次の戦いのカードは、俺たちが戦った直後に発表された。そのカードは、キリトvsレイン。勝ち上がったほうが、4分の1の確率で、その直前で勝ったユウキか俺と当たる。内心ではレインに勝って欲しい、とは思う。だが、レインはサウザンドレインという最大の切り札をキリトに見せた状態。加えて、生半可な遠距離攻撃なら、あいつは迎撃してのける。近接でキリトと互角に斬り結べるプレイヤーなど、ALO広しといえど10人いるかいないかだろう。レインの勝算は低いと言わざるを得ない。
―――だが、俺は知っている。
(あいつがその程度で膝を屈するようなヤワなタマか)
この程度、喰らい破ってやる。やると決めたらやり切る。あれは、そういう意志の強い女だ。
組み合わせご発表された瞬間、思わず顔をしかめた。ロータス、アスナ、ユウキと並んで、真正面からサシではやりあいたくない相手。ロータス仕込みの対人戦テクニックに、飛び道具も近接もいける。こちらとしては、近接でゴリ押すだけ。間合いに飛び込んだとして、上手く逃げられたら勝機は薄い。懐に飛び込んでクリーンヒットさせられればいいが、言うは易し行うは難し、というやつだ。だが、なんとか勝つしか無い。
「さあさあさあ、先の戦いの余韻をそのまま、次もまた凄まじいカード!まずはあぁぁ!
言わずと知れたブラッキー先生!魔法をぶった斬ってのけた変態剣士!魔法?知らない子ですねと言わんばかりの脳筋構成ながらも、その剣の錆になったプレイヤーは数知れず!本日もその剣で道を斬り開くか!?キーーーリーーートーーーーー!」
名前を呼ばれ、入場。精々片手を上げ、強気にアピールする。そこまで大それたことをした覚えはないのだが、この期待には応えねばなるまい。
「続いててはぁ!
かの鮮血に並び立つ、SAOクリア時最高レベルプレイヤーと名高い美少女剣士!後方支援役のレプラコーンだからと舐めてるとあっという間に膾にされるぞ!レーーーーーイーーーーンーーーー!」
目の前に立つは、対人戦ならば最強クラスの相棒にして、おそらく最大のジョーカーが一角。ボス戦でも、サウザンドレインは殆ど使わない。それでもALO最強格に食い込んでくるのは、ひとえにその卓越した剣技と、相棒譲りの対人戦テクニック。手強い相手だ。さらにいえば、中近距離の間合い調整が絶妙にうまい。ソードスキルも、ここぞと言うときに的確に使ってくる。それに、元から盾なし体術ありの片手剣スタイルで、なおかつ相棒が剣技連携の産みの親。
(
迂闊に攻め込むのは危険。されど攻める以外に勝機なし。彼女が誇る鉄壁の間合いをどう制するか。
さらにいえば、彼女はいつものスタイルだけでなく、背中に何やら大柄の得物を背負っている。それに、腰の得物も、普段見慣れたシンプルな片手剣ではなさほうだ。迂闊に近付くのは危険かもしれない。
(ええい、それがどうした!案ずるより生むが易しだ!)
ここまできたらなるようにしかならない。やることは一つ。どれだけ弾幕を展開されようが、
「たたっ斬るのみ!」
「上等!」
その応酬が終わると同時に、2人の間にDUEL!!の表示。
なにやら詠唱しているようだが、構わず飛び込む。もとより脳筋ビルドであることもあり、魔法はほとんど分からない。と、突如レインが詠唱を中断し、見慣れない得物を抜いた。青い、少し反り味の刀身を持つバスタードソード。大きさとしては、ちょうどリーファが愛用する剣より少し大きい程度。だが、レインの今持っているそれは一般的なそれに比べ若干機械的機構が見える。具体的には、刀身の付け根あたりに、なにやらリボルバーのシリンダーのようなものが付いているのである。だが関係ない。分からない手の内があろうと、道閉ざす敵は斬り崩す。と、意気込んだ矢先、唐突にレインが飛び出してきた。あまりの加速度に、一瞬反応が遅れる。なんとか後ろに倒れ込みながらサマーソルトでカウンターを仕掛けるが、これはうまく威力を殺され、有効打にはならなかった。むしろ、派手にふっ飛ばされたところをうまく立て直してきた。こちらが体勢を立て直し切るまでに、相手は空中からの急降下で追撃する。それは防御し、今度はこちらがわざと吹っ飛ばされて体勢を整える。
(空中発動可能な突進系ソードスキル・・・よく見えなかったがソニックリープあたりか)
ともかく、これで振り出し。詠唱を開始したレインに対し、とりあえず横に動く。このタイミングで詠唱となれば、十中八九アレが来る。ほんの少しでも狙いを逸らす。その想像に違わず、レインの背後に無数の剣が出現、ほぼノータイムで面射撃が始まる。その想像を超える範囲は、狙いを逸らすという考えすら馬鹿らしく感じられるものだった。一か八か突撃の選択を取った瞬間に気付く。
(砲火に穴がある・・・!?)
ライン一本分。確かにそこだけ空隙がある。迷わず突っ込んだ。が、そこには両手に剣を持ったレインが待ち構えていた。つまるところ、
(誘い出された・・・!)
てっきり、ロータスと組むときのために、彼のために残した道だと思った。おそらくそれ自体は真実だろう。だが、あえてそれを残すことで、誘い出すための罠に使うとは。やはり侮れない。
ソードスキルを伴わない、バスタードソードでの唐竹。少しだけ軸をずらし、返し胴。読まれていたようで、片手剣のほうで防御される。片手剣での切り抜けるような胴への一閃は、前進してくるレインごと跳び越える跳躍で回避。背中を向けているレインに斬りかかるが、当たる寸前で今度はレインが飛んで躱した。
(羽の展開はなかった)
ならば、相対位置で後ろにいる。そう思い振り返るも、そこには誰もいない。即座に羽を広げたにしても、重力加速度で視界には収まるはず。
(どういう―――)
「どこ見てるの」
声と共に、胴体に剣を突き立てられる。その直後、胴体が吹っ飛ばされた。HPは残り3割以下。なんとか助かった。軽いパニックのまま、間合いを詰める。離せば、またあの面射撃が飛んでくる。インファイトで押し切る以外、こちらに勝機は無い。
レインが詠唱を開始。しかし、この距離なら間に合わない。問答無用、斬り捨てるまで。と、レインがバスタードソードを両手で持ってこちらにまっすぐ伸ばした。おそらく、自分が知らないマギア。
躱すべきか。だがしかし、だ。こんな見え見えのワナを、こいつが仕掛けるか?その一瞬が命取りとなった。カチリ、という小さな音と共に、2人とも吹っ飛ばされた。直後、レインのサウザンドレインが炸裂。レインはなにやら作業をしていて動きはない。が、今度は誘い出しの穴はない。なら、
(叩き落とす!)
剣に力を込める。魔法のように判定が極小なわけでも、対物ライフルの弾ほど速いわけでもない。当たるものだけ、当たらないよう逸らせばいい。最小限の動きでパリィし、弾幕が薄くなった頃合いで再び突撃。先ほどの作業の状態は、根元のシリンダーを交換していたようだ。それも終わり、再び真っ向勝負。レインの構えは、向かって左、つまり彼女の右側に剣を構えた、所謂脇構え。となれば、打ちどころは限られる。しかし、もう一度、耳が先ほどと同じカチリという音を拾った。直後、彼女が静止状態からとは思えない加速を見せる。薙ぎを咄嗟に防御して、今度は踏ん張る。受け止めたままボディーブロー、直後に繰り出したバーチカル•アークがクリーンヒットした。逆袈裟に斬り上げて開いた体を利用して、左足で転身脚。左足を下ろして、バーチカルスクエア。と、終わったタイミングで再びカチリという音とともに吹っ飛ばされる。
(おそらく、シリンダーになんらかの弾丸のようなものが装填されていて、手元にあるトリガーで作動する機構。作動すると、刀身に強力な風魔法かなにかが発生して吹っ飛ばす、って仕組みか・・・!)
さしずめ、魔力放出、といったところか。考えてみれば、数多のファンタジー系作品でよくある、魔力や風魔法の応用での高速移動は、このALOではほとんど見られない。なぜなら、
(よく御しきれるな!?一歩間違えば得物ごと自分も吹っ飛ぶぞ!?)
レインも、SAOからのコンバート組。ならば、SAOでおそらく最高レベルを誇った彼女の鍛え上げられたSTRがそれを可能としている。だが、それ以上に、発生する巨大すぎる力をよほどうまく御しきらなければならない。ノームのような大柄の種族でも御し切るのが難しいものを、軽量級に分類されるレプラコーンで御す。技量は推して知るべしだ。
吹っ飛ばされている間に、レインが突撃してくる。その手元を、剣で強かに叩いた。本当に微かな、ピシリという音。それを聞いて、レインが舌打ちとともにバスタードソードを投げ捨てつつ距離を取る。それこそ、こちらが狙ったこと。素早く構えを取り、ソードスキルを発動。光を見てか、レインがしまった!という顔をするが、もう遅い。
「獲った!」
単発重突撃ソードスキル、ヴォーパルストライク。なんとか逸らされたが、それが精一杯。左手で剛直拳を出し、ハウリングオクターブ。剛直拳の長い硬直に、大技が突き刺さり、HPを刈りとった。
(なるほど。考えたな)
控え室で2人の戦いを見ていた俺は、キリトの戦術に感心した。
確かに、レプラコーンでもある彼女は前線武器庫と言ってもいいほどの武器を持っているだろう。彼女が今回使ったバスタードソード、スティールハーツ以外にも多様な武器がある。が、武器が壊されて、次の武器にスイッチするまでには間がある。そのわずかな間隙を狙ったのだ。もっとも、スティールハーツに限らず、強度的に弱点になりやすい機構部に、的確に強打をプレゼントできるからこそできることであり、誰にでもできることではない。それに、そもそも問題、レインはあのド派手なオリジナル魔法、サウザンドレインに目が行きがちだが、近接戦闘で俺が背中を預けられるレベルの腕前を持つ。サウザンドレインを封印しても十分強敵であることに変わりはない。だが、スティールハーツの機構を見切り、対応し、脆弱性を見抜くその慧眼。恐るべしとしか言いようがない。
さて、これで、俺の次の相手はキリトかユウキということになった。どちらにせよ、やることは同じ。強いて言えば、ユウキがスピードタイプ、キリトがパワータイプで、少しだけ立ち回りが変わるだけだ。
―――さあ、気になる組み合わせは。
(一体いつぶりかな。模擬戦以外で、こいつとやりあうのは)
―――lotus vs kirito。
キリト。久しぶりの、キリトとの実戦。いかに間合いの外で戦えるかが肝要になるが、お互い札は晒した状態。となれば、苦しいのは、同じ間合いでの技より、より広範な札を持つことが切り札になる俺だ。
(ま、負けるつもりはねーけどな)
こちらとしても、なんとかするまでだ。
「さあ長かったトーナメントもクライマックス!当然ながら今回も豪華なカード!まずはぁぁぁぁ!
遠距離?なにそれ美味しいの?全部ぶった斬ればいいんでしょ?を地で行く皆さんご存知ブラッキー先生!此度もその剣で斬り捨てることはできるのか!キーーーーリーーーートーーーー!!」
対面からコールを受けて立つは、SAO、そしてこのALOでも最強格。相手にとって、不足なし。
「対するはぁ!
対人戦なら最強格!近距離、中距離、遠距離なんでもござれなオールラウンダー!相方の仇、ここで討てるか!ローーーーターーーース!!!」
やることは変わりない。相手の不得意な間合いで、うまくカードを切って戦う。短期決戦ができればいいが、そんな甘い相手ではない。
「敵討ち、なんて柄じゃないと思うんだがな」
「実際そうだよ。仇を討つとか、そんなのは関係ない。相手が誰だろうと、どんな状況だろうと、目の前の敵は倒す。それだけだ」
「ま、あんたはそういう奴だよな」
言いつつ、キリトが抜刀。対する俺は抜かない。手札は伏せる。ある程度バレているとはいえど、どの札が飛んでくるか分からない状況を作ることで、少しでも先手を楽に取る努力はする。
真ん中に閃く“DUEL!!”の文字。その瞬間に、キリトは突っ込んできた。読み通り。おそらく、初手からソードスキルを使うことはない。タイミングを合わせて、踏み込みながら居合で薙ぎ一閃。この攻撃は読まれていたようで、キリトは直前で迎撃行動をした。キリトの拳一閃はあえて吹っ飛ばされることでダメージを最小限に抑える。今のは運が良かっただけだ。
(やはり、近接格闘戦だとかなわんな)
「イクイップメントチェンジ、セット
間合いを取った状態で、俺が宣言する。それは、俺の十八番の一つである高速武器換装の式句。だが、最後に宣言された番号は、今までのどの番号とも違うもの。そもそも、アローブレイズという武器を持ってから、高速武器換装はほとんど無用の長物になっていたはずだ。弓であり剣であるアローブレイズを持ったことで、弓による中距離戦と剣による近接格闘戦を装備よって切り替える必要がなくなったからだ。パーティ戦においては、どちらかに特化させる目的で使うことはあったが、この場面で使う理由はない。すなわち、
「いったいいつから、
新たな武器は、アローブレイズの弓形態のような、和弓の短弓に似たシンプルな形態ではない。洋弓に似た見た目のものだ。つまり、
「近距離を得意とする相手へのメタか」
「相手の
「確かにな!」
キリトがやってくることに変わりはない。突撃してくるキリトに対し、何発か射るが、すべて叩き落される。予想通り。接近してきたところで、右の逆手で背中にセットした短剣を抜剣、迎撃する。その間に左手の弓を変形させる。変形した後の弓は、刃渡り30cm程度ので反りのない剣―――短剣になった。
意外と見落とされがちだが、キリトには遠距離以外にも苦手な間合いがある。それが、あいつのメインウェポンたる片手剣の間合いより短い超接近戦。基本的には剣士で、体術はどちらかというと護身術的に扱うキリトに対し、こちらは戦闘の中で積極的に体術を使う。加えて、剣を振るには狭すぎる間合い。間合いに入れなければいいだけの話ではあるのだが、うまく懐に飛び込めばキリトは身動きが取れなくなる。うまく間合いを取ろうとするキリトだが、そうは問屋が卸さない。見切って詰め続ける。超至近距離でのインファイトという、およそ事前の予想とはかけ離れた戦い。短く間合いを取っていては埒があかないと悟ったキリトは大きく間合いを取る。それを見て、詠唱しながら弓に戻す。発動するのはピアシスラインに似た、炎をエンチャントした貫通する矢。だがこれを、キリトは狙いすましたスラントで斬り捨てた。それこそ、俺が狙ったもの。キリトの足元に爆裂矢を打ち込み、ほんの少しだけだがブレイクポイントとする。一気に間合いを詰めてラッシュを叩き込む。だが、大人しくやられるキリトではない。うまく間合いを調節して、合間合間にカウンターを挟む。両方とも少しずつダメージは入って入るものの、これでは千日手だ。
(やむをえん、か)
「イクイップメントチェンジ、セット
次の札を切る。これではラチが開かない。切り替わったのは、かつてSAOでサブとして使っていた白波に似た野太刀。しかし、その刀身は赤黒い。銘は、天上天下無双刀。純粋な威力だけなら、ニバンボシを抑えて手持ちでぶっちぎりの最強格。リズ曰く、プレイヤーメイドとしては頂点に立つレベルの代物とのこと。本来なら長過ぎて扱いに困るものだが、そこはそれ。そのリーチの長さを生かすことができるのなら、話は別というものだ。一気に詰め過ぎず、時折体術の間合いまで密着するという戦法で攻め立てる。野太刀の長さと体術の短さの合わせ技という、キリトにとって泣き所の間合いを見計らったチョイスだが、キリトは捌ききるどころかカウンターすらいれてくる。普通は刀のみで制圧できるか、野太刀と体術の間合いの違いに戸惑って削り切れるが、
(ここまでしてもなお決め手にならんとは・・・!)
黒の剣士、恐るべし。
いかに俺でも、鉄を溶断できるほどの炎を纏わせることは不可能。生半可な魔法は斬って捨てられ、大魔法は詠唱完了まで時間がかかりすぎる。なにより、
(残存MPからして、大魔法を放てるとしてもあと一発のみ。果たしてどうする)
一応魔法剣士のビルトを組んでいる俺のMPは、純粋なメイジのそれに比べて低い。MPだけなら、おそらくリーファの相棒であったレコンにすら劣る。ならば仕方ない。
どこか舞うように剣と拳を振るいつつ、口は歌うように詠唱を開始。剣舞の真似事を俺なりにアレンジした、戦闘と並行した詠唱。完了する寸前、俺は大きく下がった。追撃に来るキリトの前に現れたのは巨大な大波。これでは斬り捨てることもままなるまい。予想通り、キリトが飛び上がる。当の俺は波に隠れ、接近する。三歩踏み込み強力な攻撃を見舞う“昇龍斬”をくりだす、が。
「珍しいな、ド正攻法の一撃必殺とは」
完全に読まれた。絶妙なスウェイとプレモーションで繰り出されたのは、落下系ソードスキル“ライトニングフォール”。惚れ惚れするほどきれいなクリーンヒットをしたそれは、俺のHPをピッタリ削りきった。
後から考えれば、あのまま泥仕合のような戦いを続けたほうがまだ勝ち目はあったかもしれない。おそらく、焦りすぎていたのだろう。ランとの戦いで“うつし雨”を使っていたのも仇になったか。まあとにかく、俺らしくない敗戦であった。
はい、というわけで。
まずはネタ解説。
レインのバスタードソード(スティールハーツ)
ファンタシースターユニバースシリーズ、ナギサの剣
根元にリボルバーのシリンダーのような機構を備えたバスタードソード。元ネタだと両手剣ですが、ここでは少し小ぶりにしてバスタードソードになってます。バスタードソードはリーファの剣くらいの大きさの西洋剣の総称と思っていただければ大体あってます。シリンダーの交換はAPEXのウィングマンのリロードと似たような感じだと思っていただければ。
魔力放出
Fateシリーズ アルトリア・ペンドラゴン
おそらくこの手のネタは大量にありますが、自分がインスピレーションを受けたのは青セイバーの魔力放出、ひいては
ロータスの洋弓
テイルズオブヴェスペリア レイヴンの武器
元ネタの作品にて、いつぞや感想で触れられた「おっさん」こと、レイヴンが使う武器。彼を操作するときには毎回こんな武器なので、具体的にどれがモデル、というのはありません。カテゴリがモデルになっている、というようなものだと思っていただければ。
天上天下無双刀
モンハンシリーズ 大剣→太刀
最初期は太刀というカテゴリ自体がなく、大剣だったのが、のちに太刀カテゴリができたことで太刀となった武器。ちなみに自分はMHWIだと無属性汎用武器として導きの相棒になってました。何が来ても戦えるのでね・・・w
さて、今回は一挙二本立てとなりました。最初は一個ずつ行こうかなと思いましたが、文字数の関係で二本立てになりました。
キリトvsロータスくんはマジでオチを悩みました。まあ戦績的にはもともと五分五分なんでね。今回はこういう幕引きになりました。あと、必要以上の原作改変はしたくない人なので、決勝のマッチアップを考えると結果は変えたくなかったって言うのもあります。
実をいうと二戦目が相当難産でした。近接戦闘でのやりあいっていうのが全然かけなかったんですよね。なまじトリッキーなキャラクターにしただけに、書くのが不可能と断じてこういうことになりました。
さて、次はデュエルトーナメントとしては最後ですね。そのあとデュエルトーナメントのエピローグが入って、その次にもう少し閑話を挟んで物語の本筋に入っていきます。話が進まねえ()
ではまた次回。