今回のお話は路線を修正、変更しましたが、書き始めた時はかなりダークというか、シリアスな感じで書いてました。そういう映画とかに影響されちゃって染まっちゃう時がありますね。……まぁ少しその影も残っての投稿となってますがね。そんな35話です。お待たせしました。
「……ん……君……ネコ君? だ、大丈夫?」
「ん、あ? あぁ……うん、大丈夫。何が大丈夫なんだっけ?」
小夜に声を掛けられるが、どういう状況だろうか? チラリと部屋を見渡すと俺の作戦室だ。那須隊の作戦室ではない。じゃあ何で小夜がいるんだ? 俺は寝てたのか?
「そろそろ転送されるけど、棄権する?」
「転送……あー、ランク戦か」
……そうか。そうだったけ。そうだな。うん。チームランク戦だ。小夜に確認をするが、俺は別に寝ていたわけでもなく、会話の途中でいきなり考え事を始めたように黙り込んでいたようだ。
今回の試合は4つ巴のランク戦で、俺以外の隊は前回試合をした間宮隊、吉里隊、それに茶野隊を加えた試合だ。下位ランクだが玉狛第二もいないし、今回は点数を多く取るチャンスだ。そういった話をし始めたら俺は黙り込んだらしい。
……自分で振り返ってみても何も思い出せないが、そうか、まぁそうだな。仮に全ての点が取れれば生存点も含めて10点という事か。どう動くかとか考えてたんだろうか?
そして、再度小夜に問題ないことを伝えて、転送が開始された。
◆ ◆ ◆
「間もなく始まるB級ランク戦2日目昼の部。実況は鈴鳴支部から参りました今結花がお送りします。解説席には暇そうにしていた諏訪隊の諏訪隊長と、かつて新人王争いでも名前の挙がっていた柿崎隊の照屋さんにお越し頂いています」
「おう」
「よろしくお願いします」
「前回の試合で注目を集めていた噂のネコ君。音無隊長がまさかの1ポイントという成績でした。一気に駆け上がるものと思われていた方も多いと聞きますが、今回はB級下位の4つ巴の一戦となります。注目している隊員はやはり音無隊長でしょうか?」
柿崎隊の柿色のジャケットを着ている
「あー、そりゃあネコだな。1戦目もチーム戦の感覚を掴むためだったのか気紛れかは知らねーけど、色んなところから突かれてるらしいからな、今回は真面目な点の取り方するんじゃねーか? 前回同様に下位ランクで4つ巴も珍しいが、点も取りやすいだろ」
「なるほど、MAP選択権は間宮隊にあります。選んだMAPは展示場。コレについてはどうでしょうか」
諏訪は何かを考えるが、結局は「知らん」と答えた。それを補足するように照屋は付け加える。
「音無先輩対策にも取れますが、チームの特性を活かせるMAPでもありますから、射線が通る選択だと思います」
「そうですね、対戦相手はいずれも対応できるガンナー・シューター・オールラウンダーの多い組み合わせです。その中で火力で押し切れるという算段もあっての事と思われます」
ランク下位グループのネコ隊・間宮隊・吉里隊・茶野隊の4つ巴の戦いが始まろうとしていた。
◆ ◆ ◆
転送されて展示場に降り立つ。展示場か。へーこれが展示場ね。初めて来たわ。
さて、俺は本気で動くことにした。まずはバッグワームを起動して高台を取りに動く。同じく高台狙いだったのか、近付いていた吉里隊のオールラウンダーを目視で確認したのでジャンプしたままライトニングで落とす。うんうん、俺も狙撃が上手くなったもんだ。奈良坂先輩や当真先輩に比べたら段違いにダメダメだけど、動きながらの狙撃なら俺には佐鳥という指導者がいる。師匠ではないけどね。ツイン狙撃も継承できないっすわ。
俺は小夜に他の隊同士で交戦しそうなポイントがあるか聞くが、まだそれは無いらしい。
「射線が通るから合流してから火力を集中させたい感じかな?」
『た、多分そう。間宮隊には追尾弾嵐もあるから合流させる前に何とかした方がいいかも。でもスナイパー装備を持ってる人はいないと思うから。そこで陣取るのもありだと思うよ』
今日のトリガー構成は
【メイン】ライトニング・アステロイド・グラスホッパー・シールド
【サ ブ】スコーピオン・アステロイド・バッグワーム・シールド
という割と使い慣れた構成である。
自分では分からないのだが、転送前の事も考えると調子も悪いのかもしれないし、頭も痛くなるから前回の様な居場所すらも騙すことはしない。相手とアステロイドだけ騙せば何とかなるだろう。うっし、全部取る気で動こう。
◆ ◆ ◆
「まず先制点はネコ隊が取った。吉里隊の北添隊員ベイルアウトです」
「ライトニングだったよな?」
「はい。それに北添さんのシールドは間に合ったように見えましたけど……」
「その音無隊長は高台を維持したままメテオラを射出」
「煽ってやがんな」
「誘ってますね」
目立つメテオラでの地面へ向けての爆撃。そこには誰も居らず、バッグワームを解いた音無ネコがいた。『ここにいるぞ』というメッセージだった。
「間宮隊が合流を果たして揃った。茶野隊も合流し間宮隊を追いかける形で音無隊長のいるポイントへ向かう」
「吉里隊がネコの後方で待ちか」
「一人落ちてますし高台のスナイパーですからね。集まって乱戦になったところで漁夫の利というのもありですね。音無先輩が落ちるとすればの話ですが」
全ての隊が音無ネコを囲むように配置すると、間宮隊が動いた。3人揃ってフルハウンドによる
「音無隊長のフルガード! 3人のフルハウンドは流石に耐え切れずテレポーターで攻勢に出た!」
「久しぶりに
「あいつら合流する前に落とされてる事多いからな」
音無ネコはスコーピオンとグラスホッパーで緩急を付けた動きで間宮隊を2名ベイルアウトさせる。
「ネコく、音無隊長の素早い動きに対応出来ず間宮隊長と秦隊員がベイルアウト!」
「アレだけ速いとあいつらじゃ捉えるのは難しいな。相手が悪いぜ」
「音無先輩の入隊の期間ですと、間違いなく新人王ですね。流石としかいえない緩急の動きです。小さくて軽いとグラスホッパーも最大限に活かせますからね」
「なるほど。確かに小さい方が優位ですね」
「お前ら……本人には言ってやるなよ?」
茶野隊の二人は音無ネコを狙うのは難しいと判断し、間宮隊最後の鯉沼に狙いを定めアステロイドの二丁拳銃で追い詰め、鯉沼はベイルアウト。
そして、その茶野隊の背後を突くように音無ネコがメテオラの爆風で茶野隊の視界を一時的に塞ぐと、爆風の奥からアステロイドで茶野隊を打ち抜いた。
「ここまで6名のベイルアウト、ネコ隊が5点、茶野隊が1点。ですが、茶野隊はこの時点で全滅となっています。残された吉里隊はポイントを取ることが出来るか」
音無ネコが動く。最後に吉里隊をアステロイドで仕留めに掛かり、隊長の吉里は落ちたが月見はテレポーターで回避した。音無ネコはその出現位置に向けてアステロイドを放つ。吸い込まれるようにアステロイドの弾は月見を貫いた。
「試合終了。ネコ隊が7点と更に生存点が入り、9点を獲得。稀に見る大量得点の一戦でした」
◆ ◆ ◆
「お、お疲れ様! これ冷たいココア!」
「おーありがとう!」
事前にわざわざ買ってきてくれていたようだ。小夜から缶のココアを受け取る。キンキンに冷えてやがるー。開けて一口飲むが……あれ? おかしい。かなり甘さ控えめになったのか? 風味も甘さも全体的に薄く感じる。休憩所の自販機のココアだよな? そんな質問をしようかと、ふと顔を上げると小夜にモニターを見るように言われた。
モニターには見知らぬ実況のオペレーターさんと、どこかで見た気もする柿色のジャケットの女の子と、諏訪さんがランク戦のまとめに入っていた。
『さて、振り返ってみてどうでしょうか。まず間宮隊のMAP選択についてお願いします』
『悪くねーだろ。相手が悪かっただけだ』
『全距離のトリガーを使ってくる可能性のある音無先輩。オールラウンダーよりの吉里隊。中距離の茶野隊。接近戦は避けるべきなので展示場は間違っていない選択だったと思います』
『住宅街などでも良かったと思いますが』
『第一戦でネコとそこでやってんだろ? 変化は欲しいな』
『そうですね。オーソドックスでも間違いではないですけど、変化を付けた方が対戦相手の対処できない場面を作れるかもしれません』
『なるほど、では今回大量得点で勝利したネコ隊についてはどうでしょうか』
『当たりたくねーなー』
『そうですねー。支えがいはありそうなんですけどねー……』
支えがいって何? と小夜に聞くが、「分からないでもないけど……(支えられる度胸もないけど……)」と言われた。俺が分からないんですけど?
『まぁそもそも
『ウチは当たっても負ける気はありませんよ』
『事前情報がとある場所で多くなりすぎて対策に困る事もあるかと思いますが、その辺りはどうでしょうか?』
『アイツは何でも使ってくるからな。そもそも基本のトリオン量も意味不明だ。アステロイドにメテオラ使ってやがったが、キューブの大きさは毎回違う。どんだけ気分屋だ』
『そうですね。中でも中距離が音無先輩の得意な距離に思えます。ウチも中距離戦は得意としてますから、対策は困りますが、じっくり確認して突破口を探して行きたいですね』
こんな風に解説されるのか。これで情報が漏れていくわけだな……。俺の事前情報というのも個人戦のログだったりするところが多い様だ。だけど、『
小夜に菓子折りを渡して「またよろしく」と言って見送る。本部内をブラついていると試合前に話していたカトリンと華さんと出会った。どうやら本当に試合を見てくれていたらしい。
「本当に一人で出てたのね」
「信じてくれたかねカトリン」
「何でこんなのが一人でチームなのか……しかもほとんど倒すとか……」などとカトリンに頭をべしべしと叩かれながら言われるが、華さんはそれを無表情で見ているだけで止めてくれないままに眼鏡をクイッと上げてオペレーターの用事があるとかで去っていった。クールだねー。そんな俺が帰ってご飯でも食べるか、それとも玉狛第二の試合まで太刀川隊でゲームとか諏訪隊で漫画とか暇潰しを考えているとカトリンが視線を外しながら口を開いた。
「ねぇ、ちょっと付き合いなさいよ……」
カトリンの声が聞こえたのか、ざわっと隠れた視線と声を見聞きするが、知ってるよ。これってよく漫画である『も、模擬戦に付き合えって意味よ!』みたいなツンデレ勘違い系の話だろ? ……いや、ざわつきを考えると告白なのだろうか? え、マジ? は、初告白受けた!? いやでも俺はまだそういうのいいかなーって思ってるわけで、でも全く興味がないのかといえば少しはあるわけで、でもカトリンは怖いわけで―――。
「どうなの? 個人戦する時間あるの?」
「ふざけんな! 初めてのトキメキ返せタコさんウインナー!!」
「んだとチビネコ!!」
「
チームランク戦前と同じ様に俺は両頬を引っ張られるように抓られ謝る。
周囲のざわつきも散っていき、俺はカトリンの個人戦に付き合うことにした。そもそもだねー。こんな怖い人にはときめかないよ。返してもらうまでも無くときめいてないから。そうだなー優しい人っていうのが大前提かなー。
「……でもさー、何で俺が受けることを前提で話してんの?」
「あ゛?」
「や、やるよー。ほ、ほらーブース行くよー」
「ちっ」
し、舌打ちやめてよー。怖いだろー。
さて、個人戦は5本勝負。俺は様子見で最初は全力では行かずに戦うが、カトリン凄く強い。接近戦でスコーピオンで襲い掛かってきたと思えば、供給機関のゼロ距離ハンドガンが俺を襲って俺はベイルアウトした。マジかー。タコさん強い……。
2戦目からはサイドエフェクトも意識して使い、ハウンドとアステロイドの切り替えも判断して避ける事が出来た。カトリンの顔が怖い。
久しぶりにライトニングでスコーピオンを受ける。そのまま体勢を崩してスコーピオンで突き刺す。カトリンは身体を捻って直撃を避けようとするが残念。
「なっ!?」
『供給機関破損。ベイルアウト』
こっちには一撃必殺があるんだぜぃ? 余裕の面持ちでカトリンの再転送を待っていると更に怖い顔で戻ってきた。
「ね、ねーねーカトリン」
「……何?」
「もう少し楽しそうにやろうよー。怖い」
「楽しく? 何それムカつく」
……ふむ、何だろう? 珍しいタイプの人だぞ? 俺の周りの人や、今まで知り合ったボーダーの人の中にはいなかったタイプだ。近い人で当て嵌めるとすれば三輪先輩が一番近そうだろうか。三輪先輩のようなネイバーに恨みのあるタイプなのかもしれないけど、チームランク戦前に話した感じだと、少しは楽しそうな印象もあったんだけどな。
「さっさと次、始めるよ」
「……やだ」
「は? アンタ何言っ……」
「別に俺の負けでもいいよ。でもムカつく理由を教えてよ。意味も分からずムカつかれて戦うのやだもん」
といいつつ、俺はテレポーターでカトリンの真後ろに出現し、スコーピオンで斬る。
「うっそー」
「こ、こいつっ!!」
俺は苦し紛れに振るわれるスコーピオンを避け、ベイルアウトしていくカトリンから距離を取る。
「アンタずるくない!?」
「何言ってんだよカトリン。転送終わったら試合開始だよ? 諦めたらそこで試合終了なんだよ?」
転送が終わり、カトリンは言いたい事があるのか、俺のところに早歩きでやってきてハンドガンを片手に叫んだ。
「諦めてない!」
「ぎゃー!」
俺はやり返されるようにハンドガンで蜂の巣にされる。こんなもんでいいだろうか? ガス抜きって言うの? イラつきを少しは和らげる事が出来ただろうか?
「はぁ……最後の一本は真面目にやってよね」
「ラジャー。……行くよ?」
―――結果は3-2で俺の勝ちだった。遊びもあるから実質3本勝負だった感はあるがまぁいいだろう。最後の戦闘は距離をとにかく取って、それでも割りと近い距離からライトニングの狙撃で片付けた。
「ムカつく! ムカつく! なんだよチビネコのくせに!」
「まぁまぁココアでも奢ってくれよ」
「しかも厚かましいな! ……まぁいいわ、良い気分転換になったし」
「うんうん、その調子だよカトリン。カトリン天才だから大丈夫だよ。俺には勝てないけどな。ざまぁ早くココア奢れよ」
「んだとこのチビネコ……」
「お、奢らせてください」
「葉子、カツアゲはよくない」
「違うから! コイツが生意気なこと言うから!!」
「あ、華さんお帰り。ココア飲む? 奢るよ」
「うん、ありがとう」
「何で華には優しいのよ!」
「カトリンが俺に優しくないからだよ!」
「仲が良いのはいいけど、とりあえず人目があるから移動しよう」
香取隊は他に男子が2名のチームらしい。スナイパーはいないがバランス型のチームだ。俺はココアを飲みながらそんな話を聞いている。やっぱ薄いなー。製造メーカーで味を変えたのだろうか? 『変わりました』ぐらい書いといてくれてもいいのに。トリオン体を解除しても同じ様に感じるからトリオン体の異常とかではないだろう。
「それでアンタは何でボーダー入ったの? 三門市に住んでたの?」
「いんや、スカウトで来たんだよ。やりたい事も何も無かったし、でも始めてみたら結構面白いし、みんな優しいから助かってるよ」
(カトリン以外な!)と内心で思ってると拳が飛んできた。「あ、あにすんだーこらー!」と虚勢を張るものの、「また良からぬ事考えてたでしょ」と冷徹な眼で言われた。何でバレたと思ってると、結構顔に出てると言われた。マジかー。
少しばかり談笑すると、もう少しで夜の部の会場が開くと思い、俺は玉狛第二を見に行く事にした。
「―――夜の部見に行くけど、カトリン達は見るの?」
「ウチはこれから防衛任務」
「そっか、ココアありがとうカトリン」
「はいはい、また今度ランク戦付き合ってよ」
「お疲れ様」
自分の作戦室に寄って買い置きのサンドイッチを食べるが、サンドイッチも何だか物足りない味付けである。もう少し味濃いほうがいいんだけどなー。最近の主流は薄味なのだろうか? 今日の帰りは味濃い目、油多目のラーメンでも食べて帰ろうかな。
「音無か」
「あ、ども風間さんこんばんはっす。って風間隊勢揃いでどうしたんですか?」
「ランク戦を見に行こうって話になってな」
「空閑なんて気にする必要ないのに、風間さんが見るって言うんだ」
うってぃーときくっちーがそう言って、ランク戦室に向かうところだという。じゃあ便乗しようかな。と思ってランク戦室に入るが。
「満席じゃん。凄いな……何で? そんなに玉狛第二が気になってるんですかね皆」
「多分解説が東さんだからですよ」
みかみかに言われて解説席を見ると、実況に桜子ちゃん、解説席には東さんと緑川がいた。あー東さんの解説か。玉狛第二と解説No.1の相乗効果で満席という事か。いや、席は空いてはいるが、飛び飛びで空いていて揃って座れるところがない。
「仕方ないな作戦室に戻るか」
「あ、私ネコ隊の作戦室行きたいです」
「あーそう言えばバーカウンターの作りなんだっけ?」
「えーいいですよーウチの作戦室戻りましょうよー」
みかみかの声にうってぃーも乗り気っぽい反応を見せたが、きくっちーは自分達の作戦室がいいらしい。だが、隊長には逆らえないわけで、風間さんが「ではネコ隊作戦室で見るか」と言えばしぶしぶ着いてくる感じになった。おい、俺は許可出してねーよ。
感想、質問、ご意見、ご感想、誤字脱字報告、お気に入り登録、評価、ご感想など、随時受付中です。お待ちしております。
◆サブタイトル:ときめきの導火線
にゃーお。
額に『鬼』の文字のあるイケメンと転移した女子高生のお話だったような気がする。アニメの内容はほとんど覚えてない。
にゃーお。
◇実況:今結花
どうなんでしょうね? 支部の人は実況に来ないのかな? でも書いちゃう。だって二次創作だもの。
◆ハウンドストーム
絶対に合流前に落とされて撃てない事が多い技だと思うんですよね。決まれば超強力(決まればな……)
◇諏訪さんの優しさ
『お前ら……本人には言ってやるなよ?』
◆『
スレッドね。うん知ってた。(ネコ以外)
◇全てが薄味に感じるネコ舌。
こ、これなら加古チャーハンだって怖くねーだろ!!
やっぱ北添って影浦隊のゾエさんの弟とかかなー?
月見も蓮さんの妹とかかなー?
BBFにも、それぞれ家族構成で兄・弟とか姉・妹って書いてあるしなーそうかもねー。