中学生が幻想入り?!   作:銀の鰹節

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前回のあらすじ
永遠亭に着いた(気絶していたけど…)
 ↓
原因が判明!!
 ↓
永遠亭に入院することに…(今ココ!!)



#15 おや、優の様子が…

優「ここに置いてっと…よし!こんなもんかな?」

 

俺は昨日から永遠亭に入院している。そして何か手伝う事はないかと永琳さんに聞いたら、「倉庫の整理をお願い」とお願いされ、朝から倉庫の整理をしていた。

 

優「…ん?何だコレ、木刀なのか…?」

 

俺は偶々見つけた、木刀らしき物を手に取り見つめた。

 

優「ん~…ん?お札がくっついているな…剥がしてみようかな…」ペリペリ

 

俺が木刀?にくっついている札を剥がそうとした時、

 

永琳「どう優、終わったかしら?」

 

永琳さんが見に来てくれた。

 

優「あ、永琳さん。この木刀ってご存知ですか?」

 

永琳「へぇ、ここに木刀なんてあったのね。どれどれ…」

 

永琳がジロジロと木刀を見つめて札を見つけた瞬間、目の色が変わった。

 

永琳「これは!!は、博麗の札?!」

 

優「その札って何か凄いんですか?」

 

永琳「凄いって物じゃないのよ。これは初代の巫女の札だから、この世にあるとしても10枚あるかないかそれぐらいよ」

 

優「ふ~ん…あの永琳さん、この木刀貰っていいですか?」

 

永琳「え?何に使うの?」

 

優「護身用として持っておきたいんです」

 

永琳「…札が貼ってあるという事はとんでもない事が起きるかもしれないわよ?」

 

優「大丈夫です、あったとしても乗り越えてみせますので」

 

永琳「…わかったわ。くれぐれも取扱いに注意してね」

 

優「有り難うございます」

 

俺は木刀を受け取った。武器GET!

 

優曇華院「師匠、優さん昼食できましたよ」

 

永琳「わかったわ」

 

優「わかりました」

 

 

子供&少…女…?移動中…

 

 

???1「もー、永琳ったら遅いわよ!!」

 

永琳「すいません、姫様」

 

???2「まーまー姫様、皆来たんですしそこまでにしといて昼食を食べましょう?」

 

部屋に入ると、絶世の美女とうさみみさんがいた。

 

美女「ん?あんた誰よ」

 

優「え?ああ俺は外来人の佐藤優と言います。今永遠亭に入院している者です」

 

美女「そう、私は永遠亭の姫、『蓬莱山 輝夜(ホウライサン カグヤ)』よ。」

 

うさみみ「そういえば昨日運ばれてたね、私は『因幡てゐ(イナバ テイ)』。よろしくね」

 

優「はい、よろしくお願いします」

 

輝夜「貴方外来人って言ったわよね」

 

優「は、はい」

 

輝夜「ご飯を食べ終わったら私の部屋に来なさい」

 

優「わかりました。(いったい何をするんだろう…)」

 

全員「「「「「いただきます」」」」」

 

 

子供&少女達食事中…

 

 

全員「「「「「ごちそうさま(でした)」」」」」

 

輝夜「優、ついてきなさい」

 

優「あっ、はい」

 

 

子供&少女移動中…

 

 

輝夜「ここよ入りなさい」

 

優「ありがとうございま…す…」

 

俺は部屋に入ると目を疑った。ゲームが床に散乱しており、姫の部屋とは思えない散らかりっぷりだったからである。

 

優「この幻想郷にもゲームがあったんだな…」

 

輝夜「貴方、ゲームできる?」

 

優「できますよ」

 

輝夜「そう、じゃあ一緒にこのゲームで遊んでくれないかしら?」

 

優「そ、それは?!」

 

俺が見たものは昔の『ぷ〇ぷ〇』だった。

 

優「いいですね、それやりましょう!」

 

輝夜「有り難う、じゃあやりましょう」

 

 

子供&少女対戦中…

 

 

輝夜「嘘でしょ?!この私が負けるだなんて!しかも子供に!!」

 

優「あ、本来なら俺もうちょっとでかいんで。能力を使ったせいで縮んじゃったんですよねぇ…」

 

『ガララッ!!』

 

襖が急に開き、そこに居たのは妹紅だった。

 

妹紅「くらえ、輝夜!!不死『火の鳥 -鳳翼天翔-』」

 

そしていきなり輝夜に向かって火を身にまとい突進してきた。

 

輝夜「えい」ガシッ

 

優「え?」グイ

 

輝夜「優…身代わりになりなさい」

 

優「え、ちょっ?!妹紅さん、止まって止まって~!!」

 

妹紅「んな?!優?!どけろぉ!!」

 

優「今動けなうぎゃぁぁぁぁあああぁぁぁぁ?!」

 

妹紅「!!くっ、大丈夫か?!優!」シュゥゥゥ

 

妹紅が慌てて優に寄る。

 

優「…あれ?あんまり痛くない…」

 

妹紅「え?どこも怪我をしていない…むしろ元気になってる?!」

 

輝夜「危ないじゃない妹紅。怪我するところだったじゃない」

 

妹紅「お前ならくらっても大丈夫だろ!」

 

優「ぐっ…!!」

 

妹紅「なんだ優?!やっぱり怪我を…」

 

優「違うんだ…体がなんか熱い…」

 

すると、優の体が赤く光り出した。

 

妹紅「くっ、永琳、永琳来てくれ!優が!!」

 

永琳「何よ…そんな大声出して…優?!」

 

優「ぐ、ぐぁぁ…」ピカァァ

 

永琳「ど、どういう事?!こんな症状見た事ないわ!何があったの?!」

 

妹紅「私のスペルをくらったら光り出して…」

 

優「ぐっ…」シュウゥゥ

 

すると今度は煙が出始めた。

 

永琳「まさか爆発するの?!」

 

輝夜「え゛っ?!ここで爆発しないでよ、ゲーム機が壊れちゃうじゃない!!」

 

優「く…そぉ…」ダッ

 

俺は外に向かって走り出した。体が異様に熱い…喉が焼けそうだ…

 

永琳「優!!」

 

俺が永遠亭から出て50mくらい走ったところで光と煙が強くなった。俺は熱さに耐え切れず倒れてしまった。その次の瞬間―――

 

 

『ドゴォォォォン!!』

 

 

大爆発が起こった。

 

永琳「くっ…!ま、優は…!!」

 

辺りは爆発した時の煙に包まれ、視界が悪くなった。

そして煙が晴れた先には――――――

 

 

 




どうもこの作品を読んでいただき有り難うございます。銀の鰹節です。
今回は変なところできってすみません。集中力が切れました。
輝夜…ひでぇ…優は今子供で120cmぐらいでしょ、その優を身代わりにするってどんなけだよ…妹紅はいきなりスぺカぶっ放すし…幻想郷は本当に何が起こるかわかりませんね!
今回はここで終わりしたいと思います。次回を楽しみにしててください。
次回もゆっくりしていってね!

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