天を渡るは海の音   作:ちゃちゃ2580

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台本書き・本編解説・メタ成分大

登場人物

アキラ←今回名前すら挙がらなかったので司会。

カンザキ←お前誰? な状況なので久々に登場。


頭文字にて割愛。


ミニコーナー【出番が無い……】

ア「こんにちは皆様。ミニコーナーの時間ですの。今回は別ベクトルの話だったとはいえ、分かりづらいと思いましたので、司会は名前すら出番がなかったわたくしと……」

 

カ「ぼくがお送りしよう」

 

ア「……カンザキ博士とか久々過ぎて、読者様覚えていらっしゃるのでしょうか?」

 

カ「ああ。まあ、原作の博士ポジションもそんなものだから気にしちゃいけないね」

 

ア「強いて言うならオーキド博士と、プラターヌ博士は何度となく出てきますわね」

 

カ「オーキド博士は無論、本当の意味で原点にして頂点だからね。プラターヌ博士は……まあ、シナリオ上何度も訪れるミアレに住んでるしね」

 

ア「そうですわね。まあ、それはさておき解説ですが……」

 

カ「いやはや、これは骨が折れそうだな」

 

 

・解説コーナー

 

ア「……まあ、つまり敵バレっていうやつですわね」

 

カ「そうだね。最近じゃあまり使われない手法だけど、こうしてみるとインパクトがある」

 

ア「と言うか、作者が書いてる最中に何度も筆休めをしなければいけない程切なかったらしいですの」

 

カ「ああ、某雑誌の超速筆漫画家さんも零していたね」

 

ア「なにをですの?」

 

カ「作者には読者に伝えきれないエピソードがある分、キャラへの思い入れも人一倍で、そのキャラを死なせてしまった時の悲しみはとんでもない。って風な事をだよ」

 

ア「……なるほど」

 

カ「今回、盛り込めなかったエピソードを幾つか並べてみようか」

 

ア「少し反則じみてますけど、プロットの公開ですわね」

 

・レパルダス

 サクラが五歳の頃に出会ったポケモン。コトネに取り上げられたりもした。サクラが森で迷い、そこを助け、ポケモンの声を聞けるきっかけになったポケモン。

 

・バクフーン

 サクラが一〇歳の頃にウツギ博士から貰ったポケモン。チコリータを選ばなかった所為でコトネにしばかれた。パーティではエースとして活躍した。実を言うとヒビキのバクフーンの子供。

 

・オオタチ

 旅に出てすぐに襲い掛かってきたポケモン。繁殖期のポケモンはオタチでも危ないんだとサクラに知らしめ、会話出来るが故にサクラのバカっぽさを懸念して着いてきた。

 

・ニンフィア

 天海本編と同じくカンザキのイーブイから進化した。しかし本編とは違い、色んな意味でハイスペックなサクラは彼と大の仲良しになり、『なつき』を越えて『仲が良かった』彼はニンフィアに進化した。

 

・キレイハナ

 本編にも登場するあるキャラクターと仲が良くなり、お揃いで捕まえたナゾノクサから進化したポケモン。

 

 

ア「……こうみると、あんな風に次々死んでいくのは見るに堪えないですの」

 

カ「話を長引かせる訳にいかなかった。そして、彼らからすればサクラのお腹の中の命を守る事しか考えられていなかった」

 

ア「……ええ」

 

カ「そしてエピソードとしては……」

 

ア「まだありますの?」

 

カ「勿論。サクラがレジェンドになるまでの道のりも全部あるよ」

 

ア「………」

 

カ「取り上げるべきはこれだね」

 

ア「……()()()()()()?」

 

カ「うん。文字数の関係でカットしたけど、サクラはレパルダスから受け取った茶請けをパーカーのポケットに入れてるんだ」

 

ア「……ほんとですの」

 

カ「次に目覚めた時、その茶請けを取り上げて……」

 

 

 このお菓子は何だろう……。何の為に持ってたんだっけ……。何の為に……レオンから、受け取ったんだっけ。

 

 何の、為に……。

 

 

カ「ってする予定だったんだ」

 

ア「……お腹が平坦な事に気が付いてなかった。って事ですのね」

 

カ「うん」

 

ア「……切ないですの」

 

カ「でもやる事はあるからね。大事な事を言うよ?」

 

ア「なんですの?」

 

カ「……あのサクラが飛んできた時間は、いつだろう? そして、何で彼女はヒビキくんとコトネちゃんを拉致して一〇年も放置したのか。あと、ルギアの存在があちらの世界線では知れ渡っていなかったらしい事。こちらでは壊滅している『プラズマ団』の描写があった事。こちらのワカバ崩壊の際にはレパルダスが隻眼と描写されていない事。あとは彼女が最後に呟いている言葉……」

 

ア「……なんですの。伏線のまとめですか?」

 

カ「まあ似たようなものだよ。ただ、この話での大まかな伏線はこれらだね」

 

ア「……明かされる日はちゃんと来るのですね?」

 

カ「出来れば第三部のうちに、ね」

 

ア「そうだといいのですが……」

 

カ「ちなみにあちらのサクラのエピソードはこれで終わりじゃないよ」

 

ア「……へ?」

 

カ「空白の一〇年。そのエピソードはさっき述べた伏線と関わるから、敢えて入れなかっただけなんだよ。まだもう一話分のエピソードがあるから、何処かで挟まると思うよ。語るのは本人じゃないだろうけどね」

 

ア「……なるほど」

 

 

・メタコーナー

 

ア「メタコーナーですの」

 

カ「……ふむ。しかしメタ発言はさっき済ませ――」

 

ア「きにしなーい。ですわ!」

 

カ「……ではお題は?」

 

ア「今回のポケモンはどれも語れませんの。代わりに、こんなお題を用意してみましたわ」

 

『どこからどこまで金銀で、どこからどこまでHGSSなの?』

 

カ「……うわぁ。随分と抉るねえ」

 

ア「先ず舞台からですの」

 

カ「舞台はHGSSじゃないのかい?」

 

ア「厳密には違いますの。舞台は金銀から取り、そこに必要なHGSS成分を持たせておりますわ」

 

カ「……そういやポケスロンドームが」

 

ア「ええ。移動したか描写してないか覚えてませんが、なにせ自然公園からは消滅しましたわ!」

 

カ「」

 

ア「……但し、バトルフロンティアはきちんと導入しましたの」

 

カ「ま、まあそりゃあサキくんの必要要素だしね」

 

ア「他には出現ポケモンですが、これは金銀プラスオリジナルですの」

 

カ「繋がりの洞窟にダンゴロとかだね」

 

ア「ええ」

 

カ「そういやアルフ遺跡も金銀の想定で描写されたような気がするよ」

 

ア「その通りですの」

 

カ「……ふむ。システムはアニポケ依存だよね?」

 

ア「ええ。アニポケにリアリティーと言う名前の残虐性を足した形ですの」

 

カ「……それが祟って今回のグロ注意、だね」

 

ア「まあ、そこは突っ込まないでいきましょう」

 

カ「あとはなんだい?」

 

ア「細かい所を見れば、PSSを使っているのでXY仕様……。カロスは海外ですが、まあリアルで言うところのアイフォン的なイメージでの導入とかですわ」

 

カ「成る程」

 

ア「旅支度についてはXYリスペクトで着替えもしますし、鞄も複数持っておりますの」

 

カ「どこに入れてるんだって話だよね」

 

ア「通信設備はわたくし自身が本編で述べている通り、コガネからトゲキッスをアサギまで送れたりしますの」

 

カ「仕様がわからなくて断念したよね」

 

ア「あとはまあ、基本ごちゃ混ぜですわ」

 

カ「てきとーだね!」

 

ア「見も蓋も無いことを言いませんの!」

 

カ「ふふふ。突っ込みどころ満載なもので……」

 

 

・幕引き

 

ア「さて、こんな感じで終わりですの」

 

カ「次回はコトネちゃんフェイズだね」

 

ア「ええ。わたくしの出番がどんどん遠退きますの……」

 

カ「ま、ボクもまだまだ先だねー」

 

ア「……ありますの? 出番」

 

カ「……あると思いたいね」


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