《RED FLAG》戦車整備班
メンバー:穂積 輝夫、山岡 次郎、沖海 祐介、沖海 神子
詳細:上記の4人で構成された、紅夜達《RED FLAG》の戦車整備グループで、大洗学園艦にある解体所の廃棄物で再利用出来るものを売ったり自分達で使ったりして出来たスペースに、レッド・フラッグの全車両を置ける程のスペースを持つ建物を建て、其所を拠点として活動している。
長年の付き合いもあり、紅夜達からは大洗女子学園戦車道チームの自動車部や、連盟の整備士以上の信頼を寄せられている。
何の偶然か、整備グループのメンバーは全員、拠点となっている解体所の近所に住んでいる。
レッド・フラッグのメンバーとは、戦車以外の面でも交流があり、戦車道同好会チームのリストから、レッド・フラッグが除名された1年の間でも交流は頻繁にあった。
普通の整備は勿論の事、改造も出来るため、決勝戦を控えた大洗チームで、紅夜が彼等にレッド・フラッグの戦車の改造を依頼しており、《Lightning》のIS-2には、シャーシの両サイドに、厚さ10㎜の装甲スカートの取り付けと、エンジンのボアアップで513馬力から615馬力にまで出力を上げ、《Ray Gun》のパンターA型には、厚さ5㎜の装甲スカートをシャーシの両サイドに、発煙弾発射器を砲塔両サイドに取り付け、エンジンを700馬力から730馬力にまで引き上げ、《Smokey》のシャーマン・イージーエイトには、増加装甲の取り付けは行わなかったものの、エンジンを400馬力から440馬力にまで引き上げている。
豪放磊落な性格である輝夫や、落ち着いた雰囲気の神子、親しみやすそうな次郎や祐介と言った、個性が強いメンバーで構成されており、大洗チームに改造した戦車を見せに来た日には、かなり早く順応しており、大洗チームのメンバーとも打ち解けるなど、社交性も高い。
IS-2の付喪神である黒姫と初めて会っても直ぐに歓迎しているなど、細かい事は気にしない性格である事が窺える。
《メンバー紹介》
穂積 輝夫(ほづみ てるお)
身長:180㎝
体重:75㎏
年齢:40歳
誕生日:8月15日
出身地:東京都、新宿区
好きな戦車:ティーガー(P)戦車駆逐車(エレファント(旧名:フェルディナント)重駆逐戦車)
詳細:《RED FLAG》戦車整備班のメンバーの1人で、そのリーダー的存在であり、紅夜の叔父的存在で、紅夜が男女混合での戦車道同好会チームを作ろうとした事に反対せず、チーム誕生後も応援し続けた、紅夜達レッド・フラッグの数少ない理解者の1人。
身長・体重に似合うような、筋骨隆々とした体つきの男で、豪放磊落とした性格。
紅夜の事を『長坊』と呼び、甥っ子同然の扱いをしている。
解体所に置かれている廃車をトレーニング感覚で持ち上げられる事から、紅夜並みの怪力を持っている事が窺える。
紅夜達レッド・フラッグが同好会チームのリストから除名され、大洗チームと出会うまでの間や、それのみならず暇な時は、大洗の学園艦のみならず様々な学園艦への旅に紅夜を連れ出しており、その中でもサンダースの学園艦に訪れる回数が多かった。
プラウダにも除雪作業のアルバイトとして紅夜を連れ出した事があり、これが、紅夜がノンナやクラーラと出会うきっかけになった。
性格故に細かい事は殆んど気にしない性格であり、黒姫との初対面でも受け入れ、紅夜との仲を冷やかしている。
また、性別による扱いの差も無く、特に頭を撫でる時には、男女問わず豪快に撫で回して髪がクシャクシャになるため、レッド・フラッグの女性陣からは『女性と接する時の力加減を気にするべき』と言われている。
料理が上手いらしく、レッド・フラッグのメンバーに振る舞う事も多々あった。
山岡 次郎(やまおか じろう)
身長:160㎝
体重:67㎏
年齢:52歳
誕生日:11月11日
出身地:神奈川県、横浜市
好きな戦車:T-28重戦車(T-95戦車駆逐車)
詳細:《RED FLAG》戦車整備班のメンバーの1人である年配の男で、一人称は『ワシ』。
《RED FLAG》戦車整備班のメンバーの中では最年長。
彼も輝夫と同じく、紅夜が男女混合での戦車道同好会チームを作る事に反対せず、チーム誕生後も応援し続けた。
豪放磊落とした性格の輝夫より落ち着いた性格で、レッド・フラッグのメンバーからは、『近所のオジサン』的な関係で慕われている。
祐介とは仲が良く、よく2人でジョークを言い合っては笑っている。
紅夜達の戦車の整備や改造を何よりの楽しみとしており、紅夜が久々にそう言った類いの話を持ち掛けてきた時には嬉しそうな表情を浮かべていた。
沖海 祐介(おきうみ ゆうすけ)
身長:158㎝
体重:54㎏
年齢:25歳
誕生日:8月6日
出身地:大阪府、東大阪市
好きな戦車:VK4501(P)ポルシェティーガー
詳細:《RED FLAG》戦車整備班のメンバーの1人で、メンバーの中では最も小柄で丸い眼鏡をかけた男。
学園艦のコンビニでアルバイトをしている。後述の妹--神子--との二人暮らしで、両親は本土で暮らしている。
2人の家は解体所の直ぐ隣にあり、解体所の壁には、2人の家の庭に通じる扉がつけられている。
紅夜の事を『(長門の)坊っちゃん』と呼んでおり、紅夜からは『沖兄』と呼ばれ、慕われている。
関西生まれで、メンバーの中では唯一、関西弁を話している(神子が関西弁を話さない理由は後述)。
自動車免許を取得しており、トヨタ・ハイエースバンを自家用車として所有している(神子もしばしば使う)。
紅夜が戦車道同好会チームを立ち上げた事には賛成して応援し続けており、連盟が彼等を同好会チームのリストから除名した事については、『子供の可能性を奪うような連中(連盟の事)は、レッド・フラッグのメンバー全員の前で土下座して謝るべきだ』と考えている。
《RED FLAG》戦車整備班のメンバーの中では、黒姫を一番最初に見た人物であり、その際には驚きのあまりに絶叫している。
沖海 神子(おきうみ みこ)
身長:165㎝
体重:48㎏
年齢:20歳
誕生日:12月23日
出身地:大阪府、東大阪市
好きな戦車:M26重戦車(パーシング)
詳細:《RED FLAG》戦車整備班のメンバーの1人で、その中でも唯一の女性メンバー。
茶髪を腰辺りまで伸ばしており、紅夜や静馬のようにポニーテールなどに纏めたりはしていない。
紅夜からは『神子姉』と呼ばれ、慕われている。
整備・改造の際には一応参加するものの、パーツの取り付けや取り替えは男性陣に任せ、自身は主に工具を持ってきたりと、あまり力の要らない役割につく事が多い。
また、整備・改造が長引く際には軽食を作ってきたり、メンバーに朝食を振る舞うなど、マネージャー的存在でもある。
浪人生で、実は大洗女子学園の卒業生。
祐介の車をしばしば使う事から、彼女も自動車免許を取得している事が窺える。
家に居る際は、胸元が開いたシャツにホットパンツと言った、ある意味無防備な服装で居る事が多く、よく祐介から服装をマシなものにするように言われているが、『家の中や解体所ならほぼ誰にも見られないし、見られるとしても整備班のメンバーや紅夜達レッド・フラッグのメンバーぐらいしか居ないからコレで良い』などと言っている。
面と向かい合う黒姫に懐かれている紅夜を見て、『昔は神子姉神子姉と甘えてきたのに』などと呟いた事から、紅夜との付き合いも長い。