ソードアートオンライン―泥中の蓮―   作:緑竜

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SAO&ALO編 あとがき的な何か

 はい、というわけで。

 

 先ほどの最後にも書きましたが、これにてSAO&ALO編、終了でございます。

 

 まずは感謝を。

 作者の駄文に付き合ってくださった読者の皆様、ありがとうございました。お気に入りやUAの伸びは―――こういっては何ですが―――、前書いていた長編のやつに比べると大分伸び悩んでいたので、正直それがモチベーション不足に陥っていた時もありました。これを書いているのはエピローグ投稿直後なのですが、同じくらいの話数なのに、あちらのほうが両方とも倍以上多い、ということに、書きながらチェックして驚いています。ですが、決して多いとは言えないとは思いますが、高い評価をいただいたこと、非常にうれしく思います。

 

 この場を借りて、お礼をさせて下さい。

 

 ☆9評価を下さった、雨森さん、エンジさん、どざさん、亀宅さん、Bisyopさん。

 本当にありがとうございました。こんな駄文でも期待してくださっている方がいる。それが非常に大きな励みになりました。

 

 また、最終話投稿に重なる形になってしまったので、ここで。

 お気に入りが、前回の「終焉」投稿後、100件を超えました。ちょっとさすがに全部は長い上に、タイプミス、重複等考えられるので、というかそれが起こらないことが考えられないので、ここでの紹介は省略させていただきます。

 ですが、お気に入りの登録、ありがとうございました。微妙な浮き沈みだったので、正直あんまり気にしてませんでしたが、こうして一応の節目に乗ると感慨深いものがあります。

 改めて、ありがとうございました。

 

 

 この物語は、実を言うとゴッドイーターのアニメを見て思いつきました。ゴッドイーターアニメにて、何話だったかでちょうど、タイトルの「泥中の蓮」、っていうのがサブタイトルになっていて、どういう意味だろうと調べてみて。その意味から、物語の構想が浮かび上がってきました。

 

 泥中の蓮、という言葉の意味をググると、「汚れた環境の中にいても、それに染まらず清く正しく生きるさまのたとえ」というような意味が出てきます。

 主人公のモデルになったのは、TOVの主人公のユーリです。もともと主が家族の影響でTOVを好きになっていて、この言葉がまさに彼に当てはまると思ったのが由来です。これは、主人公が使う武器やソードスキルに、彼の技が多いところなどに名残がありますね。

 彼のように、どのような環境でも、明確な目的をもって、自分の信念を貫く。そのための手段を選ぶ。そんな、どこか闇落ちしたヒーローのような、そんな主人公像が広がって行きました。清く正しく生きるさまのたとえ、という意味のサブタイトルで、目的を正当化できない、清らかとはかけ離れた手段を取った、というところは、我ながら皮肉なものです。

 汚れた環境、というのが、作者の中ではラフコフしか出てきませんでした。そこで出てきたのが、彼のトロイの木馬作戦だったわけです。あの暗号、実は設定段階で考えていたのをそのまま使ってます。というか、あれ以上にうまいのが分からなかった。

 

 レインちゃんに関しては、ラフコフが途中で解体されることもあり、彼をそういう手段を必要としないところに戻す役割として考えたキャラクターでした。正直、自分にそんな女の子を描く自信はなかったので、当時プレイしていたLSからの引用という形になりました。これは同じくゲームから引っ張ってきたストレアにも言えますが、完全に描写不足に陥ってしまった感が大きいのは否定しません。これは本当に自分の力不足です。実を言うと、もう二つくらい理由があるのですが、ここではネタバレになるかもしれないのであえて伏せます。書けないな、と判断した場合、また別途公開します。

 

 設定集は、気が向いたら上げます。というのもですね、何度かあとがきで書いていましたが、この子たち想定したとおりに動かないので、起こした元の設定集とあれこれかけ離れているので、ほぼ全部書き直さないといけないんですよね。時間がかかるので、どうしても上げるまでに時間がかかりそうです。その辺の極めつけはエリーゼちゃん。本当にチョイ役で済ませる予定だったのに、本名つけて設定追加して、挙句の果てにはなんでか知らんけど苗字変わってるし。たぶん苗字はゴッドイーターの影響だろうなぁって思ってます。ちなみにもともとの苗字は椿でした。うん、どっちにしろゴッドイーターだね。

 

 

 さて、この後の物語についてです。

 まず、何度も言っている通り、if編を投稿します。ナンバリングで行くと「32.決裂」からの分岐です。早い話が終章ifおよびALOifですね。その後、まあ作者のエネルギーなどにもよりますが、GGO編以降へと入っていきます。

 

 何度かやっちまった的なことをあとがきでも言っている通り、日常パートが多めになってる、のか?って感じです。今までとはまた違った雰囲気をお楽しみいただければと思います。ついてきてくだされば幸いです。

 

 では、またif編にて。


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