聖杯奇譚 魔王降臨   作:ヤッサイモッサイ

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私、今日調べるまでブラドさんの強さを舐めてた。
何あれめちゃくちゃ強いじゃん。化物かよ、何あれ赤いコートの旦那さんですかね?拘束術式開放しちゃうんですか?勝ち筋ねぇよ、ついにパワープレイ炸裂だよ。お前あれだよ、一応今回も説明入れとくよ。後書きに。なんかごめんなさいねVSブラド戦をだいぶ前に所望してくれてた人。こんな感じになってしまったわ。

でもあれだよね、ドッグファイトとか空中戦ってタイプムーンの十八番だもんね(zero感)


いや本当にごめん。あとゲームの話だけど25日までに靴下集めておけよっていうカエサルのセリフは単に黒い呼符とチキンバケットを集めとけ的な意味だったらしいですね。竹箒日記に書いてありました。
では本編どうぞ


死が埋め尽くす、世界ぞ踊る

大気を叩く翼膜が、盛大にBGMを奏でる中。

対峙したロン毛の貴族装束が興奮したように口を開く。

 

「さて、上手いこと分断されてしまったのだが……よくぞ出てきてくれたアーチャー。いや、東の英傑“織田信長”と呼んだ方がいいかな?」

「ほぅ、なんじゃ?貴様と面を合わせた記憶はないんじゃが……よもや魔女から特徴を伝え聞いただけで正体に至ったか?さぞ聡明な人間だったと見える。それだけではないのぅ、駆け出してくるあの速度は、ランサーということを差し引いても速すぎる。文武に優れた貴族と言ったところか」

「名を求めるのならば答えよう。これは我なりの礼儀だ。我はブラド、ルーマニアを生地とし、生涯をそこで閉じたもの……貴殿と同じく、その性質を歪められ、穢されている者よ」

 

……あぁ、なるほど。あれか、このブラドとやらは高潔なタイプらしい。知識から判断すれば、確かにさぞ優秀な王であった事は想像に難く無い。そういう面でいえば相性は悪くない……のだが。別の点での相性が悪すぎる。戦うには別にしてもこれは対話を楽しむという考えは捨てた方がいいかもしれない

 

「勝手に同情してるところ悪いがの、ワシのは自称じゃ。貴様のそれとはちと事情が違うでな、気を揉む必要は無いよ。しかし、自ら名乗りを上げたということは尋常なる勝負が望みだと、そういう判断で構わんのか?」

「無論、我と貴殿では絶妙に噛み合わないことは重々承知。だからこそ、会話に熱が入る前に、純然たる闘争にこの身を浸したい……この考えも、我だけのものかな?」

「いやいや、確かに会話も好きじゃが、それで戦いが味気なくなるのも愉快ではないからの。その気遣いは大人しく受け取るよ」

 

まぁ、生前のことから想像してワシのように我欲の強い輩とは話が合わない。さらに言えば相手は信仰心の塊のような男であり、それからしてみれば信仰を持たないワシは憎らしさはあってもいい感情は沸かないだろう。主はワシのことを勘違いしておるが、別にワシ自身はケンカが好きな訳では無いのだから、無駄に張り合ってお互いの技の精度を悪くするくらいならば、端から戦いに熱中するというのも悪くない選択だ

 

「ハッハッハ、それは重畳!ここは既に我輩の領域、我が定めし戦場なり!」

 

そういい手に持つ槍を、バトンかなにかのように回してはこちらに構えてみせる。

急速に増したプレッシャーから、その言葉に偽りはないのだろう。全方向から襲い来るこの感覚は、それこそ個ではなく軍を相手取るかのような倒錯を引き起こす。

なればこそ、それ相応の準備をして応じるのがランサー風に言わせれば返礼というものだろう

 

「ならばワシもここを陣地にもらおうかの……んー?被ってしまったなぁ、ワラキアの男よ。となればいよいよ始めるしかあるまい」

 

前回はかえって首を絞めた三千世界の大量展開、地面に突き立たせたワシなりの戦闘態勢。ランサーの様な三騎士を相手にするのに、やはりこの位は必要だろう

 

「あぁ、良いな!非常に良い趣向だ!始めるしかなかろう!我が領土に踏み込み、あまつさえ所有権を主張したのならば!後に残るのは絶対無情の圧倒的闘争以外にあるまい!我は“悪魔(ドラクル)”……しかし怪物(モンスター)に在らず!これより先に言葉は不要だ魔王よ、共に鮮血と死の世界に陶酔するとしようぞ」

「────上等じゃぁっ!!!」

 

あの長物と速度を持つものに先手を譲るのは自殺行為にも等しい。気がつけば心の臓を貫かれていた、なんてことにならないためには、まず何よりも先に動く事だ。一歩でも踏み込めば、その分逆に敵の得物は自身から遠のくのだから。

対して自身の得物を最大限利用すべく、動き出した向こうも選択するのは同じく突進……なれば必然、微塵の距離は瞬時に消え去り、お互いの手で閃光が幾度も瞬いて見せる。

光線の様に突き出された穂先へ、たなびく光のカーテンの様に緩く合わせられた切っ先がその行先を逸らし、そのまま今度は強風にはためく布の強さで持って刃の腹が切ってかかるのを、瞬時に回された幾何学的な柄が受けてみせる。

噛み付いた槍を跳ねあげた膝で外し、左の手で固定すると、距離を空けさせぬべく逆手に持ち替えた神速の刀で攻め立てた。

 

「ぬぅ!?これは────」

 

堪らぬと言った風に、〇距離で閃く剣技を槍を挟んだまま紙一重で躱していくランサーへ、しかし攻勢は緩めない。

 

「ほれほれ、その無駄にでかい体でいつまで避けられるかのぅ!?」

 

お互いに槍を握っていて動きが制限される以上、武器を持つ上に小柄なこちらは駆動範囲が広く非常に有利に立ち回れる。

それをワシに勝る筋力値と、逆にでかさを利用して振り回し、飛び回りながらランサーは避けていく────だがここはワシの領地、辺りにつき立つ無数の銃は飾りではない。バーサーカーにはしてやられたわけだが、ならばこそ逆に今度はワシがそれを利用する。

乱立する三千世界のうちの一つを蹴り上げ、銃口を上へと調整した

 

「ぬぅおぉぉぉぉ!!?」

 

地面から鋭い覚悟で射出された弾丸は奴の手元を的確に穿ち、反射的に離された手から槍を奪い取る。

 

「ワラキアの槍ゲットじゃ。やい、槍なしランサー!素手なんかでどうするんじゃー?」

「────なるほど、流石は野望の炎を持つものよ……だが、我はその尽くを串刺しにして来たもの。“極刑王”なり!!」

 

そう言って得物を奪われたままにも関わらず、ワラキアの王は後退していく。

 

「────あん?何のつもりじゃランサー。まさか本気で素手で戦おうなどというわけでもあるまい?」

「いやなに、恥ずかしい事に、貴殿のその目がある以上我の槍はその身に届かないようだ」

 

……まぁ確かに。ステータスこそあれど、技量という面で言えばバーサーカーや冬木のアーチャー程でもなく。そのステータスすらあの騎士王には届かない。何よりもこのブラド三世は、“吸血鬼ドラキュラ”の元となったとされる人物だ。その影響か神秘を否定するワシの力がガッツリと働いてコンディションは騎士王の時よりも遥かにいい。

 

「いやいや、だからって槍を捨ててどうするんじゃ?」

「フム、その疑問も最もだが……よもや複数の武器を持つのが自分だけだとは思っていないだろう?」

 

そう言ったランサーの足元から、木々が育つのをコマ送りにでもしたかのような速度でまた一つ槍が生えてきた。

……なるほど、つまりワシの三千世界の様に、無数の宝具の同時運用こそが奴の全力、と言ったところか。

 

「君の逸話は知っている。敵の騎馬隊を崩した三千人からなる間隙無しの連続掃射……宝具へと昇華されたそれは一斉掃射も可能そうだな」

「カカッ、自慢の宝具でな。三千発の同時射撃は槍が数本ある程度じゃ防げんよ。たとえ無限にあろうとも、貴様が人間である以上同時に扱える数には限界があろう?」

「そんな事は言われるまでもなく承知済みだ。確かに我はその数こそ多くとも同時に扱う術はないが……その分、分母で上回れば勝機が見えてくるとは思わんか?」

 

分母で上回る?そりゃ……三千個以上の槍は確かに用意できたら素晴らしいがのぅ?

 

「アーチャー、貴殿の弾丸が三千発でよかった。あと二千も追加されていれば、流石に我が槍でも突破されていたかもしれん────“極刑王(カズィクル・ベイ)”。そこは既に我が領域だぞ、アーチャー?」

 

無数の槍────もしもそれがブラド三世の持つ逸話を元にした宝具ならば、十中八九それはオスマントルコ兵に行った串刺しだ。だとすればその総数は────

 

 

警鐘を鳴らす本能に従って全力で飛び上がったワシの肩に、地面から飛び出してきた赤黒い刺が突き刺さる。

 

「チッ!」

 

思わず漏れた舌打ちよりも早くその先端を切り落とし、その刺からさらに発生した二撃目────否、視界に入る三十六撃より逃げ出す。

 

「────我は串刺し公、二万もの人間を“極刑王”の名の元に処刑した我の宝具は、総数二万からなる刺の世界だ」

 

舞い挙げられた銃を利用して縦横無尽に空へ逃げるが、その高速軌道にも追いすがるように死刺の群れは幾重にも連なって天へ天へと伸びてくる。質が悪いのがその一本一本の長さ、どこまで逃げたところで直線機動であれば必ず一瞬で追いついてくるし、一度生えた刺は消えることがない、その上質量なぞ関係ないと言わんばかりに一度生えた刺からすら何度も何度も追加をしてくるお陰でいくら逃げても────

 

「逃げ場が無いっ!!」

 

特に行く手を阻むように組まれた刺の壁には前方への急ブレーキと、後ろからくる追撃の一本から逃れるための横方向への一発を打つために両手を使わなければならない。別に肩の傷はそれくらい問題にならない程度の浅さだが、しかしこの移動でかかる負担は別だ。いや、まだそれで躱せているだけマシだろう。これで躱せない密度まで攻撃を受け続ければ、今度こそマズイでは済まないが。

 

「数が多ければ偉いみたいなバカの考えも、ここまで極まれば手に負えんな!」

 

目には自信がある、アーチャーとして呼ばれた以上、それはランサーにとっての脚のようなものだからだ。

だが人間の構造上常に捉えられる視界は前方180°のみ。特にこんなに高速戦闘は慣れたものではないし、前後左右ならまだしもそこに上下が加われば360°カバーできてもまだ足りない。

右から飛び出たものを手で捌き躱し、その先の入り組んだ刺の迷路を連続で弾丸を打ち込むことで切り抜ける。

出来ることならランサー本人を見つけて攻撃をやめさせたいところだが、しかしもはやここまで動かされてはどちらが上なのかすら判断がつかない。外から見れば正しく刺の城と呼ぶべきものにでもなっているであろう状態だが、それに囚われてる側からすれば笑えないわけだ

 

「────行き止まりじゃと!?」

 

四方八方、遂に隙間のない部屋へと追い込まれた。ここぞとばかりに部屋中を埋め尽くさんと、壁という壁から刺が飛び出してくる。

唯一の逃げ場だった進入口も、既に追いかけてきていた刺に塞がれ出ることは叶わない。

逃げ場が無くなったので仕方なく銃の乱射による移動をやめて、迫り来る刺を破壊する作業へと切り替える。とはいえ足場すら砲口となる以上、足を止められないことに変わりはない。次々と両手に持つ銃を装填し直しながら、その部屋そのものとの格闘を続けていく。

 

「そら、動きに精彩を欠いて来た」

「貴様っ、どこから湧きおった!」

 

途中乱入してきたランサー本体の攻撃も加わり、いよいよ手が追いつかなくなる。緊急回避のために推進力として銃を使ってそのまま壁に衝突したことも数度では済まない。

説明するまでもないが、槍とは貫くもの……刀や剣による斬撃、鈍器による打撃、最悪弓の射撃でも、魔術の爆撃でも何でもいい。それらは被弾したとしても、ダメージで体の動きを鈍らせることはあっても、武器そのものによる物理的な拘束はない。

だが槍に限っては違う。攻撃の成立と共にその異物は肉体に穴を開け、そこを通して対象を貼り付ける事の出来る拘束性の高い武器だ。故に反撃のために敢えて一撃受けてやるなどというバーサーカーの時のようなことは出来ないし、そもそもの殺傷性が高すぎる。

三千世界を呼び出して一斉掃射しようにも、ランサー本体がそれを許す訳もなく、今となっては呼び出した銃を取ることすら邪魔される始末……作戦なんて何も無いのが痛い

 

「化物じみた強さよな!それが貴様のいう、“在り方を歪められて得た力”か?」

「然り、領地内に限ればこの我は神性を持つサーヴァントにも劣らぬ力を発揮する。この身でも打倒出来ぬとすればそれは、今も外で戦っているであろう竜殺しクラスの英霊位のものだろう」

 

────陣地内。そういえばこいつの言う陣地とは一体何のことだろうか?わし自身も言ったことではあるが、わしのは三千世界を呼び出す手間を省くためのいわば作り置きの事を指している。だが別に眼前の男は槍をばらまいていたわけでもない。無論この攻撃にも距離的限界があるであろうから、そのことをとってもいいのだが……それにしては口ぶりが引っかかる。なぜならそれは領域ではなく射程と呼ぶべきものだ

 

 

 

────もし、本当の意味でここがやつの領域なのだとすれば……光明はある。

 

「考え事は感心せぬな。開戦直後からすれば、見る影もない動きだぞ────そら、だからこうして空いてしまう」

「しま────ッ!!?」

 

見えた光に目が眩み、出来てしまった一瞬の隙を、しかしてランサーは見逃さない。相変わらずずば抜けた敏捷せいで接近した吸血鬼は手に持つ槍をまだ傷のない右肩へと突き刺す────それと同時に生じるのは心臓付近に生じた異物感、瞬く間に成長した異物は肉を掻き分け、起伏に乏しいその胸を引き裂いて飛び出して来た

 

「それは証だ、魔王よ。我に突き穿たれた、罪の証。蓋を開けてみれば戦いというよりはまるで狩りの様だったな?」

「──────ガアァッ!!」

 

引き抜かれた槍の代わりとでも言うように、殺到した刺の尽くをその身に受けてはその度に穴を増やし、壁に叩きつけられた時にはそれこそ罪人のように身体を貫く刺に支えられて張り付けられる有様……

 

「まだ幼き少女をいたぶるのは心苦しい。安らかに眠り給えよ、極東の魔王よ」

 

正直に言えばだが、仮にまだ体が動いたとしても、敵の刺を封じることが出来たとしても、このズタボロ具合では武器を持つことすらままならない。仮に体を支える刺が抜けてしまえば、ワシはきっと立っていることが限界だろう。

だから、作戦でもなく純粋にここまでいたぶられた事を、ここまでわしを追い詰めた事を素直に賞賛しよう。なぜならそれは外の竜にも、騎士王にもできなかったこと……

 

「────其ノ炎ハ須ラクヲ焼ク」

「……辞世の句という奴か?良い、聞こう。万人に遺す権利は存在する」

「戯けが。ワシはもう一度読んだ、ならば二度はない。これは────お前に贈るための、どちらかと言えば送辞の句とでも呼ぶべきものよ」

 

胸から飛び出た刺のせいで、詠唱しにくいことこの上ないが……その分魔力さえ叩き込めば多少端折ろうが問題ない

 

「天魔轟臨────“■■■■■■■”」

 

 

 

 

 

世界は─────炎にこそ包まれる

 

 

燃えよ吸血鬼、この炎はあらゆる神秘を否定する。

古きは散り、新しきは栄える。この理が支配する世界に───貴様の居場所はないよ

 

 

 

 




じゃあまずは説明から入ります。まずはブラドさんについて......この人もこの人でFateだとめんどくさい人になります。なにせ同一存在でパターンが三つ......一つがドラキュラとしての補正を受けないランサー。これはエクストラのブラド三世になります。そして皆さん馴染みのロン毛ブラド三世はドラキュラ補正を受けたブラド、吸血鬼ドラキュラの元となったブラドですね。これはアポクリファに出てきたランサーとグランドオーダーに出るバーサーカーの二つがあり、前者と後者の違いは化物としての名を若干受け入れているか否か。前者は受け入れてなくて、後者は前者の記憶があるから少し受け入れているというか......まぁ嫌だけど我慢するみたいな感じのブラド三世になります。
めんどくさいのがですね......ゲームブラド三世はバーサーカーとしての扱いを受けて、プレイアブルキャラもバーサーカーブラド三世なのに、ストーリー状ではあくまでもバーサークランサーな所にあります。何が違うのかって?全然違いますよ。ステータスも宝具も。ドラキュランサーブラドの宝具は正直キチってます。
まずはスキルで自身の陣地を作り、その中ならばステータスがバク上がりするというキャスター的なあれがあり、その中で宝具極刑王を使うと総数20000の刺が敵めがけて殺到するわけです。逃げ場もなくなり最終的にグサッとやられるわけですね。今回信長はこれにボコされました。ただし信長のものと違い同時展開は出来ないんですね。順繰りに出てくる方式採用してるので、作中で「銃が五千個あったらやられていた」というのは刺の需要と供給が追いつかなくなることを指します。信長のは完全同時射出なのでリロードさえすればまた直後に一斉に撃てますがブラド三世はそれが出来ないということを指してます。そしてこの刺は自分で持って槍としても使えるんですね。ブラド三世は「相手を突くことに成功」すると相手の心臓から刺をはやせるという力もあるので、鎧が強固な存在でも内側から崩せるという能力もあったりします。さて、じゃあ本編で信長は何に気がついたのか......簡単です。ブラド三世のこの宝具は自身の作った領地の影響を強く受けます。領地の外で発動すれば自分の体からしか生やせないんです。......えぇ、つまり場所を移すような事をされると途端に弱くなります。具体的には固有結界とか使われると陣地の外という扱いになるので刺が無くなります。


なんだ!じゃあ楽勝だね!......なんて思ったら大間違い。まぁ本人が嫌がるので使い方には困るのですが彼の宝具は二つありまして......もう一つが簡単に言えば「想像上の吸血鬼ドラキュラそのものへの変化」です。身体を霧にしたり再生したり血を吸ったりするあれです。Fateにも吸血鬼はいますがレベルが違います。具体的に言うならこいつを止めるために争ってたサーヴァントが複数で、それも中にはギルガメッシュクラスがいたのにも関わらず殺しきれない化物です(一応サーヴァント連合も全力だったかと言われると違う)。まぁ弱点がその分強化されるので洗礼詠唱で消滅するんですけどね。


とまぁ小説版のブラド三世はハッチャケまくりです。彼は一応地元が舞台だったから補正全開だったというのもありますけど、それにしたってこれは無い。


え、ゲームのバーサーカーとしてのブラド三世は?って?まず同名宝具の血濡れ王鬼(カズィクル・ベイ)は範囲攻撃じゃなくなります。杭の材質になるものなら木でも肉でも骨でも髪の毛でも何でもいいので取り込むことが出来、それを体内で杭に加工して相手に飛ばす宝具になります......え?全然違うじゃないかって?お前それみんな思ってる。



とまぁ色々すごいわけです。本当に私も今日見てびっくりしましたからね。執筆に二時間かかったのは久しぶりだよバカヤロー。六千文字程度に二時間ですからね。恐ろしいのは串刺し公か......
と言っても私はホント知識ないので間違えてたら指摘お願いしますね。
割とゲームのブラドさんこき下ろしたからフォローしておきますがキャラとしては非常にかっこいいし、シリアスもネタもこなせるダンディないい人なんです。戦闘もバーサーカーの中ではレアなアーツ二枚持ちで独特な動きもできますし、カレイド持たせればスキルの吸血でNP吸って速宝具打てたり優秀なんです。さすが星五ですね!......あとはバーサーカーの単体宝具のくせに異常に威力の低いバグ()さえ治れば、宝具強化クエかもん。あと素のNP効率もちょっと何とかしてどうぞ

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