水音の乙女   作:RightWorld

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2021/9/4 誤字修正しました。
報告感謝です。>一読さん
 


第153話「シィーニー編(その2) ~墜落してその人と出会った~」

 コアを破壊して、爆撃型ネウロイを撃墜はしたものの、爆撃を受けた部落へ直行しようとネウロイの破片がまだ舞う中を突っ切っていこうとしたら、急にグラディエーターのエンジンが咳き込んで止まってしまった。

 

「うわあ!?」

 

 グラディエーターは推力を失い、ひゅう~っとジャングルに向かって真っ逆さまに落ちていく。

 

「もしかして破片吸い込んだ!? シールド張ってたのに!」

 

 舵は効く。機首を立て直しにかかる。複葉脚のグラディエーターは低速でも簡単には失速しないから、立て直せれば……

 くるくる回る機体に時には身を任せ、時々介添えして、グラディエーターの機嫌を聞きながら徐々に回転半径を広げていく。当然速度は落ちたけどそこは二枚羽。だいぶ高度を落としたところで機体を安定させることに成功した。ちょっと急降下だけど滑空の姿勢を維持してシールドを広げ、畑の小道に軟着陸した。

 

「よっし、自分もグラディエーターも損傷なし。それより急がないとです!」

 

 グラディエーターを脱ぎ捨て、背負ってたエンジンを下ろすと、一目散に集落へ向けて駆けていった。

 

「おーい、どこー!? いたら返事してー!」

 

 ごうごうと燃える家々の間を走り回り、さっきの子供を探す。すると燻る草むらの中から、少女が6才くらいの男の子を抱き抱えて出てきた。抱えられた男の子は顔が真っ赤でぬらぬらしてる。大けがをして頭から大量の血を流していた。

 

「おああ、その子大けがしてるじゃないですか! って、あなたの服燃えてますよ!」

 

 男の子をかかえる女の子の背中から赤い火がチラチラ見えている。きっと燃え盛る家か家の残骸の中に入って男の子を救い出したに違いない。熱くないんですかと急いで女の子の服をはたいて火を消す。ああもう、髪の毛も焦げてるじゃないですか!

 こんな大変な事になってるっていうのに、その女の子は恐ろしく落ち着き払った、というよりは感情をどっかに置いてきてしまったかのように稀薄なままで、反応の薄い顔がこっちへ向いた。見た感じわたしと同じマレー人。整った顔立ちの美人さんだ。だいたい七三に分けられたショートヘア(少し焦げてる)でちょっと眠そうな目をしてる。歳はわたしと同じか少し年下かな。わたしに劣らず痩せているけど、マレーの子供なんてみんなそんな感じだ。

 背中をはたきながらその娘に尋ねた。

 

「あなたはこの子のお姉さんですか?」

 

 少し間があり、首を少し傾げるとぼそぼそと答えが返ってきた。

 

「通りすがりの者」

「そ、そうなんですか? ありがとう、助けてくれて!」

 

 少女はますます首を傾げる。

 

「なぜキミが礼を言う? この子供はキミの肉親ではないだろうに」

「なぜって……わたしはウィッチです。ウィッチは人々を守らなきゃいけないんです。それなのに守れなかったせいでこの子は爆撃に巻き込まれたんだし、あなたが来て助け出してくれなかったらこの子焼け死んでたでしょう」

「キミはウィッチなのか?」

「はい。海峡植民地軍のシィーニー軍曹です」

「キミがシィーニー。……こんなにちんちくりんだったっけか?」

「ちんちく?」

「まあいい。キミに、会いたかった」

「わたしに? そりゃまた何で……いえ、今はこの子が先です。あとでゆっくりお話ししましょう」

 

 男の子の怪我の具合を確かめる。やっぱり見るからに重症です。頭からポタリポタリと滴り落ちる血が地面に斑点を作ってる。でもどくどく出てるわけではないので、すぐ失血はしなさそう……いえ予断は許せません。それより両腕が青紫に大きく腫れ上がって歪んでるのが心配。とてもわたしの手に負えません。

 

「こ、これは早いとこお医者さんに連れてかないと。これで頭の傷口を押えててくれますか?」

 

 ポケットからバンダナを取り出して少女に渡す。

 

「止血は心臓に近い方の動脈を圧迫して血の流れを止めるって聞いた。ここを締めたら?」

 

そう言って首にバンダナを巻きつけ始めた。

 

「ソッコーで死んじゃいます!!」

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 その空戦を別のところから見ていた少年がいた。それは神川丸の整備兵、一宮二等兵だった。一宮の部隊は、建設中のルダン島水上機基地を視察した帰りに、近くのブリタニア軍ペカン基地に寄っていたところだった。ペカン基地へ水上機で行った場合降りるところがあるか、ペカン川周辺の視察をしていたところで空戦の発生を目撃したのだ。

 戦闘を見ていた一宮は、シィーニーが墜落するのも見ていたので、急いで集落に駆け付けた。

 

「おい、大丈夫か!」

 

 集落の中を走っていると、2人の少女が燃える家の前に立っているのを見つけ、そっちへ駆けていった。1人はぐったりした子供を抱えている。

 

「怪我人か!?」

「はい、急いで手当しないと」

「うわ酷いな……。ウィッチが落ちてこなかったか?」

「あ、わたしが多分そのウィッチです」

 

 シィーニーが右手を挙げる。

 

「墜落したみてぇだったが……」

 

 一宮はシィーニーを上から下へと見やるが、

 

「怪我はねえようだな」

「はい、わたしは全然平気です。それよりこの子を。近くにお医者さんはいないですか?」

「知るか。俺はここの住人じゃねぇ」

「あ、そ、そうでございますか」

 

 部落の人達も戻ってきた。

 

「こりゃ酷い有様だ」

「お兄ちゃんは!?」

「子供が来ませんでしたか? きゃあ!」

 

 抱えられた男の子を見て悲鳴が上がった。

 

「わあ、お兄ちゃん!!」

「やっぱり戻ったのか、なんてことだ」

 

 怪我を負った男の子のそばに部落の人たちが集まる。その中の小さい男の子が、怪我した男の子が右手で握っていたものを取った。それは木彫りの人形だった。

 

「お兄ちゃんありがとう。でも、お兄ちゃんがー!」

 

 わんわんと泣き始める。

 

「だから行くなと言ったのに」

「これを取りに戻ったんですか?」

「この子達の母親の形見だ」

「え? じゃあこの子達のお母さんは……」

「以前ネウロイの襲撃でな」

「うわあ……可哀そうに」

 

 シィーニーはしゃがむと、泣いている小さな男の子を引き寄せ抱きしめた。

 

「お医者さんはいませんか?」

 

 シィーニーが部落の人達に尋ねる。

 

「こんなジャングルに医者なんかいないよ。自分達で薬草とか採って治すんだ」

「しかしこの怪我は簡単ではないぞ。鎮痛と止血はともかく、治癒するかは……」

「もし医者に診せるならペカンの町まで行かないとだ。巡回医が定期的に来るんだが、今月はいつ来るんだっけかな」

「そんな! 今日来てなかったらこの子死んじゃうかもしれないですよ!? ペカンくらいの町でもお医者さんがいないなんて、マレーはいつになったら発展するんですか……」

 

 シィーニーはがっくり首を垂れた。ブリタニアがマレーやシンガポールを統治して100年経つというのに、いまだ暮らしが変わってないという事情に情けなくなってきた。

 

「ペカンの基地には衛生兵がいたぞ。怪我なら手当できるんじゃねえのか?」

 

 そう言ったのは一宮だった。シィーニーはナイスアイディアと声の主に振り返った。

 

「そ、それです! 軍の基地に連れていきましょう。ストライカーユニットならひとっ飛びで……って、エンジン止まっちゃったんだった」

「なんだてめえ、撃たれてぶっ壊したのか?」

「す、すみません! 急に止まっちゃったんです! ……仕方ありません、わたしがその子を抱えて走って基地まで連れて行きましょう。あ、ストライカーユニットどうにかしないと。放置はさすがに……」

 

 恐る恐るちらちらと一宮を見やる。

 

「ス、ストライカーユニット、運んでもらえたりなんか、しないかなー……」

 

 一宮の帽子のつばから片目だけがぎろっと覗いた。

 

「う、うそです! あんな重いの担いで運んでくださいなんて、言うわけありません!」

 

 手をバタバタさせて後ずさるシィーニー。なんだかさっきから何か言うたびに縮こまって怖がってる様子に、一宮も次第に気になってきた。

 

「その前にちょっといっぺん俺に見せてみねぇか?」

 

 一宮は親指で自分を指した。

 

「えっ? ストライカーユニットをですか? 軍用機ですよ? しかも魔導エンジン。芝刈り機とはちょっと違いますよ? ああ!! 失礼な事言ってたら、すみません!」

 

 平伏すシィーニー。

 

「心配すんな、俺は扶桑海軍で整備兵やってるもんだ。一宮二等兵ってんだ」

「ええっ? あなた整備兵ですか!? そ、それは畏れ多くもなんてラッキーな!」

 

 ありがたやありがたやと今度は拝み始めた。一宮はいい加減疲れたといった感じでため息を一つ吐いた。

 

「……あ、あのよう、もしかして俺の言葉遣いヘンか? 仲間からも言われてンだが、俺かなりブリタニア語へたくそだから、もしかすると変な風に聞こえてるかもしれねえが、気にしねぇでくれ。それにウィッチだったら俺より階級もずっと上だろうが」

「ふえっ、そ、そうだったんですね」

 

 見るからにホッとしているシィーニー。母国扶桑語でしゃべっても上品とは言い難い一宮の武州弁は、扶桑訛りのブリタニア語でもいかんなく発揮されて相手を威嚇しまくっていたようだ。

 

「いえ、わたしも植民地兵だから下っ端も下っ端なんで、いつもそんな扱われ方ですからお気になさらず。それにストライカーユニットの面倒を見てもらってる整備の方々には特に頭が上がりません。それにしても、そもそもなんで扶桑の方がこんな所に?」

「たまたまペカン基地に寄ってたんだ。おう、それより急患がいるんだから急いだ方がいいぜ」

「そ、そうですね!」

 

 

 

 

 墜落地点に向け、怪我した男の子を抱えた通りすがりの少女を連れて小道を走るシィーニーと一宮。シィーニーは今更ながらに自己紹介する。

 

「申し遅れましたが、わたしは海峡植民地軍のシィーニー・タム・ワン軍曹です」

「それ、この辺の軍なのか?」

「はい。マレーやシンガポール、マラッカといった辺りですね。ブリタニアの植民地軍の一つです。あ、見えてきましたよ」

 

 脱ぎ捨てたままに、無造作に放置されていたグラディエーターを起こす。

 

「これです」

「ブリタニアの所属機だ」

「はい。わたしはブリタニア空軍にいますので」

「古い機体だな。複葉でエンジン別体式のじゃんか」

「こ、ここでは立派な現役機です。もしかして扱えないですか?」

「いや平気だ。熊谷飛行場の陸軍キ10を親父の手伝いで触ったことがあンだ。そいつも複葉戦闘脚だった」

「それは頼もしい。それじゃお願いしまーす。電源も入らないんですよ。だから無線も飛ばせなかったんですね」

「電装か? そいつぁは面倒だな」

「うう、やっぱだめですかねぇ」

 

 一宮はザックから工具入れを取り出すと、早速開始する。

 

「バッテリーとジェネレーターから追ってみるか。……なんだこれ、なんか固い細かいものが刺さったような跡がたくさんあるな」

「あ、そういえば撃墜したネウロイの破片がある中を飛びました」

「なんだとぉ?」

「ひえ、ごめんなさい!」

「そうか、それで刺さった物が残ってないのか。消滅しちまったんだ。……ん-、なんか配線切れてるのがあるな」

「えー? やっぱだめですか? 走って運んだ方がいいでしょうか」

「まあ待て。……なんだこれ、何の配線だろ。……翼の中へ?」

 

 翼の中を覗き込む一宮。太陽の光が差し込む方にストライカーユニットを重そうに移動させ、中を覗き見て調べる。

 

「ははあ、ヒーターみたいだな。立派なのが付いてる」

「ヒーター? 翼温めるんですか?」

「たぶん氷結防止の為のだ」

「氷結って、氷ですか?」

 

 一宮は作業を続けながら説明した。

 

「翼ってのはこういう断面をしているから前から後ろへ空気が抜けていくときに上へ持ち上がる力、つまり揚力が生まれンだ。それで飛行機は浮かび上がれるわけだが、高いところへ登ると空気中の水分が翼にくっ付いて氷ができる。そこにまた氷がくっ付いていって氷はどんどん大きくなっていく。そうすると翼の形が変ってっちまう」

「あれ、形変わっちゃったらその浮く力ってのができなくなっちゃいませんか?」

「その通りだ。つまり揚力が弱くなる。へたすると飛べなくなっちまう」

「え!? まずいじゃないですか!」

「そうだ。非常にまずい。だから翼を温めて氷がつかないようにすンんだよ」

「はあー、そんな装置がついてたんですねー。どこにスイッチあるんだろう。わたし意識して使ったことないです。自動で働くんですかね」

 

 一宮は翼から細長いものを引っこ抜いた。

 

「これがヒーターだ」

「ちょ、ちょっと、そんな重要な機械、取らないでください!」

「いや、7千とか8千メートルとかの高高度を飛ぶような飛行機ならともかく、そんな高く飛ばない、ってか飛べない複葉の飛行脚にはいらねえと思うぞ。ここ、赤道のそばだぜ」

「はあ。あっ! そういえばこのストライカーユニット、北欧のスオムスってところから来た機体だって言ってました」

「スオムス? なるほどなー。冬のスオムスなら地上にいる時から氷が付くかもしれねーからな。寒冷地仕様だったってことだ。このヒーターの切れた配線と、傷付いたエンジンの配線がショートして電気がアースに落ちてたっぽいな。緊急停止状態になってたようなもンだ。反対側の翼のも取っちまうぞ。赤道直下じゃ電力と重量の無駄遣いってな」

 

 テキパキと作業する一宮をシィーニーはキラキラした目で見つめた。

 

「驚きました。お若いのに一人前なんですね」

「なんだてめえ、疑ってたのか」

「ひえ、ごめんなさい! だってあまりにもお若いので」

「まあ仕方ねえな。それぁみんな思う事だ」

 

 もう片方のヒーターも手慣れた様子で取り去り、本体のハーネスの修理へと移っていく。シィーニーは頬を緩めすっかり安心しきったようだった。そしてその猶予の間に怪我した男の子のところへ行く。男の子はもう一人の少女の腕の中で気を失ったままだったが、「お兄ちゃんが直してくれたらすーぐ連れていってあげるからね」と優しく語りかけた。

 

「傷付いた配線を絶縁テープで覆ってと。よぉし、お前はストライカーユニット履いて準備! エナーシャ回せるかな。おい、そっちの。硬そうな木の棒探して持ってきてくれ」

「ありがとうございます!」

 

 シィーニーはぱあっと明るく笑顔になると、使い魔の耳と尻尾を出しグラディエーターへ足を入れた。一宮の介助でエンジンを背負わせてもらってる間に、少女はどこからか棒を調達してきた。

 

「よーし、いいぞ。これを針金で縛り付けて」

 

 背負い式エンジンのエナーシャにレンチを突っ込み、レンチに木の棒を繋いで長くし、一宮は体重をかけて回し始めた。うぉんうぉんとエナーシャが唸り始め、次第に甲高い音を発する。キーンという音になるまで回し、シィーニーの方へ振り向いた。

 

「繋ぐぞ、コンタクト!」

「はい!」

 

 エナーシャのクラッチを繋いだところでシィーニーが魔法力をエンジンに流し込んで点火する。バルルンバルルンとグラディエーターが振動し、排気管から灰色の煙が噴き出した。呪符のプロペラが回転しだし、暫くするとグラディエーターのブリスター・マーキュリーエンジンはバロロロロと軽快にエンジン音を奏でた。

 

「うわぁ、かかりましたよ! これでこの子を助けられます!」

 

 シィーニーは一宮に向き直ると嬉しそうにほころんだ笑顔をふり撒いた。

 

「本当に直しちゃうなんて、お兄さん凄いです。か、カッコいい~」

 

 お世辞と言うにはあまりにも屈託なく素直な感想。本気で言ってるのが伝わってしまった一宮は、一瞬で沸騰して首から上を真っ赤にした。シィーニーさん、それ吊り橋効果なんじゃ。

 

「どどどどってことねえよ。さあ早いとこ怪我人運んでやれ!」

「はい! その子ください!」

 

 少女から男の子を受け取ると、エンジンを全開にした。

 

「滑走距離稼げねえぞ。この小道で行けるか?」

「そこは複葉脚ですから、行けます! すぐ着くからね、がんばって」

 

 腕の中の男の子にもう一度声を掛けると、砂塵を巻き上げ、グラディエーターは畑の端の開けた小道から難なく飛び上がった。舞い上がる砂煙に目を細め、遠ざかる後ろズボン姿を見送る。

 

「ウィッチってのはガキくせに、やけにお姉さんぶったり、勇ましくなったり、やっぱりガキになったり、ヘンなやつら」

 

 兵士と思春期の女の子の両面を見せるウィッチからの刺激は、男子中学生脳には高等過ぎてまだ上手く処理しきれなかった。基本男は幼稚にしてツンデレである。すると服の後ろを軽く引っ張られた。振り向くと、怪我した男の子を運んできた少女が服の裾を掴んでいた。見上げてくるその子もまた見かけだけは一宮から見ても綺麗な顔立ちである。そんな娘にじーっと見つめられて、また顔が熱くなってきた。

 

「な、なんなん?」

「基地に行くなら連れてって」

「ああ、あの子供の怪我が気になるんだな?」

 

 少女は僅かに首を傾げ、さらにじーっと一宮を覗き込んでいたが、少ししてちょっとだけ頷いた。

 

「わ、わかったよ。付いてきな。い、いや、服は離してくれっかな」

「逃げない?」

「な、なんで」

「女子慣れしてなさそう」

 

 立ち止まってうつむいてしまったが、横に出ている耳は真っ赤っかで、その心のうちはあらかた察することができる。

 図星だったようだ。

 と、一宮、突如ダッシュした。少女も想定通りと間髪入れずダッシュする。

 

 

 かくして2人は、シィーニーが「え、何でもういるんですか!?」とびっくりするほどのペースでペカン基地に姿を見せるのであった。

 

 

 




 
またゾロ目投稿を狙ってしまった。


シィーニーちゃん編は予約投稿終えました。
が、次のはヤヴァイ。書いてるうちにだんだん複雑怪奇。設計し直しだー

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