ソードアートオンライン―泥中の蓮―   作:緑竜

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40.相棒―第67層フロアボス攻略戦、後編―

 白黒夫婦が前線で粘っている間、攻略組の面々はだんだん適応をし始めていた。そんな中、俺は隣の少女に声をかける。

 

「レイン」

 

「早くない?」

 

「そっちはきついか?」

 

「まさか」

 

「ならいいだろ」

 

 またもやはたで聞いていれば何を話しているかわからないような内容だが、当事者同士ならどういうことか分かるのだから仕方ない。

 

「それに、私たちが行く必要はないでしょ」

 

「まあそうかもしれんが」

 

 と、この続きでようやくわかった人のほうが多いと思う。つまりだ、そろそろ戦線復帰しないか、という俺の問いかけに、まだ早くないか、とレインが返し、レインはまだ回復終わってないのか、そんなことない、ならもう戻ってもいいだろう、といった流れだ。そんなときに、俺たちの後ろから声がかかった。

 

「ヒースクリフ」

 

「なにかね?」

 

「そろそろ出て行っていいか?あれは本来俺たちの仕事だろう」

 

「・・・よし、D隊スイッチ準備!」

 

 このバリトンはエギルか。それに、ヒースクリフが号令を出す。D班の面々がスイッチ準備をする横で、俺がさらに声をかけた。

 

「ヒースクリフ、俺たちにも許可を」

 

 その言葉に、ヒースクリフは片方の眉を少し上げた。だが、ほんの少しの逡巡の後、

 

「・・・よかろう」

 

 といった。

 エギルの隣に立って、俺は視線を前から外さずに言った。

 

「俺が先行する。援護頼んだ」

 

「いや、むしろそれはこっちの役目だ。さっきも言ったが、ダメージディーラーにタンクやられちゃ、本職の立場がない」

 

「分かった。じゃあ俺は後ろで構えとく」

 

 それだけでやり取りを終えると、エギルはふと笑っていった。

 

「懐かしいな」

 

「え?」

 

「第一層のボス戦もこんな感じだっただろう。キリトとお前さんが前線で粘って、あとから俺たちが回復するまで支えた」

 

「・・・だったな」

 

 確かにそうだった。あれからもう、二年近くが経過している。

 

「あれから二年か」

 

 早いのか短いのか、よくわからない。俺からしたらあれはもっと前の出来事のようにも思えた。それこそ、言われてもすぐにどうだったか思い出すことのできないほどに。今の階層は63層、残りは37層。二年以上たって、いまだに攻略率は7割を超えていない。それを考えれば、もう二年、と考えるのが妥当なのだろう。

 

()()二年だ。時間はある」

 

 顔に出ていたのか、エギルが言う。・・・それもそうか。というか、そうじゃなければやってられない。

 ああいうすばしっこい手合いは、エギルに代表されるタンクは天敵だ。ならば、少しは援護してやるか。

 

「よし、エギル、突撃準備。援護してやる」

 

「おう。って、なんだそりゃ」

 

 こちらをみたエギルが驚きの声を上げる。ま、握りこぶしみたいな状態で、両手の親指と人差し指の間以外のすべての指の間にタガーがあったらなんだそりゃにもなるか。

 

「もち、こうするんだ、よ!」

 

 まずは一本。左手の人差し指。バックスローで投げたそれは、吸い込まれるように相手の眉間に当たった。ほんの少しこちらに気が向いたところに、キリトのバーチカルスクエアが命中する。続けて左手の第二、三投は山なり放物線。先ほどのキリトのソードスキルで動きが鈍っているところに、アスナが細剣には珍しい、斬撃系三連撃ソードスキル“トライスラッシュ”で追撃する。動きが止まったところに、先ほどの山なりで放った二本が、ちょうど足に直撃。

 

「キリト、アスナ!スイッチ行くぞ!」

 

「「了解!」」

 

 手始めに、残った左手の一本をしっかり握り直し、回転しながらそのスピードを生かして放つ“スピニングシュート”でぶん投げる。威力を増幅された一撃が目に突き刺さり、完全に相手が怯む。

 

「エギル!」

 

「おうよ!」

 

 その後ろを、右手を左右に振ることで、それぞれ左右から弧を描くように強襲させる。投剣スキルの中でも、特にトリッキーで扱いづらいとされる、投剣上位スキル“ファニングシュート”が相手にそれぞれ突き刺さり、その直後にエギルのワールウィンドがクリーンヒットした。入れ替わる形で、キリトとアスナも後退する。そのまま近くまで来ると、アスナは眉間にしわを寄せた。

 

「無茶しすぎ」

 

「いいだろうが。俺の好きでやってんだ」

 

「見てるこっちの身にもなってよ。ねぇレインちゃん」

 

「私はこのくらい想定してるから、びっくりはないけど・・・」

 

 その言葉に、アスナは額に手を当ててため息をついた。

 

「ねえ、本当に君たち一年以上もコンビ解消してたの・・・?」

 

「ご存知の通り、な。でもま、誰かさんの策略のおかげで呼吸はばっちりだ」

 

「ばっちりってレベルじゃないよな、明らかに」

 

「やかましわまっくろくろすけ」

 

「まっ・・・」

 

 ツッコミを入れたキリトに対する返しに、女子三人が噴出した。

 

「確かに、キリト君いつも戦闘装備真っ黒だもんねー」

 

「いいだろ、黒好きなんだから」

 

「普段着も黒ばっかだしねー」

 

「「ほう、()()()といえる程には普段着を見たことがあると」」

 

「本当に息ぴったりだな!?」

 

 俺とレインのシンクロツッコミに、キリトは思わずといった様子で声が大きくなる。その肩に、エリーゼの手が置かれた。

 

「キリト君、この二人の息ぴったり度合いは突っ込むだけ野暮だよ」

 

「・・・みたいだな」

 

 完全に普段の雑談と似たり寄ったりの温度になったところに、アスナは前線を見て声を発した。

 

「そろそろ一本なくなるわね」

 

「はええな。ま、俺一人でも一本削れたんだから道理か」

 

 と、言っていると、その一分後くらいに、さらに一本削れた。怯ませに怯ませたからか、ボスは壁際近くまで追い込まれていた。ここからさらに厄介になることは、今までの傾向からも分かっている。さてどうなる。

 まず初手は前に踏ん張るモーション。それはもう見慣れた、

 

「バインドボイス来るぞ!」

 

 もっとも、それはタンクの面々も分かっていたようで、ガード体制を取ってバインドボイスを防ぐ。効果範囲は狭いようで、下がっているこちらは影響を受けなかった。さて、どうなると思った矢先に、前足に力を込めたと思うと、ボスは、

 

「飛んだ!?」

 

「ワイバーンなんだから当然だろうが」

 

 むしろ飛ばないワイバーンとか見てみたいわ。それもはやワイバーンじゃなくて、ただ単に羽根っぽい何かが付いたトカゲだから。ボスはそのまま壁に向かって後退すると、その壁に向かって突進した。その奇怪な行動に全員が首を傾げた直後、ボスはその刃翼のとげを使って壁を蹴っ飛ばしてきた。壁キックとかどこぞの赤い配管工かお前はと内心で突っ込みつつ、身を固くする。そのタゲは前線のタンク。位置エネルギーも利用した攻撃は重さもそれなりのはずなのだが、その辺はさすが歴戦のタンク、完璧に耐えきった。

 

「ははーん、とげはとげでもスパイクってわけか」

 

「スパイク?」

 

 俺の納得した言葉に、レインが疑問符を浮かべる。それに対して俺は答えた。

 

「スパイクってのはとげとかそういう意味でな。転じて、主に野外スポーツとかで、踏ん張りとかがきくように、靴の底に凸凹のとげが加工してある靴、スパイクシューズを縮めてスパイクっつーんだよ」

 

「へえ」

 

 壁をつかむときに、爪だけだと不安定になる。そこで、発達的にあのスパイクが生まれたと考えるのが妥当か。だがそれより、

 

「これは厄介だぞ」

 

「そうね」

 

 俺とエリーゼの言葉に、キリトとレインが疑問符を浮かべる。アスナはまさかという顔をした。

 

「この部屋、高さはかなりあるし、形は見たところ真円形に近い。つまり、」

 

「理論上、部屋の全域が射程・・・!?」

 

 アスナの言葉に俺は一つ頷く。

 

「そんな!」

 

「正確に言えば、部屋の本当に壁際は射程じゃないだろうけどな。尻尾をうまく使えばその問題もクリアだ。最も、そこまで殺しにはかからないとは思いたいが」

 

「あと、そんな凶悪な攻撃なんだから、何かしらの発生条件があると考えていいだろうな」

 

 キリトの言葉は道理だ。こんな攻撃、そうそうポンポン連発されたらたまったもんじゃない。SAOで、空中の敵に対する有効攻撃手段などほとんどないのだ。いや、正確には一つあるが、おそらく一つしかない。

 

「技の特性上、連発はできないはずよ。見極める時間はあるわ」

 

 エリーゼの言葉に頷いて、俺たちは観察に入った。

 

 

 

 しばらく観察して分かったのは、想定通り連発ができないということくらいだ。だが、いかんせん発動回数が非常に少なく、見極められるほど技の特性が見切れない。となれば、考えられる可能性は、

 

「発動条件がある、ってことか」

 

「どんな?」

 

「それは分からん。囲んでも発動しないし、一定HP以下にしては多い。一番シンプルなのは壁際か」

 

「一定以上壁際に追い込むと発動するってこと?」

 

「ああ。考えられるのはそのくらいだ」

 

 タンクの攻撃は、武器が大柄になりやすいのも相まって、ノックバック効果が大きい攻撃が多い。攻撃自体を観察することに集中していたから、その発動条件を見切るには至っていない。が、そのノックバックが積み重なり、壁際に追い込まれたときのみ、飛行して壁キック。ありうる話ではある。お互いに仕切り直しになるうえ、こちらからしたら直前まで攻撃を見切ることは不可能と来た。厄介極まりないが、攻撃の種が分かれば話は簡単だ。

 

「前衛タンク陣!おそらくあの壁キックは、壁際に追い込まないと発動しない。できるだけ壁際に追い込むことは避けて!」

 

「「了解!」」

 

 相手は紙耐久なのだ、種さえわかれば後はどうにでもなる。現に、もう一本HPバーは消し飛びかけていた。

 

「次がラストか」

 

 ここからはさらに厄介になる。HPバーが消えた瞬間に、俺は集中をさらに一段上げた。もう見慣れたバインドボイスが終わった瞬間、その姿が文字通り消えた。

 

「ちっ・・・!」

 

 迷っている暇はない。即座にスローイングタガーを構えると、あてずっぽうで投げる。それはなんと、()()()()()()()

 

「はあ!?」「嘘!」「どうなってんだ!?」

 

 俺だって、一瞬何が起こっているのか分からなかった。直後に俺たちの後ろに近い壁の中腹に砂埃のようなものが立ったことに気付いた。

 

「入口背にして7時方向!」

 

 半ば悲鳴のように叫ぶ。7時方向、つまりはほとんど背後に近い。とにかく無様でも回避する。その一心で前に身を投げる。受け身もくそもなかったからか、無様に地に伏せる。その直上を何かが通り過ぎた音と感覚がした。前転して前後ひっくり返った目の前には、フロアボスの攻撃を受け流し損ねたのか、体勢を崩したタンクの姿。やはり射程は前線のタンクか。かわるがわるタンク隊が前線を支えていたようだが、そろそろ限界のはず。

 

「そろそろ出番かねぇ」

 

「そうだね」

 

 腰を上げて準備する。それを見てか、ヒースクリフが号令をかけた。

 

「F隊、スイッチ準備!」

 

「OK!」

 

 F隊というのが俺たちだ。さて、お呼びもかかったし行くか。

 

 前線の数人が、一斉に武器で強打した。

 

「スイッチ!」

 

「あいさ!」

 

 交代で俺たちが前に出る。横で剛直拳を繰り出すレインに続いて、単発で浮舟を出す。本来はここから三連撃の緋扇につながるのだが、そこをあえてつなげず強引にバックステップをして、範囲から逃れる。体制を立て直したボスの双眸がこちらをとらえる。直後、相手はこちらに向かって咆えた。どうやら相当に恨まれているらしい。

 

「さて、かかってこい」

 

 刀を前に突き出し、挑発する。言われなくともといわんばかりに、ボスはこちらに飛び掛かってきた。その下のわずかな隙間を潜り抜ける。背後に回った直後に尻尾に切りつければ、触れるなと言わんばかりに振り回してきた。飛び退って回避すると、相手は垂直に大きく飛び上がった。上を見ると、そこには、ある種予想通り“何もない”。山勘で横に跳ぶと、さっきまで自分がいた位置を尻尾が通り過ぎた。

 毒づく暇もない。が、これで種は割れた。

 

「空中はステルスってか。全く厄介な真似を」

 

 不可視の一撃。それは、本当に厄介だ。しかも、相手はぴょんぴょんと飛び回る相手だ。空中にいる時間が多い。つまり、消耗戦は圧倒的に分が悪い。ならば、

 

「短期決戦を仕掛ける!レイン、エリーゼ!」

 

「了解!」

 

 俺の号令に二人が答える。たたきつけの反動から完全にその体制を整えたボスは、再びこちらに振り向く。こっちの手はもう決めてある。ここまで戦ってきたからわかったが、こいつはおそらく、ブレスや体の一部を飛ばす、いわゆる飛び道具がない。ならば、選択するソードスキルは一つ。

 ボスが突進してくる。が、途中で急停止して横っ飛び。その姿が再び消える。が、踏み切る寸前の動きと、足音で動きは読める。そして、たいていこの横っ飛びの後は、刃翼を使った飛び掛かり。俺はそこに、ドンピシャのタイミングで、横に構えた刀を当てた。瞬間、まばゆいばかりの光に包まれ、刀が振り下ろされる。25層のボスの片方を屠った、刀系反撃ソードスキル“鏡花”だ。続けて小太刀を抜きつつ、回転しつつ薙ぐ、片手剣系汎用ソードスキル“ラウンドフォース”。ここで俺の剣技連携(スキルコネクト)は終わるが、問題ない。

 

「はああぁぁっ!!」

 

 隣からレインが、轟音を響かせてソードスキルを繰り出す。長い射程距離と高い威力を併せ持つヴォーパル・ストライクがボスに炸裂、それまでの連撃もあって長い行動遅延(ディレイ)を生み出す。その隣からエリーゼが駆け込んできて、こちらは手堅くバーチカルスクエアで追撃。それが途切れたころに俺の硬直が解ける。小太刀をしまい、開いた手で剛直拳を繰り出し、体術複合スキル“牙狼撃”、さらに連撃で、足で回転しながら低い位置を薙ぎ払う体術スキル“転泡”を繰り出す。さすがにここまでダウン性能が高い技の連発には、たまらずボスがダウンする。

 

「全員フルアタック!終わらせるぞ!」

 

 俺の号令で、硬直で動けない俺を除いて全員が特攻する。ダウン状態でもがくボスに、色とりどりの光が斬撃痕を刻んでいく。長い硬直を抜けた俺も、爪竜連牙斬で追撃する。さらに硬直で抜けると、敵のダウンがちょうど終わるところだった。だが、HPは残り僅か。ちょうどいい、最近見つけたこれで終わりにしてやる。

 

「腹ぁくくれよ!」

 

 その一言とともに小太刀を逆手で納刀、刀を同じくらいの位置に持ってくる。そのままの体制でさらに踏み込み、拳をたたきつける。と、刀に光がともった。今繰り出すことのできる中では、掛け値なし最大級の大技、刀系上位スキル一つ、“天狼滅牙”の九連撃が突き刺さった。最後の一撃が終わったとき、ボスのHPはきれいに空になっていた。ちょうど硬直が抜けるくらいに、俺は納刀しながら膨大なポリゴンの雪を見上げ、その中にある“Congratulation!!”の文字を見上げた。

 

「終わったか」

 

「終わったね」

 

 思ったより薄い感慨に浸っていると、横にレインが来ていた。この辺の呼吸は本当に読まれている。

 

「思いのほかあっけなかったな。最後のあれはちと焦ったが」

 

「・・・ちょっとなんだね」

 

「まあな。こんな経歴だからさ、闇討ちするなんざほんとに日常茶飯事だったわけよ。だから、される側の警戒要素とかはもう叩き込んであるわけ。で、それが生きた」

 

「PKの経験、か」

 

 俺の言葉に、レインの顔が沈む。その反応を見て、俺は内心でため息をついた。

 

「ま、俺が特殊なだけだ。あんまり気落ちすんな」

 

「そう、だよね。うん、そうだね」

 

 その声のトーンで分かる。どうやら逆効果だったようだ。

 

「ま、やりやすかったよ」

 

「そりゃ、この数か月で呼吸を取り戻したからね」

 

 自信をもって言い切るレインに、俺は一つ微笑みを返した。

 

「ま、これからもよろしく頼むぜ、相棒」

 

 そういって、少しだけ手を前に出す。握手とは違うその差し出し方に察したのか、レインも笑って同じように手を出した。特に示し合わせることもなく、二人の手がちょうど中間くらいで鳴った。

 

 

 

 

 

 その翌日。アインクラッドのメディアは、こぞって最前線である67層攻略の報を伝えた。そのどれもが、たった一人で戦ってきた剣姫の、新たな相棒の存在を。かつてその前線を支えた、二人の復活を。誰もが認める、今回の攻略の立役者を知らせた。そして、ある一つのメディアが使った表現が、あまりに的を射ていたことから、彼らはこう呼ばれるようになった。

――――鬼神、と。

 




 はい、というわけで。
 まずはネタ解説。

トライスラッシュ
元ネタ:テイルズ、使用者:エステリーゼ・S・ヒュラッセイン(TOV)
 三角に斬る、本文中にあるように、細剣には珍しい、純斬撃ソードスキル。下手に振るうと、細い剣をへし折りかねない。

スピニングシュート
オリジナル
 トルネード投法よろしく一回転してぶん投げる。どれだけ回転のエネルギーをうまくいかせるかで、微妙に威力が変動する。ただし、上手く狙いを定めにくい。

ファニングシュート
オリジナル
 手を仰ぐように動かし、左右からブーメランのように投げた投剣が襲う。きれいにコントロールできる人のほうが少ない。

転泡
元ネタ:テイルズ、使用者:ジュード・マティス(TOX2)
 回転しながら前方を足で薙ぎはらう。ダウン性能が高い。攻撃範囲は少なくとも100°オーバーと、非常に広い範囲をカバーする。比較的序盤に習得する割には後半まで役に立つ、便利かつ使い勝手のいいソードスキル。

 はい、これにてフロアボス狩猟、もとい終了です。・・・思いっきり自然にタイプミスしましたが、元ネタ考えるとしっくりきた。
 フロアボスは、完璧ニコイチなんですが、両方ともこれモンハンにあるんですよね・・・。ナルガ希少種には何度泣かされたことか。空中ステルスに加えて軽微ながら毒が入ってたりするんですよね。ベリオ要素はもうちょい入れようかとも思ったのですが、もともと骨格や動きが似てるところがあるので、これ以上寄せようがないところはあるんですよね。

 途中の投剣大量持ちはウルヴァリンです。いや、本当です。まんまとは言いませんが、ほとんどあのまんまです。
 コンビ名に関しては、これを書いているときに思いっきりエスコンにハマっていたので、これで。・・・これが投稿される頃には、インフィニティサービス終了しているんですよね。エスコンという作品を知ったきっかけだったので、かなりさみしいです。
 というか、この子たち、本当に一年もコンビ解消してたの、ってくらい息があってます。書いてても怖いくらい息があっているので本当に、なんというか、驚きです。でも手は止まらない。し、止めません。このままこのルートは突っ走ってもらいます。

 さて、ここからは2話オリジナルを挟みまして、74層、そのあとまたオリジナルからのSAO編クライマックスとなります。なんだかんだで長くなるSAOif編、ようやくクライマックス。お付き合いくださればさいわいです。

 ではまた次回。

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