ハドラー子育て日記 異世界家族旅行編   作:ウジョー

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東方サッカー 延長戦2 闘志の根元

     ズオオオオオオオ

 

〝ロン・ベルク流剣術最強の奥義・・・!!!

星皇十字剣!!!!!〝

 

       カッ

 

ボ-ルが十字の形となってゴールを襲った!!!

 

「「・・・フフ これこそまさに魔界最強の剣技

ならば余も渾身の力をこめて放つ最大最強の一刀

カラミティエンド」」

 

         カッ

 

  ヴバアアアア!!!ドガァアアアン!!!!

 

バーンくん手刀ディフェンスで迎撃!!

 

【ボールはまた魔王ゴールにいったわね】

 

「「この手刀こそ地上最強の剣というわけだ・・・」」

 

〝ちっ 相変わらず武器の作り甲斐のないやつだ

面白いかい?そのすべてがかなう最強の肉体で

小娘どもと玉遊びするのが〝

 

「「面白いね

・・・余がこの幻想郷に招かれ間もない頃より

この者たちはルールは違えど何度もかかってきた

そしてそのたびに強くなった

余と関わったことで更なる力を求め『互いに』成長し

それをこのように実感する

・・・かつて余は自らの肉体を全盛期と決め付け

成長を捨て不老を選んだ

そのままではとても味わえなかったものよ

どんな美酒よりも病み付きになりかねん・・・」」

 

〝・・・ならば次はこのオレが幻想郷で得た力を

みせてやろう〝

 

「「それは楽しみだ ロン・ベルクよ・・・」」

 

 

 ズバアツーーー!   バチ!!

 

さあバーンくんの弾きかえしたボールを

ウォルターくんがトラップ

そこから咲夜くんへパス

 

〔さあゴールへなだれこむわよ!!〕

 

レミリアくんの号令から

大魔王チームのなだれこうげきだ!

10人がいっせいにゴールへ殺到!

 

「オレにまかせろ!!」

 

なんとハドラーくんこれをたった一人でむかえうちます!

 

【本当に自軍の10人をFWに専念させるつもりのようね】

 

咲夜くんレミリアくんへセンタリング!

 

〔こぁ 私たちの力をボールへ集めるのよ!〕

 

〔いいですとも パチュリー様!〕

 

 ポワン ポワン ポワワヮヮ

 

パチュリーくんと小悪魔くんの手から光が

ボールに注がれます

 

【もちろん直接触れてないからハンドではないわ】

 

〔レミィ 後は任せたわ!〕

 

〔お姉さま私も!〕〔ええ よくってよ〕

 

       グボン!!

 

レミリアくんたちのスカーレットツインシュート

ボールがはげしくブレながら魔王チームゴールへ!

 

「ふぬわあぁぁっ!!!!!」

 

       バァン!!!

 

ハドラーくん なんとこのシュートもガッチリキャッチ!!

 

【よくあんなの正面から止められるわね】

 

〔この熱く強烈な闘気!魔炎気!!!

なぜ あのバーンの奥義を顔面で受けて心が折れないの!?

男の意地?武人としての矜持?

それともただの負けず嫌いかしら!?〕

 

「・・・・・・いや!勿論それもあろうが

オレは見せねばならんのだ 不屈の魂を

最後の最後まで絶望しない心こそ

我が宿敵たちの最大の武器!!

オレは!オレの子らに オレの全てをかけて・・・

それを見せ続けねばならんのだっ!!」

 

       \\!!!!//

 

[ハ・・・ハドラーさま!!]

 

ハドラーくんロングスロー!!

このボールはふたたび大魔王ゴール前へ

 

       バシィ!!!

 

なんとこれをパスカット!!

 

「なにィ!!」

 

とったのはロビンくんだ!!

 

〔ロビン!?どうやってあんなスピードを!?〕

 

《タトエ刃折レ 矢尽キテモ アキラメナイ心・・・

 

    ユウジョウ

    サッカー

  + フクツノタマシイ

 ―――――――――――

      ????        》

 

〔ロ・ロビン?〕

 

《「リーガー魂」 インプット完了!!》

 

〔なにそれ!?そんなの入れてない!!〕

 

「 ――――――――――――――――

| シュート 

| マジカルキャノン     使用不能 |

| スーパーロビンスコープ 使用不能 |

|→マッハスピン       500    |

  ――――――――――――――  」

 

〔なんか知らないシュート増えてるし?!〕

 

「・・・子は成長するのだ 親の想像を超えてな」

 

《オイルが沸騰してきた

これなら・・・マッハスピン!!》

 

      ギュルルルル!!

 

ロビンくんボールをキープしたまま大回転!

これはまるで風車!いや竜巻のようだ!!

 

【前半戦のローリングハヤブサよりも速いわよ】

 

《いくぞダディ!

マッハスピンジグザグシュート!!》

 

 ギュィーーーーーン

 

カッ

              カッ

  カッ

             カッ

 

竜巻から放たれたシュートは左右に大きく曲がりながら

魔王ゴールへ~~~!!!

 

【これはとりにくいわよ】

 

さあハドラーくんどうでるか!?

            カッ

    カッ

             カッ

       フッ・・・

 

「なにィ!ボールがきえた!?」

 

  バチッ!!

 

なんとハドラーくんの足にボールがあたった!

ボールはこぼれダマに!!

八雲さん今のプレイは?

 

【左右に曲り続けた玉に目が慣れたところに

下に落ちたことでハドラーの目には玉が

消えたように見えたはず

それでもかろうじて足でゴールを守ったようね】

 

〔‘好機!!美鈴力を貸せ!!’〕

 

〔アレですね!〕

 

‘〔これぞ鬼に金棒!!〕’

 

なんと今度はミスト萃香くんが高速回転!

その後には美鈴くんが控えている!!

 

〔超級!〕 ‘覇王!’

 

〔‘〔電影弾ああぁぁぁぁん!!〕’〕

 

美鈴くんがミスト萃香くんを押し出しボールと合流!!

そのまま体ごとねじこみにいったああああ

 

「おおおおおおっ!!!」

 

ハドラーくん前にでた!!

P.Aギリギリで両者激突!!

 

「ぬううううううん!!!」

 

ハドラーくんボールはキャッチしたものの

ミスト萃香くんに押されている!!

電車道をつくりながらゴールへー!!

 

「ガアアアアアッ!!!!」

 

とまったあああ!!

ゴールライン一歩手前でハドラーくん踏ん張った!

おしくもゴールならず~~!!!

 

  ブアッ

 

「なにィ?!」

 

なんとミスト萃香くんの肌の色の黒さが抜け

逆にハドラーくんが手にもつボールが黒く染まったぁ!!

 

(‘これだ!

・・・最初からこれが狙いだったのだ・・・!!’)

 

ギュルン  スポーーーーーン

 

突然ボールが変形しすっぽ抜けるように

上へとんだーー!!

 

【ミストが萃香から陰陽球へ乗り換えたのね】

 

(‘うて!!萃香!!!!’)

 

〔応!!〕

 

  グオオオオオオ

 

萃香くんボールを追うようになんと巨大化!!

 

〔いくよミスト!!ギガンテスヘッドォ!!!!〕

 

強烈なヘディングシュート!!

ハドラーくんけんめいにとんだーーー!!

 

「うおおおおおおーーーーーッ!!!」

 

    バシィィンン!!!  グラアア・・・

 

ハドラーくんボールをキャッチするも押されている!!

 

【体勢がわるいわ これは・・・】

 

      カッ

 

「ライトニングバスター!!!!」

 

(‘オオオォオッ!!!’)

 

ハドラーくん体勢をもちなおした!!

 

「・・・あの瞬間・・・

両手にイオナズンの応用で魔法力を放出し

威力を殺せたか・・・

・・・あのときのバランの真似だがうまくいったな」

 

(‘ハドラー・・・!バラン・・・!!’)

 

「さあ今度こそ反撃開始だ!!」

 

ハドラーくん強烈なロングキック!

 

(‘うおおお・・・’)

 

     ( ) ポロッ

 

【あら ミストがボールから抜け落ちたわ】

 

〔ミスト!!〕

 

ミストくんを美鈴くんがキャッチ

ボールはそのまま大魔王ゴール前へロングフィーード!

 




DQM3Jでゴメちゃんたちにボロ負けしたウジョーです。
ゴメ・チウ・ブラスであの強さならバーン様とかどんだけ強いのか・・・
今回は流石にロビンに無理させすぎたかなと
マシンの体でサッカーときたらアイアンリーガーだろうと
趣味丸出しのノリで ハドラーへの呼び方も立場上敵なので
「ハドラー様」はなかろうとロビンマスクネタで「ダディ」にしたり
・・・黒太陽さんごめんなさい 多分まだまだやらかします

東方サッカー編もいよいよ大詰 最後までおつきあいいただければ幸いです。

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