IS インフィニット・ストラトス ~天翔ける蒼い炎~   作:若谷鶏之助

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 お話しましょうだと!? この状況で何を言ってるんだこの女は……!?

 

「どういう意味だ! ラウラを薬で眠らせておいて一体俺と何を話そうと言うんだ!」

 

 ラウラを抱えながら、クラリッサと対峙する。

 今俺は、ラウラを人質に取られているのと同じ。ネックレスの蒼炎はもうイメージを纏めてあり、いつでも呼び出されるようにしてあった。もし戦闘になれば、ISの無断展開に加えて、市街戦闘。懲罰は免れないな。だが、そんなことはどうでもいいことだ。俺の腕の中にいる妹を、守るためならば。

 俺も喚いても何も変わらないことは承知の上。とかく今俺がすべきことは、ラウラの安全を確保することだ。

 

「……条件は何だ」

 

 単刀直入に尋ねる。何しても、あちら側の情報は少しでも引き出しておきたい。

 

「条件? そんなものはありません。先ほども申しましたが、小官の目的は、お兄様と一対一でお話すること、それだけです」

「どうだか。それだけにしては、手荒だと思うがな」

「お兄様大好きの隊長です。せっかくの外出中に、小官と二人でお話する時間を作ってもらえるかは確証がありません。そしてお兄様自身、我々黒ウサギ隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)に敵の内通者がいる可能性があると疑っておられる。そうなると、隊長一人で別行動をさせようとはしないでしょう。ゆえに、少々手荒ではありますが、一対一の対談を実現させていただきました」

 

 仮にも上官相手だぞ、いくらなんでも手荒が過ぎる。そんな俺の疑問に先回りして、クラリッサは答えを明かした。

 

「今回の件は軍上層部からの通達をいただいています。お兄様と小官の対談のためですが、今回は最新の睡眠薬の性能実験も兼ねているのですよ。理論上隊長クラスの遺伝子強化素体(アドヴァンスド)にも即効性と二時間の効果時間が保証されているという代物ですが、実際のところは使用してみなければ効果は分かりません」

 

 ……なるほど。薬の性能実験も兼ねた一石何鳥、ということか。俺としては単純なお出かけのつもりだったんだがな。

 

「とはいえ、小官もここまではしたくありませんでした。ですが、隊長の周りの人間が考えることというのは、おいそれと無視できるようなものでもないのです」

 

 ラウラの周辺……デザインベイビーであることや、左目の越界の瞳(ヴォーダン・オージェ)にまつわることか。

 

「これで、種明かしは半分です。ご理解――は、まだしていただけないようですね」

 

 難儀なことです、とクラリッサは呟いた。当然だ。俺はクラリッサが敵対勢力であるという可能性を排除していない。

 俺たちの橋渡し役を担うはずのラウラは、俺の腕の中で意識を失い、規則正しく寝息を立てている。睡眠薬で眠らされているだけなら、いつか目覚めるかもしれない。だがそれがいつになるか分からない上、クラリッサがラウラの目覚めを待ってくれるとは思えない。

 もし仮にISで戦闘になったとしたら、俺はラウラを守りながら戦わなければならない――。

 

「やはりお兄様は、我々の中に襲撃者がいるのではないかと疑われているようですね」

 

 無言を貫く俺は、沈黙でもって彼女の問を肯定した。

 

「まあ、致し方ありません。襲撃者の情報を統合すれば、黒ウサギ隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)の隊員が真っ先に疑われることは至極当然」

 

 至って冷静なクラリッサ。今日会ったときから、その表情には大きな変化がない。本心を悟らせない、ポーカーフェイスの裏には、どんな思惑がある。

 

「先程、私からお教えできる情報はないと申し上げました。ですが、逆に言えば、これこそが答えなのです」

「……どういうことだ」

「私は隊長不在の間、副隊長として部隊を纏める立場にありましたが、その間特に不審な行動を取る者は一切見受けられませんでした。これは自慢でもあるのですが、我が部隊は軍紀も厳しく、隊員一人ひとりの行動は規律に則って厳密に活動しています。その部隊を纏める立場である小官が把握していない以上、隊員に不審な行動は無かったと言わざるを得ないのです」

「その証言が本当であるという確証はない」

 

 間髪入れずに言い返す。ラウラを人質に取られている以上会話の主導権は握られているも同然だが、ただ流されるよりはマシだ。

 

「ええ、勿論そうです。隊長も眠らされているこの状況では、小官の言葉など、まったく信用しないでしょう。ですが、これだけは言わせていただきたい」

 

 そのとき初めて、クラリッサの表情が変わった。目線を俺に合わせ、部隊仕込みの眼力で俺の目を射抜かんばかりに睨みつけた。

 

「たかだか隊長と知り合って数か月程度の男が、我々黒ウサギ隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)のことを理解できると思わないでいただきたい」

「…………!」

 

 クラリッサは怒っていた。自分の部隊の者に疑いの目がかけられることに。

 

「隊長とは何年も同じ釜の飯を食い、国のために戦ってきました。もし内通者がいるとすれば、その者は隊長に直接銃を向けたことになります。そのような不届き者が部隊にいたとすれば……いえ、そんな者がいるはずがない」

 

 淡々と、しかし微かな怒気を織り交ぜて、クラリッサは目で、言葉で訴えてくる。お前程度が、隊長を、黒ウサギ隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)を語るな、と。

 

「我々は、隊長の部下であり、同志であります。隊長の下で、命を懸けて戦う――その覚悟のあるものしか、黒ウサギ隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)にはおりません」

 

 クラリッサの、静かだが激しい意気を前に、俺は何も口にできない。

 

「お兄様は納得できないでしょうが、それならば何度でも否定いたしましょう。この黒ウサギ隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)の紋章に誓って、部隊内に裏切り者などおりません」

「…………」

「私のこの証言が、信用するに値するのか、判断するのはお兄様です。信用できないとおっしゃるならば、私は潔くこの場から退散しましょう」

 

 ですが、とクラリッサは強く言葉を転換する。

 

「もし、私が信用に値する者であると思っていただけるのなら……どうか、私の話を聞いてほしく思います」

 

 それは、今日一番、力の籠った宣言だった。

 ――クラリッサ・ハルフォーフ。ラウラの副官で、相談役。クラリッサにも立場があって、様々な思惑に晒されながらも、俺の前でこうして一対一で話せている。その彼女がこうまで言うのなら、俺はきっと彼女を信用するべきなのだろう。

 クラリッサに言われなくても分かっているんだ、俺だって。彼女たちのことを一番知っているのはラウラだ、そのラウラがあり得ないと断言した以上、彼女たちをこれ以上疑ってかかることは、部隊長であるラウラに対する侮辱だ。だが俺は、ラウラの兄として、少しの危険であっても、それがラウラの近くに潜んでいるのなら、払拭しておきたかっただけだ。

 

「お前たちの言いたいことは分かった」

 

 ラウラが信頼するクラリッサが、信じてくれと言っている。ならば、俺が必要以上に気を張って、敵対する必要は無いのではないか。そう考えはしたが。

 

「言いたいことや聞きたいことはまだまだあるが、お前たちが、俺やラウラを貶めようとしているわけではないということは、胸に留めておこう」

 

 俺がそういうと、クラリッサは安堵したようにほっと息を吐いた。「ありがとうございます」と小さく敬礼した。その言葉を境に、この場を支配していた剣呑な雰囲気が緩和した。汗が張り付くような息苦しさだったから、俺もほっと息をつく。ラウラの寝顔も、ひとまず安心して眺めていることができる。

 何はともあれ、お互いの意思確認はできた。ここからは、俺とクラリッサの一対一でやり取りを進めていく。

 

「クラリッサ。俺からとりあえず聞きたいのは、今回お前が日本に来た理由だ。まさか、本当に俺と話したいだけで来たわけじゃないんだろう?」

 

 俺が尋ねると、クラリッサはそうですね、と前置きして、本題に入った。

 

「それに関して……まず、お話すべきことは大きく二つ。まず一つ目ですが……男性IS操縦者に、EU招待の話があることはご存知ですか?」

 

 ……クラリッサの口からこの話が出るか。

 

「ああ、フランス代表候補生を通して一応聞いた」

「ほう、ならば話は早い。単刀直入に申しますと……ドイツとしましては、お兄様がEUにいらした場合、是非ドイツにも来ていただきたいと思っています」

 

 そら来た。予想通りだ。

 

「……だろうな」

「驚かれないのですね」

「当然だ、いくら大国とは言えフランス一国の事情で俺たちをEUに招こうなどという話は出てこない」

 

 第三世代機の開発に遅れているフランスが俺たちのデータを欲しがるのは分かりやすい話だが、他の国にしても天羽翔と織斑一夏(俺たち)の情報は欲しいはず。

 例え俺たちのEU全体で共有するものになったとしても、アジア諸国との差はつけられるはず、そんなものだろうか。

 

「俺たちがドイツへ行くメリットは?」

「我々は以前、織斑一夏が誘拐された事件で織斑千冬教官に救出の協力させていただきました。その一件もあり、織斑教官にはドイツにて軍に指導をしていただいたわけですが、上層部は今後とも織斑教官、ひいては弟君の一夏君とその友人のお兄様、皆さんとも良い関係を構築したいと思っているようですね。もしドイツに来ていただいた場合、今後何らかの動きがあった際は、皆さんへのお力添えは惜しまない、とお伝えするよう言付かっております」

「……なるほど」

 

 要は、有事の際は身柄を保証してやるから、代わりにドイツとは仲良くしろ、と。そういうことか。実際のところはどうか分からないがな。

 俺と一夏は、ラウラがVT(ヴァルキリー・トレース)システムで暴走した際、目の前にいて実際に被害を受けている。その負い目があるのか、はたまたこれ以上あのことについて口外しないように口封じも兼ねているのかもしれない。

 

「悪いが、この場では約束しかねる。俺の一存で決められることではないし、そもそもEU訪問に関してもまだ決まった話ではないだろう」

「それで全く構いません。こちらとしてはあくまで意向をお伝えしたに留まります故。もしEUにお越しになるのであれば、是非一考をということで」

 

 その言葉を最後に、ずずずと飲み物を一旦すするクラリッサ。

 話を区切った。これで一つ目の話は終わり。

 腕の中のラウラは変わらず眠りに落ちている。すーすーと規則正しく呼吸を繰り返すその様は、一見すれば一回り小さい少女のようにも見えた。心なしか、ラウラを抱える腕に、ぐっと力が入る。

 俺が一番恐れているのは、ラウラの身の上の話をされること。寿命が短いとか、不治の病を患っているとか、そういう話をされるのが、一番怖い。

 

「――と、まあ立場上このようなお話をさせていただきましたが、ここまでは建前です。小官の日本行きを命じた上層部のお偉い様方が、兄様に伝えろと命令したことも、所詮こんなものなのですよ。安心してくださいお兄様」

「…………」

「ここからは、私が個人的に……黒ウサギ隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)の副官として、お兄様と話させていただきます。そして、見極めさせてほしいのです」

 

 お兄様、あなたが、隊長の兄として相応しいお方なのかを――。

 

 

  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

 

 

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒ」

 

 何年前だっただろうか。そう名乗った少女と、クラリッサ・ハルフォーフが出会ったのは。彼女の左目は、右目と同じ冷たい紅色だったから、『越界の瞳(ヴォーダン・オージェ)』を移植される前だろう。

 彼女は空虚な目をしていた。クラリッサが目の前にいても、何一つ興味などないのだと、言葉にしなくても伝わってくるようだった。それだけではない、およそ軍で戦うには頼りない小柄な体格も、この少女に対する印象を良くないものにしていたように記憶していた。人事の者曰く、実力は申し分ないとのことであったが、こんな華奢な体で部隊のトップが務まるのだろうか。これから命を預けて戦っていくというのに、こんな少女が隊長で我々は大丈夫なのだろうか。そんな不安を募らせたクラリッサだったが、やがてクラリッサは、その銀髪の少女が圧倒的な力で以て敵をなぎ倒す姿を目の当たりにして、不安は杞憂であったことを悟る。ラウラという少女の強さがいかに無慈悲で冷たいものであったとしても、あまりに突出したその強さは、必然と隊員たちを惹きつけていった。

 ラウラという少女はいつも一人だった。隊員の誰とも慣れ合わず、黙々と日々訓練をこなしては、任務を確実に遂行していく。しかし、クラリッサは副官としてサポートはしても彼女の友人になることはなかった。気にかけてはいても、心のどこかで怖れていたからだ。あの冷たい態度であしらわれて、氷のような凍てついた心に触れると、触れた方まで凍てついてしまいそうで。孤独を貫くラウラと何年も部隊長と副隊長として過ごし、そして隊長であるラウラが日本への留学任務に就いて数週間、クラリッサは自分の目を疑った。

 

「あの、だな、クラリッサ。報告があるのだ」

「はっ、隊長。報告とは?」

 

 日本に到着してから初めての通信。それを受け取ってからのその一瞬を、クラリッサは忘れないだろう。

 

「……じ、実はだな。私に、お、お兄様が、できた」

「……は?」

 

 今まで見たこともないほど赤い顔で言うラウラに、クラリッサは思わずモニターとスピーカーの不調を疑った。

 ――あの隊長が、こんな表情を見せるなんて信じられない。何故? あと、お兄様というのは何者だ。行き場のない疑問と混乱が頭を渦巻いていたクラリッサを現実に引き戻したのは、その原因である急変した部隊長であった。

 

「それでだ、クラリッサ。今後の話になるが」

「は、はい」

「こ、今後はだな、私自身部隊の皆とも、より良い関係を継続していきたいと考えている。国を背負う黒ウサギ隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)の隊長としても、それ以外でもな」

「は、はあ……」

「と、とにかく、そういうことだ! ではな!」

 

 ぶちっ、と一方的にラウラは通信を切断した。後にして思えば照れくさかったのだろうが、そのとき、クラリッサは衝撃のあまり呆然としていた。

 ドイツの冷氷と言われるほどのラウラに、何があったというのか。ラウラは言っていた、「お兄様ができた」のだと。何故、誰が、どのように? 疑問は尽きなかったが一つ理解できたことがあった。ラウラ・ボーデヴィッヒは確かに変わったということ。そしてそれをもたらしたのが「お兄様」という人物だということ。

 その後、シュヴァルツェア・レーゲンに隠匿されていたVTシステムが機動、暴走したことが明らかになり、それを発端として国内の某研究所の摘発がなされた。暴走したシュヴァルツェア・レーゲンを直接停止させたのは織斑一夏であったが、その中で天羽翔は、VTシステムに呑まれてしまったラウラに、ずっと叫び続けていたという。そもそも天羽翔は、ラウラと諍いになったあとも敢えてラウラとペアを組み、ラウラと共にいることに努めていた。そして、そんな彼の真摯な態度がついにラウラの態度を氷解させ、ラウラは天羽翔を兄と呼び慕うようになった。それが、ラウラが変わった経緯だった。

 

「クラリッサ、部隊の者を集めてくれないか。是非一度お兄様の写真を皆に見せたいと思ってな!」

「クラリッサ、此度ドイツへ帰還する際は、日本から土産を持ち帰ろうと思うのだが、何が良いだろう」

「水着、臨海学校でお兄様がほめてくれたぞ! クラリッサのおかげだ!」

 

 天羽翔と出会ってからのラウラは、どんどん変わっていった。他者を寄せ付けないオーラはなりを潜め、好奇心や好意を包み隠さずに発露する。どこか幼ささえ感じるその笑顔が、どれほど魅力的であったことだろう。気がつけば、ラウラは部隊の者たちを惹きつけて、どこかに感じていた壁も吹き飛んでしまっていた。

「叫び続ける」――クラリッサにできただろうか、そんなことが。隊長と呼びかけることはできても、それ以上に……私があなたの傍にいると、ラウラに強く訴えかけることができたであろうか。

 否だった。クラリッサは、どこかで恐れていた。そして、どこかでラウラと自分の間に線を引いていなかったか。これで良いのだ、あるいは、これ以上はいけないと。

 そのとき、クラリッサは初めて気づいた。自分が、ラウラのことを何一つ理解できていなかったことに。クラリッサは、冷たさこそラウラの根源だと感じていた。冷たく、容赦なく、強い。それこそがラウラ・ボーデヴィッヒの本質であると。

 ――違う。冷徹な態度? ドイツの冷氷? とんでもない。そんなものは彼女の本当の姿ではなかった。ラウラは、人一倍で純粋だっただけだ。否定されることを恐れて、否定される前に否定することでそれを避けていたのだ。それに気づかず、ひたすらラウラを恐れ、尊敬し――そして憧れていた。

 馬鹿な。憧れ、そんなものは理解とは一番遠い感情だ。そして疎かで、無責任な感情だ。これではクラリッサは、ラウラのことを何一つ理解せず、恐れて憧れることで距離を置いていただけではないか――。何年とラウラに気にかけていたつもりが、実はただただラウラと距離を置いていただけであった自分に気付かされ、クラリッサは愕然とした。

 そして、同時に嫉妬した。自分が何年と傍にいたのに変えることができなかった上官を、たかだか数週間で理解して、思いやって、そしてついに孤独から救い上げてしまった天羽翔に。

 彼には何があるというのだ。何故彼はラウラの本質に気づけたのだろう。彼をあの隊長が兄と慕うのなら。その強い想いが隊長を変えたというのなら。彼がどんな人間か、この目に焼き付けておかねばならない――。

 

 

 

 

「そうです。これは単なる私のエゴ。私は隊長の副官として、せめてあなたが隊長の家族になりえるのか、値踏みしたいのですよ。お兄様――いえ、天羽翔」

 

 クラリッサは、呼び方を改めた。

 

「あなたが本当に隊長の家族になったというなら、私にその覚悟を見せて欲しい。そう願って、今日あなたと対峙したのです」




大変遅れてしまいまして、申し訳ありません。
次回更新は、来週4月23日(日)の予定です。次回もよろしくお願いします。

なお本日、「セシリア・ダイアリー」も更新しています。
こちらもよろしければご覧ください。

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