Ib~少女を救いし者~   作:ama0036

4 / 8
Ibのメインテーマの記憶とてもいいですよね。
作業用BGMとして最高の働きをしてくれています(
Ibはバージョン1.02辺りからしていたので結構やってます
間違ってデータ消した時もあったので今でも作品埋めに没頭しています
自分は他のED目指してやってるつもりなんですがギャリー必ず生還ENDになるんですよねー 本能がここぞとばかりに発揮しているんでしょうかw


猫の間2 黄の間

イヴ達は少し体を休め、右の部屋に行動することにした。

「ここ少し電気悪いな…気をつけようイヴ」

「うん」

奥の方を探すが特に何も無い。あるとしたら天井から黄色のペンキが流れた位だ。

「ん~…?」

「ソウ、後ろ何か動いてる…」

「ん?本当だ… いや待てよ。あいつこの割れてる床に引っかかるんじゃない?」

ソウの推理通り、顔の像は割れている床に引っかかり倒れていった。

「流石ソウだね。鍵も見つかったよ」

「イヴに比べたらそんなこと無いって」

少しソウは遠慮しつつ魚の鍵(頭と尾)を合わせる。これで魚の鍵完成だ。

「よし。はめるぞ…」

魚の鍵をはめる。すると猫の鳴き声が連呼しイヴは少しビクってしていたが特に害は無かったので先に進むことにした。

「うわ…いきなり嫌そうな奴が居るな…うわっ!」

舌が動いている絵は唾を吐いてきた。しかもこの唾酸がとてつもなく強い。

「大丈夫?」「お、おう…」

イヴはこんな些細な事でも心配してくれる。優しいなと思いつつ返事をする。

「この絵何か小さい字で赤く9って書いてあるな」

舌動いている奴の奥に真っ白な絵を見つけたが真ん中が赤かった。そしてその赤文字に9とかいてあった。

この道は?

猛 唇 注 意

奥に唇が壁に張り付いている

「あれは近づかない方がいいな…」

「うん」

「さて次は…ん?忘れたころに…?」

「ソウ。まっすぐ歩いて」

「え?うん。わかった」

ソウは意味も分からずイヴの言われたとおりにまっすぐ進む。するとあの時の黒い手が飛び出してきた

「うぉ!?イヴはこの事を予測していたのか…」

すごく頭がいいな。と思いつつイヴを連れてうそつきたちの部屋に入った。

「この中に正直物を探せ…か」

「私に任せて。こういうの得意」

「お、おう。任せた」

イヴは30秒考えた後

「本当の事言っているのは茶色だね」

「は、早!?」

イヴの証言に寄ると 緑 茶 黄 青 白 赤の内黄が白に賛成し、青が緑を賛成、そして赤が黄を賛成している。そうなれば唯一茶が仲間はずれになっている。それが正解だと言う。 本当に子供なのかと思う。

「すごいな…こんなに早く解くなんてな」

「ふふ」

イヴは少しドヤ顔をする。かわいいなこの子。

「よし、この石像に立って東に4歩北に2歩っと…」

そこの地面にあるタイルを剥がす。そこに青い4の文字が

「よし!次行こう」

といった瞬間

ザシュ グシャ グチャ パリーン…

「…イヴはここで待ってて。」

「私も行く。1人行動は駄目」

「…わかった。せめてこれだけはさせてくれ」

「え…?わっ」

俺はもっていたネックウォーマーをイヴの顔に被せ、見えなくしておいた

「よし、行こう」

イヴの手を引っ張り、先導した。予想通り、茶色の服の人は赤い絵の具が滴っていた。

(…やっぱりイヴの目を隠したの正解だったな…)

少し震えながらもここの部屋を抜ける。ネックウォーマーを外し、イヴを開放する

「何があったの…?」

「いや…特に何もなかったさ…大丈夫」

「本…当?」

「あぁ」

正直気が可笑しくなりそうだ。しかしこうなっていてはイヴを狂わせてしまうかもしれない。

「さぁ、次に行こうか」

俺はできる限りの笑顔を作りイヴに見せた

しかしイヴは俯きながらも頷いた

「この奥は人形が垂れ下がっているな…(ボトン)うわっ落ちてきた」

「落ちてきた人形に番号あったよ」

「お、緑で18か」

思わぬところで番号が手に入り、奥のドアに行く

緑×赤+青=?

「ここで番号を使うのか…よし!166っと」

鍵が解除されたので中に入る。中には木とリンゴがあった

「これ…さっきの唇に…」

「お、そうだな。これを渡せば…」

先ほどの道を戻り、唇の所までたどりつく。

「はらへった くいもの よこせ」

「ほらよ」

唇はリンゴを頬張り

「これ うまい おまえ きにいった こことおす おれの くちのなか くぐっていけ」

と言い口を広げる。

「うわぁ…嫌だなぁここ通るの…」

「けどここしか道無いんだよね?」

「仕方ない…行ってやろうじゃないか!」

 

口の中を通った先にはギロチンの絵があったが何も起こらなそうだ。

「…行こう?」

イヴの声がする。イヴが先に進んでいく。

(ギロチンが上がっていく…まさか!?)

俺は顔を青ざめた。早くイヴを助けないと!

イヴは先に進んでいく。そして予想していたギロチンがイヴの上を落ちる。イヴは唖然としていた。

「イヴウウウゥゥゥゥ!!」

俺は自分の今出せる脚力で全力で走り、イヴを抱える。そして奥の壁にぶつかりギロチンが地面と衝突する

ドカアァァァァァン!!!!

危なかった。もう少しで死なせるところだった。

ソウは震えていた。恐怖が押し上げてきていた。イヴは泣きながら

「ごめんね…」と言った。

ソウはイヴを抱き

「怖かった…もう少しで……もう少しで死なせてしまう所だった…」と言い抱きを強める。

「ソウが助けてくれたから私は今ここにいる…ありがとう…」

お互い抱きしめ合った。震え、涙が止まるまで…




もう爆発してもいいんですけどね
やはり現実の方で告白とかさせてみたいですね

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