優の魔法属性を調べた
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スペルカードを作ってみた
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スペルカードを魔理沙にあてた(魔理沙、ごめんね by優)
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次の日…(今ココ!)
優「…ん、朝か。疲れがとれないな…霊夢の所の温泉に行こうかな…ん?」
俺は朝起きて、すぐに異変に気付いた。それは…
優「何コレ?!寒っ!!」ガチガチ
部屋がとても寒くなっているという事だ。おそらく1~5℃くらいしかないだろう。俺はとりあえず外に出た。すると目の前にはあり得ない現象が起こっていた。
優「えっ?!雪が積もっている…」
そう、辺りは白銀の世界になっていた。
優「とりあえず、家に戻って囲炉裏に火を点けるか」
俺は魔力を使って囲炉裏に火を点けた。うん、やっぱり火って偉大だなぁ…
文「どうも、文々新聞です!あっ暖かいですね~ちょっとここで休もうっと」ガララッ
優「…文さん、もうお邪魔しますすら言わなくなったんですか…新聞有り難うございます」
俺は文の行動に呆れながら新聞を見た。
優「何々…『【とうとう初雪!幻想郷に冬が来た!!】 今年は例年より1週間ほど早く初雪が観測された。こんなに早く初雪が観測されるのは珍しいとの事。』へぇ~、幻想郷ってこの時期に雪が降るんだな」
文「はい、そうなんですよね~。私としては寒いだけなのであまり関係ないんですけどね」
優「暖かい場所に行ってみたいな…でもそんなところあるわけないか…」
文「!!(ニヤリ)優さん、暖かい場所がありますよ~」ニヤニヤ
優「えっ、本当ですか?!一体どこにあるんですか?!」
文「(やはり食いついてきた!)それはですね、『地底』というところです」
優「地底??」
文「はい、地底に行くには窓から見えるあの大きな山の中腹にある洞窟に入らなくてはいけません」
優「あの山の中腹ですね!わかりました、有り難うございます!!」
文「(ヒャッハァ、ネタだぁ!!)では私は他の所にも新聞を配ってきますね、お邪魔しましたー」
↑後ろからついていくつもり
優「うし、じゃあ地底を目指すかっとその前にレミリアさんに行くって一応伝えとこう」
俺は準備をして紅魔館へと向かった。
少年移動中…
優「…という訳なので地底に行きたいんですけどいいですか?」
レミリア「別に良いわよ、それと行くのならこれ」
優「これは…」
レミリア「今週分の給料とお土産代よ。お土産を買ってきてね、余ったお釣りとかはあげるから」
優「有り難うございます、じゃあ行ってきます!」
レミリア「…あ、地底の妖怪に気をつけろって言うの忘れた…まぁ大丈夫でしょう」
少年移動中…
優「うわぁ…近くで見るととても大きいんだなぁ、この山…とりあえず、洞窟を目指すか!」
俺は山の奥へと入って行った。
~1時間後~
俺は洞窟を目指して歩いている時に頭に大きなリボンを付け、赤いドレスを着た緑の髪の女性と出会った。
優「ああ、こんにちは」
女性「はい、こんにちはって貴方は人間ですか?!」
優「はいそうですけど、貴方は人間じゃないんですか?」
雛「私は厄神様の『鍵山 雛(カギヤマ ヒナ)』と言います、貴方は早くこの山から出て行った方が良いわよ?!」
優「え?別に地底に行くから大丈夫ですよ?」
雛「えぇ?!貴方、山と地底の事知らないの?!」
優「はい、知らないんですけど大丈夫かな~って」
雛「はぁ、良いですか此処は…」
少女説明中…
優「えぇ?!此処は『妖怪の山』という妖怪がいっぱいいて、地底は危険な妖怪を閉じ込めるところなんですか?!」
雛「わかりましたか、だから早く人里へ戻って下さい!」
優「ん~…いや、やっぱり行きます。せっかくここまで来たんですから」
雛「ちょっと貴方は頭がおかしいんじゃないの?!」
優「大丈夫です、何とかなりますよ…多分」
雛「多分って…ハァ(もう何を言っても聞かないようですね…)わかりました、じゃあこのリボンを掴んで下さい、貴方の厄を取りますから…」
優「有り難うございます、俺は佐藤優って言います」
雛「そう、優さんよろしくね。…はい、厄をとりましたよ」
優「おっ、本当だ。何か体が軽くなっている。雛さん、有り難うございます。それじゃあ行ってきます」
雛「はい、それでは気を付けていってくださいね」
俺は雛と別れ、再び洞窟へと足を運んだ。
~20分後~
優「おっ、これかな?」
俺はようやく洞窟の入り口を見つけた。
優「よしじゃあ、早速行くか」
俺はランプに火を点けて、闇の中へ消えていった。それにしても暗いなぁ…
~2時間後~
優「…う~ん、ずっと歩いているけど全く景色が変わらないな…本当に大丈夫かなコレ?何か不安だな…」
俺は少し足取りを速くした。すると急にネバァとするものに引っ掛かってしまった。
優「うわぁ?!な、何だコレ、糸?!」
俺が引っ掛かったのは、大きなクモの巣だった。大体5mぐらいの大きさだ。
優「しかも何かくっついて離れられないし…!!」
???「およ!餌がかかってる」
優「えっ?あ、貴方は…」
すると前方に黄色の髪でポニーテールで茶色のドレス?みたいなのを着た女性がいた。
ヤマメ「私かい?私は土蜘蛛の『黒谷 ヤマメ(クロタニ)』、地底のアイドルさ!」
優「ああ、確かに可愛いですもんね」
ヤマメ「ありがとう、でも貴方自分の立場を分かっている?今は捕まって食べられようとしているんだよ?」
優「えっ、そうなんですか?!すいません、助けてもらえませんか?」
ヤマメ「いやいや、今から食べようとしている奴に助けを求まないでしょ」
優「でも、助けてくれる人がヤマメさんしかいないし…何かバックの中に入っていたかなぁ」ゴソゴソ
ヤマメ「なんか緊張感がないなぁ、こんなに落ち着いている人間は初めてだよ…」
優「えーっと…あっこれは良いかも」
俺はそう言って、バックから出した物は――
優「サンドイッチを召喚!」
サンドイッチだった。お弁当代わりにと持ってきた物だった。しかも幻想郷にはパンがなかったため、全てが手作りだ。
ヤマメ「およ?それはなんだい?見たことがないねぇ」
優「これは『サンドイッチ』といって、外の世界の料理なんです。これをあげるんで助けてもらえませんか?」
ヤマメ「ん~その『サンドイッチ』っていう物の味によるね」
優「じゃあ一枚どうぞ」
ヤマメ「ありがとう、じゃあいただくよ…パクッ」モグモグ
優「どうですか?」
ヤマメ「…!うまい!こんなのが外の世界にあるのかい…驚いたね。あ、美味しかったから助けてあげるよ…はい。そういえば名前は何て言うんだい?」
優「有り難うございます、俺は佐(ry」
ヤマメ「優ね。にしても本当にうまいね、これは。勇義達にも食べさせてあげようっと♪行くよ優!!」ガシッ
優「えっ?うわぁぁああぁぁ?!」グイン
俺はヤマメに強引にどこかへ連れて行かれた。
そのころ、文は…
文「優さん、やっぱり貴方は私の予想以上の面白さですよ…!」ニヤニヤ
ちゃっかりついて来ていた。
この作品を読んでくれて有り難うございます。銀の鰹節です。
今回は優さんがとうとう地底へ行きましたね。そして文は…しっかりとついて行っていますね…ヤマメってあんな感じでいいのかな?まぁ大丈夫か。
では今回はここで終わりにしたいと思います。沼倉風太さん、スペカの応募ありがとうございます!
次回もゆっくりしていってね!