さて、言い訳としては一つ! バイト先がこの消費税増税の聖で忙しかった!
一つ! 艦これにどっぷりはまりすぎた!Z1かわゆいね。べーぷはぺろぺろしたいね!
大和は嫁だ!!!!
大鳳は愛人だ!!!
長門も嫁だ!!!!
金剛もだ!!!!
加賀もだ!!!!・・・・・重婚だめ?
異常(誤字にあらず)! 文句あるか!!?
第六十話
SIDE第三者
終結したはずだった。
一夏と箒の一撃で。
だが、神がもしいるのであれば無情で無慈悲だ。
結果をいとも簡単に覆してしまうのだから。
千「くっ・・・・・」
マ「何って・・・・強さ・・・・」
一夏と箒の一撃で終幕したはずだった。
覇「言っただろ。人間風情が我に勝とうなどと思うなと」
先程までの優勢はどこへ消えたのか。圧倒的に燃えていた炎がろうそくの灯までに消えかけていた。
覇「下らん。実に下らん。お前らならと思ったがやはり人間でもここまで差が生まれるものなのか」
何を言っているのかわからなかった。こいつは何なのか。葵が言ったように人ではないのか。
覇王は右手にラウラを、左手にはセシリアの首をつかんでいた。
ラ「ぐっ・・・・」
セ「かはっ・・・」
覇「こうも脆弱で、こうも微々たる力で何ができる。こいつらに父は負けた? 否。まだ負けたとは決まったわけではない」
父とはだれか。父とは何なのか。
チ「ふざけるな。あんな奴の未来なぞ!」
ノーヴェ「兄貴のほうの未来のほうがずっといいにきまってる!!」
覇「ほぉ。まだ立つか。あれだけの差を見せられてもまだ立つか」
セカンドシフトに移行し、覇王の力の差は明らかだとまざまざと見せつけられた。それでも立つチンクとノーヴェ。
チ「負けるか! 葵のためにも負けられない!!」
ナイフを構えるチンク。その姿を見て、覇王は手にしていた二人を離すと、
覇「ならまずお前からだ」
チ「!?」
ノーヴェ「チンク姉!!!?」
一瞬にして覇王はチンクの目の前にいた。そして彼女の眼前には覇王の砲があった。ゼロ距離からの攻撃。間違いなく避けられない。
放たれる。時間にすれば一瞬だが、体感時間では長く感じた。そして死を覚悟したチンクは
チ「・・・・・すまない葵」
???「許すと思うか?」
チ「!?」
―――バシュウン!!!
覇「!?」
覇王が持っていた方が一瞬にして爆し、あたり一面に爆煙が生じた。
千「何が起こった?!」
一「チンクさんは!?」
そして、煙が晴れるとそこから現れたのは、ただ大切なものを守るために、戦うために広げた蒼き自由の翼があった。
葵「大丈夫かチンク?」
チ「あ、葵・・・・葵!!!」
覇「やはり最後までお前が我らの最後にして最大の壁か」
葵「みたいだな。だが、私もその壁を崩されるわけにはいかないのでな」
そして、彼はいつもの、そして相手にとっては畏怖の言葉を、味方にとっては最大の鼓舞する言葉を放つ。
―――お前の黄泉路への案内、この神無月葵が勤めましょう
今再び黄泉路への案内人があの世への道案内が始まる。
一「お兄ちゃん!」
葵「すまない。お前らはしばらく休め。すぐに終わらせる」
覇「すぐに終わらせる? ほざけ!!! お前はここで!!!」
砲を構えこちらに向けるが、
葵「一度見れば大体は予想はつくんだよ」
覇王の背後にはすでに葵が設置していたドラグーンが機能。していた
覇「!? いつの間に!?」
葵「ただ準備もなしに登場――というわけにもいかんだろ。それによーいどんで勝負すると思ったか?」
フリーダムのドラグーンから放たれる攻撃をかわしつつも、反撃に打って出ることができない覇王。
覇(こいつはこんなにも早かったか!? 否、黒騎士ならともかく、ISでの攻撃速度はそこまで早くはなかった! ではなぜ!?)
覇王の今までの攻撃速度なら間違いなくこれぐらいなら接近戦用の武器をだし、そこから対応できたであろう。だが、今の葵の攻撃はそれすらをも許さなかった。
覇「ちっ、後ろが邪魔か!?」
弾幕を周囲に張り葵との距離を置き、覇王はドラグーンへ視線を移す。だが、
葵「ハァッ!」
胸部にある高圧プラズマ砲を放つ。
視線を横にしていたとはいえ、覇王の速度では会費は不可。となると、
―――バシィイン!
シールドで防ぐほかない。
だが、そのタイムラグは大きく戦況を傾かせるには十分すぎる。防いだと同時に放たれるドラグーンからの一斉射撃。停止しそこから放たれるのではなく、不規則に動き、厄介な場所を、関節や武器を狙って撃ってくる。これほど厄介なものはない。
覇(的確に狙っているかと思えば、フェイントを織り交ぜるだと!? 余裕があるというのか? 否)
覇王の特徴は攻防に特化しているということ。それすなわち、
覇「なめるなぁああああああ!!!!」
その豊富な武装が一斉に火を噴く。フリーダムほど火力(ビーム的な意味で)は劣るものの、IS、とくに第三世代型では群を抜いているのは間違いないだろう。
だが、
葵「その程度で!!」
フリーダム機動力は甘くはない。
葵「そこっ!」
覇王の一斉攻撃によってあらわれた武双に容赦なくドラグーン、ビームライフルを叩き込む。
覇「こんな・・・こんなことが!!!」
SIDE一夏
すごい。
その一言に限る。今の戦いに私はおろか、お姉ちゃんも入ることはできない。お姉ちゃんだけじゃない。チンクさんやノーヴェさん、箒ちゃん、ラウラちゃんもだ。
そうここにいる全員がただ、ただこの戦いを眺める観客にしか過ぎないのだ。
一(ぎりっ)
思わず歯ぎしりが鳴る。誰にも聞こえていないけど自分自身には感じた。
分かっていはいた。普段からレベルの差は感じていた。でも、こうもまざまざと見せられると、
???「〈悔しいか?〉」
?! だれ!?
???「〈もう一度聞く。悔しいか?〉」
まぶしい光が一瞬にして私を包む。
次の瞬間目を開けるとさっきまでの戦闘の風景は消えただ大きい湖があった。そしてその中心には白いIS、白騎士? 白式? どっちかわからないけどただ剣を水面に突き付けたっていた。
白「悔しいか? 己の未熟さに」
一「うん」
白「情けないか? 己の非力さに」
一「うん」
彼女は目線を外さずにじっと見つめ、そうか、とだけ言った。そして、
白「なら欲しいか? 力が」
一「欲しいよ! 手に入れるなら!」
白「なら望むか? ちt・・・我らを創りし者が嫌うその術を」
一「・・・・どういうこと」
白「力とは綺麗なものではない。護りたい者をを護るがために誰かを傷つける。その手を血に染めることもある」
そうだ。力はそういうものだ。お兄ちゃんが言ってた。力は必要のないものだと。誰かを守りたいがために傷つけ、誰かを悲しませ、誰かに憎まれ、それが己に帰ってくる。
でも、それでも! だからこそ!
一「力が欲しい! 覚悟はある! 今必要なの!」
その言葉を聞いて彼女は何かを思ったのか。
白「ほぉ。さすがは父が言った通りか」
一「え?」
白「なら受け取るがいい。これがお前の新たなる力であり、己の新たな道標だ」
球体状の何かが私の手のひらに乗るとそれがはじけ飛んだ。そして心が熱くなり、鼓動が速くなるのを感じた。
白「これでお前はまた一つ歩を進めた。さぁ進がいい」
そして、私は目を覚ますと、新たな力を得ていた。
―――第二次移行終了。(Second shift end)適応しますか?( Do you want to adapt)
もちろん! あそこに行くんだ! 少しでもお兄ちゃんの近くへ!
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