黄泉路への案内人   作:楽一

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今回私が混沌の魔法使いさんに頼んでコラボ小説をいたしました。この小説は混沌の魔法使いさんが書いた夜天の守護者とわたくしの黄泉路への案内人のコラボです。流れ的に黄泉路への案内人は読まれていると思われますが、混沌の魔法使いさんの夜天の守護者も読まれるとより面白く感じられます。

実際私が小説を書こうと思ったきっかけの作品であります。目標であり、尊敬のマナ字を送っている方とコラボできるのは最高に素晴らしい体験でした!


コラボ編
守護者と黄泉路へ導く者


守護者と黄泉路へ導く者

 

 

 

 

何故、我が敗れた…我は神、絶対なる者のはず…それなのに我は人形ごときに敗れた、何故だ?何故なんだ?どれ程の時間考えただろう?我にとって時間とは無限、決して終る事無く続く物。だが肉体の消滅した今。意識のみの存在と化している。我には何も出来ない、復讐もなにも…深い闇の中を漂っていると、我に似た波動を感じ取った…

 

(異なる世界の闇…我が生み出した者の模造品…それでも充分だ。我を再構築するには…)

 

我は僅かに残りし魔力を使い。その闇を我が身へと取り込んだ。その時僅かに見た世界は、図らずとも守護者に深い関わりを持つ者たちの過去だった…

 

 

 

私はアースラのモニタールームに映る、プレシアに特殊な魔法を掛けた…相手の心の中に住む本当の心を引き出す特殊な魔法

 

葵「我、汝に問う」

 

プ「ッ!?」

 

すると、プレシアが頭を抱え始めた。どうやら通じたみたいだ。

 

葵「汝の思う心の声は真実か」

 

プ「う、くっ……」

 

葵「汝の心の声真実にあらず」

 

プ「あ、あぁ、あぁあ!」

 

プレシアは何かに抵抗するように頭を抱える。

 

葵「心を開き、汝の真の声をこの者に聞かせろ!」

 

プ「アァアアアアアアアアア!!??!?!?!?」

 

すると、プレシアの瞳の色が、赤色から紫色に戻り、

 

プ「ふぇ、フェイト、逃げなさい。こ、こに、来ては、ダメ!?」

 

フェ「え・・・」 

 

フェイトも動揺するだろう。いきなりわけのわからないことを聞かせられたのだ。動揺するのも無理はない、だが次の瞬間私も想像してない事態が起きた

 

???「驚きだ、我を引きずり出すとはな、貴様何者だ?」

 

プレシアの影から白い身体を持つ異形が姿を見せたのだ

 

葵(な、何だあれは?不の者ではないッ!?)

 

私が動揺しているとその異形は

 

???「何だ。我が何者かも判らずに引きずり出したというのか?愚か、実に愚かだ」

 

くっくと喉を鳴らす異形は、大きくその翼を広げ

 

ヴェ「我はヴェルガディオス!!絶対なる神ッ!!全ての世界に破滅と死を与える者だッ!!この女を助けるつもりだったろうが、そうはいかん。我の身体を再構築する為に漸く手に入れた。苗床をそう簡単に渡すものかッ!!どうしても助けたいというのなら、ここまで来るがいい!

 

!しかし幼き「星光の女神」と「雷光の戦乙女」の力で我を倒せるか?くっくっく…楽しみだ、実に楽しみだ。ここまで来るがいい。待っているぞ」

 

異形はそう言うと再びプレシアの身体の中へと消え。それと同時にモニターからの映像も途絶えた

 

フェ「あ、葵、あれ、なに…」

 

葵「判らない、あれは私の知るものではない…しかし…行くしかないだろう」

 

あれが何者かは判らない。しかしプレシアを助ける為には行くしかない、だが敵が何か判らない。どうするべきか迷っていると、リンディ提督が決断を下した。

 

リ「私も現場に出て次元震を抑えます。クロノは時の庭園へ突入しプレシア・テスタロッサの救出並びにヴェルガディオスを倒してください!」

 

ク「了解」

 

リ「神無月君もクロノと一緒に出て貰えますか?武装局員の壊滅の影響で人手が不足しているので」

 

葵「言われなくても」

 

リ「なのはさん、ユーノさん、リニスさんもお願いします!」

 

な・リニス・ユ「「「はい(分かりました)」」」

 

するとフェイトが、

 

フェ「私も、行きます!」

 

ア「フェイト。あたしも行くよ!」

 

リ「いいのですか?」

 

フェ「はい。母さんを、助けます!」

 

その目に揺らぎはなくまっすぐ前を向いていた。

 

葵「気持ちをくんでやれ。彼女の眼は本物だ」

 

リ「…そうね。では、フェイトさんとアルフさんもお願い」

 

フェ・ア「「はい!」」

 

さて参るとしよう。あいつが何者かは判らない、しかし不の者に准ずる何かとは判っている。ならば私が導こう、彼の者たちが辿り着くべき黄泉にへと…神無月達が時の庭園に乗り込んだのと同時刻

 

???「…やれやれ。どうやら私はよほどプレシアと縁があるようだよ」

 

呆れたように肩を竦める、銀髪の男が時の庭園を眺めていた…

 

 

 

懐かしいね。あの時のままだよ、虚数空間を避けながら進む、所々四肢が破壊された傀儡兵を避けながら先に進む。予想が正しければこの先に私の敵が居る、それを倒し、この世界のプレシアを救う、それが私の目的だ、プレシアの居る部屋から

 

フェ「母さん」

 

まだ幼い、フェイトの声と

 

プ「…ふぇ、いと?」

 

苦しそうなプレシアの声が聞こえてくる。どうやら目的地は近い

 

フェ「お願い!母さんを!私の大切な母さんを返して!」

 

プ「う、に、・・・げ・・・・・・・て」

 

フェ「私にとってどんなに酷いことをされても、母さんは、わたしにとって大切な人なの!だから返して!!」

 

フェイトの悲鳴にも似た声と同時に

 

プ「うぁああああああああああああああ!?!!!」

 

プレシアの悲鳴と共に、どす黒い魔力の波長を感じる

 

???「間違いない、やつだ」

 

この魔力を忘れるわけがない。ジオガディスを狂わせた闇その物の魔力だ。私はそれを確信してから走り出した…

 

葵「邪悪なる影よ! 聖なる矢を持って彼者から離れよ! ホーリーアロー!!」

 

少年がヴェルガディオス目掛け何らかの魔法を放つが、弾かれる。

 

ヴェ「これが攻撃のつもりか?なら我がお手本を見せてやろう」

 

反撃と言わんばかりに放たれる、魔力弾を弾き飛ばしながら、少年達の前に降り立ち

 

???「久しいな、ヴェルガディオス、まだ生きていたのか、完全に消し飛ばしたと思っていたんだがね」

 

 

 

 

???「久しいな、ヴェルガディオス、まだ生きていたのか、完全に消し飛ばしたと思っていたんだがね」

 

突然、私の前に降り立った銀髪の男はそう言うと同時に、自分の目の前に魔法陣を展開し

 

???「罪人に聖なる星の断罪を…スターライト…ブレイカーッ!!!」

 

なのはの数十倍の魔力を込めた。スターライトブレイカーをプレシア目掛けて打ち込んだ

 

ヴェ「く、くうううッ!!!貴様マアアアアアッ!!!まだ我の邪魔をするかッ!!」

 

プレシアの影からヴェルガディオスが姿を見せ、それを防ぐ

 

???「当然だよ。貴様は害悪そのもの、故に私が滅する。そしてその上で」

 

ここで言葉を切り、フェイトを少し見てから

 

???「フェイトの母親を救う。それだけの力が私にはある」

 

パチンッ!!

 

男が指を鳴らすと一瞬で騎士甲冑が展開される。日の明かりの様な黄金色の甲冑に、炎の翼…そして眩いばかりの光を放つ剣。

 

???「プレシア。これで何度目になるかは判らん。しかし何度でも私は、お前を縛る呪われし鎖を断ち切ってやるッ!!!」

 

男が腰を深く落すと同時に、鞘を覆うように魔力が収束し、剣型となる

 

???「はああああああッ!!!!」

 

裂帛の気合と共に鞘に展開された、魔力刃をふるう

 

ヴェ「ちぃッ!!!」

 

ヴェルガディオスが、その翼で魔力刃を防いだが…

 

???「天断彩光刃(てんだんさいこうは)ッ!!!」

 

鞘から放たれた神速の抜刀はヴェルガディスの身体を切り裂く

 

ヴェ「ぐうううッ!!まだだ!!この体を失う訳にはッ!!」

 

ヴェルガディオスは腕を伸ばし、プレシアの身体をつかみ、離れまいとする。それを見た男は

 

???「悪いんだが、少年。力を貸してくれないか?少しばかり力が足りん」

 

私を見てそう言ってくる、私はそれに頷き

 

葵「エクス、ルミル。あの男に協力するぞ。Wシンクロ!」

 

エ・ル《《Wシンクロ。起動を確認!》》

 

葵「我が体は大切な者を護るための盾、我が剣は我が大切な者に牙を剥いた者を討つために在り。故に我に敗走も敗北も許されない! 蒼騎士!!」

 

詠唱を行い、自身の最強の状態となり、剣を振るった…その一撃でヴェルガディオスはプレシアから分離する。

 

???「いいタイミングだよ、少年。これでプレシアを救える」

 

バシュッ!!!

 

男の姿が掻き消え、プレシアを抱き抱え遥か後方のなのは達のほうへ移動する。私はあの男が、なのは達に危害を加えるのではないかと気になり。男の方へ向かった

 

 

 

ク「お前は何者だ!?」

 

敵意むき出しのクロノに

 

龍也「若いな。とても懐かしい気分だ」

 

思わずそう呟くとクロノが

 

ク「何を言ってるんだお前は!」

 

まぁ、見知らぬ男に言われれば怒鳴るのは当然か、だが…

 

龍也「残念だが、説明してる時間は無い!自分で考えろッ!!」

 

龍也「喰らえッ!!パラドックス・ブレイカーッ!!!」

 

後方から放たれた、ヴェルガディオスの砲撃をそのまま反射する

 

葵「その用だな、お前らがここにいると危険だ。アースラに戻ってもらおうか」

 

先ほどの少年が変化したであろう、青年が来て言う。まぁ見知らぬ男に言われるかは従うだろう…そう思っていたのだが

 

フェ「で、でも!?」

 

粘るフェイトに業を煮やしたのか、男がアルフ達に強い口調で

 

葵「アルフ、リニス、ユーノ!こいつらを連れて行け。後、プレシア」

 

プ「な、なに?」

 

葵「時の庭園を壊すことになるが許せ。後で弁償もする」

 

プ「壊しても別にかまわないわよ」

 

葵「そうか。では遠慮なくいかせてもらおうか。エイミィ。転送を頼む」

 

エイ『りょ、了解!』

 

これまた懐かしいエイミィの声と共になのは達が姿を消す

 

葵「それで、お前は何者だ?」

 

警戒の色を示す男に

 

龍也「私?私は龍也、八神龍也だ…そして夜天の守護者と呼ばれる者だ。で君は?」

 

私がそう尋ねると男は

 

葵「神無月葵、黄泉路への案内人と言われていた」

 

お互い名乗りあった所で

 

ヴェ「貴様アアアアッ!!!」

 

ヴェルガディオスが姿を見せる、だがその下半身はなく再生途中なのは一目で判る

 

龍也「さてと、黄泉路への案内人君?着いて来れるかな?」

 

葵「抜かせ、お前こそ着いて来れるのか?夜天の守護者?」

 

くっく、気の強いことだ。だがこういうやつは嫌いじゃない、ふと横を見ると葵も笑っていた。お互いに剣をヴェルガディオスに向け

 

龍也・葵「「それでは、共同戦線といくかッ!!」」

 

私と葵は同時に飛び出した、神を名乗る化け物を滅する為に

 

 

 

 

なのは達がアースラに戻ると、リンディさんが、

 

リ「ねぇ、彼ら誰?」

 

と、尋ねてくる。モニターに映っている葵(20歳Ver.)とその隣もう一人の男が戦っている姿が映し出されていた。

 

な「あ、あれは葵君です、もう1人は判りませんッ!!!」

 

エイ「えぇ!あれ、葵君なの!?」

 

エイミィがかなり驚いた様子でこちらを見た。

 

フェ「そうですけど。どうかしたんですか?」

 

エイ「こ、今後のことも考えてヴェルガディオスと彼らの魔力値を測っていたんですが、ヴェルガディオスはSSS+」

 

ク「まて、そんなにあるのか!?」

 

エイ「クロノ君。驚くのはこの後だよ。それで、次に彼らの方を測ったんですが・・・・」

 

言いにくそうに言うエイミィさんに

 

リ「どうなったの?」

 

首を傾げながらリンディさんが尋ねると

 

エイ「計測器が…粉微塵に爆発しました」

 

全員「「「「「「「・・・・・・」」」」」」」」

 

皆で黙り込み、再びモニターを見ると、黒と水色に黄金の光がいまだにぶつかっていた。

 

ヴェ『貴様さえ!いなければ、この人形がッ!』

 

龍也『人形か…言いえて妙だが、事実だな。私には何も無いからなッ!!』

 

黄金の光から衝撃波が放たれる、ヴェルガディオスは翼でそれを弾き

 

龍也『では何故生きるッ!!理想も想いも仮初の名も無き人形が何を成すと言うッ!!』

 

葵君はなんだが置いてけぼりになっていた…ヴェルガディオスは完全にもう一人の男の人を狙っていたから

 

ヴェ『何もだよ、私は私自身は成したい願いなどない…ただ、私が護りたいと思った者は全て護るッ!!それだけだッ!!!』

 

黄金の男が放った一撃がヴェルガディオスを吹き飛ばす

 

龍也『葵、協力してもらえるかね?私は今全力を出せないんでね」

 

葵『それで全力ではないのかッ!?…まぁ良い、で何をすれば良い?』

 

葵君がそう尋ねると男は

 

龍也『全力で砲撃を撃ってくれれば良い、上空目掛けてな』

 

葵『上空に?まぁ良い。言う通りにしてやる』

 

葵君が翼を広げ、詠唱に入る、それは何処までも冷たく、突き放すような響きがあった

 

葵『汝、愚かな存在であり最大の罪人』

 

怒りを込め、

 

葵『殺めし者は幾万にもなりこれからも続く』

 

憎しみをこめ、

 

葵『汝に価値はなく意味もない』

 

まるで、ゴミを見るように

 

葵『故、我汝を許すこと無し』

 

生きる価値を否定する。

 

葵『滅び去れ』

 

そして裁きの一言を告げた

 

葵『オールブレイク・ファンタムゥゥゥゥ―――――!!!』

 

青黒いまるで、魔の焔のような色をした砲撃が上空に向かって放たれる

 

龍也『良いぞ、中々の魔力だ』

 

バサアッ!!

 

男の翼が力強く羽ばたきその砲撃を追い越し

 

龍也『一瞬だけなら行けるな、フルリミットブレイクッ!!』

 

オールブレイク・ファンタムが男に当たった直後、眩い光が放たれるまるで太陽のような光が…

 

龍也『翼は…4枚までか。展開装甲もなし…だがグランドホープが現れればそれでいい』

 

確認しながら呟く男の背には先ほどまでと違う、青黒い翼が展開され。その手には巨大な両刃剣が握られていた

 

龍也『今度こそ…貴様を滅するッ!!!これで本当に終わりだッ!!!天羽々斬(あまのはばきり)ぃぃぃッ!!!!』

 

天を突くような魔力刃を構え、降下していく男…それは速過ぎて全く見る事ができなかった…ただ1つ判ったのは

 

ヴェ『ギャアアアアアアッ!!!』

 

ヴェルガディオスの断末魔の悲鳴と凄まじいまでの衝撃音、全てが終ったと言うことだけ…そしてその直後、アースラは激しく揺れ、モニターの画像が途切れた…

 

 

 

 

葵「凄まじいまでの威力だな」

 

時の庭園を跡形もなく消し飛ばした、威力に私が驚きながら呟くと、龍也は

 

龍也「本来の半分も出ていない。やはりなのは達でないと駄目か」

 

ぼそりと呟く龍也に

 

葵「何故お前はなのは達を知っている?そしてお前は何者だ?」

 

敵ではないと判っているので、武装を解除しながら尋ねると

 

龍也「世界は無限に姿を持つ、私はその可能性世界の住人。ありとあらゆる者を繋ぐ者、神王…八神龍也。まぁその名は余り好きではないのだがね。私はやはり守護者と呼ばれる方が好きだよ」

 

からからと笑う龍也に

 

葵「何者かは判った、だが最初の質問はまだ答えてもらってない」

 

なぜなのは達を知ってるのか?という質問に答えて貰ってないと言うと

 

龍也「答えはもう出るよ、ほらな」

 

葵「なっ!?」

 

龍也の指差した方向を見て絶句した。

 

フェ「なに考えてるんですかッ!!1人で行くって!!無茶も良い加減にしてくださいッ!!!」

 

龍也「大丈夫、完全に復活してないって判ってたから」

 

な「そう言う問題じゃないの!!心配になるじゃないッ!!怪我してたらとかッ!!」

 

大人のなのはとフェイトが現れ、龍也を怒鳴りつける…それを見た私は

 

葵「未来から…来たのか?」

 

龍也「察しがいいね葵、そう私は今から10年後の人間さ、ではね葵。また会えると良いな」

 

そう言うと龍也は逃げるように飛んでいってしまった

 

な「こらーッ!!話は終わって無いですよ!!!」

 

フェ「追いかけるよ、なのは」

 

な「判ってるよ、フェイトちゃんッ!!」

 

それを追っていく大人のなのはとフェイトを見ながら

 

葵「なんて説明すれば良いんだ?未来から来たとでも言うのか?」

 

恐らくアースラに戻ったら質問責めにあうだろう…私はその事に頭を悩ましながら

 

葵「せめて説明してから、帰ってくれれば良い物を…」

 

私は大きく溜め息を吐いてから、アースラへと帰還した…そして案の定リンディ提督とクロノの質問責めに会い。私は気絶していたのでわからないと、適当に応えることしか出来なかった…

 

守護者と黄泉路へ導く者

 

 




同内容のものが混沌の魔法使いさんのほうにも挙がっております。そちらもよろしくお願いします。
あぁ~今日は最高の一日だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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