中学生が幻想入り?!   作:銀の鰹節

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前回のあらすじ
紅魔館でかくれんぼをした
 ↓
博麗神社に行って、『魂魄妖夢』の住んでいる場所を聞いた
 ↓
夜遅くの為、神社に泊った(今ココ!)



#32 白玉楼へ修行旅

優「…ん、後10分…」スピー

 

俺は朝起きたが、まわりが寒すぎたため布団にくるまり二度寝してしまった。

 

 

2時間後…

 

 

霊夢「優、優。起きなくて良いの?もう10時よ」ユサユサ

 

優「ふぇ?…え゛、マジで?!すまない霊夢、起こしてくれてありがとう!」

 

俺は急いで身支度をした。そして俺が冥界へ行こうとした時、霊夢が声をかけてきた。

 

霊夢「優、あそこにある小さな黒い丸が冥界への入り口よ」

 

優「あれが…冥界の入り口…」

 

今日は快晴で雲が一つもないため、入り口がギリギリ見えた。

 

霊夢「気を付けていくのよ」

 

優「ああ、泊らせてくれて有り難う。助かったよ。じゃあ行ってくる」ダッ

 

俺は冥界の入り口へと出発した。

 

 

少年飛行中…

 

 

優「ふう、結構近いところに来たな。それにしても入り口がでかいな…」

 

優は冥界の入り口まで残り200mという所まで来て、冥界の入り口が直径1kmはある事がわかっていた。

 

優「よし、ちょっと時間も押しているし急ぐか」

 

俺は冥界の入り口に入って行った。すると目の前には先の見えない階段が続いていた。飛ぶ練習しといて良かった…

優は30分かけて階段を登り切った。そして今度は先が見えない灯篭の道があった。おいおい…嘘だろ…

そして今度は休憩も入れて40分ぐらい歩いた所でやっと、白玉楼の入り口らしき門が見えた。長い、とても長い道のりだった。

 

優「すいませーん、誰かいますか?」コンコン

 

『シ~ン…』

 

誰も出ない、どうやらただの留守みたいだ。俺はそう思い、引き返そうとした時に門が開いた。

 

優「おっ!やっぱり誰か居るじゃn」

 

妖夢「曲者がぁ!!」ズバンッ

 

優「ぎゃあぁぁあぁぁあぁ?!??!」ブシュワー

 

完結に言おう。切られて血が凄い勢いで出てる。…どうしたらいいの?

 

 

少年止血中…

 

 

俺は妖夢を何とか説明し、止血して貰った。ふ~危ない危ない。

 

妖夢「すいません、てっきり賊の者かと…」

 

優「いえ、(多分)誰にでもあるから仕方ないですよ」

 

幽々子「ごめんなさいね~優さん。でも貴方の血の出方が面白かったわよ」

 

優「ははは、それは良かったです。そして妖夢さん、今日は貴方にお願いがあってここに訪れました」

 

妖夢「私に、ですか?」

 

優「はい、どうか俺の師匠になって剣術を教えてくれないでしょうか?」

 

妖夢「…え?私が師匠?」

 

優「はい」

 

妖夢「…えぇぇえええぇぇぇええ?!ちょっ、私は無理ですって!まだ修行している身ですし…」

 

優「すいません、そこを何とか!」

 

妖夢「いやいやいや、私は無理ですって!」

 

優「あ、じゃあこの手紙を読んでくれませんか?」

 

俺はレミリアさんからもらった手紙を思い出し、バックの中から出した。

 

幽々子「ちょっと優さん、それは私が読んだ方がいい気がするから私に読ませて?」

 

優「あ、わかりました」

 

俺は幽々子さんに手紙を渡した。そして幽々子さんが手紙の内容を見た瞬間目の色が変わった。

 

幽々子「妖夢、優さんの師匠になりなさい。これは主人としての命令よ。そして優さん、妖夢の弟子になるならここで住みなさい」

 

優・妖夢「へ?(えっ?)」

 

俺と妖夢は急展開過ぎて状況が読み込めなかった。

 

妖夢「…えええ?!ちょっとどう言う事ですか、幽々子様?!」

 

幽々子「この手紙の内容によると優さん、貴方は料理が得意らしいわね。それに外の世界の料理が作れるとか…」

 

優「確かに作れますけど…」

 

幽々子「ならもう決定よ、異論は認めないわ。優さん、貴方はここに今日から住みます。剣術を教えてもらうだけでなく、妖夢の家事を手伝うのよ?」

 

妖夢「そ、そんな…」ガーン

 

優「は、はぁ、じゃあお言葉に甘えさせていただきます、これからよろしくお願いします」

 

俺はこの時、白玉楼に住む事を決めたのを後悔するのはまだ知る由も無かった。

 

 

 

 

 

ちなみに手紙の内容…

 

『優は家事などほとんどできる結構優秀な子よ。しかも外来人であるから、おやつの時に外の世界のお菓子を作ってくれるわ。それがとてもおいしいのよ。とりあえず優を住まわせたら外の世界の料理を作ってくれるわよ。貴方も素敵な体験をしてみてはいかが、西行寺 幽々子さん? 

                               byレミリア・スカーレット』

 

 




この作品をご覧になっていただき有り難うございます。銀の鰹節です。
今回はいつもより結構短かったですね。正直言ってギャグが尽きました…
では今回はここで終わりにしたいと思います。
次回もゆっくりして行ってね!

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