺子屋ってどこにあるかわかりますか?」
メイド「ああ、寺子屋ならあちらの角を右に曲がったところにありますよ」
優「有り難うございます」
俺は寺子屋へと向かった。
優「ここだな…すいませーん、誰かいませんかー?」
慧音「はーい、どちら様って優じゃないか!どうしたんだ?」
優「ちょっと、慧音さんに相談したいことがあるんです」
慧音「そうか、じゃああがってから話をしよう」
優「有り難うございます」
俺は和室に案内され、慧音がお茶を用意してくれた。
慧音「さて、相談と言っていたが何があった?」
優「実は俺、人里に住もうと思っているんです」
慧音「そうなのか、だが家とかの方はどうなんだ?」
優「はい、今日はその事で相談しに来たんです」
慧音「そうだったのか…」
優「何か独り暮らしが出来るような家が欲しいんですけどありますかね…」
慧音「う~ん…あ、一件だけ残っているぞ。でもあんまりお奨めしない」
優「どうしてですか?」
慧音「その家では、自殺が続いているんだ。だからあんまりお奨めできない」
優「別に大丈夫です、その家って家賃どのくらいですか?」
慧音「なっ?!本気か、今の話を聞いて?!」
優「別に俺は絶対に自殺しないんで大丈夫です」
慧音「…ハァ、わかった。家賃はいらないよ。住んでもらった方が家が喜ぶかもしれないしな」
優「本当ですか?!有り難うございます!!その家って明日からもう住めますか?」
慧音「私が手続きをしておくから大丈夫だ」
優「わかりました、今日は有り難うございました!それでは、」
慧音「ああ、またな」
俺は博麗神社へ帰り、家が見つかり明日からその家に住むことを霊夢に話した。霊夢は「たまに賽銭して来なさいよ」と札を出しながら言った。そして今日も一日が終わってゆくのだった。
とある赤い屋敷にて…
???「ふふっ、面白そうね…この人間。咲夜、この人間の事調べておきなさい」
咲夜「はい、かしこまりました。(どっかで見たことがあるような…)」
???「絶対に手に入れてやるわ…外来人、佐藤 優…」
この作品を見てくれてありがとうございます。銀の鰹節です。
優の能力について皆さんはどう思いますか?私的には能力が2つある事がチートっぽく感じてしまします。並べくチートにしないようにしたんですがね…
今回はここで終わりたいと思います。次回もゆっくりして行ってね!