黄泉路への案内人   作:楽一

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第五五話

第五五話

 

 

 さて、昼食も終え、そのあと千冬や山田教諭、ナターシャも交え午後を遊び、あっという間に夜中の七時半。

 

葵「しかし豪勢な食事だな」

 

ノーヴェ「しかしいいのか? あたしらまで?」

 

チ「一応は学生として処理されているからな。国籍もあるし」

 

 ちょっとお酒が欲しいかも。

 

ヴィヴィオ「あ! パパ今お酒欲しいと思ったでしょ?」

 

アインハルト「一応お父さんの年齢は違法でしたっけ?」

 

葵「うむ。日本からの飲酒は二十歳からだ」

 

 そういって今はウーロン茶で我慢しようとしたところ、

 

翼「一献どうですか父よ?」

 

 ・・・・なぜ徳利がある? そしてお猪口まで・・・・。

 

星「来る途中に女将に出会いまして、その際これをと」

 

 ありがたいが、未成年にお酒は・・・・

 

星「リーヒット共和国では満15歳になれば飲酒も可能、なおケルベロスにおける法律は国家法は適用されずケルベロス内の規約に制約される」

 

翼「というわけで飲酒も可能では?」

 

 まぁ、そうなんだが、うん。

 

 隣を見ると、すでに徳利をもって一献の準備OKで待つ星那。

 

葵「はぁ、ありがたく頂戴しよう」

 

翼に一献注いでもらいそれを飲み干す。すると、その次に翼が、ヴィヴィオが、アインハルトという順に注いでもらう。

 

 それを見ていた一夏たちが、

 

葵「ん? どうした?」

 

シャル「いや、ね? 未成年がこうも堂々と飲酒って」

 

ラ「おかしいか? 私もドイツではよくビールを飲んだが?」

 

セ「そういえばドイツもお酒を飲めましたね。私も少量ですがワインをたしなむ程度ですが」

 

 私たちと同い年でも飲酒が普通の国から見てみれば何かおかしなことでも? といったところだ。

 

ノーヴェ「でも豪勢だよな。ふつう学生相手にこんなに大盤振る舞いはないだろ?」

 

チ「魚の質もどうだが、手の込んだ料理もなかなかだぞ」

 

星「そうですね。しかしどうも味付けがこう・・・・気のせいでしょうか?」

 

翼「いや、気のせいではないな。もともとここの料理もランクで言うなら上の下か中の上あたりだったのだろう。だが、これは・・・父よ一計案じたな」

 

葵「鋭いな」

 

一「お兄ちゃんの影響なの!?」

 

箒「確かにどことなく兄さんがよくつく隠し味によく似ているな」

 

 そういってお吸い物を一口飲んで感想を言う箒。

 

鈴「魚の煮つけの盛り方もあんたのとよく似てるわね」

 

 以前ここで泊めてもらった際料理ぐらいは自分でといって厨房を使わせてもらった。ただ、板長からのご厚意で食材は自由に使っていいといわれたので大いに使わせてもらったら、板長から。

 

 

 

 

板長「明日も止まるんだな!? なら調理法教えてくれねぇか!? むろんタダでとは言わん。食材は自由に使ってくれ!」

 

 

 

 

 といわれたほどだった。

 

葵「セシリア? 具合でも悪いのか?」

 

 隣にいたセシリアの足がなんだがプルプルと震えていた。

 

セ「い、いえ・・・・そ、そんなことは(これほどまでに正座というものがきついとは思いませんでしたわ。でもやっとの思いで獲得したこの席を渡すわけにいきませんわ)」

 

ラ「大方正座がきついのだろう。そしてしびれが来たという話だ」

 

葵「あぁ、慣れていないならテーブル席に行ってもいいんじゃないのか?」

 

 食事が設けれられ輝大広間には私がいる座席とは別に椅子があるテーブル席がある。

 

セ「い、いえ結構ですわ!」

 

 そうか?

 

 一方のシャルは、

 

シャル「お刺身おいしぃ~」

 

 と舌鼓を打っていた。だが、ワサビを見る限り、

 

葵「シャルはワサビ苦手なのか?」

 

シャル「うん。ちょっとね。唐辛子とかと違う辛さ? なのかな。それがね」

 

葵「ではこうしてみてはいかがだ?」

 

 そういって鯛の刺身にほんの少量ワサビを乗せ、それを包むようにし、ほんの少し醤油をつけ、シャルの口元に運ぶ。

 

葵「はい。あ~ん」

 

シャル「ふぇ!!?」

 

葵「ほら」

 

 シャルは顔を赤らめながら、

 

シャル「ぱくっ!」

 

 食べた。だが、顔がすっごい真っ赤だ。

 

ラ「そういえば聞きそびれたが嫁よ」

 

葵「なんだ?」

 

ラ「嫁の部屋はどこだ?」

 

葵「あぁ織斑教諭の部屋だ」

 

 その瞬間あちこちで食器が落ちる音がした。おい。もったいないぞ。

 

ラ「よ、嫁よ・・・聞き間違いじゃないよな?」

 

葵「むろん」

 

一「うん。お姉ちゃんと交渉の余地ありだね」

 

箒「交渉相手はそこらの外相より強大だぞ」

 

楯「ん~正攻法は無理か。なら」

 

簪「いい手・・・・あるの?」

 

 など、何やら千冬と交渉することが決まっているが、それは、

 

千「そういうことは本人がいない時にしような。織斑、篠ノ之、更識姉妹」

 

呼ばれた四人「ひゃい!!」

 

 そういわれた四人を見渡した後私が持ってるお猪口を見て、

 

千「はぁ、葵もほどほどにな。いくら政府と共和国が認可してるとはいえ」

 

葵「承知」

 

 そういいながら久しぶりの日本酒だ。海外に派遣された際はビール、ワイン、ウィスキーなどをのんだが、やはり日本酒も捨てがたい。

 

 夕食も終わりもう一度露天風呂に入っていると、

 

楯「やっほ~♪」

 

葵「・・・・・失礼しました」

 

楯「ちょっと!?」

 

 そういって強引に肩をつかまれそのままずるずると湯船へ引きずり込まれる。

 

葵「で、なんだ?」

 

楯「あら? お姉さんの体見て何か思わないの?」

 

葵「左肩にほくろがあった」

 

楯「マジ!?」

 

葵「冗談だ」

 

楯「・・・・・・」

 

葵「・・・・・・」

 

 しばらく沈黙した。ちょっとしたお茶目なんだが?

 

楯「さて、ちょっと冷静になれたところでお話があるの」

 

葵「O☆HA☆NA☆SIか?」

 

楯「ちょっとニュアンスが違うけど、まぁその辺は置いておいて。このデータ見たことない?」

 

 そういって空中にディスプレイを映す。そこに映し出されたのは、

 

葵「(やはり【不の者】かしかもレベル2。かなり進化が進んでいるようだな)この映像は?」

 

楯「あら? あまり驚かないのね?」

 

葵「何かのCGではないかと思って「もしくはもうあなたは知っている。ケルベロスとして」答えは否といっておこう」

 

楯「あら。どうかしら。それに更識をあまり見ない方がいいわよ?」

 

葵「甘くは見ていないし、それにたとえ知っていても口を割るほど軽くはないよ」

 

 互いに少しばかり沈黙が走ったが、楯無が意外なことを話し始めた。

 

楯「はぁ、まぁあなたがそこまで口が軽い人間だとは思っていなかったわよ。でもここからは更識家の当主ではなく楯無という、いえ、夢無(ゆめなし)として」

 

 夢無? それが、彼女の本当の名か。

 

楯「この映像を見てると、あなたが、葵がどこか遠くに行ってしまいそうで、それが悲しくて、それが嫌で、それが切なくて・・・・・・」

 

 彼女の目にはうっすらと涙すら浮かべていた。

 

楯「そう思う自分すらイヤふぇ?」

 

 彼女の眼尻にたまった涙をふき取り、

 

葵「泣くな。私は今お前の目の前にいるだろ。これは偶像か? 立体映像か? 否。これは私自身だ。だから按ずるな」

 

 そういって彼女の頭をちょっと乱暴に撫でる。

 

楯「ん・・・」

 

 そういって私は風呂からあがろうとすると、

 

葵「!?」

 

楯「ごめん。ちょっとでいい。ちょっとでいいからこのままでいさせて」

 

 背中に当たるやわらかい何か。だが、それよりも彼女の声がどこか弱っている方に気になり、私は、

 

葵「あぁ」

 

 

SIDE楯無

 

 

 彼に本当の名前をあかし、さらにちょっと甘えさせてもらった。私はそのあとお風呂を後にした。

 

楯「ふぅ。情報は聞けなかったけど、ちょっといい思いさせてもらったからいっかな」

 

顔が熱いのがわかるけど、周りからはお風呂上がりだといえばだませるもの。

 

楯「彼があんなにやさしいからついついそれに甘えちゃうのよね。でも今考えればいいな一夏ちゃん。常に葵に甘えられる立場にいるし・・・・あ、そういえば彼女たちもそうよね」

 

 あの後突然現れた彼の子供だという四人と愛人という二人。

 

 子供たちはわからないけど愛人の実力は明らかだ。下手をすれば私すら苦戦を虐げられる。

 

楯「それに翼ちゃんの言ったあの一言。確かにいい加減覚悟を決めないとね」

 

 翼ちゃんの言った通り自分から行動しないと彼は気づかないだろう。

 

楯「どうして私は彼みたいな鈍感オブ鈍感に恋なんかしちゃったんだろ」

 

 でもそれもこの一言で解決する。

 

 

 

 

 

 

楯「まぁ、私が彼のことが好きなんだろうけど///」

 

 

 

 

 

 

SIDEOut

 

 

 湯上りからそのまままっすぐ部屋に戻ろうとしたら、懐かしい顔がいた。

 

葵「ん? 君は確か・・・・新庄君だったか?」

 

新庄(?)「神城だ! 神城帝!」

 

 あぁ、そんなだったな。

 

帝「てめぇ、あれほど忠告しただろ!?」

 

葵「君は私に負けたんだ。そして私は勝った。どうしようと勝手のはずだ」

 

帝「あぁ? てめぇに負けた? あれは負けてやったんだ。次は勝つ。このディスティニーで!」

 

 突き出す手に握られていたのはフリーダムの翼によく似た翼がもされたネックレスだった。

 

帝「次は本気で行く。まぁそれでも多少は手加減してやるがな! あまり本気出すと俺のラバーズたちがまた俺を惚れ直してしまうからな!」

 

 そういいながら豪快に笑いながら去っていった。

 

葵「・・・・・なんだったんだ?」

 

エ「〈まるで台風みたいですね〉」

 

ル「〈台風じゃなくてハリケーンだろ〉」

 

フ『どちらにしても災害ですけどね。しかも自然じゃなくて人災』

 

 厄介でめんどくさい奴という意味では同じだな。

 

 そのまま濡れた頭を拭きながら部屋に戻ると、

 

千「ん? あぁ兄さんか。早かったな?」

 

葵「あまりいい湯だからといって長湯しすぎるとのぼせるからな」

 

千「そうか。では兄さん横になるといい」

 

 千冬が手招きするところにはすでに枕と下布団だけが敷かれている。あぁ、いつものか。

 

葵「いつもすまん」

 

千「別にかまわん。好きでやってることだ。それに兄さんとも密着できるしな」

 

葵「そうか。私も千冬のぬくもりは好きだぞ」

 

千「そ、そういってもらえると覚えてよかったと思う///」

 

 

SIDE葵ラバーズ(IS組)

 

 

セ「き、ききき聞きました!?」

 

ラ「ま、まさか教官と嫁が・・・・」

 

シャル「ま、まさか・・・そ、それはないんじゃないかな?」

 

鈴「そ、そうよ! いくら血がつながっていないからって兄弟よ!?」

 

一「はっははは・・・まさかね。お姉ちゃんに限ってソレハナイヨ」

 

束「うわっ・・・・あまりの衝撃にいっちゃんが壊れた」

 

楯「まさかお姉さんフェチ? なら私にも」

 

簪「い、妹にも・・・・いいところある!」

 

箒「そ、そうだ。あ、あきらめることがダメなんだ。たとえ相手が強大であっても!」

 

 ふすまに聞き耳を立てている美女たち。そして、それを後ろから苦笑とニコニコと笑顔で見ている二人。言わずともわかっているだろうがナターシャと真耶である。

 

真「ど、どうしましょう。これ織斑先生にばれたら」

 

ナ「あら。別にいいと思うわよ。楽しそうだし」

 

 まぁ嫌な予感ほど当たるものだ。

 

―――がらっ!!

 

全員(ナターシャ、真耶を除く)「うわっ!!!?」

 

 ふすまが急にあけられたと思うと、そこから現れたの悪鬼羅刹すら裸足で逃げ出すような満面の笑みを浮かべた千冬であった。

 

千「お前ら、O☆HA☆NA☆SIする覚悟はあるか?」

 

束「・・・・総員てった「サセタリシナイヨ?」みぎゃぁああああああああああ!!!?」

 

 そこに束の悲鳴が響き渡り、

 

一「束隊長がやられた。でも死を無駄にする・・・あれ?」

 

ラ「ファイルス教官? 山田教官?」

 

楯「なぜあなたたちは道をふさいでいるのでしょうか?」

 

ナ「ごめんなさい」

 

真「これも運命だと思って・・・・」

 

全員『そんなぁ~~~~・・・・』

 

 その後千冬によって強制的に部屋に引きずり込まれた。

 

葵「ナターシャ。それであの子たちは?」

 

 ナターシャ曰くヴィヴィたちは連れもあってかもう寝てしまったそうだ。ちなみにチンクたちも。

 

葵「さてと。申し訳ないが私は席を離れるぞ」

 

一「え? なんで?」

 

葵「女たちだけで積もる話もあるだろ。それに私も娘たちのことがちょっと心配でね」

 

 葵は部屋を後にした。

 

千「で、なんでお前らは私の部屋に聞き耳を立てたんだ?」

 

一「そ、それは・・・・」

 

楯「えっといいにくいことなんですが「夜の営「すとぉーーーーーーーっぷ!」「んぐ!?」突然何言ってるのかなこの子は!?」

 

 それを聞きはぁと大きくため息を出した千冬。

 

千「さて、お前ら何か飲み物はいるか?」

 

束「何があるの?」

 

千「ちょっと待て、紅茶、コーヒー、サイダー、オレンジジュース、ブドウジュース、リンゴ、コ○ラ、青汁などなど」

 

 そしてそれぞれが思うものを取る。

 

束「ちょいまち!? なんで束さんのは青汁なのかな!?」

 

千「チオビ○のほうがよかったか?」

 

束「疲れてないよ!? というかそれほど年取ってないよ!?」

 

 サイダーを与えようやく落ち着いた束を見て千冬がある話題を切り出した。

 

千「よしお前ら全員飲んだな」

 

全員「え?」

 

千「そして、ナターシャ、山田君も共犯にしよう」

 

ナ・真「「はい?」」

 

 そういって千冬が渡したのは二つの缶。それは紛れもなくビールのだった。

 

 プルタブを開けるとプシュッと景気よく音が鳴る。

 

千「ンぐ、ンぐ、ンぐ」

 

 開けた感を勢いよく飲みほし、一缶終了。

 

 そして二缶目に手を伸ばしていた。

 

ナ「はぁ、まぁいいわ。これはくちふうじだいということでいただきましょ」

 

真「あ、あははっ・・・・・」

 

 あきらめてナターシャモビールに口をつけ、山田教諭も苦笑しつつも賛同した。

 

 一方の一夏たち、というよりかはあまり千冬の私情について知らない者たちは口をぽかーんと大きく開けて驚いていた。

 

千「ん? どうしたお前ら? ・・・・あぁ、なるほど。なんだ? 私が酒を飲むことがそんなにおかしいか?」

 

ラ「い、いえ、嫁も飲んでいたので何となくはわかりますが」

 

一「これ家では普通だよ。むしろ先生やってるあの姿の「あまり余計なことをしゃべるなよ?」サーエイッサー!!」

 

束「あぁ、あっくんはちーちゃんのためにお酒のおつまみや、たまに晩酌に付き合ってたっけ」

 

千「そういうことだ。で、お前らは葵のことをどう思っているんだ?」

 

いきなりの千冬の質問に全員が飲んでいた飲み物を機関に詰まらせむせていた。

 

千「まぁその反応を見る限りお前らもか」

 

 その言葉に、一夏、箒、鈴、束、ラウラ以外の人間がある言葉に引っかかっただろう。

 

シャル「織斑先生、『も』ってどういうことですか?」

 

千「そのまんまの意味だが?」

 

セ「つ、つまりその・・・・・」

 

楯「先生も葵君のことを!?」

 

千「むろんだ。さて、いつどのように好きになったかを発表していってもらおう。まぁ一夏、束、箒、鈴、ラウラについては知っているからそのほかのメンツだな」

 

 半ば、いや、強制的にセシリア、シャル、楯無、簪の順で報告させられた。

 

千「なるほどな。だがあいつはやらんぞ」

 

一「ならもぎ取るまで!」

 

千「ほう。これでもか?」

 

 そういって千冬は左手の甲を見せた。そこにあったのは翼の模様だった。

 

ナ「あら? あなたいつの間にタトゥーなんて?」

 

ラ「ファイルス教官よ、これはタトゥーではない。嫁とキスした時に現れた模様だ。何らかのつながりがあるんだろ」

 

全員(千冬ラウラ除く)『な、なにぃぃいいいい!!?』

 

 ラウラの爆弾にひともんちゃくあり、さらにそこにタイミングがいいのか悪いのか、葵が戻ってきた。

 

葵「・・・・・なに? というかここは・・・・逃げる!!」

 

一同『させるかぁあああああああああ!!!!』

 

 強制的に囚われた葵は、千冬、ラウラ、真耶、ナターシャ以外からキスをせがまれるが、何とか死守したのをここに記しておこう。

 

SIDEOut

 

 

SIDEOut

 




私の疑問。というか忘れたというおちなんだが、楯無の本名ってなんだっけ?
そして、久々の登場新庄君! 彼一応オリ主(笑)なんだけど存在が薄いね。うん。自分でも忘れてたよ。


さて次回予告。
次回は多分原作ではシルベリオ・ゴスペルのあのあたりの前編という感じになるかと思います。ただし、当然ナターシャがいるので敵をどうしようかちょっと悩んでいるところです。


追伸。楯無の本名について皆さんにご相談があるので興味のある方は活動報告を見てください。

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