登場人物
レオン←愛のある弄られ役。紳士。無類の雌好き。一応リーダー。
ルーシー←愛の無い弄り役。ドＳ。必殺技はエナボ。
ウィル←今回のゲスト。
頭文字にて割愛。
レ「……ミニコーナーだけど」
ル「みなまで言うな。言いたい事は理解している」
レ「う、うん」
ル「でも作者は『ガハラ』推しなのよ」
レ「う、うん？」
ル「化物語のガハラさん」
レ「いや、別作品なんだけど？」
ル「ええ。でもガハラさん推しなのよ」
レ「確かにルーの態度は参考にした様子があるよね？」
ル「そう。それと今回の展開に関しては、昨今のハーレム性溢れるアニメに対して鬱憤晴らすかの如くスパッと引っ付いて、モッテモテのアララギさんをそれでもガチッとホールドし続ける彼女へのリスペクト的な心構えで引っ付けたわ」
レ「……別作品なんだけど」
ル「まあ要するに、まだるっこしいのは嫌いなのよ」
レ「まあ、うん。詳しくは解説コーナーで」
ル「ええ。それより朗報。今回のゲストなんだけど――」
ウ「――ズドドドドド。キキィー。ドガシャーン！」
レ「く、口で効果音言いながら僕を吹っ飛ばしたー！？」
ル「解説乙」
ウ「ちゃお！ ルー、レオ！」
ル「ちゃお」
レ「あーれー……。今回のゲストはアキラの相棒のクチートのウィルぅぅぅ。なんか色々やなかんじぃー……」
ル「アニメＲ団よろしく星になったわね」
ウ「挨拶もなしかよ。あのねずみ」
ル「貴女が吹っ飛ばし……いいえ、ここは敢えてグッジョブと言っておくわ」
ウ「おういえー！ 巧くいったらー」
ル「はいはい。ハイタッチハイタッチ。相変わらずテンション高いわね貴女」
ウ「当たり前ですとも！ 陽気最速！ いじぱミラーなんざ怖くねえってのが私の取り柄なもんで！」
ル「はいはいじゃあ早速メタコーナーいくわよ」
・メタコーナー
レ「ウィルゥゥウウウ！」
ウ「お、来たなねずみ野郎！」
レ「オラァ！」
ウ「あまい！ ウォラッ！」
レ「――っグッフォォアアアァァァ……」
ウ「よし、星になった」
ル「ええ。ドラゴンボールのナッパみたいな感じの顔をしながら飛んでいったわね」
ウ「鳥になりたかったのよ多分」
ル「あらそう。それは素敵ね」
ウ「まあ戻らないうちにさっさとやろー。どうせレオって未だに煩いんだろうし」
ル「ええ。それこそキーキー言ってるわ」
ウ「それにしても……ルーも昔とはえらい変わりようだね」
ル「私の事はいいのよ。とりあえずウィルの本作でのスペック整理ね」
ウ「ほいほーい」
ル「陽気最速型。身代わりアタッカーとして組んでる。遺伝有りの伏線持ち」
ウ「いえす！ まあそう言う想定して動いてるから、ヒワダでも低レべ相手だと余裕だったよ」
ル「そりゃそうよね。さっきもレオちゃんの攻撃かわしてたし」
ウ「レオは相変わらず弱いだけ！」
ル「……一応あの子結構強い設定よ？」
ウ「んじゃ私が強いだけだわ。こりゃまいった」
ル「まあ、ええ。強いわね、貴女。昔っから」
ウ「我ら幼馴染みトリオじゃあ常最強。いえーい」
ル「まあ私が纏めたり宥めたり、レオちゃんは吹っ飛ばされたり突っ込んだり、そんな感じね」
レ「ロクブラロクブラ」
ウ「グフッグフッグフッ」
レ「よっしゃ！」
ル「あら、戻ってきたの」
レ「ざまあ見さらせウィルのばーかばー……あれ、今そこで倒れ……」
ウ「当たったと思ったかな？」
レ「……あっ」
ウ「残念！ 身代わりだよ！」
レ「ちょっ――」
ウ「どーん！」
ル「……メタコーナーさせてくれないかしら」
ウ「ふう、すっきり！」
ル「……はあ、もういいわ。とりあえずウィルのステータスは整理出来たし」
ウ「うんうん。雌でレベル七〇の速攻型のお姉さんでっすよん」
ル「彼氏募集中らしいわ」
ウ「うん！ 募集中だよん！」
ル「まだ彼氏居ない歴イコール年齢だけどね」
ウ「それは言わないお約束！」
ル「吹っ飛ばしても生きてる彼氏が欲しいらしいわ」
ウ「そうそう。レオみたいにね！」
ル「…………」
ウ「なに？ 突然固まってどうしたのよルー」
ル「……いえ」
ウ「心配しないの！ ルーからレオ寝取ったりしないから！」
ル「えっ！？ ちょ、あなｔ」
ウ「昔からルーはレオ大好きだもんね！ 事あるごとにレオちゃんレオちゃんっｔ」
ル「やめなさぁぁあああい！！」
ウ「あはは！！ ルーの顔真っ赤！」
・解説コーナー
レ「……戻ってきたらなんかルーにエナボ喰らってお空です。なんで？ やーなかーんｊ」
ウ「ひゅーひゅーツンデレツンデレー」
ル「あ、貴女が！ 貴女が！ おかしな事言うから！！」
ウ「ポケモンも飼い主に似るもんだけど、ルーも立派なサーたん似だよね！」
ル「……はぁ、はぁ。貴女が、おかしな事言わなきゃそんなでもないわよ……」
ウ「まあまあ落ち着いて。ルーは可愛いなあ相変わらず」
ル「……貴女も相変わらずよ」
ウ「あはは！ まあアーたん似だってよく言われるもん」
ル「……はぁ。とりあえず解説しましょ」
ウ「今回はサーたんとサキ君の恋愛話だったね」
ル「ええ。まあさっきレオちゃんに言ったけど、まだるっこしいのは嫌いだからさっさと引っ付けたらしいわ」
ウ「一発目のフラグはバキッと折ったけどね！」
ル「敢えて折って、すぐに回収するのが好きらしいのよ」
ウ「ルーは回収しないの？」
ル「ちょ！ 貴女またっ」
ウ「しないの？」
ル「……ぅぅぅ」
ウ「なるほど。追い詰めると昔みたく潮らしいルーがでるのか」
ル「わ、私そんなんじゃ……ないもん」
ウ「うっは、可愛い可愛い。レオもきっとルーが可愛くて仕方ないよ」
ル「……もぉ、解説続けるよ」
ウ「はーい」
ル「……ゴホン。とりあえず一本目のフラグを折って、ラプラスが子持ちってので二本目のフラグをすぐにたてられるようにしたの」
ウ「ラプラスかぁ。そう言えばルーのところのロロちゃんだっけ。今回活躍してたけど、可愛いよね！」
ル「ええ。ロロは可愛いわ。波乗りのシーンは兎に角考え抜いてあの流れにしたの。ロロが洞窟のポケモンに攻撃された前例もあって、アリゲイツが護衛として出されてた。描写は敢えてしなかったけど、アリゲイツが出されてた意味はあの場所がロロにとって『瀕死になった場所』だからよ」
ウ「とりあえず今から繋がりの洞窟行って、その可愛いロロちゃんとやらを虐めたポケモン血祭りにしてこようか？」
ル「……辞めときなさい。ロロは喜ばないから」
ウ「ほうほう。了解したよん」
ル「んでそのあとの秘境だけど、あれは『ドーブル』が出る原作の場所を『イメージ』はしたけど、全く別な場所よ」
ウ「黒い眼鏡のおじさん！」
ル「ええ。あそことは別な場所。位置的にはオリジナルで、イメージ的にはそんな感じね」
ウ「あのシーンなんで細やかに描写したくせに、告白のその後は食事とかおやすみとか無いんだよね」
ル「ええ。イチャラブは度を越すと、アーちゃんみたく読者さんもイラッとするでしょうから、アーちゃんの出番まで持ち越したの」
ウ「マウストゥマウスのキスもなかったしね！」
ル「……まあサキは紳士だからね」
ウ「サーたんってびっｃ」
ル「ビッチではないわ、断じて。あの子純粋で察しがいいのよ。だからサキが手を出せないとなったらやらなきゃと奮起して、それであのホッペチューね」
ウ「作者も照れ臭そうに書きました！」
ル「ええ。自作小説でイチャラブ書くとか、照れ臭すぎて死にたくなるわよ。現にリア友に見られたら自殺ものね！」
ウ「まあでもサーたん、これから暫くイチャイチャするよね、あれだと」
ル「……まあ、するでしょうね」
ウ「とりあえず彼氏居ない歴イコール年齢の私の怒りが向かないうちにおさめさせてね？」
ル「……最大限善処し、前向きに検討を致します」
ウ「うん、よろしく。じゃないと私――」
レ「はぁ、ルーのエナボはぶっ飛びすｇ――」
ウ「こうしちゃうから！！ どーん！」
レ「うわぁぁあああ！！」
ル「ちょ、こっちに！？」
レ「」
ル「」
ウ「よし。ナイスだ私」
レ「」
ル「」
ウ「……これは完璧。ええ、完璧です皆さん！」
レ「……あ、ああああ！？ あえ、あええ！？」
ウ「はい、レオ。感想を」
レ「え、お、おまおま、な、なにして」
ル「」
ウ「とりあえず初キッスの感想を！」
レ「え、ええ、ちょ、は、はぁああ！？」
ウ「役に立たねえなぁ。このねずみ」
レ「おま、なにしやがｒ」
ウ「今度こそ飛んでけ！」
レ「……あーれー」
ル「」
ウ「さて、ルー？」
ル「」
ウ「顔まで真っ赤！ もう体全体真っ赤になってる！ まるで赤い観葉植物です！！……ってルーは元から植物だった」
ル「……あ」
ウ「……うん？」
ル「……えっと、うん」
ウ「……はいな」
ル「……私、もう寝るね。おやすみ」
ウ「……へ？」
ル「」
ウ「あ、倒れた」
ル「」
ウ「……なんか、うん。幸せそうです。ええ。すんごくにやけた顔で寝てます。とりあえずお布団に連れてってあげなきゃなので、これにて失礼しますね。皆様おやすみなさいまし！」
ル「……レオちゃん、ぶっころす……ぐぅ」