ヘラクレスも最終再臨してかっこいいイラスト解禁されたし、エリザベートちゃんの素材はすべて揃ったし。ハロウィーン最初のクエストで露出人妻はゲット出来たしと嬉しいことは多いけれど......サーバーと星五鯖を何とかしてくれ本当に
では本編どうぞ
高校生活も慣れてきた……というよりも、普通の生活にすっかり慣れてしまった。別に波乱万丈なそれこそ本の中の世界に生きたつもりなんてないけれど。魔術のある家と外ではだいぶ違うものだ。長年の習慣で染み付いた優等生の皮はもはや離れることもない。周りからもそうあることを望まれている……でも平和というのは落ち着かない。
本の中の世界でなくとも、俺が自身の興味を満たすためには波乱万丈な出来事が必須なのだ。数年もすれば高校を出る、そうすればもっと自身を埋めることが出来るだろう……願わくばその中に────自身の正義よ、在れ
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────ワイバーン。空を飛ぶ龍の一種で腕と翼が一体化し、竜にしては小さめな体が特徴。漢字では飛竜と書く事からも分かるとおり奴らは飛ぶことに特化した竜種である
「……それで、フランス兵の方のワイバーンはマシュに任せるとしてこっちはどうするの?まさか信長一人でやるわけ?」
シロは既にマシュの元へと向かっている。ドラゴンを見ても俺とは違い目を輝かせているあたりなにかズレている気がするけど、彼女も彼女で傑物というか大物というか……単に無知がすぎるというのもあるのだろうが
「一人でやるも何も高々トカゲ一匹に何人も連れ出す必要はあるまい」
「人間を丸のみできるサイズで空を飛びながら火を吹くトカゲを人間はドラゴンって呼ぶんだ」
「結局トカゲではないか。爬虫類トカゲ目じゃろ?案外薬でも焚いたらコロリと落ちてくるかもしれん」
もし本当にそれで落ちてきたならその市販薬は宝具認定しても構わない、否むしろ国を押して、国で推して宝具
「……まぁ冗談は置いておいておくが考えても見ろ主よ。いくら機動性に優れていようとわしの銃から逃げるとか物理的に不可能じゃろ?」
「だとしても鱗を破るのに何発打ち込むんだよ。その間にブレスでも飛んできたらそれだけで死ぬぞ?」
「カーッ!ビビリじゃのぅ!死ぬかそんなもんで!つーか一発打ち込めば爆散するレベルじゃわあんなん!前にも言ったが私は相性ゲー大得意!中でもドラゴンなんぞ三つある相性全部かかってもはやヌルゲーとか作業ゲーの領域じゃわ!」
……あぁ、えっとスキルの“古い時代”絶対殺す的なヤツか。
「え、あとの二つは?」
「もう一つの宝具の“神性”というかドラゴンの場合は“神秘”。あと一つは銃に付いとる対騎乗の力じゃ。乗り手の逸話を持つ者にも、乗られる生き物や兵器にもわしの弾丸はよく食いつく」
なるほど!
「んじゃやっちゃえアーチャー」
「うっわ、手の平返しはやっ!」
と言いつつ空を旋回中のワイバーン目掛けて放たれた弾丸は確かに容易く命を奪い対象を地へと落とした。
確かにヌルゲーだ。今までの戦闘は何だったのかと思ってしまう程の。
「前回の特異点にはなかなか該当する奴がいなかったからの。神でもなく古くもなく乗り手でもない。セイバーも反転していたせいか騎乗スキルが機能してなかったしのぅ」
「さんざんぼやいてた理由がよくわかったよ。ここまで変わるものなんだね」
「
返す言葉もございません。
いやそれにしても圧巻だ。一撃でワイバーンが吹き飛ぶとなるとそれこそ御伽話の世界になる。
「まぁこの竜自体大した竜ではないということもあるがの。わしは最強ではあるが戦争に絶対は無い、先に言っておくがジャンケンとは違いわしの言う相性ゲーには無論勝てない奴もおるじゃろう。流石にトカゲに負ける気は無いが同じサーヴァントであってもわしひとりでは負けの目がある戦いもある。前の特異点のアーチャーがそれの代表例じゃな」
「あぁ、結局正体がわからなかったあの弓兵ね。近代のサーヴァントなのにあのめちゃくちゃ具合は確かに凄かった」
和やかな会話の最中だがこれでも信長は片手間に空を飛ぶワイバーンを撃ち落としながらの事だ。
あと、例えにならないならジャンケンみたいな絶対感あふれるものを持ち出さないで欲しい
「うん。あれはまだ相性が悪いというからわかるが中にはきっとわしとの相性の悪さを覆しよる英傑もおるじゃろう。その為に主よ、おんしがおる」
「もちろん、世界を救うのは俺の願いだ。信長は手伝ってくれているだけ、そうだろ?」
「わかっているなら今後はその手の令呪の使い方を間違えるなよ。カッ、これを言うだけで一体どれだけ手間がかかるんじゃ。どれもこれもあのいけ好かないデカ女のせいじゃ。絶対許さん」
手元に視線を戻すとそこには使い切ったはずの令呪が確かに一画蘇っている。本来の俺の魔力ではとてもじゃないが回復させられるようなものではない。それが戻っているのもカルデアが作り出した契約システムのお陰だ。そのため俺は一日一画のペースで令呪を回復できる
「令呪が消えればサーヴァントを律する鎖が消えたも同然、中にはマスターを殺そうとするサーヴァントも出てくるじゃろう。主の場合は召喚の特異さとわしの容量のでかさから他のサーヴァントを召喚するのは不可能じゃがあの娘の様に現地のサーヴァントを一時的に使役することも出来なくはない」
「前回のキャスターだね?」
「そうじゃ。まだ正式な聖杯戦争では無いから使い切った程度で刃向かう狂人はそうおらんじゃろうがもしもわしにしたように不愉快な命令があれば確実に背くぞ、英霊とはそういう生き物じゃ」
強く不快感を訴えてくる信長に余程のことなのだろうと朧気ながら一応は理解しておく
「まぁとりあえずはこの場から離れようか。マシュも情報収集してくれたし向こうも向こうでワイバーンを倒し終わったみたいだし」
ざわめきが広がるフランス軍に少し違和感を覚えるがまぁあのような少女がドラゴンのブレスを受け止めたりすればそうもなるだろう
「────いや違うぞ主よ。よく見ろ、盾子の横にいる金髪を」
「金髪?あの女の子か?フランスなんだから別にいてもおかしくないだろう?」
「お主わしや騎士王で感覚が鈍ったのではないか?普通女騎士など存在しないわ。じゃからわしらはその性別を隠す為に色々苦労してきたのじゃから。大してあの女は男装をするでもなくあの兵士の中におる。戸惑いの原因もよく見ればあの娘っ子じゃ」
はぁ、なるほど……それで?なんだというのだ?
「お前はホント鈍いのぅ!?サーヴァントの気配くらいみぬかんかい」
「────サーヴァント?あれが!?え、いやだって持ってるのは旗だぞ!?俺はてっきり応援団的なアレかと」
「応援団的なアレがど真ん中にいたら邪魔じゃろがい!」
あぁ、そうか。よく考えればそれもそうだ。だからといってすぐさまあれがサーヴァントだとは思い至るべくもないが
「いや、というか意識してみてもサーヴァントにしてはなんというか気配が……微妙じゃないか?」
「だとしたらそれは私の仮説が合っていたということじゃ。まぁ現実はよほど複雑みたいじゃがの。とりあえずわしらは先に離脱するぞ、奴らのことはそこで待っていれば良い」
そう言って信長は撃ち落とした五匹のワイバーンを置いて茂みの奥へと消えていく。俺も反射的にそれにならって飛び込んだがさり気なく無視できないセリフが漏れていた気がする。
仮説が正しい?あのジャンヌ・ダルクの話だよな?
えーっとジャンヌ・ダルクは死んでいる。復活したら怖いよね。しかも復讐心に駆られてるなら尚更戸惑うよね。うん。それでジャンヌはフランス人の少女で兵士で有名な絵だと旗を掲げていたりいなかったり────え、マジでそういうことなの?さっきの少女がジャンヌ・ダルク!?
「主よ、合流は後回しじゃ。わしらは先に足を進めるとしよう」
「……わかった。何をするつもりなんだ?」
「おそらくあの少女はジャンヌ・ダルクじゃ。私の予想と少し違ったがまぁ味方ならば味方で良い。そして盾子達と行動を同じくすることは間違いない」
「そりゃこの時代に現れた本物の聖女様ならこのフランスを助けたいと思って不思議はないからな。むしろ当たり前だ、なら目的は同じ協力するだろうよ」
魔力で持って肉体を強化し木々の間を駆け抜けていく。信長とは元の速度からして違うがそこは向こうが合わせてくれている……ただこの場合不安なのはしゃべりながら走っていて足を踏み外さないかどうかだ。根っこや枝もこの速度で走っていたら恐怖の対象だ
「うむ、じゃから向こうの心配は要らんじゃろう。わしらよりよほど頼もしい味方がついてくれたも同然じゃ。最悪あの戯けた医者を介して連絡を取ればいい。わしらは先に陣地を作り、別ルートで進むとしよう。その方が奇襲になるでな」
「奇襲?何に対しての?」
「────まぁまぁ軍略Bに任せておけ。わしも今川の時のような無茶はもうせんよ」
まぁこういう時の彼女は信用出来る。そういうのであれば俺からは特になにかいうことはない
「なに、龍脈ついでに面白おかしい反応があった気がしてのぅ。やはり霊地にはサーヴァントが現れるものなのかのぅ?」
「あー、なるほど。つまり俺らはカルデアとパスを繋ぐついでにそのサーヴァントと合流する……そういうことでいいのか?」
「そういうことでよい。主も先程まで寝てたようなもんじゃし日が沈んでもまだ動けそうじゃが……ひとまずはそこについたら一休みとしよう。さすがに百年ものんびりと事を構えるつもりもないがかといって数時間走り回ったところで解決する規模でもあるまい、国を一つ落とすも救うも一苦労じゃてな」
「わぁー、すごい説得力」
一苦労なだけで出来ないと言わないのがまた英雄の信じられないところだ。
国の規模の話なんて魔術師とはいえそう縁のあるものでもない。これがまた王冠クラスだの色位だのになれば話は別なんだろうが……
「いやいや主よ、今絶賛世界をかけて奔走中じゃろうに」
……なるほどそれもそうだ。やったね!これで俺も英雄の仲間入りだー!
「とはならないけどな!」
「一人でボケて一人でツッコムとはまた愉快な一人遊びじゃがの、気味が悪いてやるなら念話を切って正真正銘独りでやってくれんか」
「冷たいな!?いくらサーヴァントを伴ってとはいえいきなりガチの戦争に放り込まれたりドラゴンと睨み合ったりしてたらこうもなるよ!」
本当にありえないよ。サーヴァントと戦って戦って終わり的なものを想像していたけれど……なんでドラゴン?
「……それで、結局俺達はどこへ向かってるんだ?」
「うむ、さっきの戦闘中ちょいと雑兵一人捕まえて聞いてみたがの。地理的にはリヨンという街らしいな……少し前に壊滅して不思議なことに難民が続出しとるらしいよ」
へぇ──────リヨン、ねぇ。フランスのことは全くわからないや。
「まぁ、名前なんてどうでもいいか」
むしろ気にするべきはそこにいるサーヴァントとやらがどんな存在かという事だろう
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森を抜け、山を越え、平原を駆けたその先に果たしてその街はあった。
信長の火縄銃ではバスをつなぐことは出来ても召還サークル?という新たにサーヴァントを召喚する機構までは開けないらしいがまぁ触媒も持ってないしまだ使うことはあるまい
「そういえばさっきの難民の話、何が不思議だったんだ?」
「うん?道中のやつか?あぁ、あれなら簡単じゃよ、どうしてドラゴンやサーヴァントによって滅ぼされたのにも関わらず生存者がいるのか……ただそれだけの話じゃ。まぁ十中八九この街にいるサーヴァントの功績じゃろうが、そうでも無ければ敵か味方かもわからん不審者なんぞ接触しにこんわメンドクサイ」
面倒くさいかはひとまず置いて置くとしてももし一人で街を守っていたとするならばそれはさぞ強い、高名な英雄なのだろう。どこから現れたか知らないがドラゴンなんてものに対処できるのは並のサーヴァントにも難しい
「……ただ今感じられる反応といえばドブ臭い、悪趣味感が溢れるものじゃから?ひょっとしたらそいつもう死んでるかも知れんけど、そん時はそん時じゃ」
「ドブ臭い?なんだよ敵か?まさかとは思うけどこんなところで敵の親玉と遭遇とかハッピーと言っていいのやら悪いのやら」
と、いうのは的はずれな意見だったらしく。何時もの様にというのも悲しいが俺の言葉は軽く信長に鼻で笑われて切り捨てられてしまった
「わしらがサーヴァントを集めとるように、向こうだってサーヴァントを集めとる。むしろ聖杯からの供給がある分。聖杯がもとよりそういう役目を持つ器である分わしらよりも戦力は豊富じゃろう。この街のサーヴァントは明らかに当て馬じゃ……その方がわしには効くというのが腹立たしいがこの際構わん。このくっさい匂いの元に、何があったか聞くとしよう」
当たるも八卦当たらぬも八卦、そういった感じで言い捨てた彼女だが結局のところそれはどちらにせよ敵に打撃を与えるという意味で変わりはなかった。
有効なことが聞けずとも彼女は敵を潰すのであろうし、たとえ聞けたとしても彼女がそれを利用するのか俺にはわからない
「そういう意味では適当だなぁ」
「適当なのは良いことじゃ。良い意味でも余裕があり、悪い意味でも自由がある。慢心等は愚か者のする事じゃが適当は悪くは転ばんよ」
ものは言いようが過ぎた発言だ。全国の慢心史上主義者に謝れ。いや、どこの誰かは知らないが謝れ
「どうした迷ったのか旅人よ。地獄への道ならば案内できるぞ」
……とまぁ然しサーヴァントがいるのに普段通り騒いでいればもちろん向こうだって気づいて来る。
廃墟と瓦礫だらけのこの街で、一人整ったその存在。なるほど、信長がドブ臭いと例えたのがよくわかる気味の悪さ。空のあの穴のような道のもの故のそれではなく見ていると不安感を煽られる明確な不気味の具現
さながら歌劇かなにかの真っ最中のように、歌うように、蠢く様に声を上げたのは全身を黒に包んだ細身の男。顔の半分は白い不気味な顔に、半分は悲壮感漂う秀麗な男の顔。皮のない手からは爪の代わりに刃が生えその身を血に染めている。
「ほぅ、近寄ってみれば何じゃやっぱり臭いのぅ。辛気臭いしこっちまでしみったれそうじゃ……して、その見た目でよもや騎士は名乗らんな?アサシン……あるいはキャスターか、頭の悪い口振りからはバーサーカーもあり得るわな。まぁバーサーカーならばそこまでくっさいセリフにはならんじゃろうが」
「あまり醜い言葉を並べるな、耳が腐る……だがまぁ読みは悪くない。私はある意味バーサーカー、そしてアサシンでもある。いうなればバーサークアサシン。このリヨンの街を任されし魔女の指よ」
バーサークアサシン……?聖杯を使えばそんな事まで出来るのか、そして信長の言う通り、やはり敵はサーヴァントを召喚しているようだ。ドラゴンだけでなくサーヴァントまで使うか
「……いや、死者もか。趣味が悪いんだな本当に。あんたらを召喚した魔女もひょっとしてバーサーカーだったりするのか?」
ボコンッとガレキを押しのけ地面から立ち上がってきたのは逃げきれなかったであろう市民に兵士。いずれもその肉に血の色はなく、多くは激しい損傷を受けたまま活動している
「いいや?あれは生来の狂人だとも。あぁ、そうあるべくして生まれてきたのであろうよ、あれはどんな悲劇よりも恐ろしい。どれだけ美しき歌すらも恐ろしさのあまり裏返り甲高い雑音へと変化する……貴様らは私をドブ臭いと言ったがあれほど臭く、そして気高い存在は二人といまい」
「よくも自分の主をそこまでけなせたもんじゃ。しかも自分のことまでさり気なく棚に上げよって、厚かましいにも程があるの」
「ハハハッ、それだけは貴殿には言われたくない」
悪いがそれに関しては俺もフォローできない。俺だって言われたくないね、厚かましさの頂点にもれなく厚かましい認定されたらそれは人間じゃないってことだ、
「────覚えておれ主よ……じゃがまぁまぁそれは置いておくとして貴様に聞きたいことがある。この街を守っていたサーヴァントについてじゃ」
「あぁ、あの龍殺し……貴殿らの目的はあの龍殺しか。だがそれならば遅かったな、あれはもう使い物にならんよ。いくら高潔であろうと、いくら高貴であろうとも。いずれは汚れるものだ、特製の呪詛付きの傷……たしかに強力なサーヴァントだったがあれほどの傷で持って動けるはずも無い」
逸話でそれを成した英雄といえばそう多くない、確かに強者で間違い無いだろう
「なんじゃ瀕死か……主は回復させられるか?」
「普通の傷ならまだしも呪詛付き……しかもサーヴァントによるものだろ?無理だ、絶対無理。洗礼詠唱が出来る教会の一流術師とか代行者クラスならまだしも一介の魔術師の手に終えるジャンルじゃない」
下手にこっちに返されたら一瞬で死ぬこと間違いなしだ。
「……ただマシュのそばにいるのが聖人様ならきっと見込みはあるんじゃないか?その道のプロフェッショナルだぞ」
「ならば方針を変える必要は無いな、見つけて引きずっていく。ピンピンしていても一度殴りつけて拉致するつもりでいたから問題ないわ、むしろ好都合」
極稀に思うがなんでこれが英雄になれたのだろう。もちろんこの理不尽さがあれば実績などなくとも逸話だけで英霊になれそうなものだがそれにしたって酷い。よくもまぁ近くにいた人間は付いてこれたものだ、特に秀吉。俺は確信している、この本性からして猿と呼ばれていた彼は絶対日頃から弄られていたと!
「……少年、君もひょっとしてその少女に狂化のスキルを付与して呼んだのかね?あぁだとすればその意図を知りたいものだ。なんだ、君は振り回されて喜ぶマゾかね?」
「深刻な風評被害ッ!?なまじっかそうだったとしても呼ぶ相手は選ぶ!こうなったのは事故だ!オレの性癖とか趣味は関係ない!」
「それもそうじゃ、そうでなければ主はМとかS以前に童女に劣情を催す
誰 の せ い で こ う な っ て る !?
怒りとか、そういうものを超えて狂化しそうだ、それこそ俺がバーサーカーになりかねない。あぁ今こいつらを殴れるのであれば悪魔にだって魂を売れそうだ
「フフン?まぁ別に倒錯的な趣味があろうと別に否定はしないがね。だが美しさを語るならば覚えておけ、ひたむきに努力を重ねる
「カッ、気狂いはいやじゃのう、どんな話をしていても結局最後は自分の世界じゃ。それならばいっそ口など聞かずに初めから自分の世界に引っ込んどれと……主よ。雑談は終わりじゃ。一休みとサーヴァント捜索の前に周りの死人とこの歌劇かぶれを踊らせてやろう」
あー、うん。そのね?
シリアスになるのが遅いんだよ君たちは。
痛くなった頭を抑えて、俺は未だに切り替えられない頭をもどかしく思いながら、この切り替えこそが英雄が英雄たる所以なのだといまさらながらに認識した
今回はそうですね。せっかくなのでシロちゃんを。
宮平シロ。イメージは士郎の性転換ですね。名前は衛宮の宮に遠坂の坂を反転させたイメージで平たいの平です。近衛の方は遠坂の遠を反転させて近い。衛宮の衛をそのままですね。シロは漢字で素人の素とでも書こうとしたんですけど可愛くないし無理やりだからカタカナです。
容姿はぐだ子。最近pixivとかで絵を見たりすると髪の束は二つじゃなくて一つでサイドテールだったりすることが多く「あ、やべ!どっかで束は二つみたいなこと書いた気がする」となりました
魔術はここに来るまで知らなかったから素人同然。家も普通の家で覚悟もクソもありませんが天然さと明るさ故にモーマンタイ。運と勘はいい設定ですがこれも出てきてませんね。あと普通の人間にしてはちょっと力持ち、これも死に設定。
空の穴を見てどこがで見覚えが......とかフラグはあるので今後活かしたいところです。ちなみに魔術特性は『同調』。しかしこれが日の目を見ることは......多分無い。基本的にサーヴァントを追加で使役するとしたらこの子。ただし僕の技量の問題できっと増えても「魔力節約」を方便に霊体化で消えててもらうことがほとんどになりそうですね。今後は凜くん視点だけじゃなくシロちゃん視点も入れてみたかったりします。得意科目は歴史と倫理、知識が偏ってますが時たま凜君を超えます。というか歴史愛で越えます。
まぁ言ってしまえばサラッとした天才ですね。嫌なヤツですが天然で美少女ならば許せる。
士郎君の要素は見た目と素人具合ですがそれもまだ士郎のがマシだったりと割と類似点がありません。投影しだしたりということも無いので正義関連でこの子もそのうち変な宿命に目覚めたりするのかもね。
加えて言えば僕が同性愛が嫌いなタイプなので百合も薔薇も今作には出てきません。その代わりシロちゃんは多分男鯖受け良くさせますよ?主人公に恋愛系を匂わせない分、こっちで匂わせまくってやる。頑張れ俺!苦手だけど頑張るんだよぉ!!
てわけで今回はこのへんで。次回は信長か......あるいはまた別の話をします。それではハロウィンイベントで吸血鬼のおじさんしこたま殴ってくるのでさようならー!