前回から読んで下さった方、前々回から読んで読んで下さった方大変有難う御座います。
今回はジパング編から戻り提督編です。
前回、誤字や勘違いが大変多くご指摘の程を沢山頂き不快感を持たしてしまい大変申し訳御座いませんでした。
以後この様なことが再発せず良い作品をお届けるよう尽力致しますので今後のご支援の程宜しくお願い致します。
時を遡り硫黄島海岸
長門の顔からは真剣さのあまり殺気を感じる程であった。
だが俺はあまりにも唐突すぎる発言のため終始困惑したが心を落ち着かせ口を開けた。
「ちょっと待って下さい。何がどうしてそうなったかっていう説明を頂けませんかね。」
まあ、これが一番妥当だろう。今現在自分が置かれている状況や今起きている現象について何も知らないんだったら早急の判断は大きな痛手を被る。
それを言うと長門は赤面したが話をした。
「申し訳御座いません提督。この長門、あまりにも興奮したあまり説明を疎かにしてしまい…」
そう詫びを言うと深々とまたお辞儀をした。
流石になんかこれ以上詫びさせたら可哀想だと思いフォローをした。
「長門さん、大丈夫ですよ。そんな深々とせず、私だって申し訳ないです。初対面の人に対しさんを付け忘れてしまい…」
「いいえ、提督そんな事は大丈夫です。今後共に我々艦娘一同は呼び捨てで結構です。」
【新着】フォローが全然フォローになっていない件について Patr1
そんな某掲示板の様なスレが一瞬頭をよぎったが本能の指示の元話を転換することにした。
「じゃあ…なが…長門、ここじゃあ…なんかここじゃ話しずらいし移動しないか?」
提案すると長門は頷き
「そうですね、では執務室まで案内しますのでついてきて下さい。」
そう言うと長門は他に集まっていた艦娘達に向け持ち場に戻るように言うと提督をエスコートした。
同行した艦娘は見た感じ約四名。大和、武蔵、長門、陸奥の四人だった。
金剛も連れて言って貰いたいと言っていたが長門の反対や任務があったため強制的に他の金剛型に連行されていった。
俺が起きた所は摺針山の近くでどうやら海上で遭難しどっかの無人島に漂着した遭難者の様に倒れていたらしい。
そのせいかやけに足がムズムズする。
多分、発見され砂浜のど真ん中に上げられるまで足が海水に浸かっていたんだと思う。
着替えが欲しいが今はそんな贅沢は言ってられない。
何故、俺が硫黄島に居るのかを聞かなければ。
だがまず、一体ここがどんな感じになっているか順々に聞こう、そう思い先行する長門に向かい質問を飛ばした。
「長門、確か此処は日本帝国海軍の前線基地っていったな?」
「はい、確かにそうです。」
「確か此処は海上自衛隊の航空基地になっていると聞いたのだがどうなんだ?」
そう言うと長門は歩調を合わせ俺の隣に来て話をした。
「確かにひと昔前まではそうでした。」
ひと昔前…?その言葉に多いな疑問を抱いた。
「ひと昔前?」
そう復唱すると淡々と話を続けた。
いかがだったでしょうか?
誤字、脱字や間違えがありましたら感想にてお願い致します。