中学生が幻想入り?!   作:銀の鰹節

12 / 147
前回のあらすじ
咲夜と戦った
 ↓
死にかけた
 ↓
帰ろうと思ったら狂気に染まった少女が現れた
 ↓
その少女と戦うこととなる(今ココ!!)



#12 狂気に染まった少女を救え!!

レミリア「フラン…最後の忠告よ…部屋に戻りなさい」

 

フラン?「アハハハハ、ナニヲイッテイルノ?アンナトコロニモドルワケナイジャン」

 

レミリア「そう…じゃあ力ずくで貴女を部屋に戻すわ」

 

フラン?「デキルノナラヤッテミテヨ、オネイサマ。サァワタシトアソビマショウ禁忌『レーヴァテイン』」

 

レミリア「神槍『スピア・ザ・グングニル』」

 

炎の剣と赤い槍がぶつかった瞬間大爆発し、周りに爆風が吹いた。

 

優「ちょっ、どんな威力なんだよ、あれは!?」

 

レミリア「咲夜!!」

 

咲夜「幻符『殺人ドール』」

 

フラン?「アハハハ、オソイオソイ♪」

 

レミリア「パチェ、フランの動きを止めて!!」

 

パチェ?「わかったわ、水符『リンセスウンディネ』」

 

フラン?「ミズデコウゲキシタラダイジョウブダトオモッタ?ザンネン、キュットシテ…ボカーン」

 

フラン?がそう言うとパチェ?の弾幕が爆発した。

 

パチェ?「前よりも能力が強くなっているわね…」

 

チャイナ「ハァァァ!!華符『破山砲』」

 

フラン?「オソイヨ、メイリン。モウツマンナイ、ミンナコワレチャエ禁忌『フォーオブアカインド』」

 

フラン?が3人増え、4人となった。あれ?これやばくね?

 

フラン?1「イクヨ~、禁忌『レーヴァテイン』」

 

フラン?2「禁忌『クランベリートラップ』」

 

フラン?3「禁忌『カゴメカゴメ』」

 

フラン?4「禁弾『スターボウブレイク』」

 

レミリア「パチェ、結界を張って!」

 

パチェ?「もうやっているわよ!!」

 

優「…咲夜、ナイフを2本貸してくれ」

 

咲夜「え?ええ、はい」

 

優「有り難う、一か八か…そらぁ!」ビュン

 

俺は弾幕が一番密集しているところにナイフを投げた。

 

『ドッカーン』

 

ナイフとぶつかった弾幕が爆発し、その衝撃で他の弾幕も次々と爆発していく。その爆発に飲み込まれてフラン?の分身は消えていた。

 

優「おっしゃあ、成功した!!」

 

レミリア「ナイスよ、優!」

 

優「まだだ、次の作戦がある聞いてくれ。――――――――――――」

 

レミリア「その作戦本当に大丈夫なの?!」

 

パチェ?「でも、今はあんまり作戦が無いからやってみるのもいんじゃない」

 

チャイナ「確かめてみる価値はありそうですね…」

 

咲夜「けど、優貴方高確率で死ぬわよ」

 

優「死を恐れていたらこの世界で生きてはいけないよ」

 

咲夜「それもそうね。じゃあ私もあなたに賭けてみるわ」

 

優「じゃあ、早速みんな頼むぞ!」

 

チャイナ「じゃあ行きますよ…はぁぁぁ!!」ブンッ

 

優「うああぁぁぁああ?!」ビュン

 

優はチャイナに思いっきり投げてもらい、フラン?の方へ一直線に飛んで行った。めっちゃ怖い…

 

フラン?「イテテテ…ヤラレチャッタ、ン?」

 

優「そのままじっとしてろよ~!!」ビュオオオ

 

フラン?「エッ?ニンゲンガトンデイル?マァイイカ。アナタモコワレチャエ」ピュン

 

フラン?は俺に向けて一つの弾幕を打った。

 

パチェ?「結界!!」

 

『バチンッ!!』

 

パチェ?が結界を張ってくれたおかげで俺は無傷だった。

 

優「咲夜!頼む!!」

 

咲夜「『咲夜の世界』」

 

周りの時が止まった。咲夜はその間に優をフラン?の目の前に移動させ、時間を元に戻した。

 

フラン?「エッ?!」

 

優「我慢してくれよ!」ザクッ

 

フラン?「アアアア、イタイ、イタイ…」

 

俺はフラン?に咲夜から貰ったナイフを刺した。

 

優「能力発動!!狂気と分裂しろ!」

 

フラン?「エ…?ナニコレ、カラダガハンブンニワレテキテイル…マサカホントウニワタシヲブンレツサセルキ?!」

 

優「よかったよ…俺の能力は分裂する程度の能力だから自分にしか効かないと思ったけど、相手と触れていたら発動できるみたいだ」

 

フラン?「サセナイ!キュットシテ…」

 

優「遅い、封印の準備をしてくれ!」

 

『ベリベリベリッ』

 

フラン?は二人にわかれた。そして、パチェ?がすかさず狂気の方を封印した。

 

フラン?狂「ア…」

 

優「よし、封印したな!能力解除!!」

 

すると、フラン?狂がもう一人のフラン?の方に飲み込まれてゆきフラン?がひとりになった。

 

優「どれ…うん、成功したぞ、皆!!もうこれで狂気が出てくることはあまりないだろう」

 

レミリア「はぁ、本当にあの作戦が成功するとはね…ありがとう、優。本当にありがとう」

 

俺が考えていた作戦はまず、狂気をわけてから狂気を封印しすぐに元に戻すという感じだった。

 

優「取りあえず、あの子をとあの女性を寝かせてあげよう?」

 

フラン?は床に倒れており、パチェ?はゼェゼェ言いながら壁に寄りかかっていた。

 

レミリア「そうね…それと優、フランが起きたらパーティーをしてあげたいの。貴方も参加してくれないかしら?」

 

優「ん~…ゴメン、やめとくよ。このあと用事があるからね」

 

レミリア「そう…じゃあ、明日から仕事お願いね」

 

優「ああ、じゃあな」

 

俺は紅魔館を出て速やかに人里へと向かった。

 

 

 

 




この作品を読んでくれてありがとうございます。銀の鰹節です。
皆さん、やっと退院できましたよ…
今回、色々分からない事が出てくる可能性が高いかもしれないです。もし、分からない所があれば気軽に感想で送るなどの方法で報告してください。ならべく分かりやすく伝えれるよう頑張りますので。
それでは今回はここまでにしたいと思います。次回もゆっくりしていってね!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。