中学生が幻想入り?!   作:銀の鰹節

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前回のあらすじ
霊夢と仲直りをした
 ↓
霊夢が優に甘えた
 ↓
紫をいじった(今ココ!)


今回の後書きは見てほしいです!


#24 優、初めてのスペルカード製作

 優「さーてと、今日も仕事を頑張るか!!」

 

 優は朝、珍しくパッチリと目が覚めていい気分で起きれたからご機嫌だった。そして直ぐに紅魔館へ仕事をしに行ったのだった。

 

 

 少年移動中…

 

 

 俺は紅魔館に着いたとき驚いた。なぜなら美鈴が起きていたからである。

 

 優「おはよう、美鈴さん。今日はちゃんと起きているみたいですね」

 

 美鈴「おはようございます、私だって起きている時はありますよ!」

 

 こんなやり取りをして紅魔館に入り、仕事服に着替えた。

 

 優「そういえば、フラン様の部屋ってどこだったけ…?あっ、丁度いいところに。咲夜さん、フラン様の部屋ってどこでしたっけ?」

 

 咲夜「ちょっと、優。仕事をする場所ぐらいは覚えなさい。妹様の部屋はこの部屋を出て廊下を左に真っ直ぐ歩いて、一番端っこの部屋よ」

 

 優「有り難うございます!」

 

 

 少年移動中…

 

 

 優「失礼します」コンコン

 

 フラン「あ、マサルだ!ねぇねぇマサル、もうフタってやつを取ったんでしょ?」

 

 優「フタ?ああ、はい。もう外しましたよ」

 

 フラン「じゃあさじゃあさ、スペルカードを作ろうよ!そして一緒に弾幕ごっこをしよう!」

 

 優「そうでしたね、弾幕ごっこをする約束でしたもんね。でもスペルカードかぁ…どんなのにしよう…」

 

 フラン「じゃあさ、パチュリーに相談しに行こうよ!」

 

 優「はい、そうしましょう。では図書館へ行きましょう」

 

 

 少年&少女移動中…

 

 

 優「失礼します、パチュリー様」

 

 パチュリー「あら、優にフランじゃない。どうしたの?」

 

 フラン「あのね、マサルのスペルカードを作ろうと思ってね、パチュリーにね相談しに来たの!」

 

 パチュリー「ああ、優は魔力が扱えるからね。わかったわ、手伝いましょう」

 

 優「有り難うございます」

 

 パチュリー「じゃあ、まず優の得意属性を調べるわ。魔法には『火』、『水』、『木』、『金』、『土』、『日』、『月』の7つの属性があるの」

 

 優「パチュリー様、私はいったい何をすればよいのでしょうか?」

 

 パチュリー「ちょっと待ってね、こぁ!コップに水を入れて持ってきてくれるかしら?」

 

 小悪魔「はい、わかりました」

 

 パチュリー「こぁが水を持ってくるまで、説明するわね。優はこぁが持ってきたコップに魔力を注ぎなさい。何かしらの反応が起こるわ。もし火属性型なら水温が上がるし、水属性型なら水量が増え、木属性型なら水が緑色になるし、金属性型なら水が黄色くなるし、土属性型なら水が茶色くなって、日属性型なら水が白に変わり、月属性型なら水が黒に変化するわ」

 

 優「なるほど…」

 

 小悪魔「パチュリー様、持ってきました」

 

 パチュリー「有り難う、じゃあ優やってみなさい」

 

 優「はい。…ハッ!」

 

 俺はコップに手をかざして魔力を注いだ。すると水が溢れ出し、色が白に変化した。

 

 フラン「うわぁ、水がいっぱい出てきた~!しかも色が白いよマサル!」

 

 優「そうですね、という事は私は『日属性』、『水属性』みたいですね」

 

 パチュリー「いいえ、火属性もあるわ。水温が上昇してお湯になっている」

 

 優「あ、本当だ。そうだ、ちょっと狂気の魔力でやったら何か違うのかな?ハッ!」

 

 俺は再び手をかざし、狂気の魔力を注いだ。すると、水が溢れ出すのは変わらなかったが、色が黒く変化した。

 

 パチュリー「!?い、色が変わった?!」

 

 優「なるほど、俺が『日』で、狂気が『月』か。やっぱり裏表みたいな感じになるのかな」

 

 パチュリー「ふふふ…(やっぱり優!貴方は面白い!!)」

 

 パチュリーが俺の方を見て黒い顔で笑った。

 

 優「これで属性は分かったんですがどうやって作ればいいんでしょうか?」

 

 パチュリー「イメージとしか言いようがないわね」

 

 優「なるほど、これもイメージですか(何か幻想郷ってイメージが全てなのかな?)」

 

 パチュリー「あ、はいコレ。スペルカードの元の紙よ。これに魔力をいれて技のイメージをするの。文字が浮かび上がったら完成よ」

 

 優「わかりました。…(イメージ、イメージ…)」

 

 俺は今まで見てきたスペルを思い浮かべ、火の槍をイメージした。すると…

 

『スゥゥゥ』

 

 文字が浮かび上がってきた。どうやら成功したらしい。

 

 優「出来たのはいいけど結構疲れるな…えっと何々…炎符『業火の槍(スピア・ザ・ファイヤー) 』?火の槍をイメージしたら本当に出てきた…」

 

 俺が関心している時、図書館の窓が割れた。どうやら魔理沙が突っ込んできたようだ。

 

 魔理沙「よおパチュリー、また本を借りるぜ!」

 

 パチュリー「ちょっと魔理沙!前に盗んだ魔導書を返しなさい!!」

 

 魔理沙「大丈夫大丈夫、私が死んだら返してやるからよ」

 

 パチュリー「全然大丈夫じゃないわよ!あ~もう、優!魔理沙に試し打ちしなさい!」

 

 優「えぇ?!で、でも怪我をしてしまったら…」

 

 パチュリー「い い か ら!!」

 

 優「はっ、はい!!!」

 

 俺の本能が従えと凄い反応している…すまない魔理沙…

 

 優「能力発動!『分裂』」

 

 俺は二人に分裂した。そして一人は魔理沙の位置を確認し、もう一人はパチュリーの方を向いてスペルを唱えた。一方、魔理沙は完全に優の事を舐めているため本を盗りに行っていた。

 

 パチュリー「えっ?!ちょっと優?!魔理沙はあっちよ?!」

 

 優2「スペルカード発動!!炎符『業火の槍スピア・ザ・ファイヤー 』!」

 

 優2が槍を放った瞬間、もう一人の優が能力を使った。

 

 優1「能力発動!『空間移動』」

 

 魔理沙「えっ?」パッ

 

 優1は空間を操り、パチュリーと魔理沙の位置を入れ替えた。そして魔理沙も行き成りの事で対応できず――

 

 魔理沙「ぎゃあぁぁああ?!?!」ズガァァン

 

 もろにくらった。

 

 パチュリー「えっ?何が起こったの?」

 

 優「分裂解除っと。先ほどはパチュリー様の位置と魔理沙さんの位置を入れ替えました」

 

 パチュリー「貴方は成功するっていう確証はあったの?!」

 

 優「…あります…多分…」

 

 パチュリー「もし失敗していたら?」

 

 優「…」サッ←顔をそらす

 

 パチュリー「顔をそらすなー!!」

 

 この後、魔理沙はそそくさと逃げていき、俺はパチュリーに説教を3時間くらった。

 

 こうして今日も賑やかに時間が過ぎていった。

 

 

 

 




この作品を読んでいただき有り難うございます。銀の鰹節です。
今回は優のスペルカード製作でしたね。そして、皆さんにお願いがあります。優のスペルカードの製作を手伝ってもらえませんか?正直、鰹節の想像力ではもう限界なのです…どうか、どうかこの鰹節を助けて下さい!
もし作ってくれるのならば、出来ればで良いんですけど優の属性や能力にあったスペルでお願いします。何か条件付きみたいで本当にすいません!!思いついて応募したい方は私の活動報告を作りましたんで活動報告にご記入してください。それかメッセージボックスでお願いします。
※新着活動報告には載りませんので、私の部屋で開いてください。
今回はここで終わりにしたいと思います。
次回もゆっくりしていってね!

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