提督に会いたくて   作:大空飛男

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久々の蒼龍回。本を読むって、素晴らしい。


図書館にいきます!

「あ、そうだ。図書館にでもいくか」

 

月曜日の朝。もぐもぐとトーストをかじっている飛龍と、珈琲を飲んでいる蒼龍がいる中、俺はふと思いついたように言う。

 

ちなみに本来バイトが入っている曜日なんだけども、今日はシフトに入れず、あいにくの休みとなっている。そう、いつも休みってわけじゃないんだよ。まあ正直夏休みだから思う存分遊びたいのだけれども、遊ぶにはやっぱりお金はいるし、結果的に働かないといけないんだよね。親のすねをかじることも、恥ずかしながら稀にあるけど。

 

「図書館…ですか?」

 

マグを口元からはなし、蒼龍は復唱するように問う。ちなみに彼女の持つマグカップは、最近彼女へプレゼントのために買ってきた、せとものだ。どうでもいいか。

 

「そう。ゼミで出された課題を消化するためにね。どうせなら一緒にどう?もちろん、飛龍もさ」

 

とりあえず先日に『みんたく』へと、旅行に関してのメッセージを贈っておいたし、あとは旅行の際に、気掛かりとなりそうなものを取っ払うだけだ。やっぱり後めたい物などなく、心底旅行は楽しみたいものだし、できる限りのことは済ましておきたいのは、性格だろうか?

 

そんな思いを孕んだ俺の提案に、蒼龍と飛龍は顔を見合わせたが、すぐにこちらへと顔を向ける。

 

「私は大丈夫です。図書館には一度行ってみたかったですし」

 

「あー私はパスかなぁ。図書館に行っても面白くなさそうだし」

 

興味を示すように返事をする蒼龍と、面倒そうな顔をして返答する飛龍。双子であれどどこか対照的で、それぞれの個性と呼べる、性格があらわになっている気がする。

 

「でも飛龍。自分の知識を高めることは、いいことだよ?知識があれば、自然と戦闘能力も上がってくると思うし」

 

そんな飛龍に対して、蒼龍は諭すように言う。しかし、飛龍はうげっと顔を歪ませて、かるく手を振った。

 

「あー勉強なんてしたくないかなぁ。それこそ体を動かすことは好きだけど、頭を動かすことはあまり好きじゃないしねー」

 

なんだろう、このスポーツ馬鹿的な発言は。確かに飛龍は活発なイメージで、運動とかは得意そうだけど、これじゃあまるで授業中に寝ている野球部員のようなものだぞ。

 

「じゃあもう一度聞くが、図書館にはいかなくて、家にいるんだな?」

 

「え、そのつもりですけど。何か?」

 

改まって言う俺に、飛龍は何かしらを企んでいると感じたのか、若干口元を歪ませて聞いてくる。ふふ、その憶測は的中しているぞ。

 

「そうか、ようし。じゃあな…。あ、おーい!かあさん!」

 

たまたま庭を通りかかったおふくろに、俺は大声で声をかける。おふくろは「はいはい」と草履を脱ぎ次第、こちらへパタパタと駆け寄ってきた。

 

「なにさ。草取りで忙しいんだけど」

 

どうやら庭に敷いてある芝生の草取りを行っているようで、俺は好都合だと、口元を歪ませた。

 

「ああ、草取り大変でしょ?そんな母さんを見て、家に置いてもらっていることにありがたみを感じている飛田さんが、恩返しのため、かあさんの手伝いをしたいそうだよ?」

 

唐突に面倒ごとを与えられ、飛龍は「はぁ!?」と声を上げる。しかし、かあさんはそんなこと耳に入らなかったらしく、満面の笑みを浮かべ、飛龍の手を取った。

 

「本当!?なんていい子なの…!じゃあ早速、朝ごはん食べ終わったら庭に来てちょうだい!あ、帽子をかぶった方が、良いわよ?日射病になったら大変だもの!」

 

おふくろは一方的に飛龍へというと、そのまま嬉しそうに庭へと戻っていく。飛龍には悪いがつい来ずに暇を持て余すのなら、家の手伝いをしてもらえばいい。

 

「ちょっと!提督ひどくない!?なんで艦娘の私がそんなことを…!」

 

もちろん、飛龍は猛反発をしてきた。むうと頬を膨らませ、抗議の目線を投げかけてくる。こういう怒り方は、どうやら蒼龍と同じようだ。さすがは姉妹。

 

「だって、体を動かすことが好きなんだろう?なら、手伝ってくれてもいいじゃないか。それにおふくろ、あんなにありがたそうにしてたし。日ごろの恩返しとしてだな」

 

そういわれれば、飛龍は返す言葉が無いらしい。飛龍は飛龍なりに、家に感謝はしているようで、一理あるかもしれないと、内心納得してしまったのだろう。

 

「わかりましたよ。はい、わかりました!こうなったら草を抜きまくってやるんだから!」

 

飛龍はそういうや否や、コップに注がれていた牛乳を飲みほして、そのまま二階へと上がっていった。おそらく、帽子を取りに行ったのだろう。たぶん、俺のをね。

 

「あはは…これも、適材適所…なのかな?」

 

そんな飛龍を見て、蒼龍は苦笑いを浮かべたのだった。

 

 

 

 

今回足を運んだ図書館は、地元にある小さい図書館ではなく、県立の図書館だ。ここならば、県の権力―いわば県力(今考えた造語)を使って様々な本を貯蔵しているだろう。

 

ちなみに言わなくていいかもしれないけど、ゼミ課題として出されたくずし字の書状から読み取るに、江戸時代に存在した当道の官位であ『座頭』がかかわっていることまでは分かっている。おそらく座頭市と聞けばピンとくる人が多いだろうが、要するに目が見えな人のこと。なお、座頭は盲人階級の中でも最下層の官位だという。ちなみに、当道界にも新兵のような扱いを受ける、初心とよばれるものもあるとか。うん、すごくニッチな話題だ。

 

ともかく、この座頭の資料は誠に残念ではあるが、地元の図書館にはなかった。そこで、こうして県立図書館へと行く必要があったわけ。

 

と、まあこんな感じで難しく伝えてはいるんだけども、実際それどころではなかった。

 

「わぁ…すごい大きなビルがたくさん…!何回建てなんだろう!あ、おいしそうなクレープ屋さんもある!それと…あそこは何だろう?あはは!」

 

うん。言わなくてもわかると思うけど、絶賛蒼龍はテンションダダ上がり状態に陥っている。きゃーきゃーとわめいて、正直こっちが恥ずかしい。

 

県立図書館は面倒なことに都心にあって、地元のような田んぼがちらほらある古めかしい感じは一切せず、最新の建物やおしゃれなカフェなどが、まさに乱立している状態だ。

 

「蒼龍。頼むからそんなにはしゃがないでくだち。こっちが恥ずかしいでち」

 

回りの目をきょろきょろと気にしながら、俺は蒼龍の横耳へ語り掛けるように言う。しかし、現在ダダ上がりテンションの蒼龍には、もう誰も勝てない。

 

「何言ってるんですか!あ、わんちゃんだー!やっぱり都会のわんちゃんはどこか御洒落ね!」

 

もっさもさのプードルをみて蒼龍は俺の言葉など一切耳を傾けない様子だ。そもそもこのテンションは図書館へ行くために、電車に乗ったところから始まって、その時からまるで子供の用にはしゃぎまくっている。おまけに彼女の着ている服装にも難があって、Tシャツ一枚とハーフパンツと言う、まさに夏候の恰好。蒼龍は言わずと世界一可愛いから、見る男すべてを魅了してしまう。おうてめぇら、何見てんだァ?

 

「あーもう!ほら、いくぞ図書館!遊びに来たわけじゃないんだ!」

 

俺は蒼龍の腕を無理やり組んで、そのまま図書館へと歩き出そうとする。しかし、図書館方向とは逆のベクトルが働いて、なかなか前に進むことができない。逆ベクトルをかけているのは、言わずと蒼龍だ。

 

「あ、ほら、その、課題は今日じゃなくてもできるじゃない?今日はそんなこと忘れて、遊びましょ?」

 

蒼龍壊れる。お前そんないい加減な奴じゃないだろ!いけない。俺がここは筋を通さなければ…。

 

「そんなニートみたいな事言うんじゃない!いいか?それが一番やらない人間の典型的なパターンだ!物事をさっさと終わらせるのが、人生で成功する人間だって、世論ではいうだろーに!」

 

「それはそれ。これはこれです。ね?行きましょ?」

 

そんなカンカンに照り付ける太陽がカスに思えるほど、輝いている笑顔を振りまきやがって…うごご。いや、だめだ。ここは絶対に譲れない。

 

腕を組んでも一切動かないので、今度は蒼龍の両肩に手を置いて、俺は深く息を吸い込む。

 

「よっし!わかった!わかったぞ蒼龍!課題を終えたら、俺が知ってる珈琲のウマイ店に行こう。それでいいな?」

 

妥協に妥協を重ねて、俺は蒼龍に言い聞かす。すると、テンションダダ上がり蒼龍はそれに承諾したようで、少々頬を膨らませつつ、「もう、仕方ないわね!」と、偉そうに言ってくる。くっそ、それでも可愛いから許せるんだよぉぇえ!

 

こうして、周りのほほえましく、時には残念そうな目線をかいくぐり、図書館へ向かうべく蒼龍を連れて、街道をしばらく歩いた。途中通った店の数だけ、蒼龍はその分騒いだが、もうどうにでもなーれ。

 

「やっとついた…タルイわぁ…」

 

そして数十分後。やっとの思いで県立図書館へとたどり着くことができた。最新の建物が並ぶ中で、この区画だけまるで時代に取り残されたような、昭和初期を匂わせるコンクリートの建物だ。

 

蒼龍はそんな図書館を見て、先ほどのテンションが落ち着いたのか、感心するような声を漏らす。

 

「わあ、なんか懐かしい感じだなぁ」

 

「懐かしい…。あ、そうか、この図書館古いし、お前らの世界はこんな感じの建物が多いってことか」

 

「そうですね。うん。こんな感じの建物が多いです」

 

まじまじと見つめるその瞳には、どこか安心したような雰囲気を感じ取ることはできた。あれだけテンション上がっていたけど、あれはひょっとしたら、驚きとわずかな不安を孕んでいたかもしれない。そう思えば、やはり自分が生きていた世界のような、古めかしい建物を見れば、どこか安心させてくれるものなのだろう。

 

「うん。よし、入るか」

 

「ええ、図書館は静かにっ!!…ですね!」

 

分かっているならいいんだと、俺はそんなことをつぶやきながら図書館へと入っていく。蒼龍もその少し後に続いて、同じくして図書館へと入ったのだった。

 

 

図書館の中は外見に相反して、クーラーの利いた過ごしやすい温度となっていた。このほんの少しだけ肌寒さを感じるのが、今更ながら夏だなぁと感じさせてくれる。

 

「わー涼しいなぁ。あれ?あの人」

 

蒼龍が言葉通り、涼しさを体いっぱいに感じようと体を伸ばしていると、唐突に目線が手前の方へと向けられる。俺もその目線をたどっていくと―

 

「お?岸井じゃないか。うは奇遇だなぁオイ!」

 

ゼミ生の一人、岸井が受付のカウンターにいたのだ。あのメガネ、間違いない。

 

「やあ、七星。それに蒼龍。本当奇遇だね」

 

思わぬ人物に出会ったもんだ。とりあえず、俺たちはカウンターへと前へと歩む。

 

「こんにちは岸井さん。相変わらずメガネが輝いてますね!」

 

「お、おう。ありがとう。って、そこ褒められてもうれしくないなぁ。てか、蒼龍なんかテンションおかしくない?」

 

苦笑いを浮かべながら言う岸井。うん、さっきまではっちゃけ女子高生バリのテンションだったから、まだその余韻が残っているのかもしれないな。

 

「で、課題でもやりに来たの?馬鹿なのに」

 

笑いながら岸井は毒を吐いてくる。こいついっつもそう。と、言うことで俺も軽く岸井を叩く。

 

「うん、まあご明察の通り、こうして課題をやりに来たわ。そういうお前は?」

 

しかし、なぜ岸井がカウンターにいるのだろうか。岸井も課題を出されていて、図書館にいること自体は不思議ではない。だが、カウンターにいると言うことは、図書館関係者になっていると言うことだ。

 

「いやバイト。学芸員過程の一環としてね。要するにインターンシップみたいなもんだよ」

 

確かに岸井は、学芸員になるべく特殊講義を受けている。なるほどな。納得納得。

 

「うし、じゃあ早速その図書館員岸井くんに頼みたいけど、『日本盲人史』を探してるんだけど、ある?」

 

「へいへい、ちょっとまってねっと…あ、あったあった」

 

岸井は検索用に設置されているであろうパソコンを見ながら、見つけ次第そうつぶやく。割とこなれているのを見ると、おそらく夏休みに入ってすぐには初めていたようだ。

 

「えっとね。二階、和図書コーナーの歴史棚。番号は1200/50だね。メモるからまって」

 

そういうと、岸井はすらすらと鉛筆で番号を書いてくれた。気が利くな。

 

「はい、どうぞ。借りるときは、二階にも貸し出しのカウンターがあるから、そこで借りるといいよ」

 

「へいへいどうも。今度ジュースでも奢ってやるよ」

 

「お金ないのに、無理しなくていいよ」

 

「そうだけどよ!そこは素直に受け取れよ!」

 

俺が掠れたような声で叫び笑いあった後、俺と蒼龍は岸井に別れを告げ、二階へと上がっていく。そして、言われた通り和図書コーナーの歴史棚へと足を運んだ。

 

「あ、ありましたよ?これですよね?」

 

しゃがみこんで番号をたどっていると、どうやら蒼龍が見つけてくれたようで、俺へと手渡ししてくれる。

 

「ありがと。よし、じゃあ俺は社会人席で課題に取り掛かるけど、蒼龍はどうする?」

目当ての本が見つかれば、あとはササッと資料を読み取ればいい。そこから使えそうな情報と写真や文書の写しをパソコンに打ち込めば、おのずと問題が解き明かされていくもんだ。

 

「そうですねぇ。あ、じゃあ私は館内を回ってみます。もしかしたら、見たい本とかあるかもしれませんし」

 

「そうか。じゃあ俺は社会人席の17番にいるから、悪いけど用があったら来てくれる?」

 

こうして、俺と蒼龍はいったん分かれることになった。

 

 

望と別れた後、私は歴史棚へと残っていました。

 

歴史棚は年代順に棚が分かれていて、古代から現代まで、数多くの本があります。その数は膨大で、二階の4分の1程を、締めているみたい。

 

「へぇ。第二次世界大戦を論じた本も、いろいろあるんだぁ」

 

様々な角度からみた、第二次世界大戦時の事を論じた本があります。でも、今の私には関係の無い話ですね。だから、この周辺にある本は、見るつもりが無いです。

 

近世期のコーナーまで足を運んだ私は、特に目的もなく、本の題名を見ていきます。幕府批判の本や、それに対して幕府の政策を褒め称える内容の本もあって、先ほどの現代史と言い、歴史は様々な観点から研究されているんだと、思わせてくれます。

 

それからしばらく本の題名を見歩いていると、一つ気になる本を見つけました。

 

「生類憐みの令に関する本かな?」

 

題名は『徳川綱吉を解く』と言う本です。艦娘の私でも知っている、江戸時代の将軍ですね。それを解くという事は、やっぱり彼がいかに変な将軍だったということを、論じているのでしょうか?

私は早速その本を手に取ると、パラパラと流し見していきます。すると、思いがけないことが記されていました。

 

「綱吉は、誰よりも将軍であった…?え、何でだろう」

 

思わず気になっちゃって、しっかりと読むことにします。ふむふむ。

 

概要を簡単に説明しますと、彼が生類憐みの令を発令した根底には、『生き物全てを将軍の管轄下に置いて、保護する』事だったそうです。また、悪法で民を苦しめたと言われていますが、それは発令をしても、殺生が一向に減らなくて、いわゆる罰則を与えざる得なかったからだそうです。そう考えると、実は綱吉っていい人だったのかも。望とよく見る『水戸黄門』だと、悪役みたいな感じに描かれていたけれど、それは違ったのかもしれませんね。

 

「面白いなぁ。歴史って」

 

思わず私は、つぶやいてしまいます。望も熱中するわけですね。

その他にも、私は様々な本を読みました。美男子として描かれる事が多い源義経は、実はブサイクだったとか、ペリーが直接浦賀湾に乗り込んで来なかったのは、日本が誇る和弓の射程距離ギリギリに止めていたからだとか、本当に色々です。

 

「勉強になるなぁ…」

 

ついには私も社会人席を借りちゃって、思わず読みふけってしまいました。分厚い本から薄い本まで、様々な本を読んだけれども、どれもとても勉強になりましたね。

 

「あれ?蒼龍。なんで社会人席に座っているのさ」

 

私が3冊目の本を読み終えたとき、唐突に横から声をかけられました。振り返ると、そこには望が、不思議そうな顔をしています。

 

「えへへ、私も思わず夢中になっちゃって、借りちゃった!」

 

「おいおい、さっきまで何処かで遊びに行こうとか言ってた子は、誰だったっけな?ははっ」

望は笑いながら、私へと言います。確かに、先程の私は周りが見えていなかったのかも。反省反省。

 

「そういう望は、どこに行くの?」

 

「ん?ああ、課題が一通り終わる目処が立ったし、お前を呼びに行こうと思ってたところ。だから、ちょうどよかったな」

 

え、そんなに時間が経っちゃった?夢中になりすぎて、時計を見る事も忘れちゃってたみたい。

 

「それ、なんか借りてくか?3冊まで借りれるからね。あ、でも俺はこれを借りて行くから、あとは2冊だけか」

 

望は先程読んでいた『日本盲人史』を見せながら、そう言います。折角だし、借りちゃおうかな。

 

「うん。じゃあこれをお願い!」

 

私はそう言って、一冊の本を手渡しました。望はそれを見て、苦い顔を浮かべます。

 

「え、なんで徳川綱吉?」

 

「いいじゃないですか!綱吉はいい人なんですよ!あ、ひょっとして知らなかったです?」

 

熱弁する私の発言に、望は「うそだぁ」と顔をします。むーこれは教えてあげないと!

それから、望が本を借りてくれると、私たちは図書館を後にしました。そして、約束してくれたカフェに行って、綱吉について熱く語っちゃいました。

 

また図書館に、行きたいなぁ。




どうも、クッソ久々の次の日投稿を果たした、飛男です。コラボの話は、もう少し先になるでしょうね。
今回は黒星をつけていませんが、結構マニアックな話題かもしれません。また、今回の内容に出てきた数多くの説は、あくまでも数多くある仮説の中の一つであり、真実だとはまだ言えません。相応の資料が見つかって、それを証明できなければ、仮説は仮説のままですからね。その仮説を立証するのが、論文です。

では、今回はこの辺りで、また次回お会いしましょう。


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