魔法少女リリカルなのは -転生者共を捕まえろ-   作:八坂 連也

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さあ、なのは(変態淑女)達が本領を発揮し始めましたよw

・鬼に金棒
・水を得た魚
・ポ○イにほうれん草
・マ○オにキノコ

こんな感じですねw


第41話 大人の階段を一歩昇ってしまった……

 

 

 

 

 

 

中学に入学してから1年経過しました。

 

何? 経過しすぎだろうって?

 

こちらも色々と都合があるのだ。

 

そう言えば、さっき『キンググリムゾン!』とかほざくヤツが来たような気がしたが……。

 

まあ、そいつの事はどうでもいい。

 

1年も経てば、結構変わる事もあるものだ。

 

昨年引き取ったエリオとキャロ。

 

2人は仲良くなっている。

 

魔法もボチボチと使えるようになっている。

 

劇的な変化は無いが、少しずつ上手くはなってきている。

 

ティーダさん。

 

リンカーコアは少し回復したが、怪我する前の水準には戻っていない。

 

翠屋のウエイターとしてボチボチと働いている。

 

結構かっこいいからそれなりに人気が出ている様だ。

 

まあ、この3人に関しては今のところ特筆することは無いのだ。

 

 

 

……。

 

 

 

問題は、なのは達である。

 

まあ、性格とかは相も変わらずと言った所なのだが……。

 

 

 

背が伸びてます。

 

 

胸も大きくなってます。

 

 

胸も大きくなってます。

 

 

胸も大きくなってます。

 

 

 

大事すぎるので3回ほど言わせて頂きました。

 

どんな感じかと言うと。

 

 

 

 

なのは =167㎝

フェイト=172㎝

アリシア=172㎝

はやて =161㎝

アリサ =168㎝

すずか =163㎝

 

 

 

えっと。

 

これ中学2年生の身長ですか?

 

普通の大人と大差無いんですけど。

 

フェイトとアリシアなんか170㎝超えで下手な男子生徒より高いんだが。

 

某赤い弓兵の高校生時代(168㎝)より高いよ、コレ。

 

俺(135㎝)なんか常に見上げてるんだけど。

 

しかし、彼女達はかなり嬉しいのか、いつも俺を抱きかかえるようにしている。

 

もはや玩具扱いでもある。

 

ソレよりも……。

 

問題は彼女達の胸……である。

 

もはや、凶器と言うか。

 

胸にメロンとか小玉スイカとかグレープフルーツとか入れてるんじゃね?と問いかけたくなるレベルである。

 

例によって彼女達は俺に報告してくるのだが。

 

 

 

なのは =Eカップ

フェイト=Fカップ

アリシア=Fカップ

はやて =Dカップ

アリサ =Dカップ

すずか =Dカップ

 

 

 

色々と言いたいが…なのは、フェイト、アリシア。

 

お前等そのサイズはどういう事だ?

 

中学生のサイズを超えてるだろ。

 

体育の授業でも走ると揺れまくってるじゃないか。

 

おかげで男子生徒達はいつも釘付けじゃねぇか。

 

今年のプール開きの時なんか……男子生徒達は狂喜乱舞していたぞ。

 

『我が生涯に一片の悔いなし!』とか『俺は人間を辞めるぞ!』とか『波動砲発射あぁぁぁ!』とか。

 

もはや何が言いたいのか分からなかった。

 

……まあ、俺のマッサージのせいかも知れないが。

 

ソレと、フェイトとアリシア。

 

胸が大きくなって重くなったからと言って俺の頭に乗せて休憩するな。

 

俺の頭は胸専用の休憩場じゃねぇんだぞ。

 

そんな感じで毎日を過ごしている。

 

 

 

 

 

 

 

夏休みに入って2週間。

 

8月に入り、毎日蝉が鳴いております。

 

宿題は初日に全て終わらせて、後は遊ぶだけ!

 

そうそう、中学に入ってから料理部に入部しました。

 

体育会系は俺の身体能力ならとんでもない事になるので、あえて文化系です。

 

なのは達全員も同じ料理部です。

 

今年の新入生勧誘時は恐ろしかった。

 

なのは達目当てと俺目当ての邪な心を持つ新入生がわんさかと。

 

真面目にやる気がある人以外は全て叩き出しました。

 

おかげで、料理部は人数が多くなり安泰です。

 

なのは達も料理の腕は上達しているみたいで何より。

 

将来結婚した時は……交代で食事当番だな。

 

ちなみに、ベルカ自治区が一夫多妻制と言うのはまだ知らない模様。

 

どういう訳か、皆それを喋らないんだよな。

 

少し、不気味ではあるが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アレス君……」

 

「……? なのは?」

 

なのはは頬を赤くしながら俺に近づいてくる。

 

見ると、全裸。

 

どういう事だ!?

 

俺の身体を見ると、俺も全裸。

 

な、何が起きたのか……理解出来ない……!

 

「もう、良いでしょ? 私……我慢出来ないの」

 

そう言って俺にキスしてくるなのは。

 

「ま、待て……状況が……」

 

「駄目なの。アレス君はもう私に(性的に)食べられる運命なの」

 

そう言ってしゃがみ込む。

 

気付けば、俺の股間にある男性専用アームドデバイスは既に最高硬度になっている。

 

「な、なの……は?」

 

動こうにも身体は何故か動かない!

 

「頂きま~す♪」

 

なのはは俺の男性専用アームドデバイスを口にくわえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ア―――――――ッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっ!」

 

何かが放たれる感覚が襲う。

 

コレは……そうか。

 

久しぶりの感覚で忘れていたが。

 

ついに、男性専用アームドデバイスから砲撃が放たれた……と言う事。

 

夢○(○精とも言う)を迎えたと言う事か……。

 

そう言えば、前世の前世でも迎えたのは中学2年だったから。

 

大体同じ時期だったと言う事か……。

 

ふぅ、久しぶりだから……やっぱり気持ち良いと言えば気持ちいいな。

 

さて、起きてから始末しな……い……と……。

 

段々と頭が覚醒してくる。

 

さっきから、動こうにも両腕は動かない。

 

柔らかい……女の子の足に挟まれた様な感覚だ。

 

昨日は……なのは達のお泊まりの……日。

 

背筋が段々と冷たくなる。

 

大ピンチ。

 

頭にこの単語がよぎる。

 

目を開ける。

 

右にはアリシア。

 

左にはフェイト。

 

2人は俺の手を股間に滑り込ませてしっかりと固定している。

 

妙に湿っぽいのは気にしない事にした。気のせいったら気のせいだ!

 

今は夏で、2人とも下はパンティのみで上はタンクトップにブラは無し。

 

はだけて丸見え。

 

それはまあ、いつもの事だから良いとして。

 

何故、よりにもよってこの時に砲撃を迎えなきゃならん……!

 

全てにおいてタイミングが最悪である。

 

抜け出そうと思って手を動かせば……。

 

 

「あぁん……」

「だめぇ……」

 

 

とシャレにならない声が。

 

どうすれば、このピンチを逃れる事が出来る!?

 

エヴァを呼ぶか?

 

呼べる訳無いだろ……!

 

母さんも父さんも呼べない。

 

これは俺1人で解決しなければならないのだ!

 

換えのパンツを取ってきて、履かなければ……全てが終わる!

 

考えろ……! 知恵を絞りだせ!

 

長年生きた経験を生かせばこの苦難も乗り越えられる!

 

「うぅん……」

 

すずかの声が聞こえる。

 

「んふぅ……」

 

アリサの声も聞こえる。

 

「さて……起きるかな」

 

はやての声が聞こえる。

 

最悪である。

 

俺はジロリと自分の股間を見る。

 

……灰色のボクサートランクス……。

 

最悪としか言えない。

 

黒なら濡れても目立たないが、灰色は……凄く目立つ。

 

全てが最悪の方に重なっている。

 

はやてが起き上がる。

 

俺の方を見て、俺が目を覚ましているのを気付いたのか。

 

「おはよう、アレス君」

 

「おはよう……はやて……」

 

にっこりと微笑んでくる。

 

「今日もアリシアちゃんとフェイトちゃんに固定されとるなぁ」

 

「ああ……いつもの事だがな」

 

「さて、顔を洗って……ん?」

 

起き上がろうとしたはやては何かに気付いた。

 

このまま気付かずに行ってくれれば良かったモノを!

 

「……何や……この匂い」

 

鼻をフンフンと鳴らして周囲の匂いを嗅いでる。

 

「ん~栗の花の匂いに似とるなぁ…」

 

「んん~」

 

すずかも起きる。

 

早く逃れたいが、フェイトとアリシアはがっちり固定している。

 

「おはよう、すずかちゃん」

 

「おはよう、はやてちゃん、アレス君」

 

「すずかちゃん、何か匂わへん?」

 

「え?あ、ホントだ。栗の花……みたいな匂いだね」

 

俺の背中に段々と冷や汗が流れる。

 

「何やろな~?」

 

「何だろ?」

 

2人は首を傾げてる。

 

「ん~何よ……このイカみたいな匂いは…」

 

アリサもとうとう起きてしまった。

 

「イカの?」

 

「イカの匂い……」

 

「イカ臭い?」

 

はやてとすずかは顔を見合わせた後、俺の方を見る。

 

「……アレス君……この匂いの正体……分かるかな?」

 

「アレス君の方から匂いが来てるよ?」

 

2人はジッと俺の方を見る。

 

「……」

 

俺は無言を貫いている。

 

「あら? ……アンタ……パンツ濡れてるわよ?」

 

アリサが俺の股間を見ながら言う。

 

 

「ホンマや」

「ホントだ」

 

 

はやてとすずかも俺の股間をジッと見ている。

 

最悪の展開だ。

 

もはや、逃れる事は出来ないのか……!?

 

「……アンタ、いい歳してお漏らししたの?」

 

口元を釣り上げ、ニヤニヤと笑うアリサ。

 

「……お漏らしにしてはこの匂いはおかしいで」

 

「そうだね。アレス君……教えてくれないかな?」

 

2人も口元を少しだけ、吊り上げている。

 

「にゃあ……イカの夢を見たの」

 

なのはがそんな事を言って起きて来た。

 

「ん? アレス君……撃っちゃった?」

 

なのはの突然の台詞。

 

「……何を?」

 

「この匂いは……迎えたんでしょ? 私、調べたんだ。男の人が撃つアレって、タンパク質が多いから栗の花とかイカの匂いに近いんだって」

 

どんな勉強してたんだよ!

 

 

「ほほぉ……」

「そう言う事」

「なるほどねぇ……」

 

 

はやて・アリサ・すずかの口元が三日月の様に釣り上がっていく。

 

邪笑と呼ばれる笑みだった。

 

「さあて、アレス君の口から聞きたいなぁ~」

 

ニヤニヤしながら俺の方に寄ってくるはやて。

 

「……」

 

俺はそれでも無言を貫く。

 

「あらあら、アレスちゃんはいい歳してお漏らししちゃったんだ?」

 

ニヤニヤと笑うアリサがそんな事を言う。

 

くそ、どっちに転んでも恥さらしにしかならん……。

 

むしろ、お漏らしの方が恥じ晒しだ!

 

 

「アレス……お漏らししちゃったの?」

「お兄ちゃん、お漏らし?」

 

 

フェイトとアリシアも起きて俺の股間を見ている。

 

頬が赤くなっていくのが自分でも分かる。

 

「アレス君の頬が赤くなっていくの……可愛いの……」

 

「こ、コレは滅多に見られへん……」

 

「さあ、言って貰うわよ?アンタの股間が濡れている原因を…」

 

そう言ってアリサは俺の股間をまさぐる。

 

「うわ……ぬるぬるしてる」

 

「ホント?わ、ホント」

 

すずかも触ってきて驚いている。

 

「これはもう、確定やな!アレス君……とうとう大人の階段を一歩昇ったんやな!」

 

鼻息荒くしてるはやては俺の顔を見ながらそう言う。

 

もはや、逃れる事は出来なくなった。

 

 

 

「…………」

 

 

 

俺は無言で頷くしかなかった。

 

 

 

「認めた!」

「やったで!」

「おめでとうなの!」

「お兄ちゃんおめでとう!」

「おめでとう、アレス!」

「やっと大人の仲間入りしたのね!」

 

 

 

こんな祝い方はスゲー嬉しくないんだが!

 

「コレでお兄ちゃんの子供が作れるね♪」

 

「駄目だよ、姉さん。私も欲しいんだよ?」

 

「にゃあ! 私が一番乗りなの!」

 

すぐにその話題かよ!

 

中2で子供が出来るとかシャレにならんわ!

 

…なのははまだ13歳だった…!

 

「皆さ~ん? 朝ご飯の時間ですよ?」

 

ドアから顔を覗かせるのはエヴァ。

 

「ああ……」

 

「……ん?」

 

エヴァは鼻をヒクヒクさせてる。

 

「……お兄様?とうとう迎えられましたか♪」

 

一発で見破りました。

 

「直美さんに報告してきますね♪」

 

「ちょ! まっ!」

 

止める間も無く出ていってしまった。

 

ヌゥオォォォォッ!

 

穴があったら入りたいぞ!

 

すると、ドタドタドタと走る音が。

 

「とうとう大人になったのねアレスちゃん!」

 

そう言ってドアを開けて抱きついてくるのは我が母親。

 

「ああ、ホント。大人の香りが漂ってるわ♪」

 

それで大人判定はどうかと思うんだが。

 

「さあ、どの子と子作りしたい?」

 

母さんがそう言うと、全員俺の前で土下座する。

 

『ふつつか者ですが……』

 

全員ピッタリ合わせて喋る。

 

恐いんだが!

 

「まあ、順番だけで全員と作ってもらうのは確定なんだけどね!」

 

「うぉい!」

 

「桃子さんも、プレシアさんも、リンディさんも許可を得てるわ♪」

 

「アリサの両親と忍さんは?」

 

「勿論、無問題よ♪」

 

早すぎるだろ!

 

そんなに早いと巨神兵も腐っちゃうよ!?

 

「ヌゥオォォォォッ! 中学生で父親とか駄目だろ!」

 

「大丈夫! アレスちゃんが18歳になったらきちんと戸籍に入れるから」

 

「そう言う問題じゃねぇ!」

 

頭をかきむしりたくなる。

 

「え~? アレスちゃんの子供なら凄く可愛いと思うんだけどなぁ~?」

 

「それと関係無いだろぉ!」

 

全員貞操観念をどっかに投げ捨ててきたのかよ!

 

「もう、しょうがないわね~。でも、彼女達のお世話はきちんとするのよ?」

 

「……何の世話?」

 

「そりゃ、夜のお世話よ?」

 

「……」

 

『ヨロシクね?』

 

……この変態少女共め!

 

 

 

 

 

その日の晩の風呂は大変な事になっていた。

 

俺の家の風呂は大きい。

 

10人位なら余裕の大きさなのだ。

 

いつもなら俺に身体を洗ってもらっているなのは達も、今日は何故か俺の身体を洗うと言う始末。

 

気が付いたら、アリシアから後ろから羽交い締めされて右腕をすずか、左腕をアリサ。

 

右足をなのは、左足をフェイトに固定され。

 

はやては……俺の股間の男性専用アームドデバイスをカートリッジロード。

 

砲撃を発射してしまう。

 

ちくせう、気持ち良くて力が入らなかった。

 

飛び散る液体の量を見て全員驚愕していた。

 

「……コレは……ヤバいわ」

 

「……双子とか三つ子が簡単に出来そうよね」

 

「その前に、私達のここ……もつよね?」

 

「でも、赤ちゃん出来ると大きくなるから……案外大丈夫かも?」

 

「あ、それもそうね」

 

あなた方、どんな相談してるんだよ……。

 

俺はうなだれるように湯船に漬かるしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

寝る前になったらなったで。

 

 

「なあ、ええやろ?」

「ならぬ」

 

 

「先っちょだけでも?」

「ならぬ」

 

 

「間を取って素股とか……」

「ならぬと言ったらならぬ」

 

 

食い下がってくるのははやて。

 

なのは達も後ろの方で応援している。

 

「もう! 1発も2発も一緒でしょ!」

 

アリサが訳の分からないキレ方をする。

 

「子供が出来たら大変だ」

 

「それなら、外で出せば大丈夫やん♪」

 

それね? 意外と出来ちゃうんですよ?

 

前世の前世でも、外に出していても子供が4人出来てた人がいるんだから。

 

精神コマンドの『必中』を使ったに違い有るまい。

 

それに、6人全員妊娠とかシャレにならん!

 

嫁さん6人で子供6人とか、真・恋姫無双の一刀君かい!(呉ルート限定)

 

「う~ん、今度『明るい家族計画』買って置いとかないと駄目か」

 

「そうだね。でも、何処で売ってるんだろ?」

 

「確か……薬局で売ってたかも?」

 

「そうだ、お姉ちゃんが買ってた」

 

忍さん、見つからないように買ってくださいよ。

 

「しゃあないな~今夜は諦めるか~」

 

はやてはそう言うと俺の隣に寝っ転がる。

 

他の皆も思い思いに横になる。

 

うむ、明るい家族計画を見たら灰燼に帰しておこう。

 

そんな事を思いつつ俺は眠りにつくのであった。

 

あ~、これから大変だ……。

 

 




ちなみになのはさんの公式身長は160㎝です。

中学2年の時点で167㎝になってるウチのなのはは……。

どこまで大きくなることやらw

胸も超えてますしw




バゼット・五次ライダー「素晴らしいですね」

※上記2人は身長172㎝

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