ハドラー子育て日記 異世界家族旅行編   作:ウジョー

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東方サッカー 最後の作戦会議

         魔王チーム

 

「ジゼルよ オレがバーンの一撃でふきとばされた

あのとき・・・おまえはオレではなくボールを追うべきだった」

 

[ハドラーさま!?]

 

「ボールは一見ゴールを大きくそれたが

ボールは死なず ゴールに炸裂した〕

 

〔たしかにあれはすごかったわ・・・けど〕

 

「大魔王バーンは恐ろしい男だ!

勝負のときに情けは捨てろッ!

冷徹になれッ・・・!」

 

〔おお・・・熱いなキャプテン・・・だが〕

 

〔ええ・・・〕

 

       ・・・たら

 

〔あのたれている鼻水で色々台無しね・・・くくっ〕

 

〔失礼ですよみなさん 笑うなんて!

バーンさんのシュートを防ごうとしたキャプテンの

名誉の負傷じゃないですか!・・・っぷ!〕

 

   \\\\あははははは!!////

 

〔おまえも笑ってんじゃないか!!〕

 

〔もうダメ!!我慢できない!!〕

 

〔はなちょうちんがぷら~んって!!!〕

 

〔いわないで!目を閉じても顔がうかんじゃう!〕

 

〔あんなマジメな顔してあれは反則!!〕

 

〔くっくっく・・・もう腹筋がもたない!!〕

 

〔はぁはぁ・・・ あ~笑いすぎた・・・

しかしよくあのバーンの一撃を顔面でうけて

鼻水ですんだな キャプテンも不死身かよ?〕

 

〔回復魔法が効いているのだろうが

聞いた話ではもう何度も死線を越えてきたらしい

本当に大したものだよ私達のキャプテンは・・・

あ 流石に鼻をかんだわ〕

 

「おまえが悪魔の大胆さを身につけたときこそ

この試合の勝利のカギ オレの奥の手になるのだ!」

 

[奥の手・・・それはつまり!

ハドラーさまの奥方様になるための大きな一歩

ということですね!!]

 

  ジゼルのテンションが5あがった

 

〔へ?〕

 

「いや そういうわけではないが・・・」

 

[悪魔の大胆さ それさえみにつければ・・・!!]

 

  ジゼルのテンションが25あがった

 

「まったく・・・奥方様とかどこでそんないらん言葉を

おぼえてくるのだ」

 

『いや それはあなたでしょ レミリアのことで・・・』

 

「あれか!?」

 

[ふっふっふ・・・]

 

  ジゼルのテンションが50あがった

 

「こうなると もう言葉が通じんぞ」

 

『いつものことですけどね』

 

〔あんたたちも幻想郷向きかもしれないな〕

 

  ジゼルのテンションが50あがった

 

[はい!ハドラー様!!

ハドラー様がだっこしてギューってしてくだされば

悪魔魂が注入されるとおもいます!!!]

 

     ゴン!

 

「このゲンコツで注入できたか?」

 

[はい・・・ごちそうさまですハドラーさま・・・]

 

  ジゼルはスーパーハイテンション状態になった!

 

「まったくどんどんいらんことまでおぼえてくる・・・

よし みんなきけ」

 

〔あ 親子漫才おわった?〕

 

「延長戦のルールは時間無制限のVゴール方式

要は大魔王チームから一点とれば勝ちだ

その為にはあのバーンを破ることが大前提だ」

 

〔あの天地魔闘の構えがなあ・・・〕

 

 

〔このままもう一度あれをくらったら試合が終わるわね〕

 

「うむ あの奥義を使わせずに勝つか

使わせた上で勝つかだ」

 

〔使わせた上・・・技後硬直を狙うのか?

だがその為にはあのタマを打ち返すしかないぞ〕

 

「オレは先の一撃ただくらったわけではない

いくつか条件があるが・・・オレが跳ね返してみせる!」

 

     \\おお・・・//

 

「だがそのためにはオレ抜きであの技を

使わせる必要がある・・・が」

 

〝・・・大丈夫なのかね・・・

そんな戦力で・・・〟

 

「いっそヒムかダイでも連れて・・・む?」

 

〝バーンを前に気圧されて剣が止まるようでは戦にならん〟

 

〔私がバーンをそのまま倒しても文句ないわよね〕

 

  \\なにィ! おまえたちは!?//

 

ジャキッ       ザ・・・

 

〝〔用心棒がいるんじゃないかと

聞いてるんだよ・・・!!〕〟

 

     \\!!?//

 

〔・・・キャプテンさん 私はあの一撃で握力を失い

もうたたかえません ですから・・・〕

 

〔私もレティの治療のために下がろう

そしてあの二人を・・・〕

 

「よかろう ご苦労だったレティ 慧音」

 

〔あの・・・

キャプテンには必要ないと思いますが

このSGGKの帽子を・・・〕

 

「いいだろう おまえの誇りとともに

必ずやあの奥義を破り雪辱を果たそう

さあ いくぞ この手に勝利を!!」

 

    \\おう!!!//

 

 

     大魔王チーム

 

「「・・・このサッカーという遊び・・・

なかなかに奥深い 個性ある強者が協力・知恵を

駆使してボールひとつを追いかけ門を突破する

試合を見るのもよし 采配をふるうもよし

そして・・・直接興じるのもよい・・・!!」」

 

〔随分ご機嫌ね バーン〕

 

‘バーン様 延長戦も?’

 

「「ふははっ 余も興が乗ってきたところよ

ハドラーたちは必ずやこれまで以上の力で

攻めてくるであろうからな・・・

こちらも最高の布陣で攻めるまで

・ ・・行くぞ・・・皆の者よ・・・

勝利をもたらすために・・・」」

 

 

まもなく延長戦がはじまりますが両チームポジションや

メンバーチェンジが発表されました

まずは魔王チーム

 

1.  GK キャプテン ハドラーくん

2.  FW ジゼルくん

3.  FW 妹紅くん

4.  FW 大妖精くん

5.  FW 幽香くん

6.  FW ロン・ベルクくん

7.  FW 妖夢くん

8.  FW 早苗くん

⑨. FW チルノくん

10. FW 霊夢くん

11. FW 魔理沙くん

 

後半戦負傷したレティくんに代わりキャプテンの

FWハドラーくんがGKへ SGGKの帽子を

受け継ぎ ゴールマウスを守ります

そしてレティくんの治療のために慧音くんも下がり

ロン・ベルクくんと風見幽香くんが新たに加入しました

 

【そもそも GK以外全員FWって・・・

いくら一点勝負だからって極端すぎるわよ

新加入の二人も本気ね】

 

つづいて大魔王チーム

 

1.   GK キャプテン バーンくん

2.   MF ミスト萃香くん

3.   MF ロビンくん

4.   MF にとりくん

5.   MF 咲夜くん

6.   MF 小悪魔(ショート)くん

7.   FW パチュリーくん

8.   MF ウォルターくん

9.   FW 紅美鈴くん

10.  FW レミリアくん

11.  FW フランドールくん

 

大魔王チームはパチュリーくんが復帰し

DFが存在しません こちらも超攻撃的な布陣です!

 

【試合当初は両チーム対極なキャプテンだったのに

ここにきてまったく同じポジションになったのも面白いわね】

 

バーンくんのGKはまったくスキのない

完璧なものでしたがハドラーくんのGKも

この布陣から見て相当の自信があるようです

 

【さすがにこれでいきなり失点するような

馬鹿ではないでしょう さてさてどうなるか】

 

さあここから完全決着のデスマッチルール

どちらか一点をとるまで時間制限はありません!!

さあまもなく魔王チームのボールから!

試合再開です!!!

 

【そして最後のチャーリー劇場よ】

 

・ ・・

・・・・・・

 

しあいも いよいよ おおづめ!

ハドラーくんたちがかつか!!

バーンくんたちがかつか!!

いよいよ けっちゃくが

つくときが きたのです!

りょうチームの きあいに

まけないように ばっちり

おうえんをしちゃいましょう!

がんばれ まおう!

がんばれ だいまおう!

フレー フレー ハ・ド・ラ~

フレー フレー バ~ン

フレー フレー チ・ャー・リ~

あ さいごのはよけいですね

ともかく どっちらが かっても

おかしくない しょうぶです!

ついに きた!

ファイナルバトルの

スタートです!!

く~っ! もえるな~!!

 

ピーーーーーー!!!

 

魔王チームのボールから

試合再開です




久しぶりの連休を満喫中のウジョーです(今日が最終日ですが)
長かった東方サッカー編もどうにか大詰めへ 
とりあえずVジャンプについてたゴメちゃんのDLCを
楽しみながらじっくり書きますかな・・・

暑さ寒さも彼岸までといいますが朝夕の冷え込みは油断ならないもの
お疲れのでませんように

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