IS インフィニット・ストラトス ~天翔ける蒼い炎~   作:若谷鶏之助

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「おおおおおおおおおおおっ!!」

 

 瞬時加速(イグニッション・ブースト)で接近する一夏に対して、ボーデヴィッヒは右腕を突き出した。

 開幕と同時に、速度を生かした瞬時加速《イグニッション・ブースト》による奇襲。それは一夏がボーデヴィッヒのAICを破るために、意外性を追求した結果だろう。だがボーデヴィッヒもそれぐらいは読んでいたらしく、右腕から放たれた不可視のエネルギーは確実に一夏の体を捕らえ、一夏はあっという間に捕まった。

 

「開幕直後の先制攻撃か。分かりやすいな」

「……そりゃどうも。以心伝心でなによりだ」

「ならば私がどうするかも分かるだろう」

 

 シュヴァルツェア・レーゲンの肩の大型レールカノンの安全装置が解除され、一夏の白式をロックしていた。

 

「させないよ」

 

 シャルルが一夏の頭上から飛び出し、六十一口径アサルトカノン《ガルム》の射撃をボーデヴィッヒに浴びせる。

 

「ちっ……!」

 

 シャルルの射撃によってレールカノンの射撃をずらされ、一夏を狙ったレールカノンの砲弾は空を切った。シャルルの射撃を回避すべく、ボーデヴィッヒは急後退して間合いを取った。

 

「逃がさない!」

 

 シャルルが空いている左手を開くと、その手には一瞬でアサルトライフルが握られていた。

 これがシャルルの特技である『高速切替(ラピッド・スイッチ)』だ。事前呼び出しをせずにリアルタイムで武装を呼び出す特殊技能。シャルルの専用機であるラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡにインストールされた大量の武装は、この技能によりフル活用される。ただし、これはシャルルの器用さと瞬時の判断能力があってこそのもの。常人には到底扱いきれない武装の量だ。

 アサルトライフルとアサルトカノンの二つで、後退するボーデヴィッヒを追撃するシャルル。一夏もAICから開放され、ボーデヴィッヒへと接近していく。

 

「小賢しい!」

 

 シャルルの武器の弾丸をほとんどAICで停止させ、シュヴァルツェア・レーゲンの肩、腰の部分から、あのワイヤーブレードが射出され、二人を同時に襲う。

 ワイヤーブレード。これこそがシュヴァルツェア・レーゲンの一対多戦闘を支えている武装だ。

 シュヴァルツェア・レーゲンは、遠距離砲撃戦用の肩の大型レールカノン、中距離戦用のワイヤーブレード、接近戦用のプラズマ手刀、と全距離で隙のない武装を持つ機体だ。それに加えてAICにより、一対一での強力な択と鉄壁のような防御力を獲得している。単純な操縦技術と機体性能なら、一対二でも寄せ付けないほどの実力はある。

 

「やっぱりあのAIC、厄介だな」

「……そうだね」

 

 AICの前では実弾兵器、格闘攻撃はほとんど意味を成さない。AICとはそれほど強力な特殊武装なのだ。

 

「一夏、そろそろやろうよ」

「ああ、そうだな。見せてやろうぜ、俺たちのコンビネーションをな」

 

 一夏の《雪片弐型》の実体剣が二つに裂けて、エネルギーの刃が出現する。

 

「――零落白夜、発動!」

 

 

 

 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

 

 

 試合中、鈴と箒はアリーナの客席で様子を見ていた。既に準決勝第一試合は鈴と箒の勝利で片付いており、鈴たちはセシリアの待つアリーナに戻っていたのだった。

 

「一夏、ついに零落白夜使うのね」

「……そのようだな」

 

 鈴の言葉に、箒が答える。

 二人はいつも一夏を巡って喧嘩ばかりしているが、今回は違う。今は共通の目的を持ち、お互いに肩を並べて戦う相方である。同じ理由で一夏にペアを断られた者同士、互いの気持ちは簡単に理解できた。

 

「ま、あたしたちは一夏をボコボコにしないといけないんだから、一夏たちには勝ってもらわないと」

「私はあのラウラ・ボーデヴィッヒとやらと戦うのも嫌だぞ」

 

 箒にとって、ラウラ・ボーデヴィッヒは最初から嫌な印象を抱く相手だった。

 ――つい一年前の、剣道の全国大会の決勝戦の自分を見ているようで。

 それは、同族嫌悪というものであった。

 

「ほらセシリア、アンタもそろそろ機嫌直しなさいよ」

「…………」

 

 セシリアは依然機嫌が悪かった。翔とラウラが組むことには一応納得したものの、それでも割り切れない部分が残っていた。

 

「翔のこと許してあげたんでしょ?」

「……わたくしはそのことに怒っているのではありませんわ」

 

 セシリアの機嫌が悪いのは、別にラウラと組んだことを根に持っているからではない。翔がやたらとラウラを気にかけているのが腹立たしいからである。自分をこのトーナメントに出場できないほどに痛めつけた恨みもあるが、それ以上に何故翔があれほどラウラに執着しているのかが分からない。セシリアのことでキレていたのに、突然ペアを組むと言い出して、その上ラウラをとても気にかけているのか。それに彼女と組んだ理由も、監視だけでは理由としては弱いような気がする。

 

(あの人に何があるというのですか、翔さん……)

 

 セシリアは戦場から離れた場所で傍観に徹している翔を見て思った。

 ――本当なら、翔の隣で戦っているのは自分だったはずなのに。

 そう思えば思うほど、嫉妬に醜く歪む自らの心から目を背けたくなるセシリアだった。

 

 

 

 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

 

 

 戦局は、当たれば一撃必殺の零落白夜が発動されたことによって、確実に動き始めていた。一夏の手に握られた愛刀は、既に二つに裂けて光の刃を発生させていた。

 

「これで……決めるっ!」

「バリアー無効化攻撃か……それならば当たらなければ問題ない」

 

 ボーデヴィッヒが腕を突き出したのに対し、一夏は細かい機動で必死にAICの拘束攻撃をかわしていく。だがそこにワイヤーブレードによる多角攻撃が加えられていき、一夏はどんどんと追い込まれていった。

 

「一夏っ!」

 

 シャルルがマシンガンでボーデヴィッヒを牽制し、しっかり一夏への攻撃を逸らしつつ、自身への反撃をきっちり防御する。

 シャルルの戦い方はとても柔軟だ。丁寧だし、何よりその質が高い。第三世代機に乗らずとも、その実力は決して他の代表候補生に劣らない。俺の蒼炎も汎用性の高さが売りだが、シャルルほどではない。「相方に合わせる」という意味では、一夏が俺と組むよりも良かったと言えるだろう。

 シャルルの援護を受けて、ようやく一夏が斬れる間合いまで接近した。

 

「無駄だ!」

 

 それでもボーデヴィッヒは一夏の動きをしっかり見ている。案の定一夏はAICで捕らえられた。

 

「くそっ! やっぱ無理か!」

 

 苦労して接近したのに、これで振り出し。悔しいはずの一夏だが、一夏はにっと笑う。

 

「――一人なら、な!」

「何!?」

 

 一夏をAICで拘束している間に、シャルルが至近距離まで接近していた。シャルルの手に持ったショットガンが連続で火を吹き、シュヴァルツェア・レーゲンの肩のレール砲が破壊された。

 

「ちぃっ!?」

 

 AICの致命的な弱点、それは「停止させる対象物に意識を集中させていないと効果を維持できない」こと。

 俺がボーデヴィッヒと一対一で戦ったときに問題なく戦えたのは、《飛燕》という本体とは別に動く兵器があったからだ。例え俺が捕らえられてもソードビットは動くし、ソードビットで攻撃すれば俺の拘束は解ける。そういう意味で言うなら、セシリアのビットも有効だ。とにかく、一対一で戦える可能性が高いのは、仲間内では俺とセシリアのみだったということだ。

 

「一夏っ!」

「了解!」

 

 一夏の拘束が解け、背後から再びボーデヴィッヒに斬りかかる。咄嗟にボーデヴィッヒは全身を捻りプラズマ手刀で《雪片弐型》を受け止めた。

 ――零落白夜の無い《雪片弐型》を。

 

「な、何っ!?」

 

 零落白夜の無い一撃、それはつまり何の変哲もないただの斬撃である。体勢を崩してまで、必死になって受け止めるほどのものではない。

 一夏が作ったその隙に、シャルルがアサルトライフルの射撃を浴びせた。またシュヴァルツェア・レーゲンのシールドエネルギーが減る。シャルルはアサルトライフルを投げ捨てると、今度はマシンガンで攻撃した。ボーデヴィッヒは一旦体勢を立て直すため、後退した。

 さっき一夏は、ボーデヴィッヒの意識がシャルルに移った瞬間、零落白夜を解除していた。一夏がここ最近練習していたのは、零落白夜の発動と解除の高速化である。シャルルと共に連携訓練を行っていた合間、一夏はずっと練習していた。先ほどの解除の高速化は、その賜物だ。

 零落白夜は当たらなければ問題ない、それも事実だ。だが、当たれば一撃必殺。それは到底無視できるようなものではなく、来ると思ったら必ず反応してしまう。零落白夜の一撃と見せかけて、実は普通の攻撃。それは零落白夜の注目度を逆手にとった、一夏の巧みな戦術だ。

 

「なんだ、随分と苦戦しているな?」

 

 俺はボーデヴィッヒにプライベート・チャネルで話しかけた。

 

「うるさい!」

 

 珍しく感情的な返事が返ってきた。思うようにことが運ばず、ボーデヴィッヒは余裕を無くしていた。

 

「見下していた一夏に、一泡吹かされているじゃないか」

「うるさいと言っている!」

 

 大分焦ってきているな。

 

「このままではまずいのなら、俺に頼めばいいだろうが。別にお前が頭を下げるのなら、俺は参加しても構わない、条件だって変更しよう。これでもし俺が入れば二対二、数では互角だ。その上俺は無傷、圧倒的有利だぞ?」

「誰が頼むものか! 貴様の援護など必要ない!」

 

 もはや理性ではなく感情で否定している。感情が表に出てきているということは、そろそろ腹を割って話せるタイミングが来るかもしれない。

 

「なら、素直に負けるんだな」

「私が負けるものか! 私は……誰にも負けられないのだ!」

「――そうか」

 

 ボーデヴィッヒは俺との通信を切ると、また前線へと向かう。

 ボーデヴィッヒが負けるのも、時間の問題だろう。あいつは二人の可能性を見誤った。人は一人では一人分の実力しか出せないが、二人になれば話は違う。二人になるだけで、実力の三倍、四倍も力を出すことができる。逆に半分になったりもするが。

 信じる。ただそれだけで、人は何倍も強くなれる。その可能性を、ボーデヴィッヒは見誤ったのだ。

 

「うらああっ!!」

 

 一夏が斬りかかるのを、ボーデヴィッヒはワイヤーブレードで迎撃、捕縛して投げ飛ばした。一夏を強引に引き離し、今度はシャルルにプラズマ手刀で攻撃した。シャルルもブレードで対応するが、プラズマ手刀の手数を前に、すべてを止めきれない。シャルルのブレードが弾き飛ばされ、シャルルは無防備になった。

 

「くらえ!」

 

 ボーデヴィッヒのプラズマ手刀がシャルルの体に迫る――。

 

「ぐあっ!」

 

 シュヴァルツェア・レーゲンの背部に、弾丸が直撃した。突然の後ろからの衝撃――その先には、シャルルのアサルトライフルを構えた一夏の姿があった。

 

「バカな! 射撃だと!?」

 

 一夏の白式に射撃武装は搭載されていない。にも関わらず、データに無い白式からの射撃。予想外の攻撃に、ボーデヴィッヒの体勢は大きく崩れた。相棒の援護を受け、橙色の風が、ドイツの黒い雨へと押し寄せていく。

 

「――行くよ、リヴァイヴ!」

 

 シャルルの声と共に、左腕のシールドが炸薬によってパージされ、中からスパイクとリボルバーの付いた武装が出現する。あの武装の名は、六十九口径パイルバンカー《灰色の鱗殻(グレー・スケール)》。通称――

 

「シ、『盾殺し(シールド・ピアース)』ッ……!?」

 

 それは第二世代最強の攻撃力を持つ武装だ。外装をパージして突然姿を見せた大武装に、ボーデヴィッヒが驚愕する。

 そのボーデヴィッヒの目の前にパイルバンカーが突き出される。

 

「だが、この停止結界の前では無意味だ!」

 

 ボーデヴィッヒはシャルルの体ごと、AICで捕縛した。

 ――だがシャルルは、にこりと笑った。

 この瞬間こそ、一夏とシャルルが待ち望んでいた瞬間だった。常に一方が一方をフォローし、極力一対一の状況を作らないようにした上で、隙を見てどちらかが大技を狙い、AICを使わせて意識を集める。今までの戦闘の目的は、今この一瞬に集約されていた。その集大成は、ボーデヴィッヒの後ろにあった。

 

「――一夏、決めてよね」

 

 シャルルの言葉と共に、瞬時加速(イグニッション・ブースト)で急接近した一夏が、《雪片弐型》を構えて突撃した。その剣は、今は二つに裂けて中から零落白夜の刃が出現している。

 そう、次はブラフではなく、本命。その一撃は、試合を決める必殺の一撃となる――!

 

「おおおおおおおおおおおっ!!」

 

 高速の刺突。一夏の一撃が、シュヴァルツェア・レーゲンに突き刺さった。

 

「ぐううっ!?」

 

 零落白夜によるバリアー無効化攻撃。バチバチバチッ、という激しい音と共に絶対防御が発動され、シュヴァルツェア・レーゲンのシールドエネルギーが爆発的と表現できるほど凄まじい勢いで減っていく。

 あと一秒もすれば、一夏とシャルルの勝利が決まる。時間が極限まで凝縮されたような時間の中、俺の頭の中では、今にも負けそうなパートナーの自問が聞こえていた。

 

(こんな……こんなところで負けるのか、私は……!)

 

 悔しさ、疑問……。生きた感情が、声を通して俺に響く。もはや嘘をつくことさえできなくなった、ボーデヴィッヒの心の声だった。

 

「そうだ、お前は負ける」

 

 ボーデヴィッヒの疑問には、俺が答えてやった。ボーデヴィッヒは、あの二人の実力を見誤った。二人でも必ず勝てると安易に判断し、予想外の力に戸惑い、自分を見失った。それこそがボーデヴィッヒの失敗であり、敗因だ。

 

(それでも私は、私は認めない! 教官に思われるあの男を、私は認めない!)

 

 なのに何だ、この様は。その男に、敗北寸前に追い込まれているではないか。何が足りないと言うのだ。――力か? 力が足りないとでも言うのか。

 激しい嵐のような感情のうねりの中で、ボーデヴィッヒはひたすらに問い続けていた。

 

「――違う」

 

 それを俺は、真っ向から否定した。

 

「お前に必要なのは、力でも名誉でもなんでもない」

(な、ならば、何が必要なのだっ!)

 

 その質問に、俺はこう答えた。

 

「友だ」

 

 それこそ、お前が心の底で望んでいるもの。「ラウラ・ボーデヴィッヒ」を誰かに見てくれる、お前を理解し、支えてくれる……そんな誰かだ。

 

(友? 友だと?)

「そうだ」

(……私に、そんなものはいない! 笑わせるな! 仲間がいて、何になる! それで今勝てるとでも言うのか、貴様は)

「友は、お前を信じてくれる。お前を、強くしてくれる」

(私は強い! 友などという頼らずとも!)

「だが、その結果がこれだ」

(う、うるさい! 貴様に何が……私の何が分かると言うのだッ!!)

 

 耳を塞いで、無理矢理俺の言葉を拒絶しようとするボーデヴィッヒ。まだだ。まだこいつは本心を隠そうとしている。今まで正しいと思っていたものが崩れるのを、必死に守ろうとしている。だが、それは虚勢でしかない。

 

「嘘をつくな、ボーデヴィッヒ!」

 

 俺は叫んだ。

 その虚勢は、壊さなければならない。俺は知っている。この固い壁の奥に、ボーデヴィッヒが――そしてかつての俺が望んでいたものがあることを!

 

「自分の心を拒絶するな! お前が――」

『――力が、欲しいか?』

 

 俺の声を遮り、ボーデヴィッヒの声ではない、別の冷たい声が聞こえてくる。その声は、俺を遠ざけ、一人になったボーデヴィッヒを氷の中へ閉じ込めた。

 

「くっ!? やめろ、ボーデヴィッヒ!」

『――願うか……? 汝、自らの変革を望むか……? より強い力を欲するか……?』

 

 その声は、ボーデヴィッヒを深淵へ誘う。誰の声も届かない、そんな深い深い闇へ。

 

(欲しい。力が欲しい。それを得られるなら、私の体など必要ない)

 

 ダメだ、行くな! そっちに行けば、お前は――!

 

「ボーデヴィッヒ!!」

 

 俺の叫びも虚しく、ボーデヴィッヒはその力を望んだ。

 

(――だから、よこせ。私に、力を!!)

 

 

 

 

 

 

 Damage Level……D.

 Mind Condition……Uplift.

 Certification……Clear.

 

《Valkyrie Trace System》………boot.

 

 

 

 

 

 

「ああああああああああああああ!!」

 

 突如、ボーデヴィッヒが絶叫し、シュヴァルツェア・レーゲンから眩い電光が発せられ、一夏が吹き飛ばされる。

 

「な、なんだ!? 一体何が……!?」

 

 一夏の顔が驚愕に歪む。視線の先には、「変身」したISがあった。

 機械的な外見ではなく、その表面にはドロドロした黒い物体を纏っており、ボーデヴィッヒの姿はどこにも見当たらない。

 ――呑まれた。完全に。

 通常、ISがその形状を変えるのは、「初期操縦者適応(ファーストアップ・フィッティング)」と「形態移行(フォーム・シフト)」のみだ。パッケージで多少外見が変わることはあるが、外見が丸ごと変わるというのはまずあり得ない。となると……

 

「あれは、まさか……!?」

 

 一度見たことのある光景。もう失われたシステムだと思っていた。あのシステム。ボーデヴィッヒのISに、まさかあんなものが仕込んであったとは。

 

「……さて、これは俺の出番だな」

 

 俺は《荒鷲》を手に構え、未知の物体へと向かっていった。

 もちろん、俺は課せられた使命を忘れてはいない。IS学園を護る。そのために、俺はここに来た。IS学園の平穏を乱すものを破壊し、ボーデヴィッヒを助けるのも、俺の役目だ。


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