妖夢に素振りを教えて貰った
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人魂の覇奈と知り合う
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幽々子からの忠告を受けた(今ココ!)
幽々子さんの忠告を受けてから1週間がたった。俺は毎日欠かさず、素振りをしてきた。そして今日は何故か幽々子さんがどこにもいなかったので、今日1日は修行と言う事になっている。そして今は次の段階に行こうとして妖夢さんに見てもらっている。
優「…ハッ!」ヒュンッ
妖夢「…良いでしょう、合格です。では次のステップへ進みましょう」
優「…!!はいっ!」
俺は見事素振りの段階をマスターした。思わず俺はガッツポーズをする。
妖夢「次は木刀に霊力を込めてやってみましょう」
優「あの、どうやって霊力を込めればいいんでしょう?」
妖夢「そうですね…口では説明しずらいので木刀を貸してくれませんか?」
優「あ、はい」
妖夢さんは木刀を受け取ると霊力を込め始めた。そして次は俺に向かって木刀を振り上げ…えっ?
妖夢「いきますよ!一度で覚えて下さいね!」ヒュンッ
優「いや、ちょっと待っ――グハァッ?!」ズバッ
て、手本を見せるんじゃなくて体で覚えさせるっていう考えだったのね…油断してた…
優「イテテ…ってあれっ?!斬れてる…」
そう、俺の肩から血が出ていたのだ。
妖夢「それが霊力を加えた時の効果です。これで威力を補います」
優「なるほど、確かにどう霊力を込めるかなんかわかった気がします。それと後ちょっと手当をお願いしてもいいですか?」
妖夢「手当?…ああ、すいません!!忘れていました!!」
忘れるなんて酷ぇと思いながら妖夢に手当をしてもらった。そして俺は霊力を込める感じを忘れないように、また斬られないようにするためにすぐに練習へと取り掛かった。
優「霊力を込めて…ハアッ!」ヒュンッ
俺は木刀を霊力を込めて振った。すると前方で衝撃波が起き、轟音が響いた。
妖夢「なっ?!この威力…とても凄い…!!優さん、貴方は凄い才能を持っているかもしれませんよ?」
俺は妖夢に驚かれた。いつも通りなら喜べる、そういつも通りなら。
優「ぐ、ぐあああっ?!うっ、腕がぁぁあぁぁぁ?!??!」
なんと俺の腕が破裂したかのように血が出て腫れていたのだ。
妖夢「優!!っ?!こ、これは…(酷過ぎる…そうか、優は霊力を込めすぎたんだ!クソッ、なぜ注意しておかなかった!!やっぱり私は未熟者だ!!)」
優「ぐっ…」メキメキ
妖夢「優さん、動かないでください!永遠亭へ今すぐに運びますから!」
少女運搬中…
妖夢「すいません、急患をお願いします!」
鈴仙「はいはい誰ですかって優?!どうしたのよその腕?!」
妖夢「すいません、すぐに処置をお願いします!!」
鈴仙「わ、わかったわ。お師匠様!急患です、すぐに手当の準備を!!」
この後、優は手術する程の怪我と言う事が判明し、手術へと切り替わった。その間に妖夢は「嫌な予感がする」と言って凄い勢いで白玉楼へ戻って行った。
そして悪夢はここから連鎖する事をまだ誰も知らない。
~白玉楼にて~
妖夢が出て行った後…
『ピシッ、ピシピシッ、バリンッ』
白玉楼の奥にあるとてつもなく大きい桜の木付近で何かが割れた。その直後、禍々しい妖力、霊力が冥界を包み込んだ。
この作品をご覧になっていただき有り難うございます。銀の鰹節です。
ヤバイ、1話が過ぎていく毎に文字数が減ってきている…どうにかしなくては…まぁ、努力しよう!
と言う事で、今回はどうだったでしょう?ここから事件へと発展していきます。そしてまた私の苦手な戦闘表現が来るのです…皆さんは今後の進展をあまり期待しない方が良いですよ。←これ、テストに出るから覚えときなさい。
それでは今回は短いですがここで終わろうと思います。
次回もゆっくりして行ってね!