Ib~少女を救いし者~   作:ama0036

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イヴ視点も入れることにしました。

ちなみにギミックはしばらくすると元の状態に戻り 他の人も同じ謎を解く仕様にしました。


迷走2、青い部屋

忘れ物ないわよね? イヴ

 

うん

 

そうだ ハンカチも持ってきた?ほら、誕生日にあげたやつ

 

もっているよ

 

ちゃんとポケットに入れておくのよ?なくさないようにね

 

 

そういってある3人の家族は美術館に向かっていた…

 

「さぁ着いたわよ……イヴは美術館始初めてよね?」

「うん」

おかあさんが連れて来てくれた場所はゲルテナっていう人の展覧会。

絵だけじゃなく彫刻とかも色々あるらしい。

 

「お母さん。先に見に行ってていい?」

「もーイヴったら…仕方ないわね。いい?美術館の中では静かにしてなきゃダメよ?」

「わかった」

イヴは頷き奥の方に向かう。

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イヴは読めない字などに苦戦しつつ、色々あったけど最後に???の世界という作品を眺めていた

しかし突然…

ピカッピカッ

「……?」

突然明かりがおかしくなり始める

そこにいた人たちも誰も居なくなっている

「お母さん…?お父さん…?」

イヴは怖くなり外の扉へ行き開けようとしたが

「!…開かない……」

扉が開かない。窓からも脱出も試みるも開かない。さらに窓から赤い液体が染まる。

「ひっ!怖いよぉ…」

誰も居ない所で1人迷い続け、さっきの???の絵を見ると額縁に青い液体が垂れている。

「なに…これ」

青い液体を調べると

お い で よ イ ヴ

と後ろに現れる。そして青い液体は

[おいでよイヴ したにおいで ひみつのばしょ おしえてあげる]

と書かれる。

「助けて…」

助けを求めるも誰も居ないので意味が無い。

怯えながらも下に進む。すると深海の世に変化があった。

「誰かの…足跡」

足跡があり、フェンスが無くなっている。

「外に出れるなら…頑張らないと…!」

自分を励まし、絵の中に飛び込む。

 

「ここは…?」

今まで見たような美術館のような感じではなかった。壁は青く、不気味な感じだった。

「うぅ…」

イヴは当然耐えられるはずも無く蹲る。

泣きたくなるが、それをずっとしているだけでは何も起きない。1人寂しいが行動をする事に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヴが来た後の頃は…

「いきなり分かれ道か…青い絵の方から行くか」

何の迷いも無く青い絵の方の道を進む。壁にはおいでおいでと書いてある。

「歓迎されてるのかされてないのだか…ん?このテーブル動かねぇ…」

扉の前に一輪の白いバラがテーブルの花瓶に活けられて、とうせんぼしていた。

「取らないと動かないのか…?」

バラを手に取るとテーブルが普通に動くようになった。部屋の中には鍵と女の人の絵がある。そしてそこの張り紙に

[その花 ?ちる時 あなたも?ち果てる]

「字が掠れてみえねぇ…まぁ言いたい事は少しだけ解るが」

といいつつ鍵を取ると女の人の絵がこちらを見て笑っている

「!?割と精神的にくるな…さっさとここから出よう」

部屋から出るとかえせかえせの文字と1枚の貼り紙が

[バラとあなたは一心同体 命の重さ 知るがいい]

「バラは命…枯れたり千切れたりしたら俺は死ぬのか…」

といい、赤い絵の方に進み、鍵をかかったいたが持っていたので開けて次の部屋への道が繋がった。そしてソウは

「はぁ…何時帰れるのかな…」

と最後に言い、次の緑の間へと進んでいくのだった…


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