ごちうさ四巻購入したが未開封。
表紙可愛すぎるだろ!?
はがないって完結してたのか。知らなかった。
では、続きです。マリー好きの方には少し申し訳ない展開かと思うのですがご容赦くださればと。
では、続きです。
ポーラ・マッコイ。
白牙の通り名を持つヒットマン、鶫のライバルだったかな。
黙っていれば美少女、喋ると幼さが出たり残念な一面が見えたりするが可愛いんだよね。可愛いは正義。うん。あとチビ。南極2号。
また、運動神経は抜群だが自転車すらロクに漕げないほど不器用、味覚もお子様、ホラーも苦手と中々特徴が多い子だ。最初はツンツンしてるが段々デレが出てくる少女だ。
なぜ、急にポーラを紹介したのか。それは現在校門前で鶫と戦っているからだ。
あの身体能力どうなっているんだろう、おいおい物騒だなと暴れるなら空き地もしくはグラウンドでしなさいと。あ、楽が二人の間に入っていった。
「おいおい、二人ともやめろって!!」
ドギャ!楽のやつ華麗に吹っ飛んでいったな。いったそーう。
ああ、やっぱりこうなったか、アーメン。と、その様子を教室の窓から眺めていたので特に関わっているわけではないのだ。
そして楽を連れてどこかにいく二人。これから楽の唇を巡って戦うのだろう、知らんけど。一人の男を女子二人が取り合うねえ、でもなぜだろうあんまりうらやましいと思えないのは。先のハチャメチャを知っているからな。
まあこの時はポーラさんチョイ役だしね。
次に出るのは来年だったかな、そこらへん曖昧なんだよなあ。まあ健闘を祈ろうか。
私ですか?もうすぐテストなので図書室で勉強しに行くのですよ。学生の本分は学業ですよ、基本です。なぜかるりちゃんと小野寺と一緒に勉強をしております。
前回のテストの結果が良かったせいか、勉強でちょいちょい頼まれだしたんだよね。悪い気はしないので、人に教えるのって自分もちゃんと理解できていないと出来ないからね、復習にもつながるって訳よ!
カタカタとシャーペンの音が静かに鳴り響く。無言な空間なのだけれども、こういう空気は嫌いじゃない。この静けさが心地よいのだ。
「るりちゃん、ここ教えてくれないかな?」
「うーん、二見君教えてあげて?」
「なぜ、ここで俺にふるんだよ。えっと、それはな……」
「なるほど…!ありがとう!」
「大事なのは普段の積み重ねだからね。やればできるなんて、聞こえのいい言葉に酔っていてはいけなせんよ、その言葉を言うのはやらない人だけです。」
「急にどうしたの?」
「いや、特に意味はないよ、まあ普段から習慣づけるのが大事ってことさ。」
「今回のテスト負けないから。」
「かかってきたまえ。」
「わたしも負けないから!」
「「それは無理かな」」
小野寺にはまだまだ負けませんよ。負ける気しませんね悪いけれど。
そしてテストが終わり成績順位発表だ。
「何位っかなあ、何位かなあー」
「そわそわすんなよ。」
桐崎さん、結果が待ち遠しいみやいだ..ちなみに順位の方は自分が2位で続いて桐崎さん、鶫、集、るりちゃん、楽。小野寺という順位だった。
「あれ?そういえば橘の名前が出てないぞ。」
「本当だ。夏休み直前に転校してきたから順位とか知らないしな。」
「まあ、あいつのことだしきっと上位じゃあ………」
と、探したものの見つからず後ろから見てみると185位。全員で207名なのでかなりビリに近いのだが、謎のドヤ顔をかます橘。
「はずかしながら私、昔から勉学の方は得意ではなくて…ぶっちゃけると、やる気がないのですわ。」
「………ぶっちゃけたもんだな。」「おいおい。」
「昔から私は楽様のお嫁さんになるために……」長いので割愛。
これが、愛が重いというやつなのだろうか。
まあ、これから数学のテストが40点なら追試になるということで楽の家で泊り込みで勉強をするのだろう。楽様!お願いしますわ!と抱きつきにいっているし、このまま原作どおりになると思っていたのだが、
「なら、あたしが教えてあげるわよ!学年5位の私なら申し分ないでしょ?」
「冗談がお上手ですわ、桐崎さんはどう考えても人に教えるのが上手いタイプではないですわ。」
「ねえ楽様構いませんでしょ?今日は父も帰って来ませんので………存分に勉強できると思うのですが!朝まで。」
「朝まで!?何も泊り込みでやる必要なんて…」
「数学のテストが明日なので。」
「そーなの!?」
「そういえば、今回で小咲、順位上がったわね。」
「えっへん!二見君に教えてもらったからね。しかもわかりやすいんだよ。」
「そ、そ!それなら!貴一に勉強教えてもらうのはどうだ!?この中で一番成績が良かったわけだし。」
「え」
「それでいいんじゃない、残念だったわね。万理花。」
おい桐崎。
「二見君なら、安心だね。」
どっちの意味で言ったのかな小野寺さん、ちょっと語ろうか?
そしてなぜか俺一人で橘の家で数学の勉強を教えることに。
「なぜ、こうなった。」
「もうこうなったら仕方ないですわ、お願いしますね。」
「やるからにはしっかり教えるからな、覚悟しとけよ!」
「かしこまりましたわ!」
と、始まった勉強会。まあ常に教える側ではるのだけれども、こいつを転がすには・・そうだな、こういうやり方だろうな。
「いいか橘、このまま成績が悪いままだと、もしかしたら進級できなくなるかもしれない、そうなったとき誰が一番悲しむかわかるか?」
「誰なんですの?」
「楽だ。橘と同じ学年、そして一緒に卒業できないってなったらすごい悲しむと思うんだ。あいつ、態度ではあんまり出さないけど、お前のこと大事に想っていると思うんだ。」
多分だけどな、そこは黙っておこう。真実は楽のみが知るのだ。
「そうだったんですね!!私、がんばりますわ!!」
とりあえず、こいつの原動力は楽に関する事だから、こう乗せておけばやはり問題なさそうだったな。
「一通り使う公式はこんな感じだから、わからない所あったらまた聞いてくれ。」
「わかりましたわ!」
元々のスペックも高いのだろう。やる気になったらすぐこなせるからなあ、万能型だねえ。
「そろそろいい時間だね。」
「夕食の時間ですわね。冷蔵庫の中身は……」
「これなら、パスタ系とサラダと簡単なスープ作ろっか。」
「ですわね。」
と、二人で調理することに。キッチン周り広すぎ、設備充実しすぎでしょ、これだから金持ちは。さすが橘、花嫁修業をこなしていると言っていたので料理もかなり手馴れている感じだった。不安要素は皆無で夕食も大変美味でした。お粗末っ!!
「ふ~満腹満腹。」
と、お腹をぽんぽんとさすりながらコーヒーを口に含む。
「まるでいつものお父様みたいですわ。」
「まあ中身はおっさんだからね俺。」
「まあ、変な人。」
「あ、そうそうシャワー借りていい?」
と、だらけながら、まるで自分の部屋のように振舞う。女子と二人っきりでいやっほおおおい!!となるような私じゃあないのです。
「全くどこまでも平常心ですわね、適応力が高いといのか、考えて見てくださいこのシチュエーションを!」
「すまない、話が見えないのだが。」
「こんな可愛い女の子と今!二人きりなのですよ!?普通もっと、こう、そわそわするものではないでしょうか!?」
「ふーん、まあ可愛いのは否定しないけど別に身構えることないかな、そーだな、出来の悪い子にしつけをする感じ、うまく言えないな、あーなんかめんどくさくなってきた、もうめんどくせえ、例えるのもめんどくせえよ。」
「どんだけめんどくさいのですか!」
「とりあえずシャワー借りるわ。行ってきまーす!」
「はいはい、行ってらっしゃいませ。」
泊まり込みで勉強ということで着替え、歯ブラシなどのお泊りセットを家に一度帰って持ってきていたのだ。虫歯とか嫌だからね、歯磨きせずに寝るなんて言語道断。徹夜も次の日きついからあまりしたくないのだ。
無駄に広い脱衣場で服を脱ぎ、ガララと浴室の扉を開ける。予想していた通りお風呂広いなかなり、自動で風呂沸かしが入っているので浴槽に湯が張っている。一人暮らしだとシャワーで済ましがちなので、たまにはいいだろう。
わーこのシャンプー良い香りだ、く~~~!!なんか知らないが高価な感じがする。そして髪を洗い終わり次は身体を泡まみれにしている時に後ろの扉が開く音が聞こえた。これはまさか……
「お背中お流ししますわ」
そういって入ってきたのは橘万里花。身体にタオルを巻いて入ってきた。いいか?タオル着けたまま湯船に入るんじゃないぞ?絶対だぞ?絶対だからな?
「だれだ、この部屋にストリッパーを呼んだのは、今日は俺の誕生日じゃないぞ」
「誰がストリッパーですか!!」
ありゃ?意味わかるのか、このスケベめ、へいへい女だ、悪かねえぜ。
「ま、まあお言葉に甘えて背中を流してもらおうかなーなんて」
「し、仕方ないですわね。では、いきますわよ」
と、背中をゴシゴシする橘。まったく、高校生は最高だぜ!!
「なんかまったりするわ、気持ちいい。」
これなんてソープ?とは言わないからね。
「なら良かったですわ、男の人の背中って大きいんですね。」
「まあ、男だからな。あ、そうだ。お前そのタオルの下、どうなってんの?」
「気になりますの?」
「そりゃあそうだろ。」
そう言うと一瞬固まるが、ニヤニヤしながら
「実はなんと!?」
そう言ってばっとタオルを広げて素肌を晒すのかと思われたが
「水着でした!」
「知ってた。橘、がっかりだよ。そこは不意を突いて全裸でしょ、まったく。」
「まさかのダメ出し!これでも私勇気出したんですよ!」
「そういう事は楽だけにしとけって、他の奴にそんなことしたら勘違いする奴出るぞ間違いなく。」
「それは二見さんでもですか?」
「ああ、そうだな。チョコもらっただけで、あいつ俺の事好きなんじゃね?って勘違いして告白してフラれるくらいだ。もしくは席が隣でなんか優しくされただけで勘違いするレベルだ。」
まあ、昔ならな。
「妙に具体的ですわね。それにしてはこの落ち着きよう……まさか!?」
「……どやあ。まあ今度は俺が洗うから。答えは聞いてない、橘もそのままじゃ身体冷えちゃうしな、さあ交代交代」
「そういうところがずるいですわ、もう…じゃ、お願いしますわ。」
そして立ち位置を交換し、背後を取る。
「わあ……髪サラサラ、スーってなる、すげー!!」
「キャラ壊れてますわ。はしゃぎすぎです。」
「いやあ全く持って素晴らしいではあありませんか。」
「誰ですか。」
と、シャンプーを流し終わるな否や、すぐさま身体に移行。このスムーズさは人生経験のおかげか奥深いスケベ心か、ラッキーイベントがあったっていいじゃないか!と今まで葛藤していたからなのかは誰にもわからない。
「ひゃ!?」顔を真っ赤にしながら恥ずかしがっている橘。まさに愉悦、あとでセクハラとかで訴えられないよね・親父さんにばれたら東京湾に静められそうな予感がして身震いしたのだが気にしないようにした、そして考えるのをやめた。
お互いキレイキレイして湯船に浸かる。
「くう~~~~~かあ~~~」
と、声をだす私。こうなるのは自分だけなのだろうか、そんなことはないだろう多分。
「まったく散々な一日でしたわ。」
「お風呂のことなら自業自得だからな。」
「風呂場に乱入するってことはそれぐらいの覚悟で望まねばならん。楽なら顔を真っ赤にしながら湯船に飛んでいただろうな。」
「まったく……あわてふためくのを見たかっただけなのに。」
「甘いな、橘がおれで遊ぼうなんて半年速いわ。」
「意外に短い!恥ずかしさより悔しさが上なんて信じられないですわ。」
「まったくよ、男の前でそんな格好で来るなよな、男子高校生ってのは狼なんだぞ?いや、羊なのか、よくわからなくなってきた。」
「あなた現役の男子高校生なのでは?」
「私の初めてがどんどん二見さんに奪われていきますわね。」
「まあ自爆みたいなもんだろ。知らんけど。」
「ひどいっ、あんなことまでしておいて………お父様に告げ口ですわ!」
「それはやめて。」
それだけはしゃれにならないからね。社会的に、いや命に関わる。
そして風呂から出た後、髪を梳かすのを手伝ったり、こういうのするの好きなんですよね。意外にハマるんです。そして最後の数学の追い込み。よし!これくらいやれば追試もクリア間違いないな。
「じゃ、俺向こうのリビングのソファーで寝るから、橘おやすみ。」
と、手を軽く振り部屋を出て行こうとするとシャツを摘まれる。
「一人では少し寂しいので、こちらで……」
俯いて表情が見えないがほのかに顔が赤いような……
実は寂しがりやなのかいつの間にかフラグを立てたのかホラー映画とかで「お前の後ろにだーー!!」なんて見てビビッているのかわからないが、少しだけ夜が長くなりそうだ。
ちょっとやっちまったかな。だが後悔はしていない!
最近冷えてきましたね。こういう日は鍋が最適ですよね。
明日も仕事がんばるか。
感想、批評お待ちしております。