魔法少女リリカルなのは -転生者共を捕まえろ-   作:八坂 連也

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お待ちかね、ネコ姉妹登場です


第21話 ネコを捕まえたんだが……

 

 

 

 

 

-???視点-

 

 

 

そう言えば、そろそろ闇の書が覚醒していたはず。

 

私はそう思って第97管理外世界の惑星、『地球』の方に向かってサーチャーを飛ばした。

 

この世界は魔法文化が無いからサーチャーの存在に気付く者はいない。

 

数分後、画面を見ると車椅子に乗って押される闇の書の主、『八神はやて』。

 

押しているのは、どうやら守護騎士の1人であろう、金髪の女だった。

 

お父様から守護騎士達の容姿は教えて貰っているから問題ない。

 

確か……湖の騎士だったと私の頭の中に浮かぶ。

 

他の騎士達の姿が見えない所を見ると、蒐集に出かけているのだろうと思う。

 

「どうやら、無事に起動したようね」

 

私はディスプレイに浮かぶ八神はやてと湖の騎士を見ながら呟いた。

 

あの子には悪いけど、全世界の為。

 

闇の書をこのままにしておくわけにはいかない。

 

11年前、多くの犠牲者を出した、あの事件。

 

お父様は今でもあの事件の事を気にしておられる。

 

部下を多く失い、自らの手で部下を殺してしまったあの忌まわしい事件。

 

9年前にあのはやてを見つけた時はお父様と大喜びしたモノだ。

 

宿主を見つけてしまえばこちらのモノだ。

 

後は、上手く暴走させてお父様が作成したデバイス、『デュランダル』で永久封印する。

 

そうすれば、お父様は枕を高くして寝ることが出来るのだ。

 

「アリア~?」

 

ドアが開いてやってきたのは私の妹、ロッテ。

 

(リーゼアリア)とロッテは双子なのだ。

 

「どうしたの?」

 

「いや、そろそろ闇の書が目覚めたと思ってね」

 

ロッテも同じようにサーチャーが映し出す画像を見る。

 

「うん、目覚めてるね。確か、コイツって湖の騎士じゃなかったか?」

 

「そうね。確か、後方支援が得意だったはず」

 

私とロッテは画面の中で微笑むはやてと湖の騎士を眺める。

 

「……なんか……罪悪感が出るね」

 

「……そうね。でも、ここで封印しないと更に多くの犠牲者が出るわ」

 

9を救うため、1を切り捨てる。

 

今、私達が出来るのはこれしか方法が無いのだ。

 

「……そうだね。これも父様の為……うん?」

 

「どうしたの?」

 

ロッテが何かを見つけた様な声を上げたので私はディスプレイを見た。

 

はやてと湖の騎士に駆け寄るのは……はやてと同じ年頃の少年だった。

 

白い制服に身を固め、黒髪。

 

前髪に一部、金髪が混じっていた。

 

少しだけ、つり目に見えて右目が蒼く、左目が黒い……オッドアイの少年だった。

 

「おかしいわね。確か、はやてにはあまり人が寄らない様な魔法がかかっていたと思ったけど?」

 

「そうだね。それに……あの少年は……臭うよ」

 

「そうかしら? 普通の少年に見えるけど?」

 

私には、外見はちょっと変わってるけどそこら辺にいる現地の子供に見えた。

 

「アリアは格闘とかしないからね。あたしは分かるよ。あの子供、何か格闘技をやってるよ?」

 

「そうなの?」

 

「ええ。歩き方が普通じゃない。重心をあまり乱していない」

 

ロッテがそう言うなら普通の少年じゃないのだろう。

 

しかし、何処かで見たような?

 

「……んん? こいつ……何処かで見たような?」

 

ロッテが首を傾げていた。

 

「ロッテも? 私も最近何処かで見たような気がするんだけど」

 

「アリアも? う~ん……」

 

私とロッテは顔を見合わせてから首を傾げる。

 

「思い出した! リンディ提督が最近、この世界で嘱託魔導師2人見つけたって言ってた!」

 

ロッテの台詞で私も思いだした。

 

1ヶ月位前にリンディ提督がこの地球で滅多にいない魔導師をスカウトしたと小耳に挟んだのだ。

 

その時、リンディ提督から聞いたのが。

 

「……少年はベルカ式を使うって聞いたわ」

 

「ベルカ式? 珍しいね……確か、闇の書も古代ベルカだとか」

 

私は何となく妙な引っかかりを感じた。

 

もしや、この少年ははやてが闇の書の主だと気付いている?

 

コレは面白くない。

 

私達の計画は管理局に知られてはいけないのだ。

 

どんな切欠で計画が破綻するか。

 

「ロッテ?」

 

「ええ。この子は……排除しましょう。半年位、ベッドの上で過ごして貰いましょうか」

 

「だね」

 

そして、私は見てしまった。

 

画面の中の少年が……こちらを見ていた事を!

 

サーチャーに……気付いている!?

 

「そ……そんな!?」

 

「しっかりしなよアリア! 認識阻害かけてるの!?」

 

「かけてるわよ! 私がそんなヘマするわけないでしょ!」

 

「なら、何で……あいつはこっちを見てるんだよ!」

 

あり得ない!

 

あっちの世界は魔法文化は発達していないのだ。

 

見つけられるハズは……無いのに!!

 

「待って。あいつ、何か言ってる?」

 

ロッテが画面を見ながら呟いた。

 

「『この子に手を出すな。出した時は……』だって?」

 

その後、少年は右手の親指を立て、首を斬るような仕草をて、親指を下に向けた。

 

コレは脅しだ。

 

はやてに手を出したら……容赦なく消すと言う事だろう。

 

「面白いじゃない! アリア!」

 

「ええ」

 

「コイツ……病院に送ってやろう」

 

私はロッテと顔を見合わせてから同時に頷いた。

 

 

 

 

 

 

-リーゼアリア視点・終了-

 

 

 

 

 

〈行ったか〉

 

〈みたいですね〉

 

俺ははやてとシャマルの2人と一緒に帰宅していた。

 

他のヴォルケンリッターとなのは、フェイト達はいつものように魔力蒐集。

 

アリサとすずかは塾だった。

 

俺達の様子を探るように何かが来ていたのだ。

 

強力なジャミングをしていたのだが、わずかだけ違和感を感じたのだ。

 

多分、グレアムおっさんの使い魔のネコ姉妹だと思う。

 

確か、格闘向きと魔法向きの2人だったと思ったが、どっちがどっちだったか忘れてしまった。

 

まあ、仮面を着けた男で襲って来るだろうからその時に聞いてみるとしようか。

 

〈見つかったからには近いウチに襲撃に来るでしょうね〉

 

〈だな。まあ、どこぞの金ピカ鎧の様に慢心はしないようにな〉

 

〈ですわね。油断が過ぎるとラスボスから雑魚に急転落ですからね〉

 

腹ぺこ王の話ではかなりの強敵だったが、黒桜の話になったら噛ませ犬になってた金ピカ鎧を思い出した。

 

あんなのだから慢心王とか言う痛いあだ名が付けられるのだ。

 

「アレスちゃんは意外とメイド服とか似合いそう」

 

シャマルの声で俺は気が付く。

 

このパツキンは何をほざいているのか。

 

「あ~なるほど。確かに……アレス君の顔……ちょっとメイクしてやればいけるかもなぁ~」

 

そしてタヌキのこの台詞である。

 

「何故に俺がメイド服なんぞ着にゃならんのだ?」

 

「聞いたで~なのはちゃんから。お手伝いで執事服着たんだってなぁ?」

 

そう言えば、翠屋で執事服を着てウエイターをやった記憶がある。

 

「執事服……ですか」

 

シャマルは俺の顔を見て、それから全身をくまなく眺める。

 

「良い……幼い執事……アリね」

 

このパツキンは無視した方が良いのか。

 

「そやろ? シャマル? だから今度執事服着たアレス君が私に色々奉仕してくれると言う……」

 

タヌキも訳の分からん事を!

 

「執事服を着る必要性が分からないんだが?」

 

「アレス君は分かっとらん! アレス君だって私がメイド服着て奉仕してくれたら嬉しいやろ!?」

 

力強く力説するはやて。後ろでもシャマルがウンウンと頷いていた。

 

「まあ、メイド服は良いんだが……はやての場合は眠り薬とか普通に仕込みそうなんだが」

 

「失礼やなアレス君! 私はせいぜい痺れ薬しか盛らんわ!」

 

「似たようなもんだろうが!」

 

俺はエヴァをハリセンモードに切り替えてはやての頭を叩く。

 

「あたっ! なしてや!眠り薬だと相手が寝てるだけで面白うないやないか!痺れ薬なら身動き取れないし、相手が怖がる様子がやな……」

 

「もうええわ!」

 

俺は更にはやての頭を叩いておいた。

 

周囲に心地よい音が鳴り響く。

 

 

 

 

 

 

 

2日後。

 

部屋でくつろいでいると天界から通信が来た。

 

〈あ~、今大丈夫かね?〉

 

紳士的口調の若本ヴォイス。

 

この世界を管轄する神である。

 

〈ああ、大丈夫だ〉

 

俺は返答する。

 

隣ではエヴァが鼻歌歌いながらお菓子の作り方の本を読んでいた。

 

〈では、伊集院蓮の事だがね……〉

 

数日前に転任して来た明らかに転生者臭い先生の事を問い訪ねてみたのだ。

 

〈間違いなく転生者だ。能力は『頭を撫でた異性を惚れさせる程度の能力』と……〉

 

俺はその言葉を聞いてベッドからずり落ちる。

 

エヴァが驚いた表情で俺を見てるが今は無視する。

 

ホントに『ナデポ』能力だったとは!

 

〈『想像した人間を人形にして作る事が出来る程度の能力』だ〉

 

その言葉を聞いて俺は一瞬耳を疑いたくなった。

 

〈……ギャグじゃないよな?〉

 

〈ギャグではない。部下に私自らきちんと問い訪ねたからな〉

 

どんな問い訪ね方をしたのかはあえて聞かないが。

 

〈戦闘には向いてない能力だな〉

 

〈そうだな。だが、前者はハーレム作りには向いてるだろう?〉

 

確かに。頭を撫でただけで惚れさせるんだからその点は便利であろう。後者の能力はマニアック向けだが。

 

〈なるほどな。戦闘に持ち込んでも苦戦はしないだろう〉

 

〈うむ。魔力はそちらの高町なのはよりやや下回る程度であろう。気とか妖気とか霊気とかは付与させてない様だ〉

 

どの程度鍛錬しているかは知らないが、特殊能力が無いならそこまで苦戦はしないだろう。

 

しかし、アリサがヤツに頭を撫でられていたが、惚れた様子は無かった。むしろ、嫌悪していたのは何故だろうか?

 

〈そう言えば、アリサがあいつに頭を撫でられていたが、惚れた様子は無かったぞ?〉

 

〈ああ、その事なんだがな。どうやら、好感度がマイナスの相手には全く通用しない……との事だ〉

 

〈何?〉

 

〈つまり、少しでも嫌われていたら頭を撫でられても嫌悪感しか与えないとの事だ。頭を撫でられたアリサは転生者の事をどう思っていたかね?〉

 

〈ふむ……そう言えば、当初から良い印象は持ってなかったな。いつぞやの事件で大人の男に近寄られるのを嫌ってる傾向がある〉

 

〈それならば惚れる事は無いな〉

 

〈確かに〉

 

皮肉な事に、違う転生者によってアリサ、すずかは大人の男に嫌悪感を抱く様になっていたのだ。

 

時間が経てば多少は解消するかも知れないが、長い時間がかかるのは間違いない。

 

今日、明日に治る訳がないのだ。

 

ひょっとして、少年好きになってしまったかもしれないが!

 

まあ、20歳までには治る……と思いたい。

 

〈それで……だ。どうだ? あやつの素行は。危険因子になるか?〉

 

〈どうだろうな。今の所、学校の中では特に変な事を起こしてはいない。取り立てて普通の先生だな。外見はアレだが〉

 

〈なるほど。なら今回も任せる。もし、問題アリと思ったら……〉

 

〈ああ。そちらに送る〉

 

〈よろしく頼む〉

 

そう言って俺は天界との交信を終える。

 

「どうなされたのですか? いきなりベッドから転げ落ちて」

 

エヴァが心配そうな顔で俺に聞いてくる。

 

「いや、最近学校に来た先生の能力を聞いてな」

 

俺はエヴァに説明する。

 

 

 

 

 

「それは……また……変な能力を……」

 

苦笑してるエヴァ。苦笑した顔も可愛いな。

 

「まあ、エヴァも見てたと思うが、アリサ、すずかは大人の男に嫌悪してるから能力にひっかからない。なのはもそんなに好きそうな雰囲気じゃないから大丈夫だろう」

 

「ですね。いつぞやの誘拐事件が起きてなかったらどうなってたでしょうね~」

 

確かに、あの誘拐事件が起きてなかったら……どうなってたんだろうな?

 

「ま、終わってしまった事を言ってもしょうがないだろう。とりあえず、あの先生は様子を見ておこうか」

 

「そうですね。初日に会ってから時々校内とか昼休みに会いますけど、別に変な様子は見受けられませんし」

 

エヴァの言うとおり、校内で会うし、授業でも普通に進めてるし、昼休みに屋上で会うが少し話をしたらすぐに別れるのだ。

 

今の所、問題は無いのだ。

 

にしても、他の転生者共は何をしてる事やら。

 

ひょっとして、勝手に争ってから自滅してる可能性も否定出来ないな。

 

本来なら俺が捕まえて来なければいけないのだが、今は夜天の書事件で余り離れられないのが実情だ。

 

まあ、この事件が収まったらボチボチ探しに行こうかな。

 

 

 

 

 

 

 

数日後。

 

たまたま1人で帰宅途中の事だ。

 

はやては病院、シグナムは付き添い。

 

アリサとすずかは塾でなのはとフェイトは魔力蒐集。

 

そう言えば、久しぶりに1人で帰った様な気がするな。

 

商店街を抜けて、住宅街を1人で歩く。

 

ってちょっと待て。いくら昼間だと行っても閑散としすぎだろう。

 

ふと気付いた時には結界に覆われていた。

 

「っ!」

 

〈お兄様?〉

 

〈なかなかいい腕してるよ。この結界を張ったヤツは……な!〉

 

〈ですわね。久しぶりじゃありません? お兄様に気付かず結界を張るなんて〉

 

〈だな〉

 

俺は騎士甲冑を纏う。

 

目の前に仮面を着けた青髪の男が現れた。

 

どっちだ? アリアか? ロッテか?

 

「何者だ?」

 

「ふん。今から病院に入院するヤツに名乗る名前は無い」

 

冷たく言い放つ男。

 

面白い、俺を病院送りにするだと?

 

そう簡単に送れると思ったら大間違いだぞ?

 

「ほぅ? 俺を病院送り……だと?」

 

「そうだ。これから貴様は半年以上は病院生活を送ってもらう」

 

男はそう言って俺から遠く離れる。

 

遠距離攻撃か! 言うことは、姉のアリアか!

 

魔力弾が20個近く俺に向かって飛んでくる。

 

どうやら俺が遠距離攻撃を持ってないと思っての事だろうが。

 

残念だったな? 俺はきちんと遠距離からの攻撃を持ち合わせているぞ?

 

「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック 闇の精霊29柱、集い来たりて敵を切り裂け。『魔法の射手・連弾・闇の29矢』」

 

俺の手から放たれる闇の矢がアリアの魔力弾を全て打ち落とし、アリアに向かって飛んでいく。

 

「くっ!?」

 

驚いて声をあげてアリアはミッド式の魔法陣シールドを張って闇の矢を防ぐ。

 

「何を思ったか知らんが、俺は遠距離攻撃だって出来るんだぜ?」

 

背後から襲いかかってくる気配。

 

ロッテも一緒に来ていたか!

 

俺は左側に半身ずらして避ける。

 

「避けたか!」

 

男が俺の横を飛んで目の前に着地する。

 

跳び蹴りを喰らわせようとしたのだろうが、俺がかわしたから当たらない。

 

「2対1……か」

 

「そう言うことだ。さあ、大人しく病院に入って貰おうか」

 

目の前の男……多分、ロッテであろう……がゆっくりと歩いてくる。

 

「いやいや、残念だったな」

 

「何?」

 

「今までの相手なら確実に病院送りに出来たのだろうけど」

 

俺はゆっくりとチャクラを起動させる。

 

「今回は噛みつく相手を完全に間違えたと言うことだ」

 

一気に第7チャクラまで起動させる。

 

俺の周辺の空気が一気に外側に吹き飛ばされる。

 

「な……!?」

 

「この力は!?」

 

2人は驚きの声を上げていた。

 

仮面をかぶっているから表情は分からないが、驚いているのは確かだろう。

 

「さあ、お仕置きの時間だ!」

 

俺は縮地でロッテとの間合いを詰める。

 

ちなみに俺が使用してる縮地は足に気(魔力でも使用出来る)を纏わせて一気に間合いを詰める方法。

 

古流武術も会得してるから両方の良い所取りの縮地でもある。まあ、どうでも良いが。

 

「!?」

 

目の前に俺が現れて驚くロッテ。

 

「シィッ!!」

 

右手に力を込めてロッテの顎目がけて裳底を放つ。

 

「ガッ!?」

 

避ける間も無く一撃がロッテの顎に入る。

 

かする様な感じで入れたから脳が揺さぶられたと思う。

 

ロッテは2,3歩後ろに歩いてから横に倒れた。

 

「ロッテ!? 貴様!!」

 

もう1人、アリアが怒りの声を上げて魔力弾を50発放ってくる。

 

「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック 闇の精霊101柱、集い来たりて敵を切り裂け。『魔法の射手・連弾・闇の101矢』」

 

俺は瞬時に魔法を唱えてアリアの魔力弾に向けて放つ。

 

今度は数が倍違うのでアリアの魔力弾を全ておとしてなおかつ50発近くがアリアに向かって飛んでいく。

 

「そ、そんな!?」

 

闇の矢は容赦なくアリアに向かって飛んで行って全て命中する。

 

最初の30発近くはシールドで耐えていたが、シールドが破れて残りがアリアに命中する。

 

「ああぁぁぁ!!」

 

叫び声と共にアリアもその場で気絶して倒れる。

 

「ざっとこんなもんかな」

 

【さすがですね、お兄様】

 

身体をパンパンと払ってからアリアとロッテを見る。

 

すると、2人の身体が光り輝き、輝き終わった後そこに居たのはネコが2匹、気絶していた。

 

「さて、とりあえず拾って帰るか」

 

周りを見ると少しずつ結界が解け始めていた。

 

早いところ拾って帰るとするか。

 

俺は2匹のネコを拾って自宅に帰宅するのであった。

 

 

 

 

 




 
相手が悪すぎましたねw

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