IS インフィニット・ストラトス ~天翔ける蒼い炎~ 作:若谷鶏之助
本設定はあくまで「蒼い炎」における設定です。原作及び他作者様の設定とは異なりますのでご了承ください。
「一夏と僕が組むんだもの、絶対に負けない」
シャルロット・デュノア Charlotte Dunois
フランスの代表候補生。
翔ら一年専用機持ちと仲が良くなり、翔のIS学園で三番目の友達になる。
当初は「シャルル・デュノア」という男子として入学。男子として生活していたが、ある日一夏にそれがバレてしまった。本人は帰国を覚悟したが、一夏の説得により思いとどまり、三年間IS学園にいることを決意。その際に自分のために居場所を作ってくれた一夏に好意を抱くようになる。
真面目で温厚な性格で、キャラの濃い専用機持ちの面々の中では、数少ないストッパーの役割を担う。少し腹黒い部分があるが、基本的には頼れる優等生。
一年一組所属。専用ISは、第二世代IS『ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ』。
「――私の家族になってくれないか!?」
ラウラ・ボーデヴィッヒ Laura Bodewig
ドイツの代表候補生。
千冬を崇拝するドイツ軍の部隊長。一夏を敵視し、入学早々平手打ちを見舞った。
大会中の事件の際に翔に救われ、翔を「お兄様」と呼び慕うようになる。義妹になってからは家族という理由で翔に思う存分甘えていて、セシリアの新たな悩みの種となる。
ISの操縦技術はかなり高く、学年では翔に次ぐ実力者と言われている。
一年一組所属。専用ISは、第三世代IS『シュヴァルツェア・レーゲン』。
ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ
●概要
フランス代表候補生、シャルロット・デュノア専用の第二世代機。所属国家はフランス。橙色のカスタムカラー。量産機である『ラファール・リヴァイヴ』を、シャルロット・デュノア専用にカスタムした機体。
通常の『ラファール・リヴァイヴ』の拡張領域(バス・スロット)を、初期装備(プリセット)をいくつか外して二倍にした結果、二十個もの武装を搭載するに至った。それらの大量の武装は、操縦者シャルロット・デュノアの「
このように非常に安定した機体性能ではあるが、他の専用機が第三世代機であることを考えると、出力、特殊武装など諸所の点でスペック負けをしている部分は否めない。また、一年の専用機の中では一番素の機動力が低く、これは無視できない弱点。
距離を選ばず戦えるが、他の機体と比較した場合、相対的には射撃が強い射撃寄りの機体と言える。
待機形態はオレンジのネックレス・トップ。
●武装
六一口径アサルトカノン《ガルム》
六二口径連装ショットガン《レイン・オブ・サタデイ》
近接ブレード《ブレッド・スライサー》
五九口径重機関銃《デザート・フォックス》
六十九口径パイルバンカー《
左腕のシールドの中に仕込まれている武装。通称『
シュヴァルツェア・レーゲン
●概要
ドイツ代表候補生、ラウラ・ボーデヴィッヒ専用の第三世代機。所属国家はドイツ。黒に統一された重厚感のあるフォルムを持つ。
最新技術を使用し、高い戦闘力を備えた万能機。基本的なスペックは第三世代機としては低めなものの、武装によって距離を選ばず戦える上、特殊武装であるAICにより鉄壁の防御力と一対一での反則染みた強さを獲得している。全ての武装の性能が高く、第三世代としては極めて高い完成度を誇る。総合的な戦闘能力では第四世代機の蒼炎にも匹敵する。
しかし第三世代機の宿命か、燃費が良くない。過度に武装を使用するとすぐにエネルギー切れとなるため、それを考慮して運用する必要がある。
待機形態は黒いレッグバンド。
●武装
大型レール砲
左肩に装備された大型のレールガン。大型のため、高い精度で狙撃が可能で、高威力。中・遠距離戦闘において力を発揮する。
ワイヤーブレード
肩、腰部に搭載されている、ワイヤーの先に刃がついている少し変わった武装。この武装が本機の一対多の戦闘を支えている。中・遠距離で機能するレール砲に対して、こちらは中・近距離で活躍する。多角的な攻撃が可能で、中・近距離での制圧力を格段に高める。ワイヤーで接続されているので飛行限界は存在するが、その代わりにワイヤーで捕縛する、手繰り寄せる、引っ掛けるなどのことができる。
プラズマブレード
両手首にある袖のようなパーツから発生させる、超高熱プラズマ刃。本機の接近戦の強さを支える武装で、リーチこそ短いが、両手首に装備されていることによる手数の多さが魅力。
特殊武装「AIC」
正式名称「アクティブ・イナーシャル・キャンセラー」。対象を停止させる空間圧作用兵器。停止結界とも言われる。本機の最も特徴的な武装で、これによって本機は一対一の戦闘で絶対的なアドバンテージを得、実弾兵器を停止させることできる。
非常に強力な武装ではあるが、弱点が存在する。停止させるにはその対象に意識を集中させる必要があり、何らかのことで集中が途切れると、効果が切れてしまう。そのため、本体と別に攻撃できる自律機動兵器を持つ機体には効果が薄い。また、実弾兵器には滅法強いが、エネルギー兵器に対しては無力。