登場人物
レオン→ストレスマッハ過ぎて一〇円ハゲが成長中。
ルーシー→レオンの事はある意味自分よりドＳだと思っている。
裏ルギア→表ルギアを恥に思っている。
頭文字にて割愛。
ギ「」
レ「……ミニコーナーの時間だよ」
ル「約一匹既に死んでるけど気にせずいくわよ」
レ（……前回のロロのルギア死ねばいいとか、リンくんのお嫁さんになりたい発言からこっち、廃人ならぬ廃ポケだもんなぁ……）
レ「でも良いの？ ルギアいるだけになるけど」
ル「別に良いわよ。どのみち役に立たない変態だし。……あ、でも待って？」
レ「うん？」
ル「裏ルギア呼びましょ」
レ「ちょ――」
ル「エナボエナボエナボ」
――ちゅどーん。
ギ「ぐっふぉぁぁぁぁ」
レ「……冒頭から酷いものを見た」
ル「あら？ 私と修羅場真っ只中で平然としてる貴方も相当鬼畜よ？」
レ「ちょ――」
裏「……何用だ。”私”が瀕死になったので参じたが」
ル「表が変態すぎて使い物にならないから、貴方に来て貰ったのよ」
裏「……あぁ、どうも彼奴は神としての心得が欠けるようであるな」
レ「……う、うん」
ル「ええ。まあここにいるレオちゃんはリーダーとしての心得が――」
レ「ごめん。悪かったから許して？」
ル「いやよ」
レ「デスヨネー」
裏「……ふん」
・解説メタコーナー
ル「さて、なんだか久しぶりな私のコーナーね」
裏「……ほう？」
レ「あ、てか裏は分かるの？」
裏「呼称に異を唱えたいが……まあ良い。我は神ぞ。造作も非ず」
ル「ご都合主義ね」
裏「ふん。脆弱故にそのような敬称しか出来ぬか小娘」
ル「いいえ。変態として穢れた神になんて敬愛する価値もないだけよ」
レ「ちょ、ルー！」
裏「ほう。命知らずな小娘が、滅してくれようか」
ル「やれるものなｒ――」
レ「ちょ、裏！！ 代わりに謝るから止めよう？ な？」
裏「…………」
レ「ルーも。お前のコーナーだろ？ しっかりやれよ」
ル「…………」
裏（……ほれ見ろ、庇ったぞ）
ル（ええ……。手を煩わせてごめんなさいね、裏）
裏（ふん。痴話事に興味はないが、”私”の痴態を御して来たせめてもの褒美だ。気にするな）
ル「さーて、はじめましょうか」
裏「うむ」
レ「あれ！？ いきなり！？」
裏「些事を騒ぐな鼠」
レ「」
ル「今回はメタる事少ないから、本編の解説も兼ねるわ」
裏「作者が我の口調を僅かばかり煩わしく思っている故に、時折崩れてもスルーダゾッ」
レ「早速崩れてるよおい！！」
裏「煩いぞまだ雌も知らぬ小童が」
レ「」
ル「ほんとよ……って、私も生娘だけど」
裏「ほう？」
ル「……なによ。興味あるのかしら？」
裏「何。貴様のような不遜の生娘を辱めるのは大層愉快だろうと、な？」
レ「！？」
ル「あら、それは光栄ね」
レ「！！？？」
裏「まあ良い。解説こぅなぁとやらをやるぞ」
ル「そうね。それじゃあ偶には先に解説からいきましょ」
レ「そ、そそ総じて僕の出番が薄かったね……」
ル「そうね」
レ「…………」
ル「まあそれよりもアゲハ邂逅から話が飛んだ件だけど――」
レ「ちょ、僕の件スルー！？」
ル「……ええ。何か問題でも？」
レ「え、でもほら、アサギのジムリーダーとか……」
ル「今から解説するつもりよ」
レ「……そ、そう」
裏「進めるぞ」
ル「アサギジムリーダーの設定は組んだのだけれど、プロットが何処かいっちゃって名前なんだっけなー状態らしいわ」
レ「……えぇー」
ル「覚えてる限りだとダブルバトルで、双子の姉妹だったはず。ギギギアルとかハガネールとかを使って、ミカンの親戚って想定で組んでたわ」
レ「子供ではないんだ？」
ル「ミカンは旅に出たって書いたのを覚えてないのかしら貴方」
レ「……そういえば」
裏「我の封印の際、無力を嘆き旅立ったと守り人の母が言及しているな」
ル「そ。まあミカンは原作中で他地方のコンテストに出たりしてるしね。そこら辺はフォローさせてもらったわ」
レ「……成る程」
ル「まあ、あとは以前ワタルが電話でトウコと話してた内容のフラグ回収のはじまりよ」
レ「あれ？ ちょいと話飛んでない？」
ル「アーちゃんの食事シーンとか、色々書いたけど、今回作者が本気で書こうか迷ったところを書けなかったからね。あまり重要なフラグは置かずにフラグ回収に努めた話なのよ。精神的な成長とか、アーちゃんの頼り甲斐とかね」
レ「強いて言うなれば？」
ル「サーちゃんが香料入りの日焼け止めを使ってるところ」
裏「……我のボールについては不要か？」
ル「そうね。今のところ触れずに覚えておいて欲しいところよ。いずれ回収するわ」
レ「アテはあるんだ？」
ル「当然。これは序盤の序盤からの伏線よ。……ていうか『マスターボールの数合わなくね？』って指摘を貰わなかった事の方が予想外で、本来はコガネで言及しようとしてたのを忘れてたらしいわ」
裏「ふむ」
レ「因みに作者が本気で書こうとしたシーンって？」
ル「アーちゃんのお風呂シーン」
レ「……聞くんじゃなかった」
裏「何でも無理なく組み込めないかずっと思案していたそうだな？」
ル「ええ。その名残が別れ際の台詞よ」
レ「……あぁ、お風呂入りたいって言ってるね」
ル「ポケセンはシャワーだけだもの」
裏「ふえんたうんと言う所がジョウトではない事が呪わしいと、作者の談だ」
ル「私も温泉に行きたいわ」
レ「……あぁ、そう」
ル「無類の雌好きのくせにやっぱり私には反応薄いのね」
レ「」
ル「……はぁ」
レ「……なに、今度はメンヘラ？」
ル「そーよ。ちょっとアンニュイなの」
裏「鼠、少々余談が過ぎるぞ」
レ「……はーい。ごーめーんーなーさーいー」
ル（拗ねたわね）
裏（拗ねたな）
ル「まあ、メタね。今回はエーフィかしら」
レ「何故リンディー呼ばなかったし」
ル「リンちゃんが気を使って私とレオちゃんでやると良いって言ってくれたのよ」
レ「はぁ！？ え、なに。あいつ僕とお前の関係気付いてるの？」
ル「私との関係ってなによ」
レ「え？ あ……」
裏「……ふっ」
ル「……ふふふっ」
レ「へ？」
裏「ははははははは！！」
ル「あはははははは。もうダメ、死んじゃうくらいお腹痛い！！」
レ「」
裏「鼠よ。生娘の事好きすぎだろう貴様」
レ「……は？」
ル「ほんっともう！！ 嫉妬心めらめらだし構って臭ぷんぷんするし、ああもうレオちゃん可愛すぎ！！」
レ「……は、はぁ？」
ル「さてエーフィの解説ね」
レ「ちょ――」
裏「さぁて気を取り直していこうぞ」
レ「おま――」
ル「マジックミラーという夢特性を持っているおかげで、おそらくブイズで最も採用率が安定して高めなのがエーフィよ」
裏「他にも型は多数あるが、やはり補助技の殆んどを跳ね返せる特性は非常に勝手が良い」
レ「お前ら、まてこｒ――」
ル「挑発無効、ステルスロックも無効、状態異常技も殆んど無効。完璧すぎる強みよねぇ」
レ「無視すんなおいこｒ――」
裏「うむ。見せ合いの時点でナットレイを初めとする居座って補助技を撒き散らすポケモンを牽制可能だ」
ル「他にも鬼火読みで交換して受けループの役割破壊なんかも得意だったりするわ」
レ「おいこｒ――」
裏「次いで印象的なのが速さ、及び火力であるが」
レ「お前らいい加減に――」
ル「そうよね、大変よレオちゃん」
レ「……は？」
ル「リンちゃんも高速アタッカーが出来るわ。それも貴方よりよっぽど器用な」
レ「……へ？」
裏「耐久も差があれば、回復技もある。補助技の数では鼠に勝ち目は無い」
レ「」
ル「壁貼りも出来るし、戦術的にもリンちゃんの方がよっぽど役に立つわね」
レ「……う」
ル（……くるわ、くるわ）
裏（……ほう）
レ「うわぁぁぁぁああああああん！！！ あんまりだぁぁぁあああ！！」
ル（キタァァァアアアア！！ レオちゃんの泣き顔かっわいいよぉぉぉ）
裏（……ほほーう？）
ル（レオちゃんほんと大好き）
裏（ふむ。生娘は中々面白い趣向である）
レ「おまえらなんかだいきらいだぁぁぁぁああああ」
ル「あ、そうそう。次回からは超重たい話が唐突にはじまるわ」
裏「題して、アキラ無双だそうだ」
レ「うあぁぁぁぁん」
ル「因みにレオちゃんの出番はあるわよ」
レ「うわ――あれ、マジで？」
裏「一匹残されておるしな」
ル「ええ、その通りよ」
レ「いやっほぅぅ！！」
裏（……単純だな、こやつ）
ル（それが愛嬌よ）