天を渡るは海の音   作:ちゃちゃ2580

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ミニコーナーです。
台本書き・本編無関係・メタ上等

登場人物

サクラ←色々疲れてきた人。

ロロ←もうそろそろ我慢の限界。

リンディー←報われて欲しい奴。


頭文字にて割愛。
※今回天海史上最長記録7,000字です。
後書きにて各話タイトルの和訳記載。


ミニコーナー【ロリとインテリ】

サ「ミニコーナーの……」

 

ロ「時間ですよぉ!」

 

リ「今回はサクラパーティで問題児じゃない私達二匹とサクラさんでお送りします」

 

ロ「ただでさえ出番少ないのに、纏められちゃったよう……」

 

リ「まあまあ、それだけ私とロロは平穏に過ごせているって事ですよ」

 

サ「そうそう。レオンやルーちゃんはちょっとクセ強いし、ルギアは問題児だし……」

 

ロ「――っ!」

 

リ「まあ、ルギアが問題児なのは言わずと知れた事です。前回も全く堪えなかったとか」

 

サ「うん。なんかドエム心くすぐっちゃったのか、涎垂らしてアヘってた」

 

ロ「」

 

リ「……大変です、サクラさん」

 

サ「へ?」

 

リ「ロロがルギアの名前聞いただけで泡吹いてます」

 

サ「ロロぉー!?」

 

ロ「はっ! わ、私は何を……」

 

 

リ(病んでる……)

サ(病んでるね……)

 

 

・メタコーナー

 

サ「さて、気を取り直してメタコーナーだね」

 

リ「今回は誰について語るのでしょう?」

 

サ「うーん……」

 

ロ「……はい!」

 

サ「ロロ? どうしたの?」

 

ロ「お手紙預かってきてます!」

 

サ「手紙?」

 

リ「一体誰から……」

 

 

 メタコーナーで解説して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。して下さい。

 

 byメガニウム

 

※血文字。

 

 

サ「」

 

リ「」

 

サ(病んでるね……)

リ(病んでる……)

 

ロ「えっと、メガニウムさん血の涙を――」

 

サ「ストップ!」

 

ロ「へ?」

 

リ「もう十分、十分だよ、ロロ……」

 

ロ「?……う、うん」

 

サ「と言う事でメガニウムの解説してみようか」

 

ロ「イエッサー」

 

リ「やむを得ませんね」

 

サ「……でもね」

 

ロ「?」

 

リ「?」

 

サ「ぶっちゃけ超やりたくない」

 

ロ「へ?」

 

リ「……ええ、私もです」

 

ロ「え? なんでなんで? メガニウムさんすっごくわくわくしてたよ!?」

 

リ「……だからだよ、ロロ」

 

ロ「へ?」

 

サ「メガニウム。金銀不遇筆頭株の一角なの」

 

ロ「!?」

 

リ「夢特性もゴミと言われるような様で……」

 

ロ「そんな!」

 

サ「耐久型なのに草だからタイプ不遇もろにくらって……」

 

ロ「ひ、ひどい……」

 

リ「草なのに粉三種揃わないっていう」

 

ロ「」

 

サ「……まあ、纏めるとね」

 

ロ「う、うん」

 

サ「メガニウム。耐久値は中々高い。つまり旅パではかなり優秀。鈍足って程でもない。だけど耐久の種族値が一〇〇なら、後は八〇近辺だから、どうしても火力遂行には不安がある」

 

ロ「……わ、私より火力無いんだ」

 

サ「うん。ミロカロスは特攻一〇〇あるもん。むしろそこそこある方だよ」

 

リ「しかし、何よりミロカロスは主砲になる水タイプが優秀。対して草は狩れる相手が多いように見えて、実は少ない。それにサブウェポンの相性がね……」

 

ロ「どういう事?」

 

サ「例えばロロ、ガブリアス倒せるよね?」

 

ロ「……うーん。対面からなら冷凍ビーム覚えてれば何とかなりそうかなぁ」

 

サ「逆にメガニウムが勝てると思う?」

 

ロ「……うーん?」

 

リ「普通にやれば無理。めざパ氷を持つか、鉢巻き逆鱗を耐えれる耐久確保するのはロロも同じだけど、カウンター決めなきゃダメ。鉢巻き逆鱗読みで剣の舞決められたら目も当てられない」

 

ロ「……あれ? でも、相性同じだよね?」

 

サ「うん。メインウェポンは両方等倍になるね」

 

リ「草はサブウェポンに恵まれてないんだ。相性が似ている水タイプはそれでも氷タイプの技に恵まれてたりするんだけど、ほんと草はサブウェポンに困る」

 

ロ「冷凍ビームってそんなに凄いの?」

 

リ「うん。環境にもよるけど、氷、岩、炎、地面の四種はパーティの誰かしらが使えないと困るよ」

 

サ「一貫性で言えばドラゴン、ノーマル、ゴースト、フェアリーが優れてるんだけどね。環境に溢れてるポケモンを見ていけば、この四種で殆んど等倍以上がとれるの」

 

ロ「ほえー。成る程」

 

サ「逆に、草で考えてみて?」

 

ロ「?」

 

サ「ヒードラン、ファイアローにはほんとドンマイなダメージしか入らないの」

 

ロ「……うん」

 

リ「これ、ロロなら狩れる相手だね」

 

ロ「うん。大変な事が起こらない限りは何とかなると思う」

 

サ「逆に使用率ランキング上位のポケモンに、どれくらい打点ある?」

 

ロ「……スイクンとか、マリルリとか?」

 

リ「スイクンが相手してくれると思うかい?」

 

ロ「へ?」

 

リ「大抵裏にファイアローが待ってるよ」

 

ロ「」

 

サ「マリルリもだね。大抵裏にヒードランかファイアローが居ると思うよ。それに草食の固体も少なからずいるしね」

 

ロ「……ひ、ひどい」

 

サ「まあでも、メガニウム自体は不遇ながらも単草じゃかなり強い方だよ」

 

ロ「!」

 

サ「原始の力、めざパ氷、カウンター、宿り木の種。このあたりをうまく使えたら、マイナーながらも中々強いとは思う」

 

リ「二種壁も貼れるし、命中不安だけど草笛もある。ドラゴンテールもあるから積み妨害も出来るね」

 

ロ「おおー!」

 

サ「だけど」

リ「だけど」

 

サ「……火力がない」

リ「……抑止力がない」

 

ロ「」

 

サ「例えばロロ、ルーちゃんが相手にいたらどうする?」

 

ロ「……蝶の舞が怖いなーって思う」

 

サ「だよね」

 

リ「上手く二回使われたらヤバイよね」

 

サ「じゃあ、キマワリ、キレイハナがいたら?」

 

ロ「……うーん。日本晴れされたら大変だなーって思う」

 

サ「だよね」

 

リ「太陽神キマワリに、高速キレイハナはヤバイね」

 

サ「メガニウムがいたら?」

 

ロ「……壁?」

 

サ「そう、壁」

 

リ「瓦割りの出番です」

 

サ「いや、瓦割りはそんなでもないんじゃない?」

 

リ「……まあ、普通に壁貼りしてる間に積むよね」

 

サ「いえす」

 

ロ「……成る程」

 

サ「それに」

 

ロ「へ?」

 

リ「壁貼りならエーフィだろと私は主張する!」

 

サ「デスヨネー!」

 

ロ「」

 

サ「……まあ、調整次第では強いよ。だけど、どうしても愛が無いと使いづらい」

 

ロ「う、うん」

 

リ「一応マサラ人の手持ちだったし、コアなファンは多いけどね」

 

サ「今ではご愛敬のつるの鞭が遺伝技に……」

 

リ「確か昔はレベル技でしたっけ?」

 

サ「うーん……。作者はそんな気がするらしいけど、覚えてないし調べる価値も無いって」

 

ロ「ひどい……」

 

リ「でもまあ、この機会に教えておくよ。強いポケモンってのはね、ロロ」

 

ロ「うん」

 

リ「いかに特定のポケモンをメタった調整で、他にも見れるポケモンがたくさんいるかって事なんだ」

 

ロ「……成る程」

 

リ「例えばファイアローを落とす調整のガルーラが居たとして。このガルーラは他にも色んなポケモンを同じ調整で同時にメタれる」

 

サ「そう。それが表れてるのが使用率ランキングなんだよ」

 

ロ「ふえー……」

 

リ「つまり!」

 

ロ「?」

 

リ「……ボク達は逆立ちしてもウィルに敵わないって事さ」

 

ロ「」

 

サ「……うん」

 

 

・解説コーナー

 

サ「なんだかメタが長引いたけど解説コーナーいっくよー!」

 

ロ「おー!」

 

リ「元気だしてイキマショー」

 

サ「今回はとんでもなく重要回だから、文字数気にせずいきまーす」

 

ロ(……つ、つまり出番がまだ沢山あるって事!? わーい!!)

 

リ「先生! ここに出番増えたわーいとか考えてる子がいます!」

 

ロ「な、なななななんでわかったの!?」

 

サ「……あはは。ロロ顔がにやけてるもん」

 

ロ「はっ!」

 

リ「ロロは可愛いなぁ。奴じゃないけど、皆がロロロロ言ってる意味は分かるよ」

 

ロ「……て、照れるからそんな事平然と言わないでくひゃァッ!?」

 

サ(噛んだ)

 

リ(盛大に噛んだ)

 

ルギア(ロロ萌え)

 

リ「――っ! そこっ!!」

 

 ゲシッ!!

 

ギ「グフォアッ!!」

 

ロ「ひ、ひぃぃぃ。あ、ああああのし、ししし白い影は……」

 

サ「大丈夫。リンちゃんが追っ払ったから怖くないよ、ロロ」

 

ロ「うぇーん! サクラちゃーん……」

 

リ「……油断も隙もない。あの変態め。次見掛けたらトッテオキかましてやる!」

 

サ「……程々にね?」

 

リ「……死なない程度には」

 

サ「半殺しならオーケー!」

 

リ「了解」

 

 

ロ「……もういっそ消してくれていいのに」

 

 

サ「…………」

 

リ「…………」

 

サ(……リンちゃん。うまい事ルギアに伝えといて。これ以上セクハラするとロロがヤンデレ化する)

 

リ(……ええ。ルー様化するって言っておきます)

 

 

サ「さ、さあ、気を取り直していこー!」

 

リ「わーわーどんどんぱふぱふー!」

 

ロ「……い、いえーい」

 

サ「さて、今回はラスボス登場回でした!」

 

リ「……あ、やっぱラスボスなんですね」

 

ロ「異次元サクラちゃんだよね?」

 

サ「そうなるね。まあ便宜上ククリって呼ぶとして……」

 

リ「……んー、サクラさんらしいというか、言いたい事訳分かりませんでした」

 

サ「ちょ、リンちゃん。私らしいってどういう事よ!」

 

リ「バカって事です」

 

サ「」

 

ロ「……ま、まあまあ」

 

リ「つまるところ、前の前の話で出てきた話の後、サクラさんが産まれた時代まで逆行。その後色々努力して、サクラさんを自分と同じ目に合わさないようにしたけど、失敗した。ってところですかね?」

 

サ「……うーん。ちょっと語弊があるかな。私を同じ目に合わさないようにって言うよりは、ちゃんと私が子供を産めるように。じゃないかな?」

 

ロ「……何が違うの?」

 

サ「私の幸せを考えてって事なら、お父さんやお母さんを私から拉致した事は私の為って事になる。だけど、そうじゃないの。そこはそう見て欲しくないんだ」

 

リ「……つまり、二人に囲まれてサクラさんが育つのは悪手だったと?」

 

サ「多分ね。まだ言及されてないから伏せるけど、私の身に起こる変化、私と彼女の辿ってる道のりの差、その辺りが重要かな」

 

ロ「……けど、ククリさんサクラちゃんの事『旅に出ちゃった』って言ってたけど、旅に出なくて、サクラちゃんのもとにお父さんとお母さんがいなかったら、サキくんと出会ってないよ?」

 

サ「そんな事はないよ」

 

ロ「へ?」

 

リ「物語の順番だね。サキと出会った後に、サクラさんは旅を決意した。ここが超重要……かな?」

 

サ「流石リンちゃん。その通りだよ」

 

ロ「成る程ぉー。……そう言えば、ワカバの崩壊ってその直後だよね?」

 

リ「……うん、そうだね。そして、ワカバが崩壊した時には、その場にコトネさんがいなかった」

 

サ「あ!! す、すとーっぷ!」

 

リ「おっと」

 

サ「それ以上考察すると答え出ちゃうから!」

 

リ「自重しまーす」

 

ロ「じゃ、じゃあレパルダスについては?」

 

サ「うん?」

 

リ「あれか。シルバーさんが言ってた事」

 

サ「ああ、『あの時のレパルダスではないのか!?』だね」

 

ロ「そうそう。それそれ」

 

リ「ワカバで出てきたレパルダスは隻眼じゃない。だけどククリの過去語りでは既に隻眼になってる」

 

サ「うんうん」

 

リ「……予想してもいい?」

 

サ「……ヒントだけね」

 

リ「はい。……んじゃあ隻眼のレパルダスだけど、元々ククリがサクラの時、五歳だかの頃に出会ったポケモンの筈。だけどこっちのサクラさんは五歳の頃には両親が居なくなってて、どうやら出会うフラグはへし折られた様子」

 

ロ「……じゃあ、その時出会った筈のチョロネコは」

 

リ「そう。本来なら野生。だけどククリと隻眼のレパルダスはあれ程仲が良い。つまり……」

 

ロ「ごくり」

 

リ「……ここまでにしとこう。これ以上はダメでしょ?」

 

サ「まあ、半ば答え言っちゃってるけどね」

 

ロ「むー……。そ、それじゃあククリさんがコトネさんの事をお母さんじゃないって言ったのに、途中からお母さんって呼んでる事について!」

 

リ「それは最後の行動に理由があるでしょ」

 

ロ「……ふぇ?」

 

リ「……解説しても?」

 

サ「これはむしろやっちゃって」

 

リ「じゃあ先ず、なんでククリは自分がホウオウに操られているって主張したのかな?」

 

ロ「……うーん。分かんない」

 

リ「注目すべきはその次の台詞」

 

ロ「……あ! そっか、止めてほしいって事なんだ」

 

リ「そう。普通に読み解けば、ホウオウに操られて非道を行っている事は自覚している。それを止めてほしいと言う風に見えるよね。けど――」

 

ロ「違うの?」

 

リ「今度は最後に注目しよう。なんで態々サクラさんの身の危険を口にしたのかな?」

 

ロ「……止めてほしいし、本気を出してほしいとか?」

 

リ「それなら退路を断つ意味があるかい?」

 

ロ「……逃げないでほしい?」

 

リ「逃げるって事は、止められないって事が分かってるよね? そこまで察知してるのに、ならなんで態々レッドにメイさんを足止めさせたのさ」

 

ロ「……あ、ほんとだ」

 

リ「それに、そうなれば自分を止められないって分かりきってるのに、態々止めてって主張してるのも可笑しな話だよね」

 

ロ「うん」

 

リ「……じゃあ、なんであんな事を?」

 

ロ「……うー」

 

サ「ロロ、ククリの身に起きた事と、お母さんから見たあの状況を照らし合わせてみて?」

 

ロ「……あああ!!」

 

リ「ナイスアシスト」

 

サ「いやぁ、リンちゃんこそよく読み解くね」

 

リ「考察は得意分野ですから。……で、どうだい? ロロ」

 

ロ「うん。サクラちゃんのお母さんからしたら、あの瞬間に子供を亡くす怖さが分かっちゃうんだ」

 

サ「そゆこと」

 

リ「うんうん」

 

ロ「つまり、強敵に子供を殺されるかもしれないってところはククリさんと全く同じ立場になっちゃう」

 

リ「だね」

 

ロ「……つまり、ククリさんからサクラちゃんのお母さんへ挑戦状って事かな?」

 

サ「良くできましたー」

 

リ「ぱちぱちぱちー!」

 

ロ「わーい!」

※このあと該当箇所の描写増やしました。

 

サ「まあ、少しフォローするなら、同じ土俵に立った事で、お母さんはククリを倒す大義名分が出来た。その点を鑑みれば、ロロが言った『止めてほしい』って気持ちも幾らかあるんだけどね」

 

リ「……まあ、普通に考えて無理じゃないですかね」

 

ロ「……負けちゃうの?」

 

リ「さあ? それはボクにもわかんない。だけど、普通に考えて死んだヒビキさんのホウオウ持ってるでしょ」

 

ロ「……あ」

 

サ「……うん。まあ、妥当だよね」

 

リ「それに、あのレパルダスがLV一〇〇なんでしょ?」

 

サ「うん。最強個体」

 

ロ「……えぇー」

 

リ「なら、負けて然るべき」

 

ロ「そ、そんな投げやりな……。ていうか、言っちゃっていいの?」

 

リ「いや、だってそれより大事なフラグあるし」

 

サ「おお。そこまで気付いてる?」

 

リ「はい」

 

ロ「……大事なフラグ?」

 

リ「……そんな最強属性を惜しみ無く発揮するククリが、どうして『メイさん』を足止めさせたのさ」

 

ロ「ああ!!」

 

サ「あ、そこまで!」

 

リ「おっと」

 

ロ「えー、もっと聞きたいー!」

 

サ「続きは三部の終わりを待とう。そこまでにもっかいコトネターンが来るから」

 

リ「……てことは次回からサクラターン?」

 

サ「いえす!」

 

ロ「おお! 出番が来るぅ!」

 

 

サ「あ、因みにワタルサイドは単純にシルバーさんが呼んだ援軍って事と、アキラのお父さんはワタルでしたーって事だけだよ。あの場面の解説はなし!」

 

リ「色々匂いますけどね……」

 

サ「解説なし!」

 

ロ「強いて言うなら?」

 

サ「……アキラのお父さんに適したキャラがワタルしかいなかった! 以上!」

 

リ「あくまでもフラグは伏せると……」

 

ロ「むむむー……」

 

 

・フリーダム

 

サ「文字数の関係上、ちょこっとだけどやるよー」

 

ロ「わーい!」

 

リ「いえーい!」

 

サ「先ず、リンちゃんの一人称について」

 

リ「……ああ、ボクと私を使い分けてます。その場に適した方を使ってますね」

 

ロ「ふぇ? 気がつかなかった……」

 

リ「まあ、違和感を無くす為だからね。気が付いていたらそれはそれで意味ねーじゃんってなっちゃうよ」

 

ロ「おおー」

 

サ「次ー。ロロのルギアについ――」

 

ロ「死ねば良いと思う」

 

サ「」

 

リ「」

 

ルギア「グフォアッ!!」

 

リ「――っ! また現れたな……って、サクラさん! こいつ息してない!!」

 

サ「ちょ、嘘っ!?」

 

ロ「……べーっだ! ルギアなんて大嫌い!」

 

ギ「」

 

リ「と、とりあえずリーダー! リーダーァァアアア!」

 

レオン「……なんだよ。ボク今日はオフだろ?」

 

リ「ルギアが死んでしまう! 連れて行って!」

 

レ「」

 

リ「早く!」

 

レ「いや、無理だろ……。でかさ的に」

 

サ「レオン! もうぶっ飛ばす感じでもいいから!」

 

レ「……りょーかい。サクが言うならなんとかするわ」

 

 

※ルギアは運ばれていきました。

 

 

リ「……ふう」

 

サ「……はあ」

 

ロ「べーっだ! もう二度とその汚い面見せんじゃねーっだよぅ!」

 

リ(……気苦労お察しします。サクラさん)

 

サ(うん。ありがと……)

 

ロ「ふう。スッキリした!」

 

サ「……そんなに嫌い?」

 

ロ「うん!」

 

リ「何故に?」

 

ロ「私の折れた尾ぺろぺろしたもん! 大嫌い!」

 

リ「……うわぁ」

 

サ「……想像してたより酷かった」

 

ロ「身体ぺろぺろされるのだけでも嫌なのに、なんで私の一番触って欲しくないトコ触るの? 意味わかんない。ほんと大嫌い!」

 

リ「……ここまで意固地なロロは初めて見た」

 

ロ「リンくんだって尻尾かじられたら嫌でしょ?」

 

リ「……うん。そうだね。絶対に拒否する」

 

ロ「サクラちゃんだってサキくんに胸じろじろ見られたら嫌でしょ!?」

 

サ「……うん。そうだね。ぶっ飛ばすよ」

 

ロ「私もおんなじだよ! 尻尾には絶対に触って欲しくないの!」

 

サ「……まあ、これはルギアが悪いね」

 

リ「いえ、奴の場合は既に最初から弁明の余地なんて無いでしょう」

 

サ「……そうだね」

 

リ「まあ、ロロも言いたい事言ってスッキリしたんだろ?」

 

ロ「うん! 少しスッキリした!」

 

サ「ぷんすかしてるけど?」

 

ロ「ルギアが来たから怒ってるの!」

 

リ「まあまあ。そんな訳でそろそろ締めませんか? 文字数ヤバイですよ?」

 

サ「……と、そうだね」

 

ロ「ほんとやんなっちゃう!」

 

リ「まあまあ。落ち着きなよロロ」

 

ロ「私ルギアのお嫁さんになるよりリンくんのお嫁さんになりたい!」

 

リ「!?」

 

サ「……わーお」

 

ロ「リンくん! 私はどうですか!?」

 

リ「……済まない。可愛いとは思うけどボクに幼女趣味は無いんだ。大人になったら考えよう」

 

ロ「大人に!? うん。わかった。ルー様に大人にしてもらう!」

 

リ「そ、それだけは辞めよう! いいね!?」

 

 

サ「……なんだかミニコーナー界隈でももう一波乱ありそうだね。まあ、もうどうにでもなれー!」

 

リ「さ、サクラさん思考放棄しないで!」

 

ロ「リンくーん! ロロとあそぼー!」




『各話タイトル和訳』
物言わぬ骸。
慰霊碑。
声。
絶望。
一抹の不安。

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