Real-Matrix   作:とりりおん

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ようやく投稿。また長くなりました。


Other Digitals in Real

 びゅん。

 二つの刀身は超速で空を切り裂き、標的の胴体に半月の弧を描き襲いかかってゆく。

 残像すら残らぬ、弾指の内に繰り出された苛烈な剣撃。まともに喰らえば最期、躯が一繋がりになっている事はもはやあるまい。

 互いに相手を殺す気は皆無。だが、殺す気で掛からねば掠り傷も与えられぬ。なればこその激烈な斬撃。

 二枚の刃の進路に、互いが立ちはだかる。

 軌跡は宙で交わり、高らかに金属音を打ち鳴らす。張り詰めた大気は弦を弾いたように震える。

 微かに聴覚を撫でる、舌打ちの音。慚愧の念からの呟き。刹那、離れる二剣。

 だが休戦などではない。幾許も経たぬうちに路は交わり、再び邂逅する。

 

 片方はその長さ五尺はあろうかと思われる非常に幅広の両刃剣だ。中心を走る真紅の部分に、絡み合う白蛇と黒蛇のレリーフが施されている。

 もう片方は、何の変哲もない真直の長剣である。それは相手と比べるとあまりにも心許なく、到底激烈に過ぎる一撃を受け止める事など不可能のように思われる。しかし、最早視覚で捕らえる事など不可能な速度で繰り出され空を破壊するそれは、完璧に大剣の勢いを殺ぐ事に成功している。

 

 「いっつも思うんだけどあんたさあ、何でそんな細っこい剣であたしの全力が防げるわけ!?」

 

 変わり映えしない局面に業を煮やした大剣使い――剣と同じ身の丈の、蛇を模した兜を目深に被り、蒼い三つ編みを左右に垂らした軽装の少女だ――が、剣撃を繰り出しながら声を荒げる。細い片腕のみで大剣を打ち振る姿は、さながら小さき鬼神だ。

 長剣がしなるように空を薙ぎ、又もや虚空を疾駆する大剣の行く手を阻む極細の壁となる。

 剣士がふっ、と漏らすのは微笑――否、嘲笑だ。

 

 「学習能力がないですねえ。上手くいなしているからに決まっているでしょう。全く、筋肉馬鹿とはこういう人の事を指すんだとつくづく思いますよ。神話の中のミネルヴァ女神は知恵を司っていますのにね」

 

 これでもかという位毒を含ませた口調。純白の体躯をした鳥人の戦士、と言うべきであろうか。長身の成人男性と然程背が変わらぬ彼は、鷲の頭部に似たヘルメットを被り、翼を模したマントを羽織っている。彼の右肩に激しい剣戟にも拘わらずしおらしく留まっているのは、黄金の美しい鳥だ。

 

 ぷつり、或いはかちん、という音が少女の頭部より聞こえたような気がした。彼女は激情を一層燃え盛らせる。大剣が振り下ろされる速さが心なしか増したようだ。

 

 「あーうっさいうっさい! 神話と現実は別! だいたいあたしも好きでミネルヴァモンって名乗ってるんじゃないの! それに……」

 

 鳥人は又も少女――ミネルヴァモンの繰り出した一撃をあしらい、ついでに話も聞き流す。キン、キンと金属が衝突する絶え間ない音を背景音楽にしながら。

 ふう、と溜息が緊迫した空気を伝っていく。

 

 「ロイヤルナイツの成員数が半数を切ってしまった今、我々が空いた大穴を埋められるだけの気概を持って活躍せねばならない時が来ます。それが……オリンポス十二神族が一柱とあろう者が、こんなに弱くていいんですかねえ?」

 

 「あ……あたしが弱いぃ!?」

 

 小柄な狂戦士は目庇の下目くじらを立て、顔を茹で蛸のように真っ赤にした。

 

 「反則技ばっかり使うロイヤルナイツのお偉いさん方と比べられても困るんですけど!? ものが違うんですけどものが!」

 

 「技に反則も何もありませんよ。敵を倒せるか否か、だけでしょう」

 

 「微妙に論点ずらさないの! あたしが言ってんのは、別格の連中と同列にあたしを語られちゃあ困るっていう話! あんたはロイヤルナイツの腐っても補欠みたいなもんだから、まあ同じ土俵で考えていいけどさ! あたしにまでああいうレベルを要求するってのは、ちょっとおかしくない!?……」

 

 そうミネルヴァモンが言い終えた瞬間、視界から鳥人の姿が丸っきり消え失せた。

 事態の急変に、彼女は剣を構えたまま静止させる。

 出し抜けに、感覚センサーを蝕む強烈な冷気。

 超速で飛び回る原子は時を止められたように、動きを完全に静止させる。満ちる非情なる静寂。大気は張り巡らされた緊張の糸ごと凍り付き、ミネルヴァモンの周囲空間は大紅蓮地獄に一変する。

 

 ――あいつ、反論出来ないからって強硬手段に訴えるとか、反則でしょ!

 

 ミネルヴァモンは怒りと寒さの両要因にぎりぎりと歯を食いしばり、全身の震えと格闘した。0と1で出来たデジタルな存在でさえこうであるのに、血肉を纏いし生物ならば、一瞬にして血塗れの氷華と化すだろう。

 一秒後、消えたと思った鳥人が、実は低姿勢で自分の懐に潜り込んできたのだと分かった時には、もう遅かった。

 悔しすぎるが、これにて幕引きのようだ。

 白く立ち上る絶対零度の冷気を纏った長剣が一閃、ミネルヴァモンの剥き出しになった両脚を斬り上げる。

 

 「“フェンリルソード”!!!」

 

 「うわああー!!!」

 

 ミネルヴァモンは後方へ跳んだが完全に刃の切っ先から逃れる事は叶わず、どんと尻餅をついてへたり込んでしまった。

 相手方にもデリートの意思はないため、剣先が脚を掠めた程度に収まったが、それでも良く研がれたナイフで刺すような痛み――熱さが奔る。過ぎた冷たさは、転じて熱さとなるものだ。

 それにしても、自分は純粋に物理的攻撃のみで戦っているのに、せこすぎる。ミネルヴァモンは凍傷になって赤くなっている部分を押さえながら、足をばたつかせて抗議した。

 

 「反則! 最低! 下劣! 鬼畜! 外道! くたばれ!」

 

 「技に反則も何もありません。二度も言わせないで下さい。強力な技を持っていないあなたが悪いんですよ」

 

 わめき散らすミネルヴァモンに対し、純白の鳥戦士は、鞘に剣を収めながらしれっと答えた。長剣が休まった状態になると共に、圧倒的な冷気も瞬く間に失せる。 

 彼の口元にはうっすらと意地の悪い笑みが浮かべられていた。少女は兜の下から、それだけで相手を殺傷できそうな程鋭い目線で憎たらしい純白の鳥人を射抜き、捨て台詞を吐く。

 

 「ふ、ふん。あたしだって、建物に配慮して、技出すの控えてんだからね……あたしが必殺技出したらあんた調子に乗っていられなくなるんだからね!」

 

 その言葉が終わるのとほぼ同時に、ミネルヴァモンの背後にあるドアが軽くノックされ、がちゃりと開いた。

 入ってきたのは、すらりとした長躯に灰色のスーツとスラックスを纏い、黒いネクタイをしっかり締めた青年だ。艶のある黒髪を丁寧に撫でつけており、精悍な顔付きからは若さを感じさせる。

 二体のデジモンの視線が彼に集中する。

 

 「佐伯さん!」

 

 蒼い三つ編みの少女は振り向いて訪問者の姿を認めるなり、しゃんと立ち上がって直立不動の姿勢を取った。正直膝頭の少し上がひびらくので結構辛いが、この男の前でみっともない格好を見せるのは無礼に当たるという信条があるのだ。

 

 「二人とも、また遊んでいたのか。なんだかんだ言って仲がいいな」

 

 済ました様子で悠然と立つ鳥人の剣士、短躯を精一杯伸ばして肩肘を張っている少女、双方を眺めやると、スーツの男――佐伯は、愉快とばかりに口元を緩ませた。尤も、現場の様子を見ていたのなら、あれが遊びだったなどとは口が裂けても言えないだろう。

 佐伯の台詞が無神経だ、からかうな、気に食わない――と食ってかかったのは凶暴な小動物、ミネルヴァモンだ。

 

 「あ、遊んでないし! れっきとした訓練! しかも正々堂々とした勝負……のつもり! あたしはね!」

 

 そう言って眉を顰め、純白の鳥人の方を意味ありげに見やる。視線を受けた彼は、影のある笑いを湛えながら言った。

 

 「こいつの我が儘を聞いてやらないと煩くて敵わないから、仕方無くして付き合ってやっただけです」

 

 案の上ミネルヴァモンが一瞬で気色ばみ、声を尖らせた。

 

 「佐伯さん、こいつ後でシメといてよ。先輩だからって調子に乗りすぎなんだよね!」

 

 「自分でそうすればいいじゃないか」

 

 あまりにそっけない返事。出来ないから言ってるんでしょ――ミネルヴァモンはますますむきになって噛みつこうとした。

 しかし、佐伯が次に発した言葉により、やりきれない怒りはそっくりそのまま驚きへと転化する事になる。

 

 「それはさておき、すぐに来てくれ。――『デジヴァイス』が、リアライズした」

 

 ミネルヴァモンの口は、言葉を発そうと開いたそのままの形で固まる。鳥戦士も直ぐさま口元から皮肉な微笑を消し去り、神妙な面持ちになる。

 

 “デジヴァイス”――それは、Digital Device、或いはDevice of Digital-Monsterを意味する造語である。電子生命体・デジモンを補助する機能を備えた小型のコンピュータであるそれは、真に選ばれし人間だけが手にする事の出来る、一握りの高潔なる騎士のみ勝ち得られる聖杯のような存在だ。そう簡単に顕現(リアライズ)するものではないし、況してや目にする事も出来ない。名前だけが流布しているだけで、極端な話現物を拝める事など永遠に無いとすら二体は思っていた。

 

 神話が事実であった様な衝撃に打ちのめされる。暫しの沈黙を破り、二体のデジモンは吃驚に任せ思い思いの声を上げる。

 

 「ちょっと待ってよ。それって……例のデジモン? っぽいのがこっちにリアライズしてから幾らも経ってないのに、もうテイマーが現れたって事!?」

 

 「いくら何でも早過ぎないでしょうか。我々がリアライズの座標・出現デジモンを特定している間に、テイマーが出現するなどとは……」

 

 佐伯は首を軽く横に向け、一層低い声で言った。彼自身、否定出来るならば思い切って否定したいが、そうは行かぬのが現といった心地のようだ。

 

 「俄には信じがたい話ではあるが……事実だ。それが『プレデジノーム』の意思という事なのだろう。――それと、やや時間を置いて出現したデビドラモンを、そのデジモン――ドルモンが、テイマーの力を借りて撃破した“らしい”という事も付け加えておく」

 

 息を呑み、ミネルヴァモンと純白の鳥人は互いに目を見合わせる。視線の交錯に余計な感情の混合はない。更なるどよめきが彼らの間に湧き起こった。

 

 ***

 

 「デジヴァイスの座標は最高精度で特定(キャプチャ)した」

 

 佐伯は巨大なディスプレイ正面の椅子に腰掛け、彼の両サイドにそれぞれミネルヴァモンと鳥人が控え、画面を覗き込んでいる構図だ。

 普通一般のスライドより二回りも三回りも大きな体を見せているディスプレイには、極限まで拡大された衛星写真が映っている。住宅やガソリンスタンド、スーパー、コンビニ、更には地面や建造物の屋根に積もった雪まで如実に示されたそれの中心部――一戸建て住宅の内部と思しき場所だ――では、橙色の丸がゆっくりと点滅している。右下部に表示されているのは、小数点第六位まで計測された緯度と経度だ。

 

 「後はデジヴァイスが何処に動こうとも、常に位置を捕捉出来る」

 

 グーグルアースが更にその性能を高めたような鮮明な映像に、ミネルヴァモンは釘付けになる。システムの名前は確か――“ヘイムダル”、リアルワールドの北欧神話というものに登場する神だったはず。自らもリアルワールドの神話から名前を取っているだけあり、神話にはそこそこ理解がある。

 変光星の様に明滅するオレンジの点が、ヘイムダルの見つめる先――つまり、デジヴァイスの位置を表すマーカーの役割を果たしているのは確実だ。だが、どうしてこれ程までに恐ろしく高い精度で、海水から塩粒一つを探し当てるような事が出来たのだろうか?

 

 「待って、どうやってデジヴァイスの位置を特定したの? 電子機器たった一個の位置を正確に測るなんて、いくら何でも不可能じゃない?」

 

 ミネルヴァモンの尤もな問いに対し、佐伯はまるで前もって用意されていた解答を読み上げる様に、滞りなく説明した。

 

 「森羅マッピングの“ムニン”があるだろう? あれとリアライズの時間測定を併用した。デジモンのリアライズに掛かる時間は、体格に依らずレベルに比例する……つまり、電脳核(デジコア)の複雑性に依存する事は実証済みだ。デジヴァイスには通常デジモンにあるような電脳核(デジコア)が無いから、幼年期デジモンよりも速くリアライズする」

 

 「な、なるほどね」

 

 とりあえずそう反応しておいたが、肉体派で強いて言うなら文系にカテゴライズされるミネルヴァモンには、質問しておいて何だがちんぷんかんぷんな話であった。しかし、佐伯を挟んで左側に立っている憎い奴に対する劣位性を認めるわけにはいかない。ちなみにそいつ――長身痩躯の純白の鳥人はというと、完全に理解したという様子で相槌を打っていた。

 小さき戦士はメラメラと対抗心の炎を燃やし、負けじと声を上げた。

 

 「とにかく! デジヴァイスの位置が分かった以上、テイマーの位置が分かったも同然って事だよね。これからその――すぐに連絡を取らなきゃ!」

 

 黒髪の青年はディスプレイの方を向いたまま、こくりと頷く。長躯の鳥戦士も然り。

 

 「そういう事になる。だが……正直、デジヴァイスが如何なる機能を備えているのか、全く不明だ。連絡機能があるのかどうかも分からない。万が一あったとしても、我々からの連絡は不可能だろう。そこで――」

 

 「――此方からテイマーの方へ、デジモンを転送(トランスミット)し話を取り付けねばならない。という事ですね?」

 

 流れるように言葉を引き継いだのは純白の鳥戦士だ。青い三つ編みの少女が、先を越されたと一瞬だけ苦虫を噛み潰したような顔をする。

 

 「その通りだ」

 

 佐伯は再び首肯し、声のトーンを低くしてやや遅めに述べる。

 

 「テイマーの方には、我々が何者であるか、デジタルワールドの事、そしてデジタルワールドで何が起きたのか、起こっているのか……また、ロイヤルナイツとは何か。正確に説明し、理解して頂かねばならない。加え、協力して頂けるようにする必要もある」

 

 ミネルヴァモン、鳥人は共に身じろぎもせず、真剣な面持ちで彼の言葉を一字一句咀嚼した。

 佐伯は言い終えると椅子をくるりと左側に向け、真っ直ぐ純白の鳥戦士の方を見据えた。それを受け、当の本人は右拳を左胸に押し当てる仕草を取る。

 

 「――ヴァルキリモン」

 

 「はっ」

 

 「君は実質ロイヤルナイツの一員のようなものであるし、デジタルワールドと直接連絡を取れている立場でもある。更には内状を最も良く理解している。私は君が使者として最適であろうと思う」

 

 「光栄の至り」

 

 純白の鳥戦士――ヴァルキリモンは、右手を体にぴたりとくっつけ、右脚を引き、左手を水平に差し出す姿勢を取った。それをじっとりとした視線で見やると、ふん、とミネルヴァモンは静かに鼻を鳴らし内心毒づく。格好付けやがって。

 その時彼女は一つの素朴とも言える疑問に行き当たったので、素直に口にした。

 

 「佐伯さん、ヴァルキリモンを転送(トランスミット)するのはいいとしてさ。間違って一般ピープルに見られたらまずくない? デジモンの存在って、佐伯さんとか一部の人間除いてそれ以外には知られちゃ色々面倒なんじゃないの?」

 

 黒髪の青年は、またしても間を置かずに回答して見せる。

 

 「ならば、半デジタル状態で転送(トランスミット)すればいい。視覚には捕らえられない状態でありながら、移動は自由に出来る幽霊の如き状態だ。周囲の様子を窺いながら、リアライズするタイミングを計ればいい」

 

 「そんな事ができるの!?」

 

 「勿論だ。既に道具は用意してある」

 

 目庇の下で瞠目するミネルヴァモンをよそに、佐伯はスーツの胸ポケットに手を入れ、潜ませていたものを取り出した。小型の細長く白い直方体の端末で、USBメモリに大変良く似通っている。彼が親指を表面に滑らせると、やはりUSBメモリの様にカバーがスライドしてコネクタ部分の金属が剥き出しになった。

 

 「ヴァルキリモン、使い方は分かるだろうが念のためまた説明しておこう。上のボタンでリアライズ、中央のボタンであちら側に移動、下のボタンで帰還だ。反対側の側面にあるつまみのスライドで、リアライズを半リアライズに切り替えられる。くれぐれも金属部分を自分に向けて使うようにな」

 

 「問題ありません」

 

 ヴァルキリモンは差し出された端末を、左手の真白い指でそっと掴み優雅に一礼した。

 「フレイヤ、お前は置いていくからね」

 

 純白の鳥人が顔を右に向け、彼の肩を止まり木にする黄金の鳥にそう呼びかけると、鳥は清澄な声で囀りながらぱたぱたと飛んでゆき、蛇を模した兜の上にちょこんと乗った。

 

 「ふーんだ」

 

 ミネルヴァモンがわざとらしくむくれ、大剣を持ち上げて切っ先で頭上の鳥を突っ突いてやると、ヴァルキリモンは怒るでもなく、口元に意地の悪そうな笑みをうっすらと浮かべた。

 だがその表情も一瞬見せただけの事、彼は立ち所に業務用の真顔を繕う。例の右拳を左胸に押し当てる姿勢を取ると、佐伯に向かい頭を下げた。

 

 「それでは、行って参ります」

 

 「宜しく頼んだ」

 

 純白の鳥人は肯んじると、端末のコネクタ部分を自分の胸に向け、側面中央のボタンを押す。

 すると、金属部分の奥――端末の深部より、一直線に淡く薄光する光帯が放出された。それは目を凝らせば0と1の累々とした連なりである事が分かる。

 数列の光帯がヴァルキリモンの胸部を貫き透過する。彼の純白の長身痩躯は、みるみるうちに0と1の因子に分解されてゆき、細氷の如く燦めきながらやがて影も残さず消失してしまった。

 




今回でMatrix-1終了……かも知れないし、次で終了かも知れません(未定です)。
でも次は確実に龍輝サイドに戻ります。

ところで。
神話におけるヴァルキリーは女。でも、ヴァルキリモンってどう贔屓目に見ても男ですよね……?

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