聖杯奇譚 魔王降臨   作:ヤッサイモッサイ

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どうも皆さん、いい加減もう一つの作品の読者の人には切れられてもおかしくない作者です。

ローマ編もう全部端折りたいレベル。なんというかやる気が起きないというか......違うんだ、本編が群雄割拠過ぎてちょっともう何も考えられない......オケアノスとかはなんというか一人一人の戦いが長かった上での14?とか15分割でしたが、ローマは一人ひとりが短いくせにほぼ同じ長さ......おいおい、ひとりひとり戦わせたらどれだけ出てくるんだよ(エイリークやオルレアンからは目をそらしながら)

あと伯父様今回の執筆中にステータス見たけどすごいですね。え?なにこれ、割とヘラクレスに競ってんぞ?バーサーカーは化物だらけかよまぁまぁ偉大なローマ様流石だなおい。



とまぁ、ここからはまた少しゲームの話。今やってるボーイズセレクション?だかのガチャを十連しました。金のルーラーカードが出ました。あと金のライダーカードも出ました。
え、具体的に誰が出たかって?星4以上男なルーラーとライダーなんて一体ずつしかいません。やったぜわーい!ルーラーどうやって使うねん。てか俺は男しかこねぇなコノヤロー。いやまぁノッブがいればそれでいいけど
あ、あと今回の後書きはいつものと、加えて補足もまた入れておきます。ハイでは本編どうぞ


月を鏡に狂気は伝染る

月が、綺麗ですね────

 

 

 

「ムム!もしかしなくともそれは詩か?」

「いえ告白というやつですよ皇帝。人間誰しも、月がなんてものに無性に惹かれてしまう時があるものです」

 

……ハァ、辛い。辛くない時なんてないとさえ思えるカルデア生活だが、いやしかし今が一番辛い。

 

ローマ帝国第五代皇帝、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス。事前にシロも言っていたが、この時代におけるローマの皇帝であり覇者である存在。母親との話は有名であり、その統治もまた後の人々に語り継がれるほどに苛烈であった彼は、後に暴君と呼ばれ、そのまま死んでいったローマの悲しき歴史そのものである。

当時最大勢力であったここローマの影響は計り知れず、特にネロの宗教に対する扱い方は、それこそ特異点になるに相応しいほど後の世界に影響を与えた事だろう。

 

だからこそ、もはや慣れたこととはいえ、よもや彼まで()()になってるなど考えられるわけも無かった……あぁいや、事実関係的には彼女だったものが彼にさせられてた訳でこの表現はまったく正しくはないのだけれど

 

さて、そんな綺麗に女体化をしてくれちゃったお茶目な皇帝さんだが、問題はそこでは終わらない。彼女の容姿は近くで見てもやはり騎士王の面影を感じさせるものがある。雰囲気こそ違えど、それとはまた別の空気がそう見せるのだ。

かつての極光を忘れることなどできるはずもない俺が、その容姿に思うところがないはずもなく、加えてローマの皇帝に相応しきその暴力的なカリスマがなんとも苛烈に揺さぶってくる。

カリスマだけであれば信長も負けていないとは思う。大きさこそ異なれど、国を治めたその覇気に見劣るところは何らない……ただ強いて違いを述べるのであれば、彼女の覇気はとても輝かしいのだ。

俺がかつて会ってきた英雄はどれも死後の彼らで、生前の英雄ともなれば遠目に騎士時代のジルを見た一度だけ。

いわば、生きた英雄との邂逅は彼女が初めてなのである。生きた人間の、今を生きる覇気……それは死した人間の持つ、過去を生きた覇気とはまるで性質から異なる。死んでいても俺達の意思を無視して心を揺さぶるような代物を前に、もはや抵抗すら許さぬとばかりにこちらを照らすその威光……対応しなくてはならない俺としては、本気で勘弁して欲しい。

 

「ほぅ、月に告白とな?興味深い話だ、もっと聞かせるがよい、余が許す」

 

おっと現実逃避すら封じられたぞー?

 

時は流れて日は地の底へ、代わって揺蕩うは小望月……昼間に介入した戦闘のあと、数度に渡って襲撃を退けながら都ことローマへと却って入るが、どうにもこのペースでは火が変わってしまいそうだ。

まぁ完全に野営の準備を始めてる兵士達を見ればそのつもりなのだろうけれど。

 

さて、そんな話はさておきこの特異点の話だ。移動しながら聞いた話ではあるが、この時代の大勢側、いわばローマ側はどちらかと言えば味方側らしい……というのも、象徴である皇帝こそこちらの味方であるが、多くの兵士はこれまた皇帝を語る賊に降ったらしいという話があるからだ。

別に今更眼前の少女を偽物だ等と言うつもりもないし、その必要も無いが……この少女のカリスマを振り切ってまで兵士が敵に与する理由となると、少し想像もつかないのが事実。

騎士の誇りが一般の兵士に通ずるものなのかは判断出来ないが、いやしかしこの輝きに当てられた者であれば「皇帝のために」と死ぬ事だって厭わぬだろうと、容易に想像ができる。

この際それを許容するかは別として、それほどまでにこのカリスマというものは凄まじいのだ。

人間の人格すら超越した何か……英雄のもつカリスマとはそういうレベルのものである。

 

「まぁ俺は文系じゃないんでよくわかりませんが、芸術の世界ではよくあることでしょうよ。物や自然を人物に例えたりすることが」

「うむ、そういうのを好むものも多くいるな!余も好きだぞ!余はローマの全てを愛しておる」

 

……少し嘘を言った。想像がつかない訳では無いのだ。カリスマを超えるともなれば選択肢は二つ、宝具による精神汚染か、あるいは彼女のそれを超えるより上位のカリスマである。

偽りなく、彼女のいう賊が皇帝であったとするならば……敵のビジョンは見えてくるだろう。

俺が憂鬱なのはそこなのである。

ローマに縁ある皇帝……そんなもの、答えは絞られてくるではないか。

 

「まぁ、個人の好みは置いておくにしても、月に亡き人を想うことなんてそう珍しい話でもないですよ」

「……なんと、すまぬ。これは色恋の話であったか。てっきり余は貴公とシロがそういう関係なのだと思っておったのだが……」

「冗談は服装だけにしろ痴女皇帝」

 

────おっと、思わず皮が剥がれてしまった。ビクッとした皇帝には一つ謝罪を入れておく。

 

さて、割と話せることは話した気もするが、要はそういうことである。

俺からすれば、仮にも皇帝などという人種が何故自分の国を襲うのかなんぞ想像もつかない。もう一度自分が皇帝に返り咲きたいからか、あるいは単に陵辱の限りを尽くしたいだけなのか……何にせよ、眼前の少女がそういった事実に打ちのめされるのは確定事項だ

 

「……いや、別に誰か特定の女を思い浮かべてたわけじゃないですよ。ただ、こんなにも綺麗な月だから、祈ったら届きそうだなって思ったんです───月の女神様にでもね」

「なるほど、やはり貴公らは愉快だな……だが乗った。余も此度の遠征の無事を祈るとしよう、月に映る───美しきローマに」

 

……そうだとも、彼女はこんなにもローマを愛している。言葉のとおりに愛している。

 

わかってる、こんな感情は俺らしくない。誰かのために何かをなんて嘘だ。だからこんな考え方はすべきじゃない……でもどうしても、俺はこの愛に惹かれてしまう。

彼女に愛されたのであればどれだけ幸せだろうかと。

仕方が無いのだ、所詮俺の渇望の源泉は、正義でも神秘でもなく、“愛”なのだから。

 

だからこそ、こんなにも純粋な愛の少女を傷つけたくはないと思ってしまう。

……全く持って現実とは嫌なものだ、どうしようもなく逃げたい。

いいじゃないか少しくらい逃げたって。どうせどこに逃げたところで、最終的にはここに帰ってくるしかないのだから

 

 

 

 

 

「────ミツケタ、愛シキ妹ノ子ヨ」

 

 

 

 

───全ての道はローマに通ず。

結局のところ、敵に回ろうが味方になろうが、全部が全部ローマの事。彼もローマで彼女もローマ……異物は、俺達だけだ

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

「───伯父上?」

 

金糸を翻し、両眼の翡翠を零れそうな程に見開きながら、皇帝(しょうじょ)は確かにそう言った。

嫌な予感なんてものではなかった、もはや予定とも言えるレベルの確定事項……いると思っていたとも、彼女が尊敬したであろう誰かが、この大地の向こうにはいるのだと。

 

「だから俺はお前が嫌いなんだ、レフ=ライノール……!」

 

視線の先には大男が一人。そう、たった一人でそこにいる。だがその存在感は別格、今までの軍勢とは理由が違う。

しかし俺達からすればむしろ慣れ親しみ始めたこの感覚は、紛れもないサーヴァントのもの。

短く刈り上げられた紫紺の髪に、鍛え上げられた褐色の肉体、全身を包む衣装は金色に輝き、夜風にたなびくマントは高貴の証。血走ったその眼から感じる狂気は、そのまま暴威へと繋がるであろう。

皇帝ネロの伯父にして、彼女の母を妹と呼ぶあの男は────

 

「バーサーカー……カリギュラか」

「違うぞ、貴公───えぇい面倒な!リン!うむ、こう呼ぶとしよう。響きがピッタリだ。ともかく、奴は連合帝国に与する愚か者……奴のために何人の兵が散っていったことか───よいかリンよ。奴はここで討つ!これぞローマの意思である!」

 

唐突な名前呼びは置いておくにしても、予想以上にへこたれてはいないようだ。

……ただ、それが空元気によるものなのか、冷静な判断まではできていない。

どうせ喧嘩になるからと離れさせている信長はもちろん、やたら兵士と打ち解けているシロとそれに付き合うマシュ、そしてそっちで情報収集をしているロマニ……助けが来る様子がない!と言うか……通信が阻害されている?

 

「───月の魔力か……褒めてやったばかりなのに裏切りのはやいやつめ」

 

カリギュラは月に愛された男。周囲に感じる異常な空間は、月光の影響か。

何にしても困った、何が困ったってネロはサーヴァントではないから契約ができない、よって令呪によるサポートができない。そして礼装の効果もサーヴァント限定、よってこれも使えない。

彼女単身でも並のサーヴァントならば倒せそうなものだが……バーサーカーとなるといい思い出がないクラスである。

 

……仕方が無いか。

 

「君が俺をそう呼ぶなら、俺も呼び捨てでいいね?」

「……うむ、致し方ない。今だけ特別に許す」

「それは良かった、じゃあネロ。助けは来ない。二人でアイツを────愚かな男をぶっ飛ばそう」

 

マスターとしての擁護ができないのであれば、魔術師として戦う他に無いだろう。

相手がバーサーカーで本当に良かった、対魔力もなければ、まともな思考力もない。付け入る隙は十分にある

 

「ネ、ネ、ネェェ──────ロォオオオオオ!!」

 

こちらが戦闘態勢に移ったのを感じてか、バーサーカーが大地を踏み抜きながら高速で接近してくる。

その両手は空、武装が顕現する様子も無く、またその形は拳のように握りこまれている。

向かう先は剣を構えたネロの元。その拳は既に握りこまれていた。

 

「───方位(セット)

 

やはり狙いは俺ではなくネロ。最初の呟きから、なんとなくそうじゃないかって気はしてたけども!

六文字省略!

 

「列前行───」

 

なんだか久しぶりな感じもするけれど!礼装を使わない普通の魔術。陰陽道ベースの汎用系鬼道術!

元々九字の中では強い組み合わせではあるけれど、今回はそれを───

 

「───力ッ!」

 

力に特化させる!

 

指先からまっすぐに飛び出た閃光が、ネロの持つ剣へと直撃する。

途端に加速度的に速度を増した刃が、打ち込まれた拳を迎撃するように跳ね上げられ────ネロごと後方へと吹き飛ばされていく

 

「────は?」

 

────一撃。

ただ走り出し、踏み込み、突き出した拳一つが、常識外の威力で少女を吹き飛ばした。

バーサーカーとしてのステータスアップもあるが、それにしてもこれだけの力量差が出るのか?

と言うか今の感じ、もはや真祖の姫君にも通ずるレベルの────

 

「手を止めるでないッ!」

「───ッ!“東に頭、西に柱、中央を鞠とせん”」

 

その声に半ば反射で反応し、今度は礼装まで用いて迎撃体制を整える。

落ち着け、ピンチはいつも通り。ステータスで苦しめられたのだって、一度や二度ではない。

 

 

────だが、今戦っているのは、信長ではない。

それに俺も一緒にここに立っている。後ろではなく、並んでここにいる。

やるしかない、やるしかないのだが─────いつもの様な、形のない希望すら見えてこない。

平たく言えば、なんとかなる気がしない。

落ち着いたところで、そんな事実が余計に押し寄せてきた。

……本当に余計である。できれば今すぐお引き取り願いたい。

 

「……捧げよ、余の、振る舞いは、運命、で、ある────捧げよ、全てをッ!」

「……リン、気持ちはよくわかる。余とて、恐怖がないといえば嘘になる。一撃酌み交わしただけで、その差もよくわかった。力も速さも及ぶべくも無いだろう」

 

それはそうだ。そんなもの見ていた俺よりも、実際打ち負けたネロの方が分かっているはずだろう。

もちろん、負けるつもりは無いが……恐怖だけはどうしようもない。先程のカリスマの話と同じだ。意思とは無関係に体を支配し、精神を蝕む……それがこの恐怖というものだ。

恐らくだが、これも月の魔力の影響だろう。カリギュラの狂気が俺の思考を浮かせているのだ。

 

「だが、それでも余は言うぞ。何を不安に思う、何を恐怖する。余は無事に帰ると誓った、貴公は月を口説いて見せた。であればここにある皇帝が、沈むはず無かろう、没するはずが無かろう!例え空に月が浮かぼうと、ローマの日は落ちてなどいない!」

 

……熱?いや、これは炎か……?

発生源は……彼女の持つ黒曜の剣か?

 

「余は名を許した、であれば掲げよ。その名は尊く、称えられるに相応しい!」

 

溢れた熱が、月の光を歪め具現化する。

零れし赤は、灼熱の証。万物を焼く原初の炎────いつも彼女が振りまいていたのと、何も変わりはしない。

 

「……ネロ」

「そうだ、余こそが皇帝(ネロ)、余こそがローマ!民が傷つけば癒し、民が求めれば与えよう!余の威光はローマにおいて万能!褒めるが良い、称えるが良い!ネロ・クラウディウスがここにいる!今こそ権能を委ねよ!」

 

 

激しき炎が収束する。

その切っ先に炎を踊らせて、腹では研がれた煌が胎動している

 

────それは太陽。

小さく、そして暖かい……だが輝きだけは本物にも劣らない。輝くために存在するその陽炎は気がつけば月の光すら飲み込み、辺りを作り替えていた。

 

「────臨兵闘者皆陣列前行、力ッ!」

 

赫灼の剣を携えた皇帝へ、展開した七羽の鶴より閃光が送られる。

確かに、ステータスでは圧倒的に負けていた。だがそれでも勝つ。それは信長に限った話ではない。英雄なんて連中は結局、負けず嫌いの集まりなのだ。

 

「いい献上物よ、まるで都から喝采でも受けているかのようだ」

 

バーサーカーが二度目の構えを取る。一撃目で吹き飛ばしてしまい、追撃ができなかったことを踏まえてか、その構えは最初のものよりもどこか小さく纏まっていた。

 

「捧げよ、捧げよ、すべてを捧げよ、我が、愛しき、妹の子─────」

 

しかし遅い。

先の衝突の分を返すかのように、ネロはバーサーカーより一手早く踏み切っていた。

肩越しより構えられた大上段振り下ろしの一撃、圧倒的な出だしの差すらものともせず拳を合わせるそのステータスはさすがバーサーカーと言わざるを得ないだろう。

だがしかし、今の彼女は既に一瞬前の彼女とは異なっている。

再び加速した刃は、今度こそその拳を弾き返した。

 

「────ッ!?」

 

苦し紛れに突き上げられた脚すら切り上げによる一閃で叩き上げ、バーサーカーに抵抗の余裕を与えない。

 

再び上へと戻った剣、構えられた第三撃目は、威力と速度を増した二度目の振り下ろし─────

 

「────喝采は剣戟の如く(グラディサヌス・ブラウセルン)!」

 

激しき炎の波が、地を舐めて迸る。

たかが斬撃、しかしその一撃は大地を割り、その衝撃に大地の果すら揺らして見せた。

魔力の半分を使って一気にぶち込んだ最上級の筋力増加×七に、ネロ自身の何らかの力が作用した三連撃……直撃すればバーサーカーであろうとも消し飛んでてもおかしくないのだが……

 

「霊体化か……いや、どちらかと言えば令呪による強制撤退に近いか」

「───よくわからんが、それは逃げられたということか?」

 

ネロ本人も、最後の一撃に手応えを感じなかったらしく、不思議そうに炎の消えた剣を振って感触を確かめている。

 

「まぁ、そういう事だね」

 

ネロの炎によって辺りの魔力も散っている。ようやく繋がった通信からはロマニの慌てた声も聞こえてきているが……いやなんというかもういいや。

とりあえず早く休みたい。

だからこそ────

 

「そうだ、都に行こう」

 

久しぶりに自前の魔術回路をまともに使ったこともあってか、いや本当に疲れた。

 

 

────月夜ばかりと思うなよ、女神様(アルテミス)

 




月が綺麗ですね......夏目漱石だかなんだかの本で使われたらしい告白のセリフらしい。
月夜ばかりと思うなよ......月が出てない夜だってあるんだからな、月明かりがない時は殺し屋が沸くから気をつけろよ
女神様......どこ出身かわからない感じのトライスターでアモーレミオなお方。なおカリギュラを愛した月の女神様とやらは実は別の人らしいけど、同一視されるということで結局この人である。リアルのカリギュラさんは別に月とは関係ないらしい、型月設定凄いね
凜くん→ネロ......ノットラブ。本当の愛され方を知って妹に嫉妬しただけあって本質的に愛に飢えてる。ネロが純粋な愛の人なので今回の感じの思考に
九字......臨兵闘者皆陣烈在前などの陰陽的な言葉?ぶっちゃけ全く知識が無いので適当。すげぇダサい。最後に加えているのはwikiに「最後に一字加えるとその文字を強化する役割を果たす」と書いてあったがため。多分使い方は間違ってる。でも気にしない。そんなこと知ってる人絶対いない。

さて、そろそろサーヴァントの紹介に移ります。
今回はネロ・クラウディウス、ローマ帝国第五代皇帝にして型月定番の女体化サーヴァントです。
容姿は巨乳なアルトリア。服装は半ケツだったり透明スカートだったりと芸術的。
ぶっちゃけ戦士としての逸話は無いのでサーヴァントになったとしてもセイバーとか有り得ないのだけれど、皇帝特権というスキルを使って無理やり素養を得てセイバーになっている。ちなみに持ってる剣は自身の作品というだけで別に宝具でも何でもない。でも燃える。
彼女の戦い方は基本的に皇帝特権というスキルを使った臨機応変タイプ。元々のステータスの低さをスキルで補う形。セイバーっぽくないよね、僕もそう思う。
皇帝特権とは簡単に言えば「皇帝の特権を使ってスキルを手に入れる」というもの。ランクAを超えれば体を変質させるような「神性」や「怪力」とかも使えるようになる。いわゆるところのチートスキル。ただし時間制限付き。ちなみにネロのランクはEXなので大体再現可能らしいですね。しかも本人が好奇心旺盛なのでマニアックな感じのも網羅してるとかなんとか。
性格は尊大にして純真。ワンコタイプで褒められるのが好き......なのかな?急いで勉強しましたが、やっぱりゲームをやってないと知識が足りない......。ただゲームではいろんなプレイヤーを悶えさせたという話はよく聞きます。ちなみにエクストラとトリプルCのお話ですよ?
ちなみにバージョン違いとしてウェディングドレスは姿を見ることができます。これはトリプルCの方ね。グランドオーダーでは別キャラ化し、「赤セイバー(赤王)はエクストラ次元の出身」、「嫁王は何も経験してないあなたのヒロイン」みたいな感じらしいですね。もちろん持ってないので噂です。赤王は星4、嫁王は星5......どっちも皇帝特権などのスキルがやはり優秀らしいのでぜひ持ってる方は育ててあげてください。
ちなみに嫁王の剣は白い色違い。グランドオーダーだと斬撃の軌跡がLOVEになるらしいですよ。
宝具は固有結界に似て非なる大魔術による自身の作った劇場の再現。

......まぁこのキャラも話し出すと止まらないのでここら辺で。個人的にはすごく魅力的なキャラでした。
ちなみに信長ではからすれば相性が宜しくないのですが、ネロから信長に対してはそんなに悪くないイメージです。まぁ主観ですけどね

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