博霊神社の巫女の霊夢と出会う
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此処は自分が居た世界ではない事が判明!!
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3日間博霊神社に居候することが決まる
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次の日…(今ココ!!)
優「ふぁあ~」
俺は大きな欠伸をして重たい体を起こし、居間へと向かった。
霊夢「あら、おはよう。意外と起きるの早いのね」
居間にはもう霊夢がいた。流石、巫女は早起きだな…
優「ああ、おはよう…今何時だ?」
霊夢「6時40分ぐらいよ。朝食は7時に食べるからまだ時間があるわね…そうだ!優、貴方お風呂に入ってきたら?まだ入っていないでしょ?」
確かにそうだった。昨日は布団にすぐにもぐり、寝てしまったからな…
優「ああ、霊夢の言うとおりに風呂に入るよ。場所は何処なんだ?」
霊夢「今私が案内するからついてきて」
少女案内中…
霊夢「…で、此処がお風呂よ。どう、覚えた?」
優「ああ、しっかりと覚えたよ」
霊夢「じゃあ、私は朝食の用意をしているから」スタ スタ
優「さてと、入るか」
少年入浴中…
優「ふぅ~、サッパリした~」
すげぇな…風呂が露天風呂だったよ…
俺は居間へと向かうともう朝食の準備が整っていた。
霊夢「あ、どう?気持ち良かった?」
優「ああ、もう最高だったよ」
霊夢「それは良かったわ。さ、朝食を食べましょう?」
二人「「いただきます」」
少年少女食事中…
二人「「ごちそうさまでした」」
霊夢の手料理はとても美味しかったなぁ…
霊夢「優、早速だけど境内を掃除してくれない?」
優「境内の掃除だな?わかった」
俺は霊夢から箒を貰い境内へ掃除をしに向かった。
少年掃除中…
落ち葉とか集めるのに1時間くらいかかっちまった。意外と博麗神社って広いんだな…
優「よし、後は捨てるだけかな?」
???「おーい、霊夢ー!!」
優「ん?」
俺は声のした方を見ると、魔女みたいな白黒の服とトンガリ帽子をかぶった金髪の子が箒に乗って飛んできた。
魔女?「おーい、霊…夢…」
魔女みたいな子は俺が居る事に気づいたらしく地面に降りると、懐から8角形の物を取り出し俺にむけた。ウーン…ナンカイヤナヨカンガスルゾ…
魔女?「お前、霊夢に何をした!!」
ええぇぇぇぇぇ?!何かこの子すごい誤解をしているよ?!
優「ちょっと待て!俺は何もしてないぞ!!」
魔女?「五月蠅い、問答無用だ!くらえ恋符『マスタースパーク』!!」
すると、魔女?が持っている8角形のやつから極太のレーザービームが出てきた。
優「だからちょっと、待っ…うぎゃあぁぁぁあぁぁぁぁあぁ?!??!」ピチューン
俺は集めた落ち葉と共に散った…
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
優「…う、う~ん…イテテテテ…俺はどうしたんだっけ…」
起きたら俺は神社の居間にいた。
魔女?「あっ、起きたか大丈夫か?!」
優「ん?あ、ああ大丈夫だ」
あれっ、俺ってこの魔女みたいな子になにかされて、気絶したんだよな…何でだ?思い出せない…
思い出そうとしていると魔女?が頭を下げてきた。
魔女?「ゴメンッ!!変な誤解をしちまった上に、気絶させちまって!!」
優「お、俺はこのとうり大丈夫だから顔を上げて!!」グルングルン バキッ
俺は腕を回して大丈夫な事を必死に伝えた。やっぱり、頭を下げられるのは苦手だ…何か心が苦しくなるから…
魔女?「お前、優しいんだな…私は普通の魔法使いの『霧雨 魔理沙(キリサメ マリサ)』だぜ!お前の名前は?」
優「俺は佐藤 優、外来人だ。」
魔理沙「へぇ~、優は外来人だったのか」
優「あっ、そういえば集めた落ち葉を捨てなきゃ」
霊夢「それは、魔理沙にやらせたわよ。魔理沙も悪いと思っていたのかすんなりとやっていたわ」
霊夢が居間に入ってきて言ってきた。
魔理沙「ちょっ、霊夢それは言わないでって言っただろ!!」
霊夢「あら、ごめんなさいね。忘れてたわ」
優「そうだったのか、ありがとうな魔理沙」
魔理沙「そんな真顔で言わないでほしいのぜ…///」
魔理沙はお礼を言われることに慣れていないらしい。顔が赤くなっている。魔理沙は話を変えようとしたのか、優に質問をした。
魔理沙「そ、そういえば優、優には能力があるのか?」
優「能力?」
能力とはどういう事だろう…
魔理沙「霊夢から聞いていないのか?」
霊夢「そういえば、話し忘れていたわ(今コイツ、話を変えたわね…)」
優「なぁ、能力ってどういう事なんだ?」
霊夢「この幻想郷は能力を持っている奴がいるのよ、ちなみに私も能力を持っているわ」
優「へぇ~俺ってなんかすごい世界に来たみたいだな。ちなみに霊夢はどんな能力なんだ?」
霊夢「『空を飛ぶ程度の能力』よ。正確に言うと『ありとあらゆるものから浮く程度の能力』だけどね」
優「それって、程度なのか?」
霊夢「知らないわよ。能力を表す時は~程度の能力って言うもの」
優「何か納得できないな…魔理沙にも能力があるのか?」
魔理沙「ああ、あるぜ!私の能力は『魔法を使う程度の能力』だぜ!!」
はい、それも程度ではないですね。
優「俺にも能力はあるのか?」
霊夢「じゃあ、調べてみる?それであるかわかるわよ」
優「ああ、調べてみるよ。俺はどうすればいいんだ?」
霊夢「私の前で目をつぶって座りなさい」
優「目をつぶる必要あるのか?」
霊夢「い い か ら!!はやくしないと目ん玉潰すわよ」
優「はい、どうぞ。準備ができました。」
俺は霊夢に逆らわない方がいいと心の中で決めた。
霊夢「ちょっとじっとしててね………わかったわ、優には能力が…ないわ」
優「そうか…」
俺はちょっとだけ残念だなぁと思った。
魔理沙「ドンマイだぜ、優」
優「魔理沙そう励まされると悲しくなるからやめてくれ…」
霊夢「まぁ、良かったじゃない。能力があったら幻想郷に残らなくちゃいけなかったし」
優「え゛っ?!そーだったの?!」
能力が無くてマジで良かった―。
霊夢「じゃあ、優休めたでしょう?この後、昼ご飯の用意・お風呂の掃除を今から1時間ぐらいで終わらせなさい」
優「えっ?!1時間で?!」
昼ご飯の用意は出来るが、あの露天風呂の掃除をか?!
優「あの~、霊夢さんせめて1時間30分くらいでいいですか?」
霊夢「駄目よ」
優「(´・ω・`)ショボーン」
魔理沙「ドンマイだぜ、優」
こうして俺達は1日を過ごしていった
この作品を見ていただきありがとうございます。うp主の銀の鰹節です。
今回のを見て思ったんですが、『~中…』が多すぎてなんか苦情が来そうで怖い…(;´Д`)
それでは今回はここで終わりにしたいと思います。
次回もゆっくりしていってね!